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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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イースター周りいろいろ
昨日の秋の季語キーワードto音楽に拍手ありがとうございます!

今日は仕事休みで外に出ました。
主に大学の図書館(お目当てのスコアはなかったのですが・・・)、そしてシティ。
今日はこういったものを手に入れました。
The ImpressionistMove Recordsから出ている私の先生(Stephen McIntyre)演奏のCD「The Impresionists」です。
収録曲はドビュッシーの「映像」第1集・第2集、「子供の領分」、ラヴェルの「夜のガスパール」、そしてサティのGnossienne(第1~3番)。
先生はフランス印象派専門なのでがっつりホームグラウンドです。
大学にあるので前々から聴き親しんでるのですが今回やっと購入。
次回のレッスンでサインしてもらいます(笑)
あとレッスンついでに一緒にコーヒーを囲んでお話したいです・・・いつか。

キリスト教を公立教育など過度に持ち込むこと、押しつけることをあまりよしとしないオーストラリアですが、クリスマスとイースターというキリスト教関連の2大祭りは連休ができることもあり結構商業的にも盛り上がります。
イースターと言えばイースターエッグのチョコレート。本物の卵でなくこういうのを隠して見つけるわけですね(やったことはないのですが・・・)

イースターはキリストが十字架にかけられ亡くなり、そして復活したことを祭る行事。亡くなったのがGood Friday、そして復活したのがEaster Sundayでこの2日は祝日なのですが(学校はもう何日か休み扱いしますが)、Easter Sundayが「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と定義されているため毎年日にちは変わります。
(ちなみに今年はGood Fridayが4月22日です。)
うちの学校はキリスト教(英国正教)の学校だったので、イースターの前のイエスがエルサレム入りしたPalm Sundayだったり、その前の断食の時期Lentに関しても習いました。断食はしませんがその前に粉を消費するためパンケーキを作るShrove Tuesday=「パンケーキデー」は毎年学校でやりました。
クリスマス同様イースターには幼稚園から高校生まで全校集まって賛美歌を歌ったりする集会がありました。

先ほど商業的に盛り上がると言いましたが、クリスマスが終わったらもうすぐイースターエッグを売り出す気の早いところもあります。
イースターの時期にかかわらず3月の始めにはもうどこもかしこもチョコレートだらけ!
私も今日買ってきました。稼いでるんだから妹といいもんたべよう、ということで・・・
Koko black easter egg easter egg insideRoyal ArcadeのKoko Blackに行ってきました。
ウズラさんのイラストの可愛さで即決しましたこのセット。ミルクチョコレートとダークチョコレートのエッグが入っています。

そして買うだけでなく店で大量にチョコレートを摂取してきました。
アイスココアをいただいたり(チョコレートshaving、チョコアイス+バニラアイス入り。チョコアイスがめちゃくちゃ美味しいんです)、あとピースで買えるチョコ3ついただいたり。
Tasmanian Leatherwood Honey(なんてまあ濃厚な蜂蜜!癖の強いカテゴリーでは一番好きなLeatherwoodの蜂蜜です)、Salted Caramel(日本のメディアで塩チョコ、塩キャラメルを見たので試したかったのです)、そしてOrange Cointreau Truffle(上品な感じでした~酒入りチョコ好き!)。
自分でも恐ろしいほどチョコ食べました。普段はチョコレートそんなに大好き、というわけではないんですがたまに外にでるとこうです。

ただ懲りてません(笑)こんどまたKoko Blackに行ってチョコレートアフォガート(コーヒーでなくチョコレートをバニラアイスにかける)をいただきたいですし、こないだこっちのCMでみたラムレーズン味のダークチョコレートTim Tamを帰りにスーパーで買いましたし(汗)

Tim Tamはオーストラリアを代表するお菓子です。チョコでコーティングした&チョコを含んだビスケットです。
日本だと輸入食品のお店だったり、あと私はVillage Vanguardで見たことあります。
何をもって代表する、というかというとこちらの空港でかならず売ってるので(笑)
フレーバーにもよりますが、母は甘すぎる,といいます。オーストラリアに来たらお試しあれ♪

そろそろチョコレートの話もつかれました(汗)
実は妹が昨日ザッハトルテを作って冷蔵庫にあるんです・・・
どうも狂っているとしか言えない状態・・・今年のイースターはチョコまみれになりそうです。というかなります。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ ピアノソナタ第3番



今日予定通り借りれたのがプロコフィエフのピアノソナタ全集。全部で9曲ありますが、この冬第2番を弾こうかなーと。あと第3番も好きなんですがもちょっとあとでも大丈夫かなーと・・・
そんな感じで迷ってました。

第2番も第3番も大学時代に友達が何人か弾いてて。そろそろ私も弾きたくなりました。
どちらも自分の創作でキャラに弾かせていて。弾かせるとそれで満足しちゃう、キャラの演奏・解釈で満足できる場合もあるのですがどうもこの2つのソナタはそうではなく。
自分も弾きたい、自分の中の誰かのではなく、自分なりの表現をしたい、と。

第2番と第3番は書かれた時代が近いのもあって似たところがたくさんあります。私の好きなタランテラ様の音楽が特徴的なところだったり、棘と毒のあるダイナミックな暗さだったり。
ただ第2番が4楽章編成なのと対照的に第3番は単一楽章。
・・・対照的に、というのも間違ってるかも知れませんね。見ようによっては1楽章のあいだに4つのセクションがあるようにも思えます。

プロコフィエフの音楽の一番の特徴、というとその毒や皮肉を交えた曲調、ドライな情熱、理系的な計算と強迫観念・・・などいろいろありますが唯一だ!と思うのは「飛躍の激しいメロディー・パッセージ」だと思います。速い曲、遅い曲に関わらず。オーケストラだと本当にバイオリン泣かせで(でもクラリネットは他の楽器と比べて得意)、そしてもちろんピアノにとっても容易なものではありません。
鍵盤の上を超人的な跳躍で駆け回る、とっても激しくmanicな、クレイジーな音楽。

ロシア音楽ってチャイコフスキーからスクリャービン、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ・・・そしてプロコフィエフもそうですがロマンチックなときはロマンチックで、ぬくもりとは違う甘さを持っています。
そんな面はこの曲にもあります。この少し、いやそれ以上に狂った音楽の中でさてこの甘さをどう解釈するか。
そういう側面もプロコフィエフの音楽で魅力的なところだと思います。

先ほど4つのセクションが・・・と言いましたが、実は4つ以上セクションがあるのかもしれない。見方によって変わるような・・・
どこか機械的でorderlyな、でもどこか確実に正常ではないこの迷路の中を一度駆け抜けて見ませんか・・・・?

(Boris Bermanの録音(試聴有り)をリンクしましたが、同じCDに収録されている10の小品も個性の強い名曲揃いです)

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キーワードto音楽 秋の季語
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!
日本料理パーティーは誕生日のちょっと早め、ということになると思いますがまた実行のちブログで報告したいと思います~

昨日はなんとなく日常関連のブログ書いてる間に間違って消してしまいました(汗)
摂食障害について以前レクチャーの感想として西洋と東洋の社会文化的違いはどうなのかな~と思っていて日本の論文がないと探してたのですがいくつか見つかりました。CiNiiはやっぱり優秀&Usefulですね!お世話になっています(といっても論文読むのはちょっと久しぶりですが・・・ストックもたくさんあるんで消化してかなきゃ)。

今日はキーワードto音楽、いい加減秋バージョン。
季語の秋は旧暦なので7~9月なんですよね(汗)もっと早くにやっておけばよかった・・・
冬は10~12月なんだ・・・と思うとあまりなんというか晩秋らしい感じの曲も使えず。結構難しかったです、今回(もちょっと早くやるだけで大分解決したとは思いますが・・・)

それでは早速GO♪ (今日も何だか10曲でなくて11曲になったようです)

めであい月: マーラー 交響曲第7番 第4楽章
牽牛と織女が愛し合う月、ということで7月の別称だそうです。でもやっぱりこう、夜でも暖かくて夕べに愛を奏で囁き合う、というイメージからどうしてもやっぱり最近縁が深いマーラー7番。マーラーは7月生まれなんですよね、ちなみに(私と1日違い)。

二星(じせい): クラム マクロコスモス第4巻「天体の力学」 第2楽章「はくちょう座β」
これも織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)のことを指す言葉ですが、でも私にとってはどうしてもはくちょう座のアルビレオの二重星なのです!青と黄色の双子星♪
(奇しくもはくちょう座は夏の大三角形なのですが三角形に入ってるのはアルビレオじゃなくてデネブです。星座の反対側)

精霊流し: ベートーヴェン 交響曲第7番 第2楽章
ベートーヴェンのお葬式に演奏された、という話とこの曲の「見送る」「受け入れる」感じが。
案外お盆にあってるんじゃないかと思います。あのろうそくを川に流す情景に不思議とぴったりなんですよね。

月今宵(つきこよい): ドビュッシー 「映像」第2巻 「廃寺にかかる月」
やっぱりこれですね~以前拙い録音をアップしてしまいましたが・・・名月といったら断然これだと思います。
日本の「荒城の月」にとっても近いイメージ。(マイナス桜)山の中の古いお寺と綺麗な月と、しんみりしたお酒。
とてもひんやりとした秋の夜の風景です。

薄(すすき): ラヴェル 死せる王女のためのパヴァーヌ
すすき自体というよりもすすき野(北海道のあそこじゃなく!)の雰囲気です。あのさらさらさら、という音と涼しげに渡る風がこの曲の不思議な雰囲気にぴったりなんですよね。どの花よりも、どの風よりも。
心を空にして味わいたいです。

色なき風: アデズ Traced Overhead
透明、透明・・・うーん・・・と悩んでここに。透明度ならどんな水晶にも負けない、そして果てしない軽さがあって!結局秋かどうか、というのはまた難しいのですが・・・でも秋の空って昼も夜も夕方も上へ上へ、というイメージがあるのでそういう意味ではこの曲はぴったりです。

物の音澄む(もののねすむ): ペルト Summa
秋ってFallとアメリカ英語で言いますが木の葉だけでなくもっと見えない物がいろいろゆっくり落ちていくような季節だと思います。なのでガーシュインの「ポーギーとベス」の「Summertime」から派生した曲ではありますがこの曲をチョイス。音が澄む、ということに関してはペルトは本当に専門家ですしね。

金木犀: バルトーク ピアノ協奏曲第3番 第1楽章
全体的な雰囲気だと春ととれないこともないんですがでも色彩の黄金、どこか甘い感じ、そして女性的な感じ。いろんな感覚への訴えかけがこの花を思わせます。(ちなみにバルトークは死ぬ前にこの曲を妻に向けて書いたそうで、普段みたいな荒々しさとか複雑さを取り除いた、本当に優しさにあふれた曲なのです)

色葉散る: ドヴォルザーク ピアノ五重奏曲第2番 第2楽章
ひらりひらりと落ちる紅と黄色、そして落葉とともに感じる涼しさ~肌寒さ、そして不思議な切なさと寂しさ。
ちょうど私がこの曲に出会ったのも秋でした。チェロとビオラの音色が特に切なさを誘う、チェコらしく秋らしく美しい一曲。

秋の名残: エルガー 弦楽セレナード 第1楽章
私にとって「秋」といったらさっきのドヴォルザークか、またはもちょっと秋の更けた感じでこの曲です。先の冬が透けて見える秋、というか。落葉はもうそろそろ熊手でかき集めた方がいいかなあ・・・という時期。
ブランケットとミルクティー・・・というイメージがあります。

冬近し: シューベルト 交響曲第7番 第2楽章
空が静かで、夕方は寒く心をきゅっと切なく締め付けて。もう冬なのか、と思い。そろそろ火を入れたり雪に備えたり・・・と秋は恋しく冬もなんか楽しみ、みたいな。ほんの少しの空気のぬくもりがほんとうにいとおしく。でも消して冬の曲ではなく秋の音楽なんですよね。


旧暦の秋だとロシア系の音楽はまだ顔を見せませんね。冬の季語に期待。
そして冬で一周してしまいますね、Seasonalキーワードto音楽シリーズ。来年はどうしようかな・・・また考えておきます。


そして今回も今日の一曲はお休みです。
しいていえば(日本が春なのは重々承知の上ですが)やっぱりドヴォルザーク、シューベルトあたりが一番おすすめ。そして日本ではイギリス音楽・ミニマル音楽がヨーロッパやオーストラリアでほどメジャーじゃないためエルガー、ペルトもプッシュプッシュ♪

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日本から輸入されてる食品などなど
私が日本で住んでた福島県いわき市が今日の地震で停電(ほとんどの場所で復旧しているようですが)、断水など大きな影響を受けているようです。(そして余震がまだ続いているとのこと・・・)
もともとの悪天候で土砂崩れが生じたり、雷雨が不安を煽っている様子です。
まだまだ気は抜けないということでしょうか。一刻も早く水道が復旧すること、そして少しでも安心できるようになることを願っています。

経済を活発に、と日本では言われていますがここではできることは大分限られています。
お仕事は日本の翻訳会社ですのでどんどん仕事を(できる範囲で)受けるのは日本の経済を回すのにちょっとは貢献出来るかな・・・と。
ちなみに税金はこちら納めです。(選挙権は日本の在外選挙権なので国政のみです)
消費で貢献は・・・さてどうだろう、という話をこないだ親友としていたのですが日本から輸入してる商品なら少しは還元されるかな(そうでないと日本が輸出するメリットがない、という話で・・・)、という結論に至りました。

今はオーストラリアも日本からの生鮮の輸入が厳しくなっているようですが、もともと結構こちらは検疫が厳しいので実際にどれくらいの影響があるのかはわからず・・・うーん。どうなんでしょうか。

メルボルンには中国系・韓国系のアジアンスーパーもたくさんありますが(他の国のももちろん。インド系が周りには多いですね)、日本スーパーもいくつかあります。
(そして日本系でないアジアンスーパーにも日本の商品が売ってることもめずらしくありません)
お米は日本スーパーで必ず買います。今食べてるのは秋田県産あきたこまち。
あとはめんつゆ、納豆、かまぼこ、梅干しなどなど・・・
一番近い日本スーパーはイートイン・テイクアウトもやってるのですでに調理済みの料理も変えますし、そこで作った?冷凍シュウマイや餃子とかも買えてお世話になっています。

ちなみに調味料とかだとアジアンスーパーじゃなくても売ってる場合があります。醤油とかすし酢とか。すし酢は海苔とかすまきとかと一緒に「お寿司セット」みたいに売ってますね~
でも普通のスーパーとかアジアンスーパーとか、日本スーパーでも日本以外で製造された日本のブランドの醤油とか売ってることもあります。
日清のカップヌードルは中国とか他アジア製造のものが多いですね。日本とちがったフレーバーがいっぱい。(好きなのはSpicy seafoodとChilli crabです♪)

日本スーパーはたまーに行って買い溜めする事が多いです。そんなにしょっちゅういけるわけではないですし、車はないですし。でも結構あれもこれも買っちゃうんですよね~(結構高いから我慢しなきゃ、とは思うのですが)
ふりかけとか(笑)カップやきそばとか(笑)
なので買ってきたものは冷凍庫行きが多いです。納豆とかかまぼことかかちこちに。

ちなみにこっちでは日本のお酒はひっくるめてSakeとして知られています。発音は「サーキー」に近いですが。
焼酎は日本酒ほど知名度は高くないのですがとりあえずジャパニーズ・スピリットよと説明しています。
最寄りの日本スーパーにはオーストラリア産の日本酒(あるんです!)、そして日本の各地で作られ輸入された日本酒&焼酎がずらっとそろっています。
去年の誕生日に親友とその彼氏に日本酒(愛知のねのひ)・焼酎(大分の「銀座のすずめ」)を一本ずつ買ってもらって、焼酎を誕生パーティーで開けました。(日本酒はまだ・・・)
誕生パーティーは鶏団子鍋他日本手料理と焼酎とオレワンを囲んで談笑、というフォーマットでした。様子はこちらに感想が。

今年も日本スーパーで日本の食材そろえて日本料理パーティーにしようかな、と思ってます。
もしかしたらちょっと早めに・・・(おめでたの友人もできることなら一緒に、と思ってるのでいつどうなるかわからないのですが・・・)
そしてまた日本のお酒を買って。
前回焼酎自体好評で、さらに焼酎を飲まないくせに妹がいろいろ割り始めていろいろな飲み方を開発したりで宴もたけなわのころにさらに人気が上がったのでまた試したいな―とか。

こちらで会う人(友達や先生、そして家族ぐるみでお世話になっている歯医者さんところの助手さん)みんな日本でのことを心配していて。原発の話はこちらからしないと話にのぼらないのですが、何よりも皆「人」のことを本当に心配しています。
そういうオーストラリア人の思いは先日紹介しました豪政府の日本支援ページのQ&Aなどの内容にもそれは表れています。

1人で消費できる量・金額は限られてるのですが、みんな集まる機会に大盤振る舞いで,少しでも日本に還元できたらなあ、という思いのこの日本料理パーティー。
今年の献立は何にしようかな~・・・

今日の文は結構とっちらかっててすみません(汗)


今日の一曲: ヨハン・セバスチャン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第6番 前奏曲



今日Twitterでフォロー先さんからNHKFMでチェロの無伴奏コンサートやってる、という話が入ったので急遽チェロ無伴奏曲をセレクト。
バッハの無伴奏組曲はチェリストにとってスタンダードであり、一種のバイブルであり。その度合いはもしかしたらバッハの無伴奏ソナタ・パルティータはバイオリニストにとって、さらにバッハの平均律第1巻・2巻はピアニストにとってスタンダードでバイブルである度合いよりも強いのではないか、と思います。
こちらの音楽でのグレード試験でもグレード4くらいから大量に(笑)入っていて、チェリストにとっては避けて通れない道。
(あとピアノ伴奏がない演奏の場でも手軽に弾けて効果的・うけが良いので有用でもあります)

例えば第1番の前奏曲や第3番の前奏曲は本当にみんな弾いてて、テレビとかでも使われてますが第5,6番くらいになると知名度がだんだん下がり気味。
弾くにしてもかなり難易度が高いです。

(余談ですが無伴奏ってめちゃくちゃ人前で演奏するのに勇気いります!ピアノで慣れてると思ったらそうでもないんです・・・チェロで独りで弾くのは別物、と中高校時代に病院から出て数週間でバッハの第2組曲のサラバンドを演奏した忘れられない経験で学びました・・・)

ヨハン・セバスチャン・バッハ作曲、とありますが実は第6組曲だけバッハにより書かれていない、という噂もあります。
確かに他の5つの組曲とは結構作曲スタイルが違って、例えばオルガン、ハープシコードなどのバッハの作品を知ってると「ん?」と感じることはあります。
真偽のほどは今のところ私は分からないのですが・・・

第6組曲はチェロのテクニック的にちょっとトリッキー(第5組曲は音楽的な深さの難しさが一番かな・・・)。
でもそれを感じさせず明るく暖かく快活に、というところもまた難しそうです。
この組曲はニ長調、この明るさが本当に魅力的で。それに加えてこの前奏曲はダイナミックな弓の動きがストレートに表れるリズムの躍動感が本当に好きです。

・・・ここまで書いといてなんですが私は短調組曲の第5番、第2番が好きです(笑)
リンクしたロストロポーヴィチの演奏で2,5,6番聴きたいなあ~

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Half a day with musos
今日は一日仕事休み。
朝はだらだら、昼過ぎからコンサートへ。
South Melbourneの国立音楽アカデミーででした。でもアカデミーではなくMelbourne Youth Orchestraのコンサート。私も数年お世話になったオーケストラですが今日は2重の意味で来なきゃ!というコンサートで。

まずはプログラム:
Melbourne Youth Orchestra (指揮:Fabian Russell)
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 (ソリスト:Stefan Cassamenos)
マーラー 交響曲5番

1つめの理由。ソリストが同門の友達であり先輩。
Stefanが在学中にプロコフィエフピアノソナタ第6番を弾くのを聴いてて、本当に彼の演奏が好きで(その曲に限ったことではないですが)。このコンサートのことを聞いて「ぴったりだ!」と思って。
彼は本当に「若きマエストロ」だと思います。
ちなみに私たちの先生は今日ダブルブッキングして来れなかったそうです(爆)

そして2つめの理由。
10年前、このユースオケで私はマーラー5番を弾いてるのです。
ちょうどこれくらい(もちょっと後?)の季節に。
なんとなく縁よりも因縁みたいなものを感じて(注:曲はものすごく好きです)。
10年前は本当に鬱の状態がひどく、こうやって10年後にマーラー5番を聴けるとは思ってなかったです。
あのときはこんな先のことは到底考えられなかったので・・・不思議な気分です。
言葉では表現できないことをいっぱい感じました。

演奏はなかなかでした。
弦が強い&元気あるとやっぱり引き締まります。
ホールの音響がちょっとプロコフィエフには向いてなかったですね。なによりもドライさと歯切れのよさ、メリハリが必要なのにかなりほわっとした音で。ちょっと勿体なかったなあ。
そしてマーラーも見事でした。ティンパニのテンションの高さ(とがめるわけでなく、もちょっとオケの他のメンバーが上げてくのが理想だったかも)とか、あと第2楽章の冒頭の低音の爆発!びっくりしましたね!

マーラー5番は(他の彼の交響曲もそうですが)それ1つだけでコンサートが成り立つスケールの曲で、プロコフィエフのあのコンチェルトと組み合わせるとそうとうリハーサルも演奏もオケ側はしんどいんじゃないかとおもいますが、若さですね(笑)
一緒に聴いた友達はマーラーで第5楽章がコンパクトにまとまりすぎ、と言ってましたがこの最終楽章を勝利ではなくContentな感じとして解釈したということは私はいいんじゃないかと思います。この交響曲を自分の思いと重ね合わせてるので私はそのContentな性質の方がいいかな~と思いました。
第3楽章、ホルンももちろんですがみんなあの難しい曲を頑張って弾きこなしたな、という感想です。なんかやっぱりすごいな、と。

マーラー5番は心理学で言う「悲嘆の5段階」にちょっと構成が似てるかなあーと。
(あと思ったんですがクラムのBlack Angelsにも似てるかも、と。)
「失う」「死別」=葬送行進曲から始まって、第1楽章と第2楽章で悲しみ、怒りを覚えて、第3楽章で大々的に迷走したのち第4楽章で愛と許し、ぬくもりを見つけ、第5楽章で希望を見つけ、前を見ていろいろ受け入れていく、という。
10年前この曲に出会い、弾いてた頃は第1楽章と第2楽章に本当に共感して(今でも一番好きな楽章です)いたのですが・・・
今の自分の状態をこの交響曲の楽章で表すと、10年経った今でも第4,5楽章とはまだほど遠いな、と。まだまだ第3楽章の迷路にいると思います。そしてずっとこんな感じなんだと思います、これからも。

コンサート後に知ってる人がほとんどいないのにソリスト友達にくっついて打ち上げに行きました。
人見知りの自分に珍しく知らない人と絡みました!たんと!
ユースオケメンバーが座ってるところに混じって若いチェリストたちと話したり。楽しかったですね~
私がマーラー5番をユースオケでやったのは10年前と言いましたが当時かなり若いほうだったのとユースオケの年齢上限は25才(?)なのでメンバーには大学生も多く。
でもなんかこう、「自分年取ったな~」という感じがしますよ(笑)

で、「昔はチェリストだったのよ」と話したらそのチェリストが「一旦チェリストになったら一生チェリストだよ」と言ってくれて。なんだか物凄く嬉しかったです!
ユースオケや大学で仲良かったチェリストもみんなずっと私をチェリスト集団の一員として扱ってくれるのですが、こうやって言葉にしてもらったのは初めてで。
打楽器のチームワークはビジネスライク、ホルンの仲良しは友達のような家族のような・・・とこのブログでもちょっと語りましたがチェリストの集団は「個々の集まり」でお互いライバル同士なのを忘れないちょっと厳しくもある世界なのですが、なれ合いではなく「義」によって結ばれてるんだなあ、と・・・
チェリストで良かった!大事にしたい!と本当に思いました。

そしてStefanは案の定忙しく。
ずっと可愛がってもらってるのでちょっと寂しいですがこんどコーヒーでも、ということに。
前回そういっといてメールの返事しなかったんで釘を刺しときました。明日メールします。
もっと彼と話したいですね~

そして7月になんとユースオケはメシアンの「トゥーランガリラ交響曲」をやると言うことで(ピアノパートはソリスト扱いでもう決まってるので)これまでたびたびオケピアニストとしての力を買っていただいて、いろんなオケ弾き仕事をいただいてる、ユースオケのマネージャーである友達にチェレスタパートを弾かせてもらえるようお願いしてきました。
コンサート終わったばかりであれですし、大分ずるしてるとも見えますが・・・でも本当に弾きたい!ということで。メシアンを弾きたい、そしてFabianのあの的確で論理的でドライな指揮でまた弾きたい!という思いが強く。
(Fabianはピアノ・チェレスタ・マネージャーとして大学時代にとてもお世話になってるのです)
本気で指クロスしてます。ことごとく。

音楽家の集まりに加わえてもらって本当に楽しかったです。
やっぱりいいなあと思います。音楽家でよかった。チェリストで良かった。ピアニストで良かった。
そしてこれからもこのコミュニティの一部でいたいです。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 第3楽章



紹介したことないのにいきなり最終楽章から、と無謀なチャレンジ。
なぜかというとやはりこの楽章が今日印象強かったから、というのと大学のコンサートクラスで別の友達がこの楽章を弾いた時、Stefanが伴奏パートを弾いて私が譜めくりした、という経験もあって実はこの協奏曲でこの楽章が一番なじみ深かったりするのです。
(以前このブログで書いてますが、譜めくりすると曲のいろんなところが見えて、演奏も見えて間近で客観的かつ共感して曲を聴くことができる、ということで譜めくりは曲を知る・好きになるのに効果有りと私は思っています)

今日のコンサートで一緒に聴いてた友達が「この楽章はManic」だね、といってたのですが、私自身はプロコフィエフの音楽全般に「強迫性障害」=Obsessive-compulsiveな性質があると思ってます。
とてもきっちりしていて、がっつりのめり込んで他の事に目が行かない感じで、なにかに取り付かれているような、気持ちの高揚ではなく不安とか止められないとか・・・強迫観念に少し通じるものがあると思います。

プロコフィエフの音楽の(あくまで印象ですが)あの一点を見つめている、ロックオンしている感じは独特です。
似たようなスタイルのショスタコーヴィチの音楽はこちらを見つめてくる感じが怖いのですが、プロコフィエフは別の怖さがあって。
例えばこの曲の暗いところも暗いのが怖いんでなく、本当に現実を離れてその世界にどっぷり入っている怖さが・・・

そして明るいところは明るいところでどっぷりと病んでいて。
散々膨れあがって盛り上がって、その最後のハ長調のコードがモーツァルトやベートーヴェンなどに代表される「普通のハ長調」のようなに明るく聞こえないこの不思議さ!
ものすごい圧迫感があります、空間的にも心的にも。

でもこの狂ったような、取り付かれたような中でものすごく「秩序」があって、音自体は本当に論理的で。
ピアノのパートの音のクールさ(冷たさ、でもありますね)もまた内に情熱のような、違うものを秘めていて。
プロコフィエフの音楽はそこが魅力ですね。

最初は舞曲にも似ているところがあるのですが、だんだん速く狂おしくなっていくうちにどこからかそれも消え去って。
不思議な曲ですがまるで苦いお酒のような、不快と酔いと深みのある味のコンビで虜にされてしまいます。

(実は2番、3番以外はプロコフィエフの協奏曲はあんまり知らなくて、それも今持ってる録音以外にもいっぱい聞き比べたいまま何もできずいます。なのでいつか手に入れる!という願いも込めてキーシンの録音を。リヒテルとかプロコフィエフ自身とか、名前は忘れましたが今日お勧めいただいたピアニストとか・・・あとアシュケナージの全5曲セットもほしいなあ!)

拍手[1回]

鳥と私
昨日は親友の家でご飯ごちそうになってきました。
話したりまったりしたり。
デザートのチーズケーキ(ベリー入り)が美味しかったです♪ルバーブの煮たやつとバニラアイスと合わせると最高でした!ルバーブはあるとhandyですね~
最近はお菓子的なものどころか夕飯の料理もしてないですがいっちょやりたい気分になりました。いつか。今度。

そしてこっち来て以来の友達で、田舎に住んでる友達がおめでただというニュースを聞きました!
相手の人と結婚はしないそうですが子供は作る、という風に決めたそうです。なかなか簡単にできる判断じゃないですがそれがベストと思ったのでしょうね。なんだかすごいなあ、と思います。そしてそういった決断ができてなんだか羨ましいなあ、とも。
何回か電話したのですが繋がらず、なのでまだ直接おめでとうとは言えてないのですが伝えたくてたまらないです。

今日はちょっと違う?感じで。
毎日部屋で仕事をしてると庭の住人が毎日地面をつついています。
スパムさんIndian mynaというメルボルンの至る所にいる鳥の種類。
実はこの写真の子(スパムと呼んでいるのですが)はうちの隣のアパートの屋根で生まれ育ち、そして巣立った後うちの庭を餌場として使う様になりました。
写真には写ってませんがお嫁さんもいます(嫁と呼んでます)。
スパムと嫁はわりと体格が大きくて、スパムは写真でかすかに見えますが頭の羽に白が混ざってるので分かります。

うちは父が鳥好きで(父方の祖が昔いっぱい家にインコを飼ってました)、庭に来る鳥に餌をやったり小さいときからしてました。
こちらに来たときももちろんそうで。
(父はメルボルンに来ていろいろ写真をとるついでにカモメとかスズメとかの写真もやたらととるんですよね。スズメはちょっと違いますがカモメは一緒だよ・・・)

あと6年生の時は友達と教室の傍のユーカリの木にあったMud-larkの巣を見守ったりと、鳥好きの友達にも恵まれています。

Birdyこっちにきてから最初の年、鳩の雛が家の窓ガラスにぶつかって以来「鳥を拾う」ことにも縁があり。
6年生で友達とスズメの雛?を拾ったときには先生任せだったのですが、10年生の時にスズメの雛を拾った時は友達とかわりばんこで(それぞれの家の都合により)育てました。
左の写真の子なのですが、夜も餌あげなくちゃいけなくて大変でした。夜も餌を求めて鳴くのですが、雛の鳴き声が夢の中でもきこえて現実と夢がごっちゃになって眠れなかったり・・・世のお母さんは(人間・鳥にかかわらず?)みんなそうなんですかねえ?

Charlie & Legalessそして12年生の法律の試験が終わった後、学校でRainbow Lorikeet(ゴシキセイガイインコ)の雛を見つけました。このときは連れて帰れなかったのですが、次の朝に親友のお母さんに見せたら一発で気に入ってあっさり預かってもらえました。
で、なぜこの写真に2羽写ってるかというと親友の家ではその子を引き取ってから数日後にもう一羽同じ種類の雛を見つけたのです。
そして実はその後にもう一羽同じくRainbow Lorikeetを拾って合計3羽引き取って育てていた親友家族。
きっとでも驚くようなことではないのかもしれません。よくそこらにいる鳥ですし、なんというか、季節的に雛が巣から落ちやすい、というか。
ちなみに拾った時はもっと灰色の羽が多い状態でした。とっても可愛いんですよ、インコですからちょっと声は大きいですが。

・・・なのでメシアンと鳥の話にもわりと共感を覚えやすい、好きになりやすい、というのもきっとあります。
私の鳥好きはメシアンの鳥好きに比べるとかなり趣味に近いものですが、でもメシアンに触発されてもっと鳥のことを知りたい気持ち、鳥の言葉を少しでも味わいたい、鳥と話せたらなあ、という思いも生まれ。

ちなみにメシアンの作品「異国の鳥たち」はまだちゃんとは聞いてないんですがピアノの最初のエントリーがIndian Mynaの鳴き声だそうで(笑)異国どころか庭の常連さん!
少なくともスパム夫妻と話せたらなあ、とちょっと思います(笑)
もう数年仲むつまじくいる二羽はどういう風に一日を過ごしてるのかな、と。

明日は私はコンサートを聴きに行くので仕事はないですがスパムと嫁はきっと明日も庭つつき・・・


今日の一曲: エイトル・ヴィラ=ロボス ギター協奏曲 第2楽章



そんなに詳しくないのですがチャレンジ。
日本で音楽の教科書に載ってるほど有名なロドリーゴのアランフェス協奏曲とカップリングしてCDに入ってた曲。
なかなか好きな曲なんですよ。でもギター弾き以外にはどうやら知られてない曲なのです。
(ただギター弾きと話すには知識不足な私。もっと知りたいなあ~)

ヴィラ=ロボス的であり、ブラジル的であり、そしてボサノバ風。
うちは父がギター弾きでブラジル好き、ボサノバ好き、そしてヴィラ=ロボス好きで。
だからこの協奏曲に表れるリズムやハーモニーの感じが独特であり懐かしくもあります。

1回アランフェスの方を生で聴いた事あるんですがギター協奏曲っていろいろ難しいらしいです。
ギターはもともとの音量がかなり小さいのでオケはかなり小編成にとどめ、演奏するときは音色と雰囲気の邪魔をしない程度にアンプで音量を増幅させて。
でもこっちの協奏曲はわりとオケがいきいきとしている印象があります。生演奏だとどうなるのかな。

この第2楽章、最初の5拍子の下降パッセージが心をぐっと掴んで。
そしてギターのソロのパッセージ、そしてオケとの掛け合いが美しく。
わりとヴィラ=ロボスって木管好きというか木管をうまく生かすというか。
そして月の光が降り注ぐ夜のような絶妙な光と闇の溶け合いが本当に好きです。

結構聞いてるのですが、この曲・・・なかなかこう、説明するのは難しく。
どっちかというと「感じる」エレメントが強いのと、あとギターの音色もそうなのですが刹那的な性質の音楽でもあり。
不思議なはかなさがあるんですよね。
でもやっぱりギターとオケのコンビ、となるととっても音を繊細に扱わなきゃいけないですからね。
本当にユニークな音楽です。アランフェスもいいですがこちらもお勧めですよ♪

(ちなみに私の持ってるCDはリンクしたのでなくJulian Breamの演奏です)

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