忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Little hands
今日は朝大学の図書館に行って、そしてシティの日本マッサージやさん(Miyabi)でマッサージを受けてきました。
今の大学の図書館のメンバーシップだと借りれる時期が短いCDや楽譜は借りれないのもあり色々借りれずじまいでした。

マッサージは今日はオイルマッサージを試してみようと思ったら今ちょうどアロマを使ったマッサージが少し値引きになってたので同じオイルでもそちらにしてみました。
ブレンドはよく分からないのですがアドバイスだったり親しみもありでローズマリー、ベルガモットとラベンダーの組み合わせにしてみました。
結構なくすぐったがりなのですが、気持ちよかったです。結構強く?やってもらったので深いとこまでほぐれた気がします。やっぱり腰が張ってると言われて・・・うーん。

今日はちょっとだけ検索ワードがらみで・・・(結構以前のエントリーとかぶるところはあると思います)
何回かここでも話していますけど、ピアノの目的においては私の手は小さい方です。(でも体のサイズからしたら結構大きい方だと思います)
シマノフスキをやってからちょっとだけ広がった感じがあるのですが相変わらず基本何もないところからがっちり捕まえられるのは1オクターブが限界。
ピアノの先生も少し手が小さめなのであんまり無理しないように、との方針でやってきました。

和音が届かない、という時の解決法は大抵決まってます。
1)和音の音をばらばらに弾く
2)反対の手が近くにあればそっちで受け持つ
3)和音の音の一部を抜かす(または+和音の別の音を代わりに弾いて抜けたのを補う)

1)をやらないように、という箇所も少なくないので(特にリゲティでは)案外3)が役に立つことが多いです。
これらの策をとらないと手が小さい人にとってはかなりレパートリーが狭まるので・・・
(自分で弾くように曲を書いていたリストやラフマニノフなんかは自身手が大きかったりしたので)

でもなんとか工夫して弾ける曲って結構あるんですよね。
今弾いてるシマノフスキも9度のハーモニー中心で完全にダメもとでやってみたのが案外できてますし。
ブラームスも弾いてますし、ラフマニノフも結構弾いてますし。
何ごともとりあえずトライあり、初見ありだとは思います。

それでも「いかん!」と思う曲はもちろんあります。
オクターブが長く続いたりして手が開きっぱなしになる曲、3)がきかないほど音が少なく広くにわたっている曲、いろいろありますがとりあえず弾いてみて手が極端に不自然に感じたり、痛くなったりしたら危険です。
指自体でなく前腕部の筋が痛くなったら要注意!

経験から、手に危ないな、と思って諦めた曲をいくつか。
1)ラフマニノフ 練習曲「音の絵」op.39-6(中間部の速いのがいけない)
2)ブラームス 51の練習曲(単純に先生がダメっていったのでその判断を信じました)
3)リスト パガニーニ練習曲第2番(中間部のオクターブ続きがimpossibleでした)
4)ベートーヴェン ピアノソナタ21番「Waldstein」(最後の方が恐ろしいことになってました)
5)スクリャービン 練習曲op.8-12(音が少なく広くにわたっているカテゴリー。スクリャービン自身手が小さくて、手を痛めてますが・・・)

まだあると思いますが、ざっとここらで。
得意分野の現代音楽からはでてませんがどうも思いつかないので・・・たとえばメシアンは和音が分厚くて割と融通が利いたり、クラムはなかなかそんな大きな和音には出くわさなかったりで。

以前のエントリーで小さい手のピアニストも結構いること、そしてピアノのレパートリーは広いので例えば王道のリストなどが弾けなくとも世界は広いこと、いろいろ言ってると思いますが・・・
例えば手が小さいとラヴェルなどの細かい手の重なる動きで自分の手が邪魔にならない、とかピアノは本当に自分の強みがどっかで生かせる世界ですので悩んでる人がいたら諦めず道を探し続けて欲しいな、と思います。

あ、あと以前のエントリーから最後に訂正。Focal dystoniaは手に無理をさせることに直接は関係ありません。
誤情報を流したことをお詫びいたします。


今日の一曲: カミーユ・サン=サーンス 「サムソンとデリラ」よりバッカナール



今日Twitterで2回TLに出てきたのでチョイス。(1回は私からではないです)珍しいパターンです。

サムソンとデリラは旧約聖書に出てくる話です。
イスラエルの怪力の英雄、サムソンを倒すためにペリシテ人が一計を案じ、美女デリラを使ってその弱点を探ろうとします。
サムソンは何回か偽の弱点を教え、そのたびに教えられたペリシテ人が彼をとらえようとやってくるのですが反撃され。3回目だったかな?とうとうデリラの色香にやられて本当の弱点が髪の毛であることを教えてしまいます。
酒に酔って(?)眠っているサムソンの髪をデリラが切り、そのままペリシテ人にサムソンはとらえられてしまう・・・という話です。

バッカナール、とはギリシャの酒の神バッカスが語源で、お酒がある宴会の席でのお祭り騒ぎ(またはそれ以上のいろいろ)を指す曲の名前です。他にもワーグナーなどが書いてますね。

この曲で本当に面白いな、と思うのが同じサン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」の第2楽章だったり、ヴェルディの「アイーダ」だったり、とにかくエジプト風の曲と本当に似た音楽材料を使ってること。
リズムだったり、ハーモニー、メロディーや音階まで、まるで教科書にそって書いているように似ています。

この曲で好きなのはこの雰囲気を作り出すのに一役買っている打楽器軍団、地味にものすごく活躍してるハープ、そしてオーボエです。それから低い弦で最後の方がんがんひくバイオリン達。
聞いてて楽しいですし、高校で弾いた時も楽しかったです。やっぱりお祭り騒ぎは素直に楽しい。

実はこのオペラの他の曲を知らないのですが、デュエットなどでそこそこ有名な曲もあるそうなのでいつか・・・と思ってます。
でもやっぱりオペラは聴くだけじゃなくて舞台上の色々含め視覚でも楽しみたいですね!

拍手[0回]

PR
楽器と姿勢と体の問題?
昨日は友達の誕生日でLygon Streetに夜ご飯食べに行きました。
まあまあ美味しかったです。天気がちょっと残念でしたね、なによりも。

今日のエントリーはこないだのから派生したような話です。
以前パズルブックで楽器を構えてるポーズ、パントマイムのような絵から弾いてる楽器を当てる、という問題がありまして。
それでもはっきりと分かるくらいオーケストラでのそれぞれの楽器ってものすごく独特な姿勢やジェスチャーで弾くんですよね。

特にバイオリンは冷静に考えてみると結構不思議な姿勢で演奏します。
よくよく分析してみると普通に首を掴んで楽器を持った状態からそのまま持ち替えず楽器を顎に挟んだ状態・・・なんですよね。
なぜ顎に挟んだか、というと例えば関連楽器である馬頭琴なんかは膝の間に挟みますがバイオリンは幅が狭く腰がくびれてるものですから膝ではさむには難しい。じゃあ何処に挟んで楽器を弾いてるときに安定させるか、ということで顎にはさむようになった・・・と私は考えています。

理論的にかなってるような気はしますがなんといっても不自然な体勢。
特に左手のねじれが目立ちますし、背中にも負担がかかります。習っている間にちょっと変な癖がついて直されずにいると後に怪我につながったりすることがあって・・・なので大学で徹底的にAlexander techniqueなどによる姿勢矯正などを行う場合も多いです。

バイオリンはあのサイズの楽器にものすごく、溢れるほどの感情を詰め込まなくちゃいけません。そして同じくその楽器のサイズも影響してそれぞれの奏者のジェスチャーのスタイルは本当に十人十色。
前後ろに動く動作がメインだったり、ちょっとロボットダンスみたいな感じだったり。足の開き方も色々。

同じくジェスチャーが大きい傾向があるのがクラリネット。オーボエのような吹いたときの大きい抵抗がなく音がすっと抜けるような感覚があるからなのか、感情をこめようこめようとしてジェスチャーが大きくなるようです。

オーボエは(私の吹き方の悪さもあるとは思いますが)体のいろんなところに力が入ると思います。
口はもちろん、指や、そして目にも力はいってるのではないかと。こう、下から見上げる印象があります。

チェロとコントラバスはどちらも前屈みになって弾く楽器。
特にチェロは楽器を「構える」というよりは座ってるところに楽器をフィットさせる感がある、わりと自然な姿勢ではあるのですが、高音を弾いて左手が下の方へいくとものすごく猫背になってしまう。
チェロもコントラバスも楽器が前方にあってスパイクで固定されてるためにある程度動くのは限られていますが基本右腕と一緒に横に動くことが多いように思われます。
猫背気味+どちらも運ぶに重いがっきとあって結構肩こりが多そうですがそこのところどうなんでしょう。

横に動くと言えばフルートもちょっと横に動き気味かな。フルートの持ち方もよく間違われますが実はリコーダーなどの縦笛を構えたまま右腕を上げた形になります。吹き口に気持ちをこめるよう前に動くのが楽器が横に伸びていることによって少し右側にベクトルが向く、という印象です。

猫背になりがちなチェロ・コントラバスとは反対に弾いているとき常に胸を張るのが金管楽器。
もちろん肺のキャパシティを最大限にするには胸を張るのは必要ですね。
特にトロンボーンは前に伸びている楽器が重いものですからそれを支えるためによけいに背中が反っているような気がします。
例えて言うならオードリーの春日さんの姿勢。独特ともいえる姿勢ですが、あの姿勢にトロンボーン持たせたらものすごく自然ですよ。

そして打楽器もまた見てて姿勢が良いなあ、と思う楽器です。
膜が水平に張られているティンパニやスネアドラムなんかは膜面が結構下にあるのにみんな背筋を伸ばして弾いている。(クラッシュシンバルはちなみに演奏エリアを最大限にするために背は伸ばしますね)
そしてもちろんバスドラム、銅鑼なんかは背をかがめて・・・中腰?
打楽器軍団は姿勢と言うよりも動きが面白いので見てて飽きませんしまた別の話として話したいですね。

ハープもまた楽器を体の方に傾けてフィットさせる楽器ですが、未だにバランスが分からないです。
楽器も傾いていますし、奏者の両足も(ピアノ以上に断然に)忙しく動いているので一体支点は決まったところにあるのかなあ、とか・・・

最後にピアノ。ピアノのマエストロは猫背でピアノを叩くイメージがありますがやっぱりそうなっちゃう・・・というか・・・
いわば指に全体重、心の全てを叩き込むわけですし、音楽やそのセクションの性質によってはそういうこともあります。でもいつもそうではないです。

(そして指揮者については本当に長くなりそうで・・・個人差があるのと打楽器と一緒で「動き」の話になるので割愛。)

どんな楽器でも姿勢やジェスチャーは自分の求めている表現を達成するための手段。楽器を弾くためにしなくてはいけない動作、感情をこめると自然とそうなってしまう動作、そしてある意味「楽器を弾いている」ことを忘れさせるため、より表現を自然に、自分の心から音までがなるべくスムーズな道になるようする動作で・・・
だからジェスチャー大げさだなあ、と思っても多くの場合は理由があってそうだということが多いです。

でもなんだかんだいってもやっぱり体一つではないですのでどう自然にと頑張ってもちょっと体に負担はかかります。
そして悪い癖が染みついたり、知らないうちに体に力が入ってたり、客観的にジェスチャーや姿勢を見てくれる人がいなかったりで体に負担がかかる音楽家は多いと思います。
そこで昨日の提案です。音楽家のためのマッサージだったりPhysiotherapyだったり、音楽家に特化した気軽に行けるアドバイザーだったり、授業でそういうケアの仕方や注意点を習ったり。
もちろん先述Alexander Techniqueも現在広く知られていますし、メルボルン大学の音楽科では弦楽器のクラスで取り入れられたりもしてますが、それに限らず多くの音楽家が体をケアしながら演奏できるなんらかの(ささやかな)体制ができるといいなあーと思います。


今日の一曲: バルトーク・ベーラ 「中国の不思議な役人」



今日スコアを見ながら聴きました!といっても半分ぐらいフォローできてなかったかも・・・
ミニスコアでページ見開きごとの小節数が少ないので(たまに90度回転プリントで見開き1ページに1小節とかあるので)めくる頻度が半端ないのがまずあって。
その上速いところは容赦なくがんがん進むので・・・もともとの音楽の複雑さもあって本当に難しかったです。

中国の不思議な役人。
バルトークはバレエ、オペラ、パントマイムを一つずつ書いているのですが、順に「かかしの王子」、「青ひげ公の城」、そして「中国の不思議な役人」となっています。
本作のあらすじは持ち金が尽きた3人の流れ者とその仲間となっている少女が追いはぎを行おうとする話で。
少女が窓で男を誘惑して部屋に上がってきたところを隙を突いて男達が取り押さえ金品を奪う、という策。
最初の二人は金目の物を持ってなく蹴り出されたのですが3番目に来たのは不気味な中国の役人。全員(とくに少女は)気味悪がるのですがどうかんがえてもお金をもってる風貌なので男達は少女に彼を誘惑するよう命令する。
でもその誘惑に役人がものすごく本気になってしまって逃げる少女、襲いかかって役人から金目のものを奪う男達。
少女の安全のためにも(?)この中国の役人を殺そうと図る流れ者達。ただ枕で窒息させても剣で刺しても吊しても死なない。(真っ先にラスプーチンを思い浮かべました。私だけじゃないと思います。)
そこで少女が彼は彼女への思いを遂げていないから死ねないのだ、と悟りその身を彼に預ける。思いを遂げた中国の役人は息絶える。

・・・なかなか刺激的、というかちょっと「う~ん」と思う人が多いストーリーラインですが、音楽自体はバルトークの真骨頂ともいえるものだと思います。
暗さだったり、凶暴なワイルドさと緻密で完璧な計算、数学的であり爆発的なエネルギーと音型の展開。
さらに見事な楽器使い。分配したり、重ねたり、とにかく構成の仕方とその効果が絶大です。

そしてどの楽器にも難しい!
とくにトロンボーンのパート(細かい動き)、ホルンのパート(音の高低)、ビオラのパート(技巧的な難しさ、パワー、そして目立つ頻度)が目立って凄い。
そしてハープも無調やそれに近い音楽は難しいといいますし、ピアノパートもオケではなかなかないほどの難易度。
まるでハープのようにグリッサンドが続く箇所もあって聴いてるだけで手が痛くなります!

一番エキサイティングなのは中国の役人が少女を追い回すシーンです。本当に血が熱くなって。ここだけで聴くこともしばしば。(ホルンのパートkillerだな!と思うのも特にここ。トロンボーン、トランペットも大活躍!)
でも今日聴いて一番感銘を受けたのが中国の役人を天井の明かりに吊すシーン。
トロンボーン、ピアノ、ティンパニ、チェロの低音の深く暗いグリッサンドがものすごく不気味で、その上に乗せるスローな和音もまた不思議な緊張感を煽って。
その後で役人が生き返るときの合唱の使い方も思わず「うわあ」となりますね。

19世紀末からこういうエログロ交えた系統の音楽もかなり出てくるのですが(シュトラウス「サロメ」、ベルク「ルル」、シェーンベルク「月に憑かれたピアノ」などなど)、そういうダークサイドも含めて本当に素晴らしい音楽で。
そしてエログロ無しでは語れない音楽ですよね。

ルルもなあ、まだちゃんと聴いてないなあ。青ひげも。
もっとどっぷり浸りたい、闇の音楽。

(そしてこの「中国の不思議な役人」、ブーレーズの指揮で聴きたい!彼のバルトークは頭脳&論理派のクールかつ情熱のホットで本当に気持ちが良いので!)

拍手[0回]

Have a seat...
前回のブログちょっと訂正。
今日の一曲の途中でブラームスの話をしていてワーグナーがベートーヴェンの後継者を名乗っていた話をしましたが、私が言いたかったのは「それでも自分はブラームスこそがドイツ音楽の伝統の継承者だと思う」ということでした。なんだか読み返してちょっと逆の意味になってたようだったので・・・

めちゃくちゃ急ぎの案件を(高いレートで)いただいて、作業が終わったとおもったら次の仕事がはいりました!
昨日今日とピアノ弾いてないので週末はピアノと仕事です。明日はお出かけもありますが。
月曜日の午前中は大学の図書館+マッサージ。帰ってきたらピアノかしら。
長期の案件もあるので調整しながらいきたいところです。

仕事をするようになってから腰に負担がかかるようになった・・・のはまあ当たり前ですが。
座って仕事、座ってピアノ、夜は座ってPC弄り。
座る対象は変わりますがお尻が痛いことに変わりはないです。

仕事用の椅子はもともとは学習机の椅子だったのですが仕事を始めてからはさすがにオフィスチェアーを買いました。
(机はまだ学習机ですが・・・要検討)
長時間座ってて背中・腰がしんどいときは枕を背中にしいたりしています。
使ってるのがノートPCなので姿勢には余計影響があるかな・・・

ピアノの椅子はもう長年使ってます。がたがたしないし高さも調整できるんで文句は何一つないです。
ただピアノの椅子の自分にとっての最適な高さ・・・ってよく分からないんですよね。
ある程度の範囲の間でなら違わないような、違うような・・・どこに合わせても100%しっくりくることはないです。

大学時代は私はよく「椅子が高すぎる!」と言われました。
レッスンの時だったり、コンサートクラスの時だったり、弾く人自身が弾きやすい高さに合わせるのですが、私のあとに弾く人は調節するのに大変らしいです・・・(汗)
座高が高い=足が短い、ということももちろんあるのですが・・・
やっぱり低く座り過ぎると手首が低くなってへこむ側に曲がって圧がかかるのが分かりますし、明らかに不自然というか怪我しそうな感じなので・・・
あとは弾く時にともすれば体格上パワー不足になるのでなるべく重力を味方につけたい気持ちもあります。
練習室のピアノ椅子は固くて高さが調節できないタイプだったので自分の楽譜をお尻に敷いて練習していました。

椅子といえばオケで椅子に一番こだわるのはおそらくチェリストではないでしょうか。
マネージャー時代はリハーサルの場所に高さが調節できる椅子があったときは真っ先にハープとチェロに優先的に回してました。(この二つの楽器は弾く時に座ることが必要な楽器なのですよね)
この椅子は前側と後ろ側の高さをハンドルを回すことで調節するもので、高さはもちろんですが座面の傾きを変えることができる、というのが大きいです。メルボルンコンサートホール(現Hamer Hallですが)など大きいコンサート会場だと全部こういう椅子でものすごく助かります。
リハーサルやコンサートの後などでステージを片付けるときに席順とメンバ-、そしてその椅子の調節ぶりを繋げ合わせたり(もちろん急いではいますが)。体格が十人十色なのど同じく椅子の様子もまた人それぞれです。
(ただあんまり違うと重ねるの大変なんですよね~)

椅子と言えばコントラバスの椅子も特殊。ステージの備え付けでなくて自分の物を使うのが常なんです。
(立って弾く人もいますがコンサート長いですし他の弦楽器よりも休みが多かったりもしますしね)
楽器も大きく(大抵ソフトケースですが)弓も別のケースに入れてる場合も多いのに椅子も、とかなりの大荷物。
なのでコンサート前日打楽器・機材をトラックに乗せる際はコントラバスの方々にも楽器とか椅子とか乗せて良いよ、とオファーしてます。たいてい場所は空いてますので。
見たところしっかりしていてクッションもあるモダンなメタル椅子よりも軽い木製の椅子の方がよく使われてます。

たまに思うのですが音楽家ってちょっと特殊な姿勢でいろいろ特殊な筋肉を使う活動するので音楽に特化したマッサージがあるといいなあ、と・・・
マッサージと兼ねてちょっと軽いPhysiotherapy的なアドバイスをしたりなんだり(ここの筋が固まってるのはこの指の動きが原因、とか)。むしろそれは音楽の勉強の一部に組み込んだらいいのかもしれないですが。
例えばチェロの人は覆い被さるような姿勢が特徴的だから他の楽器の人と違うところが凝ると思いますし、バイオリンは本当に学んでいるうちに姿勢の問題がいろいろ表面化するらしいですし。

姿勢についてはまた別に話したいですのでここら辺で。
とにかく月曜日のマッサージが楽しみです!そしてちょっとは休めるといいなあ・・・


今日の一曲: ドミトリ・ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番 第4楽章



チェロの男気もういっちょ!
きっと私にとって一番好きで、一番馴染みの深いチェロ協奏曲。
といってもチェロでは弾いていません。難しいので。でも伴奏はみっちりがっつりやりましたよ。

ショスタコーヴィチらしく、そしてチェロらしく。
そんな協奏曲の最終楽章は技巧的にもピークに達します。
相も変わらずホルンとの名タッグを繰り広げながら(強調してもしきれない!)、機動力のあるオケのパートとも絶妙な絡みを繰り広げ。
ショスタコーヴィチはバイオリン協奏曲第1番の最終楽章(これはバーレスク風だったはず)だったりピアノ協奏曲2つの最終楽章だったり、最終楽章でサーカスのようなロンドを繰り広げるパターンが多いですね。

チェロは4本弦があるので最大4つまで同時(orほぼ同時)に弾けます。
バイオリンよりも4本の弦の間(が描く孤)が長いのと、弦が太く張力が大きいので3つ、4つ音を同時に弾く時はものすごいパワーと大きなジェスチャーが必要です。
チェロの弓はバイオリンよりも若干太く短いのですが、その弓を団子握りのように掴んでがしがし弾く姿がこの曲の最後の最後でも見れます。
(でもまあよく最後の最後でこんな難しくて体力のいるもんぶっこんだもんだ、と良く思います(笑))

男気があるチェロの曲ってものすごくパワフルで、硬派で、荒っぽいところもありながら理性・感情がっちりそろってて・・・それがやっぱりチェロの本領だと思います。
息に全てを込めなくちゃ行けない管楽器や一点勝負の打楽器はもちろん、弦楽器でもこんなに全身でパワーをぶつけられる楽器はチェロだけではないか、と思います。(あとピアノもそうですね)

ちなみに楽器と性格でも話したいのですが女性チェリストは大抵男勝りです。そして格好いいです。

このコンチェルトについてはまた別の機会に・・・他の楽章で話したい事たくさんなので!

拍手[1回]

Sleep well...?
最近少し早く起きて仕事を6時間+ピアノを2時間という生活を毎日(週末は変則)続けるよう試みています。
朝が長く感じますね(でもそれでもまだそんなに早くは起きてないから文句は言えません)。そしてピアノの後おやつ休憩でうとうとしてしまったり(汗)
どちらもきっと慣れだと思いますが続けられて、もちょっとどちらも拡大できるといいなと思ってます。

寝不足とは違うような気がしますが(認識不足?)ちょっと最近睡眠時間は短めです。
要するに夜が遅いのですが睡眠に関してものすごくしんどいようなことはないのでなんとなく見ない振りしているのが現実。
ちなみにオーストラリア人は日本人よりも早寝早起きですね。休日は起きるのはゆっくりみたいですが(特に若い人)。具体的な時間はどうとか分からないのですが、家にいるなら12時にはみんな寝てるんじゃないかな・・・

睡眠はメンタルヘルスにおいていろんなところでキーとなります。
不眠も過眠も、そして睡眠の質や夢見、途中で起きてしまったり、さらに寝付き・寝起きも症状や徴候として関わりがあります。

うつの分かりやすい、そしてよく現れる症状としてよく不眠があげられます。これは実際そうで、特に寝付きが悪いタイプの不眠が特徴的とされています。
ただ人によって、そしてうつのタイプによってはそうでなく過眠傾向が強い人もいます。私は冬季鬱の影響もあり過眠傾向が強かった時期がありました。
あと寝起きについてですが、うつの症状として気分の日内変動(朝は調子がわるく夕方になって持ち直す)があるので寝起きが悪く朝が弱い患者さんもいっぱいいます。

創作関係で調べたのですがPTSDでは夢見の悪さが症状となっているそうで。
悪夢を見たり、起きてもまだ夢の中にいるような感覚だったり・・・で、この際の悪夢には性質が幻覚に近い物もあるそうです。
他にも睡眠が浅い、などの症状もまた複数の疾患で現れたり。昔ちょっとあったなあ・・・朝起きたら体がしんどいのなんのって(他の要因ももちろんありますが)。

ちなみに今の私の睡眠は100点満点ではないけれどうちのドクターによると多少寝るのが遅くてもあるていどの時間を確保して(理想としては6~8時間だそうです。8時間は私にとっては経験上多すぎる感がありますね)、昼ちゃんと起きてて、そして何よりも遅くまで起きている理由が「眠れずにいる」ということでなければ心配することはない、と言ってました。

メンタルヘルス以外でも睡眠の大切さは一応自覚しているつもりです。
ピアノで、特に現代音楽を新しく初めて音をさらってるときはあんまり何時間もいっぺんに頑張るよりも一晩寝て脳が情報を整頓する機会を作ることがものすごく大事だといつも実感しています。
今日も「天使のまなざし」が大分睡眠中にこなれていたようで、弾けるようになってて「よっしゃ!」となってました(笑)

睡眠に関する症状はうつや他の疾患でも特に患者さんにとって不快な症状とされていて。
なので「ちゃんと満足に眠りたい」という切羽詰まった思いから睡眠薬(といっても導入を助けたり夢を見ないようにしたりと種類は複数あります)を処方してもらう人、処方するお医者さんがたくさんいます。
でもその前に(そしてそれと同時に)やること・できることも結構あります。

例えば睡眠前にカフェインや激しい運動を避ける、というのはもはや常識になっているみたいですし(ただ私はコーヒーだろうが紅茶だろうが、とくにミルクティーを飲むと恐ろしく眠くなります)。
寝る前はテレビやパソコンに向かわない、というのも広く言われていますね。(私の場合テレビは消して、PCも音は消すようにしています)
寝る時間、起きる時間は人それぞれだけどなるべく毎日決まったサイクルを作るというのもまたよく言われることです。
あと病院直伝のポイントなのですが、「寝ることと夜の営み以外にベッドを使わない」というのも大事だそうです。いわゆる条件付けですね。(こないだきたメンタルヘルス系のニュースレターにもありました)

眠れないときはベッドに寝転がったまま無理に寝ようとやきもきしない、ということもよく聞きます。
「一晩眠れないくらいで死にやしない」と気楽に構えるのも似たような戦略でしょうか。
(とくに不安障害においての不眠で大切かも知れませんね)
私は病院のリラクゼーションセッションには1回も?行ったことがないのですが体の各部分に意識を集中して緊張を解いて、あったかくしていくリラクゼーション方法が用いられていたようです。(ちなみに学校の授業でもやったことがあって、途中で見事に寝ました。私だけじゃなかったですが。だから病院では行かなかったんです)

睡眠薬だけでなく、他の薬でも「眠くなる」副作用があるものはたくさんあります。
よく言われたのですがそういう薬(私にとってはとある非定型抗精神病薬でしたね。よく鬱の治療にも使われるのですが、病院では眠くなる薬として有名でした)を飲んでいるときはアルコール摂取により眠気が強くなるおそれがあるそうです。
大体そういう薬は病院でも一日で一番最後の11時のセッションで与えられてました。もうこれから寝るだけ!というときに。

でももちろん薬を飲む時間も主治医・薬剤師の指示に従って、が原則です。
(たまに多少眠くなっても効果がその副作用を上回るときはその薬で治療を続けなきゃいけない場合があります。でも眠いのがどうしてもいやだったらお医者さんに相談して別の薬をトライするかどうか決めたほうがいいです。眠くてもそんなに支障がない、大丈夫と感じたらそのままでも良いですし。治療は自分の状態とライフスタイルになるべく合わせていくのがいいです。)

そういえば最近夢を覚えてないなあ。悪夢もみた覚えがないのはいいことですが。
無意識である夢は意識的な世界の糸口だったり芸術的なインスピレーションの可能性を秘めてたりするかもなので悪夢じゃなければ覚えてたほうが面白いかな・・・と思います。

この機に皆様に: Sleep well tonight, and sweet dreams...


今日の一曲: ヨハネス・ブラームス チェロソナタ第1番 第3楽章



睡眠とは全く関係ない曲チョイス。
そして今は夏のはずなのにブラームス。うーん。
いろいろきっかけはありますが。

こないだとある友達に「チェロという楽器は男性だと思う?女性だと思う?」と聞かれて。
イタリア語でVioloncello = Cello という言葉は男性形ですし、チェリストには男性が多いですが、それを差し引いてもチェロは男性かなーと。
チェロは包み込んで弾くものですし、あと音がなんといっても男性らしい。とくにチェリスト好みの古いイギリスorドイツorハンガリーのチェロなんかはそう。
あと宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」の「インドの虎狩り」イメージが例えば有名なサン=サーンスの「白鳥」とかよりも先に来ますし。
むしろフランス音楽がチェロはマイノリティなので男性的なレパートリーの方が本来多いんですよね(特に日本では知られてないようですが)

チェロについてはそのうち楽器と性格の方で話すことにしまして。
そんなチェロの「男性的」な面を本格的に味わえるのがこの楽章。
強く清く勇ましく。ピアノのためのラプソディーのような中世だったり北欧だったりの英雄のように。

当時ワーグナーがベートーヴェンの後継者と名乗ってたという話があるのですが、やっぱりドイツ音楽の伝統の正当な継承者だなーと私は思います。
この曲を聴いてると曲の組み立て方にはちらほらバッハが見られますし、情熱に関してはベートーヴェンに繋がるところもあるし。

なんと言ってもとにかくかっこいいんですよね、この曲。
第1楽章がかなり強いながらも後ろ向きで、第2楽章もちょっとためらいがちで女性的で・・・
その後にこの思い切りの良さは本当に心強い!
チェロはやっぱり力仕事、がしがし弾くもんですよね♪

あーなんかちょっと弾きたくなってきたなあ(注:メルボルン時間午後10時半過ぎてるのでだめですが)。
今度弾く時は楽器の力強さを感じたいです。

拍手[0回]

Food Glorious Food
最近食欲の一種が高まりつつあります。
食べたい!とかお腹が空く!というもの・・・というよりは色んなものが食べてみたい、迷わず行けるお店を頭にインプットしておきたい!という欲みたいで。

今日の夕飯はデリバリーのインドカレー。
私が住んでいる当たりは(以前書いたとは思いますが)インド人が多い地域なのでさすがに多いですね。
レストランのデリバリーやTake awayのメニューはちょくちょく郵便受けに入ってて、タイ、中国、インド、イタリアなどいろんなデリバリーが頼めます。
メニューが多すぎてどこのが美味しいか、どこのなにが美味しいかが全く把握できてないのです・・・(汗)

で、今日食べたカレーはLamb MadrasとChicken Moghlai(自分へのメモも兼ねて)。
ものすごく美味しくて、味的にはまだまだ食べ足りない(笑)
でもMoghlaiはLamb肉と合わせた方が良かったと思います。なので次回はLamb Moghlaiとトマト系のチキンカレーが食べたいですね。パプリカとかピーマンとかタマネギが入ってるやつがあるといいな。

そして近々友達の誕生日ディナーがLygon Streetで行われるそうで。
Lygon streetといったらイタリアン(なんたってイタリア地区、そしてイタリアンマフィアのお墨付き)。暑くなるらしいのでジェラートもいただきたい。

Lygon Streetもイタリアンレストランがごろごろあって。いくつか行ってるはずなんですが何処にいつ行ったのか覚えていない。
(あ、ケーキとコーヒーはBrunettiですしジェラートは何軒か知ってますがご飯のお店が・・・)
友達で示し合わせて行くとか、両親が遊びに来たとき行くとか、一人で行くとかいった時のためにもあらかじめお店を知っておくといいんだけどな、と思ったり。

そしてメルボルンは多文化の町。もっと色んな国の食べ物が食べたい!
そんなに外食に行けるわけでもないけれど、もっと新しい食べ物文化に出会いたい。
今年はとりあえずスペイン料理、それから北アフリカ~中東~南欧まわり(モロッコ、トルコ、ギリシャなどを中心に)の料理を食べて、いきつけのお店を作ることが目標です。

あとは母がメルボルンらしいLanewayにあるカフェに行きたい、と言ってたのでそちらもなんとかしたいですね~
カフェも本当にたくさんあるのですが・・・たぶん一番の評価基準であるコーヒーを私は飲まないので。ただ紅茶の銘柄(Teadropsが好き!)だったり、ティーバッグか茶葉かとかでジャッジはできるかな、と。

お茶と言えばいま私と妹はLiptonのLarge Leaf シリーズのハーブティーにはまっています。
紅茶もあるんですがまだ未トライ。ピラミッド型のティーバッグで、ミントとシナモン中心のMoroccan、赤いフルーツが中心のAlps、そしてライムの葉と花のMediterranean。
どれも夏向けのイメージです。日本では出てるのかしら?

えーっと、今日新しいヤドカリさんが来まして。2匹、今いる比較的大きかった子よりもちょっと大きい子で。
まだまだ仲良くなれるかはわからないのですが、とにかく手に乗せたりするとはさみでつまむんですよ。
で、大きいので力が強いので手に穴が開きました(汗)
環境を整えて上手く付き合っていきたいです。
・・・痛い(涙)


今日の一曲は今日はおやすみです~

拍手[0回]