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前回のエントリーに拍手どうもです~
大分迷いばかりで行動あまりなくてぐるぐるしてますがなんとかやってます・・・
日本に行くまでもう数日、冷蔵庫を空にしなきゃ、とがんばったはずが思ったよりもいいこと進んで逆に冷蔵庫の中がなくなって困ります・・・
郵便物も幾つか待ってるものがあって(Alchemy Gothic新作カタログ、おそらくダフニスとクロエのパート?)。一応不在時は拾ってもらえるようお願いしているのですが帰ってくるまで見れないのはなんだか残念だな~
・・・と思ってるうちに今日はメル響の2012シーズンの冊子が来ました!
ざーっと見ましたが来年も期待できる、エキサイティングなプログラム勢揃いです。
ということで今日はその概要をちょっとずつ月ごとにかいつまんで紹介したいと思います。
<1~2月>
メインシーズンが始まる前の時期。1月の終わりのオーストラリアの若い作曲家のプログラム、2月始めのDoctor Who特集のコンサートに続くのは毎年恒例、Sidney Myerの無料屋外コンサート!
今年は4つ全部行きたい!と思うようなすごいプログラムです。
ラフマニノフ(死の島&交響的舞曲)+チャイコフスキー「エフゲニー・オネギン」で彩られる最初のコンサート、Didjeriduのソリスト参戦+シベリウス交響曲第2番の2番目のコンサート、コダーイの「ガランタ地方の舞曲」とチャイコの5番が楽しみな3番目のコンサート、そして「惑星」で指揮したKristianがピアソラ(Four seasons of Buenos Aires、持ってないんで聴いてみたかった!)でバイオリンソリストをつとめる最後のコンサート!
友達誘ってみんなでいきたいです♪
<3月>
Melbourne Town HallとMelbourne Recital Centreでメインシーズンが始まる3月。真っ先に目を奪われたのはMatthias Pinscher指揮、Kolja Blacherバイオリン(この人の演奏、前にもメル響でも聴いたはず)のコンサート。デュカの魔法使いの弟子、ストラヴィンスキーのバイオリン協奏曲、そしてベルリオーズの幻想交響曲♪これは外せません。
そして室内楽関係のコンサートもいくつか。特に面白そうなのはショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲とBun-Ching Lam、William Kraftの弦、打楽器などを交えたアンサンブルのコンサートは良いですね~
それからジャズミュージシャンChris Bottiとのコンサートもあるそうです。
<4~5月>
これもまた毎年恒例、新しい音楽のミニシリーズMetropolisが開催されます。
今年のフィーチャーアーティストはEight Blackbirdというオーストラリアのアンサンブル。(近いうちに始めてオーストラリアでツアーをやるそうです)
Reich、Adams、Glassなどアメリカのミニマルミュージックを中心としたコンサート3つ、1つでも行けるといいな、と思ってます。
それから5月にはドヴォルザークの交響番第7番(withブラームス「悲劇的序曲」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番)も演奏されるそうです!
<6月>
6月はEducation Weekがあるそうです。今年は学校やコミュニティとどんなイベントがあるのでしょうか。
まず特筆したいのはモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」とホルスト「惑星」のコンサート。NASAとアメリカの映画プロデューサーDuncan Coppとの共同制作の映像つきのコンサートだそうです!タウンホールがどんな空間になるのか楽しみ。
6月で外したくない!と思うのはショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲(Julian Rachlin)とマーラー4番(ソプラノ:Emma Matthews)のコンサート。どっちもめちゃくちゃ好きな曲で、マーラー4番はおそらく初めて生で聴くはず。(1番、2番、3番、5番、6番、7番、9番と生で聴いてます)
それからバッハの「パッサカリアとフーガ」のオケアレンジ、プーランクのオルガン協奏曲、それからブラームスの交響曲第2番のコンサートも面白そうです。タウンホールのオルガンの響きを楽しみたい!
さらにワーグナー+シュトラウスのオペラの名シーンを集めたコンサートもあるそうです~
<7月>
7月は3つあるコンサートのうち選ぶのが難しい!
最初はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、Deanの「Amphitheatre」、ドビュッシーのクラリネットとオケのためのラプソディー、さらにレスピーギの「ローマの松」という様々な文化圏の音楽のショーケース。
2つめは尾高忠明さん指揮で全曲ラヴェルのプログラム。ダフニストクロエの組曲第2番、歌曲「シェヘラザード」、ピアノ協奏曲、そしてボレロ。
そして3つめのコンサートはピアノにNicholas Angelichを迎えバラキレフの「イスラメイ」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、そしてムソルグスキーの展覧会の絵。
困るほど、悩むほど豪華な冬です(笑)
<8月>
2012年の8月はメル響、そしてメルボルンにとって本当に特別な月です。
一つはメル響のホームグラウンドであるHamer Hall(旧名Melboure Concert Hall)が改装を経て再オープンされること。
そしてもう一つは以前メル響で主席指揮者(だったかな?)をつとめていたMarkus Stenzが帰ってくること!
コンサートに頻繁に行くようになった頃彼がメル響を指揮してたこともありますし、メルボルンの聴衆は本当に彼を愛していたので、ものすごーく特別な指揮者さんなのです。
彼は今回メルボルンで3つコンサートをやるそうで。
1つはマーラー3番+アデズ、Deanのプログラム、2つめはベートーヴェンの交響曲第6番「田園」とワーグナーの「ワルキューレ」第1幕、そして3つめはなんと内緒のプログラムだそうです。(Australian Youth Orchestraのメンバーも参加とのこと。コンサート1,2に行かないと3つめは行けないとかかいてるのですがどうなんでしょう)
<9月>
9月もまた良いコンサート目白押し。
Andrew Litton指揮、Stephen Houghピアノのコンサート(グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番、プロコフィエフの交響曲第7番)も行きたいですし、ドヴォルザークの「謝肉祭」序曲+チェロ協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第6番のコンサートもすごいのですが、なによりも金管フェスティバル(10周年)とタイアップのコンサートが!
モーツァルトのホルン協奏曲第2番をRadovan Vlatkovicが、そしてヴォーン=ウィリアムスのテューバ協奏曲をOystein Baadsvik、というダブルコンチェルトのラインアップ。Oystein Baardsvikは過去の金管フェスティバルで演奏を聴いたり、オケで共演もしているので彼の演奏のすごさは本当に身にしみてます。楽しみ楽しみ!
<10月>
10月はポピュラー関係のコンサートが多いですね。
メルボルン動物園とタイアップのサン=サーンスの「動物の謝肉祭」だったり、家族向けのコンサートだったり、映画「ウェスト・サイド・ストーリー」50周年記念でオケの演奏+映画というまた変わったコンサートだったり。
でも「おおっ!」と思ったのはやっぱり「指輪物語」のコンサートでしょうね(映画「ホビットの物語」公開記念)。
聴きに行きたい、聴きに行きたい、でもチケットが高い(爆)
それから実は地方公演に気になるプログラムが。BendigoとSheppartonでのコンサートなんですが、Benjamin Northey指揮、Michael Bertoncelloトロンボーンでレスピーギ「古風な舞曲とアリア」第3組曲、ロータのトロンボーン協奏曲、それからチャイコフスキー交響曲第4番、という。遠いなあ・・・
<11月>
11月の最初にはBell Shakespeare Companyと共同の様々な「ロミオとジュリエット」をフィーチャーしたプログラムがあったり、尾高忠明さん指揮でDurufleのレクイエムがあったり(聴いたことないんですよね、どんなんだろうなと)。
それから室内楽も面白い。目をつけてるのはストラヴィンスキー「兵士の物語」のトリオバージョン(バイオリン+クラリネット+ピアノ)、ヒンデミットのクラリネット+バイオリン+チェロ+ピアノの四重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番とかなり好みにツボなプログラムがあります。
この月で面白いな、と思ったのがピアニストGarrick Ohlsson。彼はメル響と11月の中旬にブラームスのピアノ協奏曲第1番、下旬にはブラームスのピアノ協奏曲第2番、さらに室内楽コンサートでブラームスのピアノソロ・室内楽作品を弾きまくるという・・・この人超人!?と今から恐々としております(笑)
<12月>
12月は毎年恒例ヘンデルの「メシア」、それからポピュラー方面ではHuman Natureとクリスマスコンサートで共演があるそう。今年のシーズンはちょっといつもより長めかな?
・・・という風にかなり見所たくさんのプログラム。今年も「choose your own」コースで6つ選ぼうと思ってますが悩みますね~(後から買えるにしても・・・)
そして今年はポピュラー関係のコンサート(しかもクオリティ高そうな、タイアップ作品のファン心をくすぐりそうなものばっかり)が多そうでそちらも期待できますね~
ちなみにチェレスタ率もまあまあ良いですので指をクロス。オーディションを受ける機会が来ますように。
(今日の一曲はお休みです)
大分迷いばかりで行動あまりなくてぐるぐるしてますがなんとかやってます・・・
日本に行くまでもう数日、冷蔵庫を空にしなきゃ、とがんばったはずが思ったよりもいいこと進んで逆に冷蔵庫の中がなくなって困ります・・・
郵便物も幾つか待ってるものがあって(Alchemy Gothic新作カタログ、おそらくダフニスとクロエのパート?)。一応不在時は拾ってもらえるようお願いしているのですが帰ってくるまで見れないのはなんだか残念だな~
・・・と思ってるうちに今日はメル響の2012シーズンの冊子が来ました!
ざーっと見ましたが来年も期待できる、エキサイティングなプログラム勢揃いです。
ということで今日はその概要をちょっとずつ月ごとにかいつまんで紹介したいと思います。
<1~2月>
メインシーズンが始まる前の時期。1月の終わりのオーストラリアの若い作曲家のプログラム、2月始めのDoctor Who特集のコンサートに続くのは毎年恒例、Sidney Myerの無料屋外コンサート!
今年は4つ全部行きたい!と思うようなすごいプログラムです。
ラフマニノフ(死の島&交響的舞曲)+チャイコフスキー「エフゲニー・オネギン」で彩られる最初のコンサート、Didjeriduのソリスト参戦+シベリウス交響曲第2番の2番目のコンサート、コダーイの「ガランタ地方の舞曲」とチャイコの5番が楽しみな3番目のコンサート、そして「惑星」で指揮したKristianがピアソラ(Four seasons of Buenos Aires、持ってないんで聴いてみたかった!)でバイオリンソリストをつとめる最後のコンサート!
友達誘ってみんなでいきたいです♪
<3月>
Melbourne Town HallとMelbourne Recital Centreでメインシーズンが始まる3月。真っ先に目を奪われたのはMatthias Pinscher指揮、Kolja Blacherバイオリン(この人の演奏、前にもメル響でも聴いたはず)のコンサート。デュカの魔法使いの弟子、ストラヴィンスキーのバイオリン協奏曲、そしてベルリオーズの幻想交響曲♪これは外せません。
そして室内楽関係のコンサートもいくつか。特に面白そうなのはショスタコーヴィチのピアノ五重奏曲とBun-Ching Lam、William Kraftの弦、打楽器などを交えたアンサンブルのコンサートは良いですね~
それからジャズミュージシャンChris Bottiとのコンサートもあるそうです。
<4~5月>
これもまた毎年恒例、新しい音楽のミニシリーズMetropolisが開催されます。
今年のフィーチャーアーティストはEight Blackbirdというオーストラリアのアンサンブル。(近いうちに始めてオーストラリアでツアーをやるそうです)
Reich、Adams、Glassなどアメリカのミニマルミュージックを中心としたコンサート3つ、1つでも行けるといいな、と思ってます。
それから5月にはドヴォルザークの交響番第7番(withブラームス「悲劇的序曲」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番)も演奏されるそうです!
<6月>
6月はEducation Weekがあるそうです。今年は学校やコミュニティとどんなイベントがあるのでしょうか。
まず特筆したいのはモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」とホルスト「惑星」のコンサート。NASAとアメリカの映画プロデューサーDuncan Coppとの共同制作の映像つきのコンサートだそうです!タウンホールがどんな空間になるのか楽しみ。
6月で外したくない!と思うのはショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲(Julian Rachlin)とマーラー4番(ソプラノ:Emma Matthews)のコンサート。どっちもめちゃくちゃ好きな曲で、マーラー4番はおそらく初めて生で聴くはず。(1番、2番、3番、5番、6番、7番、9番と生で聴いてます)
それからバッハの「パッサカリアとフーガ」のオケアレンジ、プーランクのオルガン協奏曲、それからブラームスの交響曲第2番のコンサートも面白そうです。タウンホールのオルガンの響きを楽しみたい!
さらにワーグナー+シュトラウスのオペラの名シーンを集めたコンサートもあるそうです~
<7月>
7月は3つあるコンサートのうち選ぶのが難しい!
最初はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」、Deanの「Amphitheatre」、ドビュッシーのクラリネットとオケのためのラプソディー、さらにレスピーギの「ローマの松」という様々な文化圏の音楽のショーケース。
2つめは尾高忠明さん指揮で全曲ラヴェルのプログラム。ダフニストクロエの組曲第2番、歌曲「シェヘラザード」、ピアノ協奏曲、そしてボレロ。
そして3つめのコンサートはピアノにNicholas Angelichを迎えバラキレフの「イスラメイ」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、そしてムソルグスキーの展覧会の絵。
困るほど、悩むほど豪華な冬です(笑)
<8月>
2012年の8月はメル響、そしてメルボルンにとって本当に特別な月です。
一つはメル響のホームグラウンドであるHamer Hall(旧名Melboure Concert Hall)が改装を経て再オープンされること。
そしてもう一つは以前メル響で主席指揮者(だったかな?)をつとめていたMarkus Stenzが帰ってくること!
コンサートに頻繁に行くようになった頃彼がメル響を指揮してたこともありますし、メルボルンの聴衆は本当に彼を愛していたので、ものすごーく特別な指揮者さんなのです。
彼は今回メルボルンで3つコンサートをやるそうで。
1つはマーラー3番+アデズ、Deanのプログラム、2つめはベートーヴェンの交響曲第6番「田園」とワーグナーの「ワルキューレ」第1幕、そして3つめはなんと内緒のプログラムだそうです。(Australian Youth Orchestraのメンバーも参加とのこと。コンサート1,2に行かないと3つめは行けないとかかいてるのですがどうなんでしょう)
<9月>
9月もまた良いコンサート目白押し。
Andrew Litton指揮、Stephen Houghピアノのコンサート(グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲」、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番、プロコフィエフの交響曲第7番)も行きたいですし、ドヴォルザークの「謝肉祭」序曲+チェロ協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第6番のコンサートもすごいのですが、なによりも金管フェスティバル(10周年)とタイアップのコンサートが!
モーツァルトのホルン協奏曲第2番をRadovan Vlatkovicが、そしてヴォーン=ウィリアムスのテューバ協奏曲をOystein Baadsvik、というダブルコンチェルトのラインアップ。Oystein Baardsvikは過去の金管フェスティバルで演奏を聴いたり、オケで共演もしているので彼の演奏のすごさは本当に身にしみてます。楽しみ楽しみ!
<10月>
10月はポピュラー関係のコンサートが多いですね。
メルボルン動物園とタイアップのサン=サーンスの「動物の謝肉祭」だったり、家族向けのコンサートだったり、映画「ウェスト・サイド・ストーリー」50周年記念でオケの演奏+映画というまた変わったコンサートだったり。
でも「おおっ!」と思ったのはやっぱり「指輪物語」のコンサートでしょうね(映画「ホビットの物語」公開記念)。
聴きに行きたい、聴きに行きたい、でもチケットが高い(爆)
それから実は地方公演に気になるプログラムが。BendigoとSheppartonでのコンサートなんですが、Benjamin Northey指揮、Michael Bertoncelloトロンボーンでレスピーギ「古風な舞曲とアリア」第3組曲、ロータのトロンボーン協奏曲、それからチャイコフスキー交響曲第4番、という。遠いなあ・・・
<11月>
11月の最初にはBell Shakespeare Companyと共同の様々な「ロミオとジュリエット」をフィーチャーしたプログラムがあったり、尾高忠明さん指揮でDurufleのレクイエムがあったり(聴いたことないんですよね、どんなんだろうなと)。
それから室内楽も面白い。目をつけてるのはストラヴィンスキー「兵士の物語」のトリオバージョン(バイオリン+クラリネット+ピアノ)、ヒンデミットのクラリネット+バイオリン+チェロ+ピアノの四重奏曲、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番とかなり好みにツボなプログラムがあります。
この月で面白いな、と思ったのがピアニストGarrick Ohlsson。彼はメル響と11月の中旬にブラームスのピアノ協奏曲第1番、下旬にはブラームスのピアノ協奏曲第2番、さらに室内楽コンサートでブラームスのピアノソロ・室内楽作品を弾きまくるという・・・この人超人!?と今から恐々としております(笑)
<12月>
12月は毎年恒例ヘンデルの「メシア」、それからポピュラー方面ではHuman Natureとクリスマスコンサートで共演があるそう。今年のシーズンはちょっといつもより長めかな?
・・・という風にかなり見所たくさんのプログラム。今年も「choose your own」コースで6つ選ぼうと思ってますが悩みますね~(後から買えるにしても・・・)
そして今年はポピュラー関係のコンサート(しかもクオリティ高そうな、タイアップ作品のファン心をくすぐりそうなものばっかり)が多そうでそちらも期待できますね~
ちなみにチェレスタ率もまあまあ良いですので指をクロス。オーディションを受ける機会が来ますように。
(今日の一曲はお休みです)
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前回の浮かれエントリーに拍手ありがとうございます~(笑)
人付き合いがもともと得意でない上にこういうの久しぶりでついつい残してしまいました・・・
続編もあるようなので(笑)春夏用の歩ける靴を日本で買って備えたいと思います。
さて、昨日は大学時代の親しい友達のリサイタルに行って来ました。(詳細はこちら。名字は東洋のLeeでなく西洋のそれです(笑))
卒業後にイギリスに渡って、リストの音楽を中心に演奏などで生活しているそうで。こちらのもろもろによりずっと連絡とらずにいたのですが、今回Facebookでこっちに一時帰国すること、リサイタルを開くことを知って今回聴きに行った次第です。
プログラムは先ほどのリンクにもありますがこんな感じでした:
モーツァルト 幻想曲 K.397
ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」
ブラームス 3つの間奏曲 op.117
リスト 2つの伝説
(アンコール: スカルラッティのソナタ(ニ短調、ゆっくりの))
会うのも久しぶりなら演奏を聴くのも久しぶり。大学の時はよくお互い演奏を聴いたものですが、そのころの豪快さがめだつ演奏と比べると本当に表現の幅や解釈、音楽性、全てが広がってました。
このプログラムだとリストの「2つの伝説」の第2番(とアンコール)のみ彼の演奏を聴いたことがあります。(彼によるとこのプログラムは今回初めて演奏したそうです)
曲としてはモーツァルトがものすごく気に入りましたね。以前先生に勧められたけど楽譜が見つからなかった曲なのですがやらなかったのが惜しいです。ものすごーく不思議で、トリッキーで、ちょっと病んだ感じが強い、モーツァルトのレクイエムと同じキーでちょっと似たような性質があり。
こんど見つけてじっくり自分色に染めたい曲です(笑)
演奏で好きだったのはやっぱりリスト。向こうで専門でやってるだけあります。そして在学中から彼のリストの演奏は大好きだったのです。(Funeraillesの演奏で涙しそうになったことも)
2つの伝説の第1番では今まで彼の演奏で聴いたこともないような繊細なタッチと響きが聴けましたし、第2番も本当に壮大で、爽快で、そして音の多さにもかかわらず大変におおらかで。
もともと彼と私は大分違うタイプのピアニストなのですが、そういうスペースとか余裕、おおらかさは今私の演奏に本当に欠けている物だとおもうので学ぶことも多かったです。
そしてリサイタルの後は聴きに集まった大学時代のピアノ友達(みんな久しぶりなんです!)とともに飲みにでかけました。
イギリスでの暴動の話だったりむこうの演奏家事情、師事しているとある有名なピアニストの話、いろんな話を聞きました。あとはこっちで共通の音楽友達に関しても。ピアノオタクだった子がヨーロッパで哲学の方を勉強しながら旅してるとか、ものすごいヘビースモーカーで一生やめないだろうと思った友達が禁煙に成功してたりとか、人間関係いろいろとか(笑)。
イギリスの夏と冬の天候の差はかなりきっついぞ、という話だったり、あとこちらも久しぶりでピアノに関する迷いを聞いてもらったり。本当に親しい友達で、頼れる胸だったのに音信不通になっててすまなかったなあ、と。
それで延々とタクシーの時間まで(幸い近くに住んでる友達が一緒だったので)飲んだりしてました。
会えて、そして演奏を聴けて本当によかった。
(あとシティのPie Faceというパイ&スイーツやさんがものすごく遅くまであいてて良かった~(笑)ちょっとお値段は張るのですがしょっぱいものも甘い物も暖かい物もある選択肢、それから定番商品のおいしさはありがたいです)
彼が来年メシアンの鳥のカタログを弾くかも、と聞いたときはちょっとさすがに焦りましたね。最近の精神の不安定もあるんですがやっぱり自分より上手い、今まで自分のレパートリーの方に来なかった友達が一緒の曲を弾くとなると。私は諸々の状況を考えて自分のペースでいくしかないんですが、昨日から今日まで結構演奏とかこれからとかいろいろぐるぐる考えちゃいましたね。音楽も音楽周りのいろいろも取り戻したり新しく広げることもたくさんで、今そのステップを踏まず先を考える時期では全然ないんですが(せめて日本で一息ついてから・・・)、緊張感だけはわすれないでいきたいと思います。
私も今年の夏は鳥カタですから!2つくらいは弾きたいですね!
とりあえず昨日~今日と考えたり話したり、今日のドクターとのアポを経て自分に今必要な物は一息つくことだと結論しました。今本当にピアノの弾き方も大分余裕がないというか焦った感じになってて、ピアノよりも根本的に自分自身の息が詰まっているような気がして。
日本に帰ってきたら(ダフニスとクロエもそうですが)新しい曲でフレッシュなスタートをして、もっと自分の心も音楽もいたわりながらのびのびと楽しんでのばしていきたいと思います。
まずそれなしには何も出来ないばかりか自分にまた無理させてしまうと思うので。
今日の一曲: フランツ・リスト 「2つの伝説」より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
清貧の精神で有名な自然を愛する聖人、アッシジの聖フランチェスコが野で鳥たちに神の教えを説いたという伝説を元にした曲です。
リストはあんまり好きでない私ですが結構気に入ってる曲です。
「鳥」がまず一つそうですが(ちなみにアッシジの聖フランチェスコはメシアンのお気に入りの聖人でもあり、「アッシジの聖フランチェスコ」というオペラを書いています)、この曲の桁外れの繊細さ、そしてフランスのドビュッシーやラヴェルを彷彿とさせる作風、色彩がツボなのです。
アルペジオやトリオなど、ピアノの技巧としては本当にリストらしい、でも効果はどこか別のスタイルで、そしてどこかこの世を離れたような音楽で。
音はものすごくピアノで、ピアノ以外にあり得ない音楽なんだけどそれは天国の楽器ともいえるような音色ですね。
リストは華やかな演奏家生活で有名ですが、晩年は敬虔なクリスチャンになり。
2つの伝説のもう一つの曲が「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」で、これもアッシジの聖フランチェスコと同じく清貧の精神が表れてる聖人で。
いったん全部捨てて裸になって自分を見つめなおしたかったのかなあ、と推測されるような伝説のチョイスですよね。
鳥のカタログ以外でも鳥にちなんだ曲はいろいろ弾いて集めてみたいと思ってますが(収集かよ!)、これはまだもうちょっと後になるかな・・・実際に弾かれるのを見ててまだ自分の技巧じゃ無理そうなので(そして長年リストを弾いてないので・・・典型的なリストの曲ではないにしろちょっと見たような手の形とか・・・)。
第2番は向いてないことほぼ確定なのですが、いつか鳥つながりとして弾けたらなあと思います。
人付き合いがもともと得意でない上にこういうの久しぶりでついつい残してしまいました・・・
続編もあるようなので(笑)春夏用の歩ける靴を日本で買って備えたいと思います。
さて、昨日は大学時代の親しい友達のリサイタルに行って来ました。(詳細はこちら。名字は東洋のLeeでなく西洋のそれです(笑))
卒業後にイギリスに渡って、リストの音楽を中心に演奏などで生活しているそうで。こちらのもろもろによりずっと連絡とらずにいたのですが、今回Facebookでこっちに一時帰国すること、リサイタルを開くことを知って今回聴きに行った次第です。
プログラムは先ほどのリンクにもありますがこんな感じでした:
モーツァルト 幻想曲 K.397
ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」
ブラームス 3つの間奏曲 op.117
リスト 2つの伝説
(アンコール: スカルラッティのソナタ(ニ短調、ゆっくりの))
会うのも久しぶりなら演奏を聴くのも久しぶり。大学の時はよくお互い演奏を聴いたものですが、そのころの豪快さがめだつ演奏と比べると本当に表現の幅や解釈、音楽性、全てが広がってました。
このプログラムだとリストの「2つの伝説」の第2番(とアンコール)のみ彼の演奏を聴いたことがあります。(彼によるとこのプログラムは今回初めて演奏したそうです)
曲としてはモーツァルトがものすごく気に入りましたね。以前先生に勧められたけど楽譜が見つからなかった曲なのですがやらなかったのが惜しいです。ものすごーく不思議で、トリッキーで、ちょっと病んだ感じが強い、モーツァルトのレクイエムと同じキーでちょっと似たような性質があり。
こんど見つけてじっくり自分色に染めたい曲です(笑)
演奏で好きだったのはやっぱりリスト。向こうで専門でやってるだけあります。そして在学中から彼のリストの演奏は大好きだったのです。(Funeraillesの演奏で涙しそうになったことも)
2つの伝説の第1番では今まで彼の演奏で聴いたこともないような繊細なタッチと響きが聴けましたし、第2番も本当に壮大で、爽快で、そして音の多さにもかかわらず大変におおらかで。
もともと彼と私は大分違うタイプのピアニストなのですが、そういうスペースとか余裕、おおらかさは今私の演奏に本当に欠けている物だとおもうので学ぶことも多かったです。
そしてリサイタルの後は聴きに集まった大学時代のピアノ友達(みんな久しぶりなんです!)とともに飲みにでかけました。
イギリスでの暴動の話だったりむこうの演奏家事情、師事しているとある有名なピアニストの話、いろんな話を聞きました。あとはこっちで共通の音楽友達に関しても。ピアノオタクだった子がヨーロッパで哲学の方を勉強しながら旅してるとか、ものすごいヘビースモーカーで一生やめないだろうと思った友達が禁煙に成功してたりとか、人間関係いろいろとか(笑)。
イギリスの夏と冬の天候の差はかなりきっついぞ、という話だったり、あとこちらも久しぶりでピアノに関する迷いを聞いてもらったり。本当に親しい友達で、頼れる胸だったのに音信不通になっててすまなかったなあ、と。
それで延々とタクシーの時間まで(幸い近くに住んでる友達が一緒だったので)飲んだりしてました。
会えて、そして演奏を聴けて本当によかった。
(あとシティのPie Faceというパイ&スイーツやさんがものすごく遅くまであいてて良かった~(笑)ちょっとお値段は張るのですがしょっぱいものも甘い物も暖かい物もある選択肢、それから定番商品のおいしさはありがたいです)
彼が来年メシアンの鳥のカタログを弾くかも、と聞いたときはちょっとさすがに焦りましたね。最近の精神の不安定もあるんですがやっぱり自分より上手い、今まで自分のレパートリーの方に来なかった友達が一緒の曲を弾くとなると。私は諸々の状況を考えて自分のペースでいくしかないんですが、昨日から今日まで結構演奏とかこれからとかいろいろぐるぐる考えちゃいましたね。音楽も音楽周りのいろいろも取り戻したり新しく広げることもたくさんで、今そのステップを踏まず先を考える時期では全然ないんですが(せめて日本で一息ついてから・・・)、緊張感だけはわすれないでいきたいと思います。
私も今年の夏は鳥カタですから!2つくらいは弾きたいですね!
とりあえず昨日~今日と考えたり話したり、今日のドクターとのアポを経て自分に今必要な物は一息つくことだと結論しました。今本当にピアノの弾き方も大分余裕がないというか焦った感じになってて、ピアノよりも根本的に自分自身の息が詰まっているような気がして。
日本に帰ってきたら(ダフニスとクロエもそうですが)新しい曲でフレッシュなスタートをして、もっと自分の心も音楽もいたわりながらのびのびと楽しんでのばしていきたいと思います。
まずそれなしには何も出来ないばかりか自分にまた無理させてしまうと思うので。
今日の一曲: フランツ・リスト 「2つの伝説」より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
清貧の精神で有名な自然を愛する聖人、アッシジの聖フランチェスコが野で鳥たちに神の教えを説いたという伝説を元にした曲です。
リストはあんまり好きでない私ですが結構気に入ってる曲です。
「鳥」がまず一つそうですが(ちなみにアッシジの聖フランチェスコはメシアンのお気に入りの聖人でもあり、「アッシジの聖フランチェスコ」というオペラを書いています)、この曲の桁外れの繊細さ、そしてフランスのドビュッシーやラヴェルを彷彿とさせる作風、色彩がツボなのです。
アルペジオやトリオなど、ピアノの技巧としては本当にリストらしい、でも効果はどこか別のスタイルで、そしてどこかこの世を離れたような音楽で。
音はものすごくピアノで、ピアノ以外にあり得ない音楽なんだけどそれは天国の楽器ともいえるような音色ですね。
リストは華やかな演奏家生活で有名ですが、晩年は敬虔なクリスチャンになり。
2つの伝説のもう一つの曲が「波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」で、これもアッシジの聖フランチェスコと同じく清貧の精神が表れてる聖人で。
いったん全部捨てて裸になって自分を見つめなおしたかったのかなあ、と推測されるような伝説のチョイスですよね。
鳥のカタログ以外でも鳥にちなんだ曲はいろいろ弾いて集めてみたいと思ってますが(収集かよ!)、これはまだもうちょっと後になるかな・・・実際に弾かれるのを見ててまだ自分の技巧じゃ無理そうなので(そして長年リストを弾いてないので・・・典型的なリストの曲ではないにしろちょっと見たような手の形とか・・・)。
第2番は向いてないことほぼ確定なのですが、いつか鳥つながりとして弾けたらなあと思います。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます♪
これから春夏にもなりますし、ユースオケのプログラムもありフランス音楽にシフトしてくかな・・・?
続き物企画もありますし引き続きよろしくお願いします~
この話ももうおそらくしたと思いますが・・・
ここ何年か(8年?)で着々とオケでの演奏経験を深め、経験済みレパートリーを増やしていますがまだまだピアノやチェレスタパートがあるのを知ってても弾いたことのないオケ曲ももちろんたくさんあります。
今日は「オケピアノ・チェレスタのレパートリーはどれくらいあるんだろう」という好奇心と自分で参照する目的もかねてipodのプレイリストに当該パートのある曲をまとめてみました。(私にとってipodは音楽を聴く、学ぶ道具だけでなく自分の脳内の音楽のデータベースの延長・捕捉という役割も大きいと思います)
結果トラック数でいえば700曲弱。(アルペン交響曲やカルミナ、千人の交響曲などトラック数が多い曲が結構入ってるのも事実ですが)これは意外にも多いですね。
ピアノ・チェレスタが入っていることで有名な、所謂スタンダードなレパートリーでこれは外せない、という曲だったらショスタコーヴィチの交響曲第5番(ピアノ+チェレスタかけもち)、マーラーの交響曲第6番(チェレスタ)、そしてバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」(ピアノ、ピアノ/チェレスタ1人ずつ)。
目立つ=良いパートという等式(またはその逆)が必ずしも成り立つわけではないですが、これらの曲はこの楽器の奏者じゃなくても知っている&記憶に残る名パートです。
ショスタコの5番はチェロで弾いた経験があってチェロのパートもまあ素晴らしいんですが(ショスタコですもの!)、第1楽章中間部で入ってくるピアノのメタリックな存在感とか、第1楽章の最後のチェレスタソロ、さらには第3楽章の一番最後のハープとのデュエットなど弾きたいと思わずにはいられない愛しいパートなのです。
曲は知られてるけどチェレスタやピアノが活躍する(と思う)曲、でいえばまずはブリテンの戦争レクイエム(ピアノ)とかいいですね。パート自体はほとんど聞こえない、サポート役なんですがオケと一体になったような、オケの一部になったようなパートにあこがれます。あとはマーラーの「大地の歌」やリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌なんかにもチェレスタパートがあるんですよ♪
そして今度弾くラヴェルの「ダフニスとクロエ」もこのカテゴリですね。パートはさてどうだかまだ分かりませんが・・・
あまり知られてない、演奏の話も聞かないけど弾きたい、と思う曲も勿論。まずはレスピーギの「鳥」(チェレスタ)や「ボッティチェッリの3枚の絵」(チェレスタ・ピアノ各1人)とか。レスピーギはピアノやチェレスタを多用しますがいつも粋な使い方であこがれます。特に「鳥」の最終楽章「カッコウ」のチェレスタソロはチェレスタにとって隠れた超名曲。
あとはヴォーン=ウィリアムスの交響曲第8番(チェレスタ)。作曲家、そして曲自体が大好きで、第1楽章冒頭のチェレスタソロも心を射貫きますし。
そして今まで聴いた曲でこれはもっと弾きたい、というのもあります。
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」(チェレスタ)、ラフマニノフ「鐘」(チェレスタ・ピアノ各1人、チェレスタのみ経験済み)、ホルスト「惑星」(チェレスタ)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番(ピアノ、2回弾きました)などなど。楽しい!という側面もありますし、もっとパートも楽器も極めたい!という側面もありますし、曲が名曲だからもっと弾きたい、という気持ちももちろん。
傾向としてはやっぱりレスピーギ、メシアン、そしてロシア音楽にピアノ・チェレスタパートが多いような気がします。ショスタコーヴィチやプロコフィエフは交響曲でもこういう楽器をどんどん使ってますし・・・
以前も書いたと思いますがピアノやチェレスタは昔よりも現代の方が多くオケの一部として使われてますし、そのポテンシャルや役割も広がってますのでもはやオケのセミレギュラーメンバーと堂々名乗ってもいいと思います。
もちろん今の自体に書かれている音楽でもピアノやチェレスタは使われてているのでそういう新しい音楽にもふれ合う機会があるといいな、と思ってます~
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」より「火の鳥のバリエーション」
これも「有名だけどピアノ入ってる?」というくくりですかね。(チェロで弾いたけどピアノではまだ、というくくりでもあります)
実は「火の鳥」ではところどころにちょっとあのとがった、ちょっとだけメタリックなサウンドがたまーに聞こえる・・・かな?
そのなかでも気をつけてみたら聞こえる可能性が一番高いのが「火の鳥のバリエーション」ですかね。バレエ全曲でも、組曲でも入ってる曲です。
バレエにおいてバリエーションは主に主要キャラクターのソロのダンスのことをどうやら指すみたいです。つまりこれは火の鳥の見せ場。イワン王子が火の鳥を探しに森に来て、そんな彼にきづかず姿を表し踊る火の鳥の姿です。
「鳥」を表すフルートやオーボエ、クラリネットなどの木管楽器に加えてミュート付きの弦、弦のピチカート、炎のようなハープのグリッサンド、その下にちょっとピアノが色彩を添えています。
最後の方でピッコロ+フルート+クラリネット+ピアノのストラヴィンスキーらしく緻密でカラフルなアンサンブルが少しだけあるのですがそれもまたキャラクターが素敵です♪
聴いていると手塚治虫の「火の鳥」よりは大分小柄なのかな?という印象ですね。実際のところどうなんでしょ?
これから春夏にもなりますし、ユースオケのプログラムもありフランス音楽にシフトしてくかな・・・?
続き物企画もありますし引き続きよろしくお願いします~
この話ももうおそらくしたと思いますが・・・
ここ何年か(8年?)で着々とオケでの演奏経験を深め、経験済みレパートリーを増やしていますがまだまだピアノやチェレスタパートがあるのを知ってても弾いたことのないオケ曲ももちろんたくさんあります。
今日は「オケピアノ・チェレスタのレパートリーはどれくらいあるんだろう」という好奇心と自分で参照する目的もかねてipodのプレイリストに当該パートのある曲をまとめてみました。(私にとってipodは音楽を聴く、学ぶ道具だけでなく自分の脳内の音楽のデータベースの延長・捕捉という役割も大きいと思います)
結果トラック数でいえば700曲弱。(アルペン交響曲やカルミナ、千人の交響曲などトラック数が多い曲が結構入ってるのも事実ですが)これは意外にも多いですね。
ピアノ・チェレスタが入っていることで有名な、所謂スタンダードなレパートリーでこれは外せない、という曲だったらショスタコーヴィチの交響曲第5番(ピアノ+チェレスタかけもち)、マーラーの交響曲第6番(チェレスタ)、そしてバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」(ピアノ、ピアノ/チェレスタ1人ずつ)。
目立つ=良いパートという等式(またはその逆)が必ずしも成り立つわけではないですが、これらの曲はこの楽器の奏者じゃなくても知っている&記憶に残る名パートです。
ショスタコの5番はチェロで弾いた経験があってチェロのパートもまあ素晴らしいんですが(ショスタコですもの!)、第1楽章中間部で入ってくるピアノのメタリックな存在感とか、第1楽章の最後のチェレスタソロ、さらには第3楽章の一番最後のハープとのデュエットなど弾きたいと思わずにはいられない愛しいパートなのです。
曲は知られてるけどチェレスタやピアノが活躍する(と思う)曲、でいえばまずはブリテンの戦争レクイエム(ピアノ)とかいいですね。パート自体はほとんど聞こえない、サポート役なんですがオケと一体になったような、オケの一部になったようなパートにあこがれます。あとはマーラーの「大地の歌」やリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌なんかにもチェレスタパートがあるんですよ♪
そして今度弾くラヴェルの「ダフニスとクロエ」もこのカテゴリですね。パートはさてどうだかまだ分かりませんが・・・
あまり知られてない、演奏の話も聞かないけど弾きたい、と思う曲も勿論。まずはレスピーギの「鳥」(チェレスタ)や「ボッティチェッリの3枚の絵」(チェレスタ・ピアノ各1人)とか。レスピーギはピアノやチェレスタを多用しますがいつも粋な使い方であこがれます。特に「鳥」の最終楽章「カッコウ」のチェレスタソロはチェレスタにとって隠れた超名曲。
あとはヴォーン=ウィリアムスの交響曲第8番(チェレスタ)。作曲家、そして曲自体が大好きで、第1楽章冒頭のチェレスタソロも心を射貫きますし。
そして今まで聴いた曲でこれはもっと弾きたい、というのもあります。
ラヴェルの「マ・メール・ロワ」(チェレスタ)、ラフマニノフ「鐘」(チェレスタ・ピアノ各1人、チェレスタのみ経験済み)、ホルスト「惑星」(チェレスタ)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番(ピアノ、2回弾きました)などなど。楽しい!という側面もありますし、もっとパートも楽器も極めたい!という側面もありますし、曲が名曲だからもっと弾きたい、という気持ちももちろん。
傾向としてはやっぱりレスピーギ、メシアン、そしてロシア音楽にピアノ・チェレスタパートが多いような気がします。ショスタコーヴィチやプロコフィエフは交響曲でもこういう楽器をどんどん使ってますし・・・
以前も書いたと思いますがピアノやチェレスタは昔よりも現代の方が多くオケの一部として使われてますし、そのポテンシャルや役割も広がってますのでもはやオケのセミレギュラーメンバーと堂々名乗ってもいいと思います。
もちろん今の自体に書かれている音楽でもピアノやチェレスタは使われてているのでそういう新しい音楽にもふれ合う機会があるといいな、と思ってます~
今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「火の鳥」より「火の鳥のバリエーション」
これも「有名だけどピアノ入ってる?」というくくりですかね。(チェロで弾いたけどピアノではまだ、というくくりでもあります)
実は「火の鳥」ではところどころにちょっとあのとがった、ちょっとだけメタリックなサウンドがたまーに聞こえる・・・かな?
そのなかでも気をつけてみたら聞こえる可能性が一番高いのが「火の鳥のバリエーション」ですかね。バレエ全曲でも、組曲でも入ってる曲です。
バレエにおいてバリエーションは主に主要キャラクターのソロのダンスのことをどうやら指すみたいです。つまりこれは火の鳥の見せ場。イワン王子が火の鳥を探しに森に来て、そんな彼にきづかず姿を表し踊る火の鳥の姿です。
「鳥」を表すフルートやオーボエ、クラリネットなどの木管楽器に加えてミュート付きの弦、弦のピチカート、炎のようなハープのグリッサンド、その下にちょっとピアノが色彩を添えています。
最後の方でピッコロ+フルート+クラリネット+ピアノのストラヴィンスキーらしく緻密でカラフルなアンサンブルが少しだけあるのですがそれもまたキャラクターが素敵です♪
聴いていると手塚治虫の「火の鳥」よりは大分小柄なのかな?という印象ですね。実際のところどうなんでしょ?
前回のエントリーに拍手どうもありがとです!
いろんなものをこれからもお届けします~(笑)
行って来ました弾いてきましたユースオケコンサート。
朝からぽかぽかと春になってきた感じのメルボルン、そのなかで胃腸の痛みを抱えながらリハーサル・・・(ホールって暖まりにくいんですよね、どこでも)
海王星での合唱(The Consort of Melbourne)との合わせ、本当はもっと何回か欲しかったかも、と当時も今も思います。あの「消え入る声」をやるには構造上の問題が建物にあるので・・・(汗)
とりあえず私は指揮者さんとの事前話し合いも交えたキーボードのセッティングという大事な仕事もなんとかして、そして昼休憩に。
昼休憩の間(お腹の調子を考慮して室内日向で過ごしていました)、指揮者さんが専用の部屋を出たり入ったりちょろちょろと。指揮経験、そして今回は演奏+指揮の二役こなす大変さを考えても分かるのだけど・・・分かるのだけど、ちょっと落ち着いてくださいな!と心の中でつっこんでました。
彼の私服・演奏服・バイオリンケース、さらには以前染めてた髪の色まで(@facebook)暗い青、というよりはミッドナイトブルーでそろってるのが興味深いな、と考えてました。ものすごーく似合うのももちろんですが、イメージを植え付けるのにはめちゃくちゃ効果があるな、と。(ミッドナイトブルーを着たり髪の毛染めたりすると顔色が青白く見えるのですがそれはそれで良い感じなんですよね。その容姿も相まってヴァンパイア@トワイライトを思わせるような。)
そしてコンサートはいつの間にか無事開演。
前半のヴォーン=ウィリアムス、舞台裏の扉ごしにしか聴いてないのですが大変素晴らしかったと思います。やっぱりミッドナイトブルーの彼はまだまだ指揮者よりもバイオリニストとしてのイメージが強い!(割とオケメンバーでも「バイオリンの時はものすごく伝わる」といってる人がちらほら)それはやっぱり腕と経験のいろいろもあるのでしょうし、これからまだまだ変わってくものでしょうが。
ヴォーン=ウィリアムスといえばタリス・ファンタジーでのビオラ首席奏者大健闘でした。私は彼女の音がかなり好きなのです~
そして後半、惑星。
強いところは力強くキャラが際立った反面、詰め切れてなかったところはちょっと崩れたところもありました。楽章で言えば水星・土星・海王星。やっぱりもっと確実にするにはリハーサル期間が短かったのかもと改めて。
私を含めてソロでちょっとこけちゃった、と後の飲み屋で悔しげに、でも笑いながら語ったメンバー何人かも。ポピュラーではありながら、決して簡単な曲ではないんです。
最高にエキサイティングだった火星や抜群の安定感の木星ももちろんそうですが、今回思わずにやりとしたのは天王星。ティンパニ2人を始めとした打楽器軍団、ファゴット達、そして低音を始めとした金管の働きはめざましいものでした。
ちょっと個人的に残念だったのが指揮者さんも私もお互い緊張してたのかリハーサルのときみたいなしっかりとしたアイコンタクトがとれなかったこと。目と目で通じ合う、とはいつも言ってますがそれで気が引き締まったり気合いがぐんと入ったりして本当に大事なんです、私にとっては。
今回のコンサートはAustralian Broadcasting Corporation (ABC) が録音したそうなので放送(ならびにストリーミング)大変楽しみにしております。自分のソロも光ったところから(自分で金星のソロが夢見る音色みたいで好きだったところもあり)こけたところ(結局のところ海王星の最後の方)まで今回はちゃんと聞こえますしね。
今回のコンサートには私がユースオケを始めた時の指揮者さんも来てました。髪の毛がすっかり灰色になっててなんとなくショック・・・(後でちょっと前まで染めてたんだけど、と聴きましたがそれでも!)
そして前回のトゥーランガリラを始めいつもユースオケを指揮している指揮者さんも来てました。リハーサルには来なかったし、実際に今日来るまで来るかどうか誰も分からなかったのですが・・・それもそうですし、あと前の方ながらも指揮者からちょっとだけ見えにくいかもしれないところに座って聴いてたのもまた優しさかな、と。
強面でわりと怖い人、というイメージもまだ一般にある彼ですが、オーケストラが舞台からはけるときになんともいえない優しい表情で、自分の子供を見るような顔でみんなを見ていました。
何回か書いてると思いますが私は結構人見知りで、一緒にお仕事した今回の指揮者さんだけでなくいつもお世話になっている指揮者さんともなあんまりかなかお話ができなくて。だからその優しい表情で私の背中にそっと手を当ててお褒めの言葉をもらっても人見知りの子供みたいなリアクションしかできないことを本当に悔いているのですよ(汗)本当に尊敬してて、もっとお話ししたいなと思ってるんですけどねえ。
結局今回の指揮者さんとも帰り際にちょっと挨拶しただけであんまり話らしい話はできなかった・・・でもまだ在学中だと思われました(笑)1歳年下なんですが・・・だから今後のことは分からないですけどまたなんかあったら思い出して呼んでもらえたらな、と思います。
打ち上げは今回ずっと一緒にいれるくらい親しい人がいなかったのと夕飯はそれなりの時間に食べたかったので長くはいませんでしたが最後にパブを後にするときに外に座ってたメンバー達がみんなでっかい声でさよなら言ってくれたのはうれしかったですね。もうユースオケにいて10年、大学を後にして3年ともなるとなかなか年下の知らない人ばっかりで面識もそんなにないのですが、愛を感じました。
そしてなんと、コンサートの前半とまあ気が早いのもはなはだしいですが次のコンサートのチェレスタパートを弾くのも決まりました!ラヴェルのダフニスとクロエをいつもの指揮者さんで。(チェレスタ、いろいろ音はあるけど今のところざっと聴きほとんど聞こえませんが・・・)彼はどうやらこの曲にかなり思い入れがあるようです。木管のパートもちょろっと見た限りかなり難しいですがユースオケ大丈夫かな?
惜しむらくは私が大学のオケからお世話になってる今回第1オーボエを弾いた後輩がフランスに留学してしまうこと。今回の本番中も「成長したよなあ~」としみじみ思ってて、できることなら是非彼の音でダフニスとクロエを聴きたかったのだけど。なによりも向こうで楽しんでくることを願ってます。
ここ数日で改めて思ったオケピアニスト(チェレスタ弾き)としての自分、理想について。
何か曲をやるときに「ピアノ、チェレスタパートがあるな」となった時、指揮者に真っ先に思い出して声をかけてもらえるピアニストになりたい。
指揮者にとって信頼できる、安心してパートを任せられるピアニストになりたい。
目と目で通じ合う、耳と耳で通じ合うコミュニケーションが今以上にしっかりできるピアニストになりたい。
そして指揮者にかわいがられるピアニストになりたい(笑)打ち上げとかリハーサル、コンサートにおいてちょっと音楽についておしゃべりできるような。
ソロももちろんやりたいこといっぱいあるけれど、何よりもオケで弾きたい、オケでの経験を楽しみたい。いろんなオケでいろんな指揮者や奏者とお仕事したい。
だから実力でコネを広げるのもこれから自分が続けていくことの一つだと思います。
さあ、ダフニスとクロエはまだじっくりは知らない曲なのでこれからスコアとかパートのコピーとか手に入れてじっくり見なきゃ。もう一歩成長するために、そしてまたいただけたチャンスの楽しさをかみしめるために。
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「惑星」より「海王星」
私が愛してやまない「惑星」のもうひとつの楽章です。
以前「惑星」はイギリスらしくない部分が多々ある、と紹介しましたが「海王星」は特にその傾向が強いですね。
なんといってもフランスっぽい。ドビュッシー、ラヴェル、さらにはメシアンにも似た色彩と流れの世界。
フルート+バスフルートのアンサンブルとオーボエのアンサンブルが繰り返される冒頭は実は本当に難しかったりします。なんといっても音色、音程のとりよう、さらには音量が違いますから。フルート→オーボエのパスは今回のコンサートでは絶妙でしたよ~
この曲ではメロディーもまた美しいものがありますが「テクスチャ」的な音も本当に大事で、そして美しいです。弦やハープ、チェレスタの分散和音(アルペジオ)だったり、管の長い和音の色彩だったり。
触れたいけれど触れられない音、そして果てしなく終わりなく流れ広がっていく空間、どこかゆがんだような、不思議な流れ方をする時間・・・
この曲ではやっぱりチェレスタの響きに耳を傾けて欲しいと思います。
やっぱりハープよりもきらきら、とした音が際立ちますし。あと真ん中ほどの方で全てが静止したところのチェレスタソロ、なんて泣かせるじゃないですか、奏者を(笑)
こういう「闇の中で何色にも妖しく光るチェレスタ」というのが好きで好きで、海王星はその理想の姿の一つだとチェレスタ弾きとして思います。
そして忘れちゃいけないのが後半で入ってくる女声合唱。言葉を歌わない、いわゆるヴォカリーズという歌い方なのですが、その響きが本当に楽器と一体化するようで、声ならではの不思議な不安定さを醸し出して(実際音程とるのはちょっと難しくて、それも不安定エフェクトに貢献してます。惑星全てそうですが全部作曲家の計算の上ですよ)。
最後のステージ裏から遠ざかり、消えていくエンドレスリピートは(ホールにもよりますが)まるでセイレーンの歌声だと思います。
この闇、この独特な空間と時間、テクスチャ、楽器使い、メロディー・・・全てに魅せられどっぷりはまって虜になってもう10年になります(というのも最初に虜になった時学校の英語(国語)の授業の課題にこの曲を題材とした文を書いたのです。もうどこにあるか分かりませんが)。
聴くとフランス音楽好きになって当たり前だなあ、と思いますしチェレスタ弾きになって良かったなあ、とも思いますが・・・
なによりもやっぱりこの曲の美しさがたまらない!のです。
いろんなものをこれからもお届けします~(笑)
行って来ました弾いてきましたユースオケコンサート。
朝からぽかぽかと春になってきた感じのメルボルン、そのなかで胃腸の痛みを抱えながらリハーサル・・・(ホールって暖まりにくいんですよね、どこでも)
海王星での合唱(The Consort of Melbourne)との合わせ、本当はもっと何回か欲しかったかも、と当時も今も思います。あの「消え入る声」をやるには構造上の問題が建物にあるので・・・(汗)
とりあえず私は指揮者さんとの事前話し合いも交えたキーボードのセッティングという大事な仕事もなんとかして、そして昼休憩に。
昼休憩の間(お腹の調子を考慮して室内日向で過ごしていました)、指揮者さんが専用の部屋を出たり入ったりちょろちょろと。指揮経験、そして今回は演奏+指揮の二役こなす大変さを考えても分かるのだけど・・・分かるのだけど、ちょっと落ち着いてくださいな!と心の中でつっこんでました。
彼の私服・演奏服・バイオリンケース、さらには以前染めてた髪の色まで(@facebook)暗い青、というよりはミッドナイトブルーでそろってるのが興味深いな、と考えてました。ものすごーく似合うのももちろんですが、イメージを植え付けるのにはめちゃくちゃ効果があるな、と。(ミッドナイトブルーを着たり髪の毛染めたりすると顔色が青白く見えるのですがそれはそれで良い感じなんですよね。その容姿も相まってヴァンパイア@トワイライトを思わせるような。)
そしてコンサートはいつの間にか無事開演。
前半のヴォーン=ウィリアムス、舞台裏の扉ごしにしか聴いてないのですが大変素晴らしかったと思います。やっぱりミッドナイトブルーの彼はまだまだ指揮者よりもバイオリニストとしてのイメージが強い!(割とオケメンバーでも「バイオリンの時はものすごく伝わる」といってる人がちらほら)それはやっぱり腕と経験のいろいろもあるのでしょうし、これからまだまだ変わってくものでしょうが。
ヴォーン=ウィリアムスといえばタリス・ファンタジーでのビオラ首席奏者大健闘でした。私は彼女の音がかなり好きなのです~
そして後半、惑星。
強いところは力強くキャラが際立った反面、詰め切れてなかったところはちょっと崩れたところもありました。楽章で言えば水星・土星・海王星。やっぱりもっと確実にするにはリハーサル期間が短かったのかもと改めて。
私を含めてソロでちょっとこけちゃった、と後の飲み屋で悔しげに、でも笑いながら語ったメンバー何人かも。ポピュラーではありながら、決して簡単な曲ではないんです。
最高にエキサイティングだった火星や抜群の安定感の木星ももちろんそうですが、今回思わずにやりとしたのは天王星。ティンパニ2人を始めとした打楽器軍団、ファゴット達、そして低音を始めとした金管の働きはめざましいものでした。
ちょっと個人的に残念だったのが指揮者さんも私もお互い緊張してたのかリハーサルのときみたいなしっかりとしたアイコンタクトがとれなかったこと。目と目で通じ合う、とはいつも言ってますがそれで気が引き締まったり気合いがぐんと入ったりして本当に大事なんです、私にとっては。
今回のコンサートはAustralian Broadcasting Corporation (ABC) が録音したそうなので放送(ならびにストリーミング)大変楽しみにしております。自分のソロも光ったところから(自分で金星のソロが夢見る音色みたいで好きだったところもあり)こけたところ(結局のところ海王星の最後の方)まで今回はちゃんと聞こえますしね。
今回のコンサートには私がユースオケを始めた時の指揮者さんも来てました。髪の毛がすっかり灰色になっててなんとなくショック・・・(後でちょっと前まで染めてたんだけど、と聴きましたがそれでも!)
そして前回のトゥーランガリラを始めいつもユースオケを指揮している指揮者さんも来てました。リハーサルには来なかったし、実際に今日来るまで来るかどうか誰も分からなかったのですが・・・それもそうですし、あと前の方ながらも指揮者からちょっとだけ見えにくいかもしれないところに座って聴いてたのもまた優しさかな、と。
強面でわりと怖い人、というイメージもまだ一般にある彼ですが、オーケストラが舞台からはけるときになんともいえない優しい表情で、自分の子供を見るような顔でみんなを見ていました。
何回か書いてると思いますが私は結構人見知りで、一緒にお仕事した今回の指揮者さんだけでなくいつもお世話になっている指揮者さんともなあんまりかなかお話ができなくて。だからその優しい表情で私の背中にそっと手を当ててお褒めの言葉をもらっても人見知りの子供みたいなリアクションしかできないことを本当に悔いているのですよ(汗)本当に尊敬してて、もっとお話ししたいなと思ってるんですけどねえ。
結局今回の指揮者さんとも帰り際にちょっと挨拶しただけであんまり話らしい話はできなかった・・・でもまだ在学中だと思われました(笑)1歳年下なんですが・・・だから今後のことは分からないですけどまたなんかあったら思い出して呼んでもらえたらな、と思います。
打ち上げは今回ずっと一緒にいれるくらい親しい人がいなかったのと夕飯はそれなりの時間に食べたかったので長くはいませんでしたが最後にパブを後にするときに外に座ってたメンバー達がみんなでっかい声でさよなら言ってくれたのはうれしかったですね。もうユースオケにいて10年、大学を後にして3年ともなるとなかなか年下の知らない人ばっかりで面識もそんなにないのですが、愛を感じました。
そしてなんと、コンサートの前半とまあ気が早いのもはなはだしいですが次のコンサートのチェレスタパートを弾くのも決まりました!ラヴェルのダフニスとクロエをいつもの指揮者さんで。(チェレスタ、いろいろ音はあるけど今のところざっと聴きほとんど聞こえませんが・・・)彼はどうやらこの曲にかなり思い入れがあるようです。木管のパートもちょろっと見た限りかなり難しいですがユースオケ大丈夫かな?
惜しむらくは私が大学のオケからお世話になってる今回第1オーボエを弾いた後輩がフランスに留学してしまうこと。今回の本番中も「成長したよなあ~」としみじみ思ってて、できることなら是非彼の音でダフニスとクロエを聴きたかったのだけど。なによりも向こうで楽しんでくることを願ってます。
ここ数日で改めて思ったオケピアニスト(チェレスタ弾き)としての自分、理想について。
何か曲をやるときに「ピアノ、チェレスタパートがあるな」となった時、指揮者に真っ先に思い出して声をかけてもらえるピアニストになりたい。
指揮者にとって信頼できる、安心してパートを任せられるピアニストになりたい。
目と目で通じ合う、耳と耳で通じ合うコミュニケーションが今以上にしっかりできるピアニストになりたい。
そして指揮者にかわいがられるピアニストになりたい(笑)打ち上げとかリハーサル、コンサートにおいてちょっと音楽についておしゃべりできるような。
ソロももちろんやりたいこといっぱいあるけれど、何よりもオケで弾きたい、オケでの経験を楽しみたい。いろんなオケでいろんな指揮者や奏者とお仕事したい。
だから実力でコネを広げるのもこれから自分が続けていくことの一つだと思います。
さあ、ダフニスとクロエはまだじっくりは知らない曲なのでこれからスコアとかパートのコピーとか手に入れてじっくり見なきゃ。もう一歩成長するために、そしてまたいただけたチャンスの楽しさをかみしめるために。
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「惑星」より「海王星」
私が愛してやまない「惑星」のもうひとつの楽章です。
以前「惑星」はイギリスらしくない部分が多々ある、と紹介しましたが「海王星」は特にその傾向が強いですね。
なんといってもフランスっぽい。ドビュッシー、ラヴェル、さらにはメシアンにも似た色彩と流れの世界。
フルート+バスフルートのアンサンブルとオーボエのアンサンブルが繰り返される冒頭は実は本当に難しかったりします。なんといっても音色、音程のとりよう、さらには音量が違いますから。フルート→オーボエのパスは今回のコンサートでは絶妙でしたよ~
この曲ではメロディーもまた美しいものがありますが「テクスチャ」的な音も本当に大事で、そして美しいです。弦やハープ、チェレスタの分散和音(アルペジオ)だったり、管の長い和音の色彩だったり。
触れたいけれど触れられない音、そして果てしなく終わりなく流れ広がっていく空間、どこかゆがんだような、不思議な流れ方をする時間・・・
この曲ではやっぱりチェレスタの響きに耳を傾けて欲しいと思います。
やっぱりハープよりもきらきら、とした音が際立ちますし。あと真ん中ほどの方で全てが静止したところのチェレスタソロ、なんて泣かせるじゃないですか、奏者を(笑)
こういう「闇の中で何色にも妖しく光るチェレスタ」というのが好きで好きで、海王星はその理想の姿の一つだとチェレスタ弾きとして思います。
そして忘れちゃいけないのが後半で入ってくる女声合唱。言葉を歌わない、いわゆるヴォカリーズという歌い方なのですが、その響きが本当に楽器と一体化するようで、声ならではの不思議な不安定さを醸し出して(実際音程とるのはちょっと難しくて、それも不安定エフェクトに貢献してます。惑星全てそうですが全部作曲家の計算の上ですよ)。
最後のステージ裏から遠ざかり、消えていくエンドレスリピートは(ホールにもよりますが)まるでセイレーンの歌声だと思います。
この闇、この独特な空間と時間、テクスチャ、楽器使い、メロディー・・・全てに魅せられどっぷりはまって虜になってもう10年になります(というのも最初に虜になった時学校の英語(国語)の授業の課題にこの曲を題材とした文を書いたのです。もうどこにあるか分かりませんが)。
聴くとフランス音楽好きになって当たり前だなあ、と思いますしチェレスタ弾きになって良かったなあ、とも思いますが・・・
なによりもやっぱりこの曲の美しさがたまらない!のです。
前のエントリーに拍手どうもです!はーるよ来い!
まずは最終お知らせから。
<メルボルン・ユースオーケストラ コンサート3>
ゲスト指揮者: Kristian Winther
[プログラム]
ヴォーン=ウィリアムス 「トマス・タリスの主題による幻想曲」
ヴォーン=ウィリアムス 「揚げひばり」(ソリスト:Kristian Winther)
(休憩)
ホルスト 「惑星」
会場: Australian National Academy of Music (ANAM、国立音楽アカデミー(サウス・メルボルン))
8月28日 午後2:30開演
チケット: 大人$25、Concession(学生・高齢者など)$20、6歳未満の子供は無料。
(今回のコンサートはAustralian Broadcasting Corporation (ABC)が録音するそうなので放送の時はまたお知らせします!楽しみ♪)
昨日は前回演奏しましたトゥーランガリラの放送が3MBSでありました。(結局日曜午後の演奏の録音だったようです)第3楽章の最初がちょんぎれてたり、第6楽章のバランスが???なことになってたり、演奏の方もちょこちょこ弱いところがありましたがものすごく光るところもいっぱいあり(第5楽章もそうですし、ピアノソロはほとんど常に光ってました!)。いい演奏でしたね!(チェレスタはほとんど聞こえなかったけど!)そしてちゃんと録音しました~
昨日、今日とリハーサル、そして明日の朝リハーサルで午後に本番です。
今回は公演が一回しかないのが残念ですがなんとか持てる力出し切ってのびのび弾きたいです。
昨日は夜にリハーサル。学校なり仕事なりあった人も少なくないとはいえ大分いろいろまとまった、大きく進歩した夜でもありました。
リハーサルでは6人そろったホルンの布陣の後ろに座ってました(笑)直接来ます。しかもリハーサルの部屋の出口に向いてるもんですから廊下の向こうのトイレ(10m+先?)に行くとホルンばっかり聞こえる(笑)音量では他のブラスにはかなわないとはいえさすがです。
そんなホルン奏者の一人にはいつも裏方でオケを支えてる大学時代からの友達がいます。昨日は彼の誕生日、ということでオーケストラでHappy birthdayを演奏しました。・・・ただし、みんなめいめい違うキーで(笑)でもアンサンブルとしては(指揮者も振ってますし)ぴったりですがね!
その後にリハーサルしたのが土星「老いをもたらす者」だったのは意図せぬ皮肉でした(汗)
今日はまたロルカでブランチしたあとコンサート会場であるアカデミーでのリハーサルへ。
今回初めてキーボードでオルガンパートをリハーサル、ということでリハーサル前、中、後、全部の間に調整しっぱなし(明日火星やるよね・・・)。ペダルの位置が、とかサウンドが、とか音量が、チェレスタとの間を移動するタイミングが、とかいろいろ地味ーに大変です。
キーボードに移ることで火星と天王星でハープの低音が聞こえなくなったのはちょっと残念です。チェレスタ弾きの特権だと思ってたので(笑)耳に聞こえる音、共感して手に感じる感覚、そして床を伝って感じる振動、ハープの低音に関する全てが愛しいので・・・
水星で昨日・今日と弦楽器のアンサンブルを詰める作業がやっぱり大変でしたね。チェロで惑星を弾いたときも本当に難しかった!ぴたっとそろえるのは本当に至難の業で。でも「第2バイオリン、最初の3プルトなしで」と言われた時の残りの第2バイオリン(後ろ半分)は結構しっかりしててちょっと安心しました。リーダー達の働きも素晴らしいですしきっと明日も良い仕事をしてくれるでしょう。
今日のリハーサルで全曲通してわりと自信はつきましたね。音響への慣れによる調整もまだ必要な感じですが。
オケ全体もまだちょっと堅さがあるのですが(火星と木星と天王星は大分キャラがいい感じで立ってますが)、私もまだちょっと(ホールの音響にびびって)チェレスタパートのソロがあんまりのびのび弾けてなくてチェレスタの音が上手く響いてないところがあるのが心配。もちょっとリラックスしていけたら。
でも(今回初対面だった1歳年上のイケメンバイオリニストの)指揮者さんとの演奏においての目と目で通じ合う信頼関係は大分かたまってきた気がします。
同時に他の奏者(主にハープ2人)との耳と耳で通じ合う信頼関係も。(前回はピアノと鉄琴の耳と耳で通じ合う信頼関係が大事でした)
指揮者や他のメンバーと言葉を交わさず一瞬で意思疎通したり、音楽を共に感じ取ったりする感覚が好きで好きで、だからこそやっぱりオケはやめられないな、と思います。
そしてTwitterの方にもつぶやいたのですが「惑星」のスコア・オケパートはリハーサル番号が少なくて意外と不便なところありますね。「○番の○小節前」とかいう頻度が多いんですよ。大体実際に楽譜に書いてある2倍は必要じゃないかなあ・・・セクションを分ける、という目的なら十分なんですがその間にいくつか主要な楽器のエントリーがあったりするのでリハーサルの運びにはちょっと少ない、という印象。
明日は朝最後のリハーサルでやっと海王星の女声合唱団と合わせることに。きっと大丈夫だと思いますし、なんといっても海王星にそこそこ時間を割いてくれるのがby-productとしてありがたい(笑)
あとは音楽の性格が生きれば最高の演奏になると思います。
他のみんなとくらべたら比較的楽なパートではありますが、最近の不調もありちょっと参ってます。
明日は朝からリハーサルなのでゆっくり休めれば、と願ってます。
それにしても楽しみ!明日はうまくいきますように♪感想はまたこちらで~
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「惑星」より「土星」
私が特別好きな「惑星」の楽章は2つあって、一つは海王星、そしてもう一つはこの土星です。
(土星ではチェレスタは弾いてないということを考えるとその「特別」は弾くこととちょっと違うところにあることがうかがえます)
そして作曲者ホルスト自身のお気に入りもこの土星だったそうです。
にもかかわらずこの曲がマイナーなのはなぜか。
要因としては 1)曲の最初が無調風でとっつきにくい 2)テンポが遅い+方向性が明確に示されていないの組み合わせ 3)長い 4)全体というよりは個々の楽器に集中することが必要 ・・・あたりだと思います。
土星のなかで一番最初にわかりやすい魅力、というのは最初の無調風のセクションが終わって、低音弦のピチカートに乗っかって始まるトロンボーンの暗いコラールだと思います。(ホルストはトロンボーンを吹いてたそうですよ)この暗い音色だったり、和音でトロンボーンが共に奏でる美しさだったり。私がトロンボーンに惚れた(2回目)きっかけでもあります。
2番目はそこから一旦音楽が盛り上がって静まった後のフルート&バスフルートのアンサンブル。必ずしもフルートが輝く音域ではありませんが、少し不安定な和音が他の楽器の思い足取りに支えられ絶妙な色彩を奏でます。
3番目はその後の焦燥の鐘(と私が勝手に呼んでいる)があって、そこから静まった後キーが変わって弦の静かな和音にハープのハーモニクスだけが聞こえるところです。ここらへんはハープの楽器のメカニズム的に大変難しい箇所。でもこの音は誰にもまね出来ない!
そしてこの後のセクションは全体的な美しさに加えてそれぞれのパートの美しさも際立ちます。滝のように流れるフルート+ハープの音だったり、波のように互いにうねるホルンだったり、どこをとっても非の打ち所がないというか。本当にため息が出ます。
私がでもやっぱりこの楽章でプッシュしたいのはハープ2人。
ハープはこの曲を通じて時にはバックグラウンドで、そして時には少し前にでて流れる時を表し、刻んで(パートはめちゃくちゃ難しいながらも)大活躍しているのです。是非耳を傾けてください♪
「土星」を聴くと思い出すものが私は2つあります。
1つはミヒャエル・エンデの「モモ」のマイスター・ホラの数々の時計の部屋、そして「自分の時間」を表す花と振り子の空間。
そしてもう一つはこの土星の副題が「老いをもたらす者」であることと関係があるのですが、こないだ紹介しましたGordon Livingstonのどっちかの本で高齢における孤独や苦々しさを最小限にとどめるには社会における「老いに対する恐怖」をとっぱらうこと、そしてそのためにできる一つのこととして「老いることは恥じることではない、怖いことではない」と若い世代(特に自分の子供に対して)歳を重ねることに対するポジティブさを見せるような生き様を見せること、という話がありました。
(本当はこの曲はもっとたくさんのことを表現していると思いますがあえて単純化して)この楽章の前半が容赦なく流れていく時、奪われていく体力などを表すなら、後半は時の流れを受け入れ、自分がこれまで積み重ねたこと、達成したことを抱きながら、そしてこれからまだ出来ることに対して希望を持つことを表しているのかもしれない、と思います。
まずは最終お知らせから。
<メルボルン・ユースオーケストラ コンサート3>
ゲスト指揮者: Kristian Winther
[プログラム]
ヴォーン=ウィリアムス 「トマス・タリスの主題による幻想曲」
ヴォーン=ウィリアムス 「揚げひばり」(ソリスト:Kristian Winther)
(休憩)
ホルスト 「惑星」
会場: Australian National Academy of Music (ANAM、国立音楽アカデミー(サウス・メルボルン))
8月28日 午後2:30開演
チケット: 大人$25、Concession(学生・高齢者など)$20、6歳未満の子供は無料。
(今回のコンサートはAustralian Broadcasting Corporation (ABC)が録音するそうなので放送の時はまたお知らせします!楽しみ♪)
昨日は前回演奏しましたトゥーランガリラの放送が3MBSでありました。(結局日曜午後の演奏の録音だったようです)第3楽章の最初がちょんぎれてたり、第6楽章のバランスが???なことになってたり、演奏の方もちょこちょこ弱いところがありましたがものすごく光るところもいっぱいあり(第5楽章もそうですし、ピアノソロはほとんど常に光ってました!)。いい演奏でしたね!(チェレスタはほとんど聞こえなかったけど!)そしてちゃんと録音しました~
昨日、今日とリハーサル、そして明日の朝リハーサルで午後に本番です。
今回は公演が一回しかないのが残念ですがなんとか持てる力出し切ってのびのび弾きたいです。
昨日は夜にリハーサル。学校なり仕事なりあった人も少なくないとはいえ大分いろいろまとまった、大きく進歩した夜でもありました。
リハーサルでは6人そろったホルンの布陣の後ろに座ってました(笑)直接来ます。しかもリハーサルの部屋の出口に向いてるもんですから廊下の向こうのトイレ(10m+先?)に行くとホルンばっかり聞こえる(笑)音量では他のブラスにはかなわないとはいえさすがです。
そんなホルン奏者の一人にはいつも裏方でオケを支えてる大学時代からの友達がいます。昨日は彼の誕生日、ということでオーケストラでHappy birthdayを演奏しました。・・・ただし、みんなめいめい違うキーで(笑)でもアンサンブルとしては(指揮者も振ってますし)ぴったりですがね!
その後にリハーサルしたのが土星「老いをもたらす者」だったのは意図せぬ皮肉でした(汗)
今日はまたロルカでブランチしたあとコンサート会場であるアカデミーでのリハーサルへ。
今回初めてキーボードでオルガンパートをリハーサル、ということでリハーサル前、中、後、全部の間に調整しっぱなし(明日火星やるよね・・・)。ペダルの位置が、とかサウンドが、とか音量が、チェレスタとの間を移動するタイミングが、とかいろいろ地味ーに大変です。
キーボードに移ることで火星と天王星でハープの低音が聞こえなくなったのはちょっと残念です。チェレスタ弾きの特権だと思ってたので(笑)耳に聞こえる音、共感して手に感じる感覚、そして床を伝って感じる振動、ハープの低音に関する全てが愛しいので・・・
水星で昨日・今日と弦楽器のアンサンブルを詰める作業がやっぱり大変でしたね。チェロで惑星を弾いたときも本当に難しかった!ぴたっとそろえるのは本当に至難の業で。でも「第2バイオリン、最初の3プルトなしで」と言われた時の残りの第2バイオリン(後ろ半分)は結構しっかりしててちょっと安心しました。リーダー達の働きも素晴らしいですしきっと明日も良い仕事をしてくれるでしょう。
今日のリハーサルで全曲通してわりと自信はつきましたね。音響への慣れによる調整もまだ必要な感じですが。
オケ全体もまだちょっと堅さがあるのですが(火星と木星と天王星は大分キャラがいい感じで立ってますが)、私もまだちょっと(ホールの音響にびびって)チェレスタパートのソロがあんまりのびのび弾けてなくてチェレスタの音が上手く響いてないところがあるのが心配。もちょっとリラックスしていけたら。
でも(今回初対面だった1歳年上のイケメンバイオリニストの)指揮者さんとの演奏においての目と目で通じ合う信頼関係は大分かたまってきた気がします。
同時に他の奏者(主にハープ2人)との耳と耳で通じ合う信頼関係も。(前回はピアノと鉄琴の耳と耳で通じ合う信頼関係が大事でした)
指揮者や他のメンバーと言葉を交わさず一瞬で意思疎通したり、音楽を共に感じ取ったりする感覚が好きで好きで、だからこそやっぱりオケはやめられないな、と思います。
そしてTwitterの方にもつぶやいたのですが「惑星」のスコア・オケパートはリハーサル番号が少なくて意外と不便なところありますね。「○番の○小節前」とかいう頻度が多いんですよ。大体実際に楽譜に書いてある2倍は必要じゃないかなあ・・・セクションを分ける、という目的なら十分なんですがその間にいくつか主要な楽器のエントリーがあったりするのでリハーサルの運びにはちょっと少ない、という印象。
明日は朝最後のリハーサルでやっと海王星の女声合唱団と合わせることに。きっと大丈夫だと思いますし、なんといっても海王星にそこそこ時間を割いてくれるのがby-productとしてありがたい(笑)
あとは音楽の性格が生きれば最高の演奏になると思います。
他のみんなとくらべたら比較的楽なパートではありますが、最近の不調もありちょっと参ってます。
明日は朝からリハーサルなのでゆっくり休めれば、と願ってます。
それにしても楽しみ!明日はうまくいきますように♪感想はまたこちらで~
今日の一曲: グスタフ・ホルスト 「惑星」より「土星」
私が特別好きな「惑星」の楽章は2つあって、一つは海王星、そしてもう一つはこの土星です。
(土星ではチェレスタは弾いてないということを考えるとその「特別」は弾くこととちょっと違うところにあることがうかがえます)
そして作曲者ホルスト自身のお気に入りもこの土星だったそうです。
にもかかわらずこの曲がマイナーなのはなぜか。
要因としては 1)曲の最初が無調風でとっつきにくい 2)テンポが遅い+方向性が明確に示されていないの組み合わせ 3)長い 4)全体というよりは個々の楽器に集中することが必要 ・・・あたりだと思います。
土星のなかで一番最初にわかりやすい魅力、というのは最初の無調風のセクションが終わって、低音弦のピチカートに乗っかって始まるトロンボーンの暗いコラールだと思います。(ホルストはトロンボーンを吹いてたそうですよ)この暗い音色だったり、和音でトロンボーンが共に奏でる美しさだったり。私がトロンボーンに惚れた(2回目)きっかけでもあります。
2番目はそこから一旦音楽が盛り上がって静まった後のフルート&バスフルートのアンサンブル。必ずしもフルートが輝く音域ではありませんが、少し不安定な和音が他の楽器の思い足取りに支えられ絶妙な色彩を奏でます。
3番目はその後の焦燥の鐘(と私が勝手に呼んでいる)があって、そこから静まった後キーが変わって弦の静かな和音にハープのハーモニクスだけが聞こえるところです。ここらへんはハープの楽器のメカニズム的に大変難しい箇所。でもこの音は誰にもまね出来ない!
そしてこの後のセクションは全体的な美しさに加えてそれぞれのパートの美しさも際立ちます。滝のように流れるフルート+ハープの音だったり、波のように互いにうねるホルンだったり、どこをとっても非の打ち所がないというか。本当にため息が出ます。
私がでもやっぱりこの楽章でプッシュしたいのはハープ2人。
ハープはこの曲を通じて時にはバックグラウンドで、そして時には少し前にでて流れる時を表し、刻んで(パートはめちゃくちゃ難しいながらも)大活躍しているのです。是非耳を傾けてください♪
「土星」を聴くと思い出すものが私は2つあります。
1つはミヒャエル・エンデの「モモ」のマイスター・ホラの数々の時計の部屋、そして「自分の時間」を表す花と振り子の空間。
そしてもう一つはこの土星の副題が「老いをもたらす者」であることと関係があるのですが、こないだ紹介しましたGordon Livingstonのどっちかの本で高齢における孤独や苦々しさを最小限にとどめるには社会における「老いに対する恐怖」をとっぱらうこと、そしてそのためにできる一つのこととして「老いることは恥じることではない、怖いことではない」と若い世代(特に自分の子供に対して)歳を重ねることに対するポジティブさを見せるような生き様を見せること、という話がありました。
(本当はこの曲はもっとたくさんのことを表現していると思いますがあえて単純化して)この楽章の前半が容赦なく流れていく時、奪われていく体力などを表すなら、後半は時の流れを受け入れ、自分がこれまで積み重ねたこと、達成したことを抱きながら、そしてこれからまだ出来ることに対して希望を持つことを表しているのかもしれない、と思います。
