忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

引き続き自宅で。
前回の更新から1週間、必須でない外出に制限がかかって数日のメルボルンにて。

来月にいくはずだったThe Ghanの旅関係のキャンセル手続きは概ね終わりました。
今回旅行関係は払い戻しでなく「今後また利用してくれたときに向けてツケにしておきますよ」というシステムをとっているところが多いみたいですね。既に前払いだったホテルもそうですがなんといってもThe Ghan自体の鉄道会社は支払った金額の100%じゃなくてなんと110%の金額を2022年3月末までとっておいてくれるらしく。金額もそうですが(値上げあると思われますし)期間を長くとってくれるのがかなりありがたい。こんなに手厚くしてくれなくても向こうもきっと大変だし絶対再挑戦する予定でしたがありがたく頂いておいて今後の楽しみにとっておこうと思います。

バレエのレッスンも中止になり。先週行っておいてよかったー。ポワント(トウシューズ)でのレッスンでちょうど先生がバリエーション(ソロのナンバー)の最初の部分を教えてくれたので休みの間もちょっと特別な宿題&目標ができて。「Satanella Variation」というバリエーションなのですがものすごく難しくなく、でもテクニックをきちっとする振り付けだそうで。ちなみに先生が参考にしてるのはこの動画です。

レッスンはないとはいえ何もしないで過ごすわけにはいかないのでとりあえず週に一回、普段レッスンがある水曜日に仕事部屋を利用してバレエの練習をすることにしました。
床はカーペット(しかも古いマスタード色の)ですしバーとして使えるのは心許ない洗濯物干しくらいですがなんとか今日1時間半、バーレッスン・センターレッスン・ポワントレッスンと試してみました。短めの時間で、限られてたスペースなのであんまり動き周りませんでしたがそれなりに運動量もあり。ただ今現在の身体の感じからしてハードワークはいつものレッスンに到底及んでない(汗)

そしてこういう状況でとにかくSpotifyが便利ですね。バレエレッスン用の音楽もアルバム・プレイリスト色々ありますし再生数が多いの選べばまず間違いない。今日使ったのはこれのパート1でとても使いやすい印象でしたが来週はまた違うのにしてみようかな。
それから世界色んなところのバレエ団がホームレッスン動画なども出してるみたいなのでこれを機にチェックしたいです。多分ちょっと自分には難しいかもしれないけどこういう時でこそ見たりチャレンジしたりしてみたい。

ということでまだ改善点は色々あるものの一つルーチンとモチベーションができました。
とりあえずは仕事もあるしピアノも秋レパートリーに移行中でいつも通りに練習を続けて、外の事がある程度影響あるながらも生活リズムに大きく変わることなく暮らしていけたらなあと思います。


今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 練習曲「音の絵」 Op. 39-2



ラフマニノフの作品の話をするとほぼ毎回こういう話になるのですがほんとラフマニノフは頻繁に演奏されるやつじゃない作品がもっともっと評価されて欲しいです。
パガニーニのあれとか協奏曲第2番とかみたいないわゆる「ハリウッド的ラフマニノフ」じゃなくてがっつりロシアの土臭さが感じられる作品だったり20世紀的なところがある作風の曲だったり。

最近弾き始めたこの練習曲op. 39-2はマイナー中のマイナーってわけじゃないですがやっぱりそういう超メジャー級の影に隠れてしまう作品。ラフマニノフのピアノ曲として見ても技巧的でも華やかでもないですしね。でもある意味とてもラフマニノフらしい曲かもしれない。

この曲について話すときに必ず出てくるのがグレゴリオ聖歌「怒りの日」の引用。冒頭いきなり出てくる4つの音のモチーフがそれで、様々な形で現れ繰り返されるそのモチーフが作品全体を支配しているようで。ラフマニノフは「怒りの日」を色んな作品でいろんな形で引用してますがこの曲での使い方はかなり目立つように使ってるのでそれだけ追ってみるのも面白い聴き方になるかも。

自分にとってラフマニノフはずっとゆるぎなく「和音の作曲家」です。それは有名な曲でもマイナーな曲でも、ピアノでもオケでも合唱でも共通していて。一つの和音の響き方、和音を連ねることによる重厚なサウンド、そして特にこういう後期の作品では奥ゆかしいハーモニーとコード進行の作り方がものすごく魅力的です。無調ではないけれど調にとらわれない微妙な色合いのハーモニーで揺れ動き、様々な色に移動し発展していく様が好き。もちろんこの時代の色んな作曲家がそういう表現をしているのですがラフマニノフの半音進行はユニークなサウンドだと思います。

そしてその和音と色彩の移ろいを楽しみながらこの曲を弾いているとこの曲全体の息の長さ、音が作る空間の広さがとても愛しく思えます。ラフマニノフってほんと息がながいフレーズ書くの得意ですよね、この曲に限らず色んな作品で。自分がどっちかというとせっかちな人間・奏者だってのも関係してるかもしれませんが色々と勉強にもなりますし単純に心地良い。レパートリーとして大事にしたいと思います。

最初に書いた通り私の望みはラフマニノフのマイナーな曲に光が当たること。なのでリンクする録音も曲集がコンプリートで入ってる録音にしました。一つ一つ聴いてあげてください。どの曲にもそれぞれの魅力があります。

拍手[1回]

PR
Aiyaiyai
状況があれやこれや大変なことに。

2エントリー前に「最近は感想しか書くことがなくて更新頻度が減ってる」なんて言ってたらコンサートなど感想を書くようなイベントがすっかりなくなってしまったの巻。フォーマットチェンジについてのんびり考えようと思ったけどもうちょっと真剣に考えた方がいいかもなあ・・・という事態に。

ただ自分一人の身の回りだとそんなに生活に変化はないです。もともと用事が無けりゃ家に一人でいますし。サッカーとコンサートがないのは寂しいですし仕事が少ないのはやっぱり不便ですが主に黙々と日常ルーチンを回してます。
バレエ・・・は教室やってるし生徒の人数も少ないですし今日ぐらいの気温だったら閉鎖空間じゃないので(warehouse的オフィスみたいなところでやってるので暖かいとシャッターが開けられる)基本行く方向で。
大きい影響としては来月末の旅行がおそらくキャンセルになることなんだけど手続きなんかも色々あるのでもうちょっと様子見。

ちょうど今週かかりつけのGPとメンタルのドクターのところに行って免許更新のための診断書を書いたりなんだりしてもらったので日常ルーチン外で外に出る用事はこれでしばらくないかなあ。あとはスーパーマーケットが今どんな状況になってるかは気にしています(日曜日に行ったときはそんなに影響はなかった記憶)。

サッカーはあんまりここで書かないのですがスペインの方はコロナウイルスの流行がものすごくて大変で、メルボルン(ヴィクトリー)に関しちゃもうただでさえすごい不調なシーズンに泣きっ面に蜂に虻にヘビトンボくらい色んなものが重なってなんか無茶苦茶になってしまった妙な状況。スペインの方を見てると「どうなるんだろうなー」というぼんやりした不安なのですがこっちの事を考えると「何が?どうして?は?」ともっと動的な不安?に忙しいです。

各種コンサートが開催されなくなって音楽方面も多々ダメージを受け・・・ている中、術がある団体は本来やるはずだったコンサートをオンラインで配信したりなんだりしているところもあります。もちろんどこもが出来ることではないですがなるべくこういう試みは応援したいです。
身近でいうとメル響が月曜日のコンサートを公式youtubeチャンネルで配信したり。ストリーミングの質はたまに荒れ気味ですが(汗)でも時差の関係でヨーロッパやアメリカより聴きやすい時間に配信されるので是非。ただ集会の人数制限が100人(屋内)になったからこれからはどうかな・・・

あとこの機に絶対活用するべきなのがベルリン・フィルのデジタルコンサートホールアーカイブ無料開放。3月31日までに公式サイトに表示されるクーポンコードを入力すると30日間ベルリン・フィルのこれまでのコンサートやインタビューなどの映像・音声コンテンツが無料で楽しめるそうです。量も質もすごい。むしろどこから手をつけていいかわからないくらい。

それからキャンセルになったコンサートのチケット代を払い戻しでなく「とっておいてください」と寄付にできるようにしてる団体もけっこうあるようですね。私もACOのチケットは寄付にするつもりです(メールの返事がこないのでまだ確定してませんが)。メル響はチケット買ってなかったんで別に寄付するかな。ストリーミング配信やってくれるとなるとやっぱり金銭的にもちゃんと応援しなきゃってなります。

ということで開催されないはされないで財布の紐はゆるむ傾向にあるようですが色々な意味で頑張りすぎずにやっていきたいと思います。


今日の一曲: リムスキー=コルサコフ 「シェヘラザード」第4楽章



音楽界隈ではこの不安な時期に家で心を落ち着かせるための音楽が「#SongsforComfort」などのタグで公開されていて素敵な試みだと思うのですが個人的に今家に籠もっていて欲しくなる音楽はむしろ部屋で踊りまくったりしてストレス発散するための音楽かもしれないなあと(特に今後バレエレッスン行けなくなったりしたことを考えると・・・)。
なのでちょっと頭の中で踊り狂う音楽のリストを考えて見てます。ただこれ自分が家で一人で誰も見られずにやってることを公に出すという趣旨なんで実際にプレイリスト作ることを考えるとかなり恥ずかしくて躊躇してます(笑)

前述メル響のストリーミング配信でも演奏された「シェヘラザード」、やっぱり広く愛される曲ですね。私も小さい頃からよく知ってる曲で(両親も大好きな曲)、特にバレエをやるようになってからはこの音楽の踊りを強く誘う感が大好きで。ノイマイヤーさんの「ニジンスキー」で使われてるイメージも強いですがそれがなくてもものすごく踊る曲。ほんと家で踊り回りながら聞けて良かったです今回(笑)

特に第4楽章はテンポも速ければ回るようなリズムも楽しいしエキゾチックな雰囲気も素敵で楽器使いも色彩豊かで。トランペットのタンギングとかも真似しながら聞くと楽しいんですよー(もちろん踊り回りながら)。
そしてこのせわしく激しい音楽が向かっていく先の船の難破のくだりも聴いてて気持ち良い。ストレス発散カテゴリにはもってこいじゃないかと思います。もちろんスピーカーでどーんともいいですがイヤホン視聴でも。

リンク先は楽しく踊り回ってストレス発散テーマ重視でボロディンの「韃靼人の踊り」がカップリングされてる録音にしました。全体的にハイテンション気味(笑)両方弾いてても楽しい曲です。

拍手[1回]

お久しぶりです&「Acetravaganza」感想
前回の更新のタイトルが新年とかすっかりこちらに顔を出してませんでしたがいわゆる「リアル」ではずっと通常運転でやってました。
ブログにエントリー立てて書くほどのようなものもなくコンサートなどのイベントもあんまりなく、このイベントもちょっと前のなのですが感想を書こうとしたらブログ側の問題で断念せざるを得ずそこからまたそこそこに忙しく。

ということで遡りますが1月25日に行ってきたMidsumma Festivalのイベント「Acetravagaza」の感想を残しておきたいので久しぶりの更新です。

Midsumma Festivalはメルボルン夏のLGBT+フェスティバルでシティに限らずその周りの色んなところでいろんなタイプのイベントがかなりの数開催されるもはやメジャーイベント。
去年もAsexualityをテーマにしたミュージカル(その演者さんの一人がちなみに今回の主催者でした)を見に行ったのですが今年もサイトを見たらAsexualityイベントがあったのでこれは見に行かないと&応援にいかないとということで(この週は色々お出かけが多かったのですが)優先的に見に行ってきました。

場所はシティのちょい北FitzroyのLGBT+専門本屋兼イベントスペース。大きいエリアではないのですが椅子並べて座れてcozyなスペース、しかもバーもありで面白い場所でした。
イベント内容はAsexualityに含まれる&その周りの性的志向を自認しているアーティストによるAsexualityやそれをとりまくテーマを題材にした歌あり朗読ありコメディありショートフィルムありのささやかなExtravaganzaでした。

観客は全部で50人弱くらい?最初の挙手でAsexualityのことを知らないって人はいなく、つまりはほぼ内輪向けのイベントという形ではありましたが共通の悩みやユーモアを共有して気兼ねなく楽しめる、そしてAsexualityという一つの言葉があるものの個人個人の体験や詳細などはかなり幅があるんだということを改めて認識して学ぶという趣旨も含めたイベントになっていました。

じっくりしっとり聴ける朗読とか比較的シリアスな作品も良かったですがユーモア関係がやっぱり秀逸でしたね。Asexualityならではのオチにもっていく作品とか、「密かなAsexualityテーマソング」メドレーだったり、自分たちには普通じゃない「普通の感覚」をほどよい感じで覆していく。それに関しては何よりグランドフィナーレの「逆ストリップショー」で大笑いしました。
「そう来たか!」っていう感情だけじゃなくて実際見てると最終的に「あっすごいおしゃれ!」って楽しくなって(夏ですがスカーフ類とか複数使ったりとかしますし)、そうやって普通にはまってしまった自分にまた笑うという。すごく楽しかったです。

こういうイベントだと場所を提供してくれたロケーションにもお金が入るように飲み物頼みますし、あとイベント主催につながるということでRaffle(くじ)も購入しました。3枚組買って結局当たらなかったですがAsexuality関連でちょっと面白いものが商品だったりこれもまた大笑いしたので次回やったらまた買います(笑)

あとは自分の表現媒体全般に関してもちょっと考えることがありました。基本自分にとって表現形態はピアノか文章(書いたものをそのまま画面に)なのですがそれだと色々制限もあるので少なくとも「朗読できる文章を書く」というのはひとつ検討してみようかなと思ってます。今回のイベントで朗読っていいなと思ったのと、あと始めて朗読に挑戦した人もいたので(それはもう場の雰囲気全体あたたかく見守ってましたし、それも良いなあと思ったので)。
とりあえずそこは自分にちょっと長い目でみた小さな宿題。

ということで来年もこれに限らず何らかのAsexuality関連イベントが開催されるなら英語でいうところの「鈴をつけて」参加する予定です。(そして前述通りまたくじを買います)
一年にこの手のイベントが一回で小さい規模なのはちょっと寂しくはありますがまあ年一のささやかなお祭りと思えばまた次回も楽しみです。


今日の一曲: レーラ・アウエルバッハ チェロとピアノのための前奏曲集 op.47より第12番嬰ト短調



2020年は(録音購入をメインにすることは変わりないですが)Spotifyをもっと活用する!と決めて色々サッカー関連のプレイリスト(選手やクラブ発信のMatchday playlist)や注目アーティスト・レコード会社をフォローしてみたり環境を整えたりしていたのですがそのうちにふと「誰かハンブルクバレエ団の作品のプレイリスト作ってないかな」と思い立ったら完全なリストではなさそうなのですがかなりの量どんと入れたプレイリストが見つかったのでちょこちょこ聴き進めてみてます。

もともとノイマイヤーさんが作品に使う曲はだいたい自分が大好きなので基本間違いないのですが特に今回レーラ・アウエルバッハの作品にはがっつりはまりました。良い音楽に良い出会い。
ショスタコだったりカバレフスキーだったりを弾いて、シュニトケやShchedrinやKats-Cherninなんかも聴いて「もっともっとソヴィエトロシアの音楽を感じたい」みたいな思いが常に水面下でふつふつしていたのがこの作曲家に出会ってやっと願いが叶った感じ。

もうチャイコフスキーに始まってラフマニノフやショスタコが育ててそこから色んなソヴィエトの作曲家に流れていくロシアの冷たい荒涼とした感じ、独特の重さと暗さとシリアスさ、皮肉やエグみがうまいこと包括されてる上に聴きやすい曲もあればそうでない曲もあると幅があってしばらく楽しめそうです。

しかもこのアウエルバッハ、このブログで何度も題材にしている24の調で前奏曲を書く24 keys virusに複数回感染しているという(録音があるのはピアノ、バイオリン+ピアノ、チェロ+ピアノ、でもビオラ+ピアノも書いてるらしい?)24調マニア(?)にははまらないわけがない作曲家。今回代表作として紹介するチェロのための前奏曲第12番は聴きやすい&上記特徴が存分に味わえる作品です。あとここ数日ずっと頭の中で鳴ってるので紹介しないと気が済まない。いい曲に出会わせてくれてありがとうノイマイヤーさん。


拍手[0回]

新年
明けましておめでとうございます。
久しぶりの更新になりましたが今年もこんな感じでよろしくお願いします。

まずは今オーストラリアで起こっている山火事に関して自分周りの現況を。
市街地に住んでるので火事自体はそれなりに遠いですが煙はかなり流れてきて、昨日ははっきり目に見えるくらい煙かったです。用事があったんで出かけたのですが喘息も軽度ながらあることですしちゃんと空気汚染度には気をつけて懸念がある時には外になるべく出ないようにしないとですね。家もエアコンとか空気清浄機とかないのですが。

年末年始は休みました、といいたいところですが30日まで仕事もしたしピアノも2日になったらちょこちょこ再開したし休みは休みですることが色々あったり。でもほどほどに休みはしたかな。
何もしないのが苦手で、家で何もしないと寝てしまうので(睡眠サイクルをぶった切る昼寝はなるべく避けないと)。動き回ったり衣替えしたり万年筆で手書きしたりとかしてました。
遅れでサッカーの試合みるのもテレビの録画みるのもゲームやるのもまとまった時間がないとできないのでそこら辺も楽しむ余裕が出来たのはいい休みでした。

一昨日はサッカー観戦に行きました。「一昨日は」というか「一昨日も」ですけどね(笑)もう今シーズン4回目ですし。女子・男子とも勝ちを飾ってとても盛り上がった試合でした。昨日の一昨日ですが(?)空気が煙くなくてよかったです。前シーズンもそうだった記憶があるのですがメルボルン・ヴィクトリーのホーム試合の日って給水休憩が必要になるような暑い日や空気が煙い日にほぼ当たらないんですよね。ちょっと雨が降った日もありましたがそれくらい。何かの力が働いている?でもこれからの季節煙も暑さもどうなるかわかりませんからね(少なくとも暑さに関してはまだまだこれから)。この天気運が続いてくれるといいなと思ってます。

あ、あと休みのうちにとシティの屋上バーMadame Brusselsで一人飲みに行きました。結構混んでたのですがゆっくり座ってカクテル飲んだりパイ食べたりできてよかった。ちょっと煙い日ではあったんですけどね。でも程よく気温があって日も長くてこの季節には屋上で飲めるバーは風流で楽しいです。Madame Brusselsはカクテルの種類も豊富で内装のピンクさが気にならなければものすごくオススメです。なんたって私が一人で飲めるような場所ですし。

そしてちょっと先になるのですがオーストラリア大陸を縦断する列車The Ghanでの旅行を年末年始に企画してました。大きい出費(=列車自体・飛行機・宿泊)はすでになんとかしました。これについてはもうちょっと近くなってから改めて紹介エントリーを立てたいのですがものすごく楽しみにしています。一時帰国以外にもちょこちょこ旅に行けるよう心のフットワークをちょっとでも軽くしたいです。

コンサートシーズンはまだまだ始まらないしこのままだと外で色々遊ぶことも少なくなりそうなので次の更新もいつになるやら(汗)書く事ができるようなイベントがあるといいなあ。


今日の一曲: 滝本晃司 「空の下」



日本に行った時に買って持って帰ってきたアルバム。
ピアノで色々弾いてても思うのですが音楽ってある程度はその曲が生まれた場所のだいたいの気候とか地形とかなんとなく表してるようなことがたびたびあって、そういう意味ではこのアルバムは日本に居る時に聴き始めたかったです。空気の湿度とかそういうもので。

最近はサッカーもそうですし夏なので盛り上がる系の音楽を聴くことが多くなったのですが今日はちょっと趣旨を変えてこのチョイス。

そもそもこのアルバム、全曲ボーカル+ギター+チェロ+コントラバスというシンプルな編成。そこに滝本さんの作風だったりけだるげな歌声だったり、それが組み合わさると音と音の間にものすごく空間が出来て。時と場所をちょっと選ぶ音楽ですが家の中で一人で空間を感じる時に聴きたくなります。

で、アルバムの中だと一番素直というかシンプルなこの「空の下」が好きです。(たまでも演奏してた曲はどうしてもたまバージョンが好きだなあ・・・)言葉も音も一つ一つをゆっくり染みいるように味わえる感。特にギターの和音の一つ一つ感が好きです。


拍手[0回]

バレエの1年が終わり&クリスマス買い物
あっという間に12月も半分過ぎました。
・・・とはいえ一日一日は全然あっという間じゃなくて色々かたつむりな遅さで進んでいると感じることも多く。仕事だったりサッカー関連だったり。

そして昨日は今年最後のバレエレッスンでした。
今年は水曜日の中級・上級のクラスに行くようになってトウシューズ(ポワント)のレッスンもレベルアップして毎週の全身筋肉痛が数倍増しましたがなんとか概ねクラスの内容について行けるようになりました。余裕はバーレッスンの後半からミリもなくなりますが。

普通のレッスンだとテンポに余裕があるときはたまーーにピルエット2回回れるようになってきましたし最初は全く分からなかったステップもいくつか把握できるようになってきましたし。でもちょっと気を抜くと色々崩れる(笑)
あと気候が暖かくなってきたのもあって喘息の薬なしでも最後まで飛んだり跳ねたりできるようになったのも一安心(内容にもよりますしスタミナとしてはまだまだ大変ですが)。

ただ成長がしっかり感じられるのがポワントの方。トウシューズの先の禿げ方でだんだんしっかりポワントに乗れるようになってきたのが見えます。ただし左足はまだまだ。でも全体的に安定してきたし足(foot)も強くなってきたし、なにより体幹を使って立つことができるようになったかも(お腹の上半分が割れてきたのきっとそれ)。

来年の目標はバーレッスンでもっと頭や腕の動きを意識して、センターレッスンでは最後の方の跳躍メニューにちゃんとついていけるようにすること、そしてポワントのレッスンではポワントでピルエットができるようになることかな。

先ほども書きましたがとにかく仕事が忙しくてクリスマスショッピングもぎゅっと凝縮手短に。といってもそんなにたくさん買い物するわけでもなく(一部オンラインショッピングもありましたし)、それでも季節のイベントだから楽しむための買い物はいくつかありました。

クリスマスケーキとしてはイタリアのケーキPanettoneを小さいサイズで買ってるのですが今年はプレーンがなかったので通常のドライフルーツ入り。といってもオレンジピールとレーズンが主なので文句を言うほどのものではない。ワインではなくウィスキーに合わせようかな(焼き菓子とウィスキーの組み合わせ好きなので)。

そしてこの季節はギフト用のhamperや詰め合わせ類の種類が増えるので調味料のセットを買いました。Relish、マスタード、チリジャムの付け合わせ的なソース的なものを小さいボトルで。まだ何に使うかは決めてませんがこういうのを持っておくと料理の新しい挑戦にちょうど良い。和食もそれ以外の料理も来年はもっとレパートリー増やしたい。

さらに去年もあったT2のお茶のアドベント今年も購入。今年はクリスマステーマの新フレーバーが色々あってT2の創造性がものすごく花咲いてた印象。紅茶も緑茶もそれ以外もお茶の葉を使わないやつも無限の可能性があってすごく楽しいです。そして同時に定番フレーバーの安定も頼もしい。

まだ仕事はクリスマスぎりぎりまでなんとか進めたいと思ってますしそれまでにちょっとお出かけするイベントもあったりで実はクリスマスのごちそうをどうするかまだ決めてない。どうしよう。バクテーの素二つあるし豚肉もあるしバクテーかな(笑)ローストビーフは最近作ったし。
最近はこっちでも大きいエビ(king prawn)をクリスマスの季節のご馳走として宣伝してるのですがあれはゆでるだけでいいのだろうか。食べるのはちょいめんどくさいし。または紹興酒で煮て酔っ払いエビみたいにもできそう。(夏に鍋とか煮込みとかスープは割とやるのでそれ自体はいいのですが)

でもやっぱり時は一日一日ゆっくり進むようなところもあるので25日までたどり着くのはまだ先。とりあえずは目下の最高気温44度の一日のサバイバルです。物資的には万端なのですが感覚的にはどうだろうな。でもメルボルンは他の都市と違って毎日毎日暑いわけじゃないからまだマシだと思われ。
天気含めいろいろ落ち着いたら今年最後の更新したいと思ってます。果たして書く事はできるのか。


今日の一曲: face to ace 「SILLY LIFE」

公式サイトのリンク

face to aceのセルフカバー+新曲いくつかで構成されたアルバム「SALVAGE PHASE 1」をやっと一時帰国のときに入手できてちょっと遅れたタイミングでなんかこの曲がものすごく刺さっています。アルバムができる前のライブでも聴いたりしててその時はそこまでピンポイントでこなかったのに。(まあこういう経験は音楽全般でよくあるにはよくあることなんですけどね)

「SALVAGE PHASE 1」の楽曲のうち懐かしい初期の曲のカバーはあまり方向性変わらず、でもACEさんの歌声は今の声で&アレンジも今の良さをしっかり出して+音も深くという印象でしたが新しい曲2つはなんか攻めた感じがしてすごい好きです。体当たりな曲調というか。

その中でもSILLY LIFEは全体的にロックなのにメロディーがなんかロックとは違う感じ(特にサビ辺り)があるのがなんかがつんと来てる要素の一つかな。メロディーだけじゃなくて色んなところにAngularな性質があって常に前のめりで聴きたくなる。

以前のエントリーでも書きましたが一時帰国前後で買った物だったりもらったものだったり色々ここで紹介しなきゃな曲があって、ちゃんと考えるとキューがすごいことになってるのですがもう一つの新曲「SALVAGE」も今日の一曲で紹介できたらいいなあ。いつになるやら。でもいつか。

拍手[0回]