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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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地域限定
いやーーーーもうすぐ日本に出発です。明日なんですが。
お土産買い物とか荷物詰めとか仕事終わらせるとか準備といっても色々カテゴリありますが一番頭脳的に労力が必要なのが冷蔵庫の中のものの消費。
どうしても捨てるものが(少量ながら)生じてしまうしそれでもなんか同じ食事の中でダブって食べてる食材が複数(汗)ついでに食べる量もちょっと多めになってる。

そしてすでにあるものの消費だけでなく日本に行く前に食べたいものもあってさらに大変なことに。(家で食べるものも外食もどっちも)
1ヶ月前から一応考えは巡らせていてスヴラキ2回、フォー、鴨ラーメンなどを考えてたのですが何か見たりする度にリストが長くなり。

家で食べるものはバクテー(乗り換え先のシンガポール空港で行き・帰りどっちも食べる予定ではありますが)、シャクシューカ(美味しいし好きですがこれのおかげでパンが余る)、ローストビーフ(肉はやっぱりオーストラリア)、ブリトーなど。
そんなわけで最近ご飯炊くの少なめだったのですが日本(またはその後)で炊飯器新調する話もあるので日本で&帰ってきたらおいしいご飯を食べたいです。

外で食べるものだとフォー(近所に美味しいところがある)、鴨ラーメン(ちょうど試合見に行く近くでもあった)、スヴラキ(stalactites とJimmy Grantsの2回)、ベーグル(近所に美味しいところがある)、エッグベネディクト(サーモン版)など。もちろん食べるには近くなりシティなり出かけていかなくちゃいけないので仕事が忙しいときはまず時間を作るのに苦労しました。

あとは日本に行く前に、というか気候が暖かくなるまえにポーランド風ドーナッツをいただきました。中がプラムジャムのやつ。ちょっとだけチンして食べるとおいしい。ただそれが売ってるところってバクラヴァとかTurkish Delightsとか他にもおいしい甘いものが売ってて危うく食べるものリストがまた長くなってしまいそうでした。また帰ってきたら改めて。

そして何より忘れちゃいけないのがコーヒー。空港でもいただく予定ですが(ほんとは空港のスペイン料理屋で食べ物もいただきたいのに飛行機に乗ったらすぐご飯でる時間で・・・)その前にももう一回コーヒー飲んできました。

ということで食べる側の準備も概ね完了・・・のはず。日本に行ったらまた日本でも食べたいものが色々あるのでそちらも楽しみ。

旅に向けて新しく曲購入したりとかしたんですけどちょっと今天気が悪いのが影響してるのかちょっと息苦しかったりするので今日の一曲はまた別の日に。
日本でもちょろっと近況報告くらいはできるといいな。


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今年は真冬の祭典White Night
今日いつも通り朝起きて諸々タイムラインやサッカーのニュースやなんかチェックして天気予報を見たら来週の月曜日の最高気温が21度の予報になってて喜びすぎて咳き込みました流 星姫です。
今チェックしたら変わってましたが(笑)でも今日も外はのどかで顔だけ日焼け止め塗れば良かったと思ったくらいですのでもうすぐなようです。

さて今回は先週の木金土と開催されたWhite Nightの感想を。主に写真になります。
今年は仕様変更で夏から冬へ、オールナイトイベントから3夜連続時間制限ありへと変更があって色々違うことたくさんありました。全体的にちまっとした印象は否めないかなあ。詳しい変化とかそれぞれの仕様の長所短所比べ始めるとめんどくなるので割愛しますがさて全体的な結果はどうだったのかな(参加する側だけじゃなくて作品を出す側だったり運営する側だったり色々参戦してる飲食店だったり交通整理・公共交通機関だったり全部含めて)。

今回はシティに8時くらいに着くように乗り込んで州立図書館→Carlton Gardens→Treasury Gardens→休憩→Birrarung Marrの順で回りました。それぞれのエリアにテーマがあって、エリア間移動のコースにもプロジェクションマッピングがあったり。規模は確かに小さくなった感じはしましたが一部はイベントがというよりは建物の改装工事なんかも影響してたようです。

 
州立図書館の中のプロジェクションマッピングは毎年並びますね。とはいえ長くは待たなくて済みました。


Carlton Gardensエリアから。見てちょっと分かるかもですが生物の模型は好物だらけで大好物を選りすぐりしてアップしました。なによりこういう場でチョウよりガが出てくるのが嬉しくて(オーストラリアにいるヤママユガの仲間、Emperor Gum Mothです。ちなみに本物はみたことない)。


向かいのPrincess Theatreでハリー・ポッターの舞台をやってたためOld Treasuryの建物のプロジェクションマッピングはハリー・ポッターがテーマでした。この4つの寮テーマのが一番よかったです。元の建物の凹凸を利用しないならやっぱりカラフルな方が映える。

  
Treasury Gardensは「感覚」がテーマだったので他のエリアと比べて音も光もダイナミックな作品が多かったです。あと体験型の作品が多かったのでそこここに列が(私は並びませんでしたが)。今回最大のプロジェクションマッピングが右の写真にあるTreasury Placeのもの。文字多めだったので数周見てもいいなと思ったのですが食べ物の名前がびっしりでてくるくだりでちょっと食欲刺激されたので休憩に離脱。

 
今回3日ともシティ周りのいくつかnレストランやバーでWhite Nightの時間限定でトーストサンドイッチ(およびお得なコンボ)が販売されてたのでそれも楽しみに行って来ました。
私が食べたのはカクテルと屋上飲みで有名なMadame Brusselsのルバーブとリコッタチーズのトーストサンドイッチ。限定なのが勿体ないほどおいしかったですが後からメニューをみたらレギュラーメニューもおいしそうな食べ物が色々あってこれはまた味わいにいかなければ。あとエスプレッソマティーニ(2枚目)も美味しかったです。外の席でもヒーターあり、膝掛け提供ありですし一人で飲んでも楽なところでした。でも前も書いたと思いましたがここは複数人数でシェアするサイズのカクテルがメインなのでだれかと来ても良い。


Birrarung Marrは主にこの機械つきアクロバットと花火とドラムパフォーマンスが見所でした。でもここが一番お祭りっぽかったですね。やっぱり火があると雰囲気が一気にそれっぽくなりますし演者が決まったエリアとか柵とかなしに観客と共に動き回るスリルもあり。それでたまに前の方に出ちゃったりして思ったよりも近くで色々味わえて楽しかったです。

ということで来年はどうなるかWhite Night。なんだかんだで楽しいもの新鮮なもの見ながらいつもと違うシティを歩き回るの大好きですし今回休憩で店に入る楽しみも増えたので(トーストサンドイッチ続投望む!)開催されたらスキップして行くと思います。
土曜日は風も無く雨もほぼ降らず穏やかで過ごしやすい程度の寒さの日だったのですがそこはメルボルンの天気なので毎回こうはいかないだろうなあ。そこも含めてどうでるか。ただひたすら待機しています。


今日の一曲: Mahsa Vahdat 「Vanishing Lines」



クロノス・カルテットもまだまだ昔の録音とか全然揃ってないのに精力的に活動してて新しいアルバムがそこそこの頻度で出てきて嬉しいやら追いつかないとわたわたするやら聴く方としてはいつも忙しいです。でも次は世界のどこでどんなアーティストと共演してどんな音楽に出会わせてくれるんだろうと楽しみで楽しみで。

今年の始め(というか2月でしたね)に出た「Placeless」はイランの音楽家・詩人(古典も現代も)とのコラボということでまずは試聴して気に入ったので他の諸々をすっとばして入手しました。過去作でいうと「Floodplain」で中東辺りの音楽ものすごく好きだなーと思ったのでまた機会が巡ってきてありがたいです。

ただアルバムを通して聴いてみてこの「Vanishing Lines」が格段に響いたのはまだまだ自分の耳が西洋寄りに偏ってるからなのかなあ、とちょっと最近悩んだり。メロディーと和音のバランスというかが同アルバムの他の曲と比べて西洋音楽に近い気がするんですよね。考えすぎかなあ。

でもこの円を描くようなメロディーをこの声で聴いてすごく美しいなあと素直に思うのは確かなことで。アルバムを通して弦楽四重奏はちょっと控えめな役割で歌を存分に楽しめるのがまた良いです。どうしても自分が近い辺りの音楽はリズムやハーモニーで音楽を運ぶのが多いのでメロディーで動かす音楽でこんなに好きになれる曲があってなんか嬉しいです。

となるとやっぱり歌詞も気になってくるんですよねえ。あちらの地域の詩は全然知らないしこれを機に調べてみるか(そして手書きしてみるか)。古典とかならしっかりした翻訳が出てるよねきっと。

リンクした録音はそのまんま。やっぱりデジタルブックレット付いてないな-。特に外国の音楽はあると大いに助かるんだけど。残念。

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食欲の冬
相変わらず寒いです。
明らかに春に近づいている兆しはあるんですがそれでも全体的に寒い。
ただ気温とかだけじゃなく天候の動き方・変化がこれまでとは全然違ってきてるので確かにこれから暖かくなりそうだなという雰囲気はあります。

問題は夜なんですよね。私が外に出る夜は幸運にもそんなではない傾向にはあるのですが夜遅くなると風が吹き荒れたりなんだり。ちょっとでも風が吹くと寒くてたまらない。こないだ妹とサッカー見に行ったときは冬+夜+ちょっとした風がたまに吹く+雨が最近降った地面から伝わる冷たさのコンボがなかなかしんどかったです。

Aリーグはまだ開幕前でヴィクトリーはNPL(National Premier Leagueというセミプロのリーグ)のクラブと親善試合をしてます。先週見に行ったのはDandenong City、今日見に行けなかったのはOakleigh Cannons。大きく宣伝してはいなかったみたいですがどっちのNPLチームも「スタグル」=スタジアムグルメに特徴的なメニューがあったようで、ヴィクトリーのSNS担当の人がちょろっと紹介などしてました。

オーストラリアには移民によって設立されたサッカーチームが結構あって、特にクロアチア系とかイタリア系のクラブが多いという話を聞いています。ただ最近改正される前にあったルールによって特定の国籍をクラブ名に名乗ってはいけなかったらしく(制限的・排他的になるため、らしい)実際どんなクラブがあるかはwikipeとかで調べてみないとわからない。でもシンボルやユニフォームにチェック模様使ってるのはクロアチア系じゃないかな。

そのためクロアチア系のクラブと合併したDandenong CityはスタグルとしてCevapiのメニューがあったり、あとOakleigh Cannonsの本拠地あたりはギリシャ系移民が多いので試合は(ちゃんと回って炙られるタイプの)スヴラキが出てた様子。
Aリーグのときはfood truckで色々食べれるには食べれるけどこういう「ご当地感」があるわけじゃないから新鮮でちょっとわくわくしました。ついでにお腹も空きました。試合前がちょうど夕飯前なので。

軽食で特徴が出せるってすごいなあ、と最近思ったのは今年も参戦予定のWhite Night。夏の夜まるまる一晩ではなく今週末、つまり冬真っ盛りの木金土の夜午前0時まで開催という仕様変更。
実際どうなるか気になるところですが食べ物周りではちょっと面白い試みが。

特別コースは手が届かないのでもちろんパスなのですが今回軽食としてシティの加盟レストラン・バーがオリジナルトーストサンドイッチを出すそうで。値段設定はそれぞれの店によりけりなのですが甘いものからしょっぱい物までバラエティに富んだメニュー。しかもバーとかだとカクテルとのセットでお得なんてとこも。これはぜひ寄りたい。寄れるかな。そして今後もやってほしいこういう共同企画。

とかいって今月はリハーサルにかこつけたりなんだりして外食が多い。今週もWhite Nightとは別に夜に出かける用事があってアイリッシュシチューを食べることに決めていたり。(こればかりは冬のうちに、一番寒いときに食べておかなくちゃいけないやつ)
もともと冬期うつの影響もあって冬は睡眠時間が長くなりがち・食欲高まりがちではあるのですが(でも昔と比べると良くなったと思います、特に睡眠)今年はなぜか「外食欲」が突発的にやってくる。家で食べるご飯に不満があるわけでも料理することが億劫でもないのですが(多少面倒な気持ちはあるにしても)とにかく外で色んなものが食べてみたい。
結果多分お財布に響いてきてるので来月こそはなんとか元に戻したいです(汗)


今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲op.103 第9番



ほんとは前まとめて買った録音の紹介が終わってないのでそっちをやるべきなのですが最近ピアノで練習するレパートリーを(オケコンサートの終わりを機に)がらっと変えたのでそこからまず一曲。

フォーレの前奏曲は(そもそもフォーレ自体ピアノではそんなに演奏頻度高くはないのですが)ちょっとレアもの扱いというか、曲の規模も小さいし地味ではあったり、そんなに存在感は大きくない作品なように思えます。
自分にとっては元々晩期フェチ的なのもあってなんとなく通じ合うところが?あるような感じでこれまでに何曲かリサイタルで弾いたこともあり。何が何でもコンプリートしたい!という感じでは全然ないのですがちょっと思うところがあるときにゆるゆると手持ちを増やしていきたいなあ、という心持ちで今回この最後の前奏曲を弾くことにしました。

同じ曲集の他の8つの前奏曲はまあまあしっかり伝統的な調の範囲で書かれているのですがこの最後の前奏曲はちょっと違う。もちろん十二音技法とかそういうことでは全然ないし無調でもなくて、シンプルに説明するなら「浮動調」というかなんというか。一応「ホ短調」という名目で最後は「ホ長調」に落ち着くのですがその過程であんまりホ短調もホ長調も意識されずしっかりした軸もなくふわふわと色んなハーモニーの中を揺れ動いていく感覚。
フォーレなりに実験していたんだろうなあ、調から離れて色んなハーモニーの動きを。

その感覚がまるでメルボルンの冬から春に至る時期の雲が速く流れて天気がめまぐるしくかわってそれを窓から差す光の強さの変化で感じる、みたいなのにすごく似てると思いまして(それで今日優先的に紹介したのですが)。こないだも夕方近くなってカーテン開けていたら見る間に曇って暗くなって慌てて部屋の電気を付けたり、なんてこともあったり。
確かに予想することはできないしつかみどころがまったくない空なんだけど、でもまあこんなものだよね、どんどん変わっていくよねと受け入れてしまう、そこまで含めて間隔が似てる。

リンクしたのはコラールによる演奏の録音・・・ということで選んだのですがなんだこのてんこ盛りどころか全部乗せ的な録音は(汗)これでだいたい全部フォーレの作品カバーできてるんじゃないか?くらい。そしてこれだけ集めると余計にこの前奏曲集、そして特にこの9番の異様さが際立ちそう(良い意味で)。
フォーレの作品だとそんな当たり外れは激しくない中やっぱりピアノ四重奏曲第1番やレクイエム、ラシーヌ賛歌、ドリー組曲、そしてチェロの名曲「エレジー」も外せないですね。さらに他にもちらほら。日本の秋に聴くのに良い曲調と思うのでこれからの季節にいかがでしょう。


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メルボルン散歩道色々(シティ周り)
明日なのでまずはお知らせから。

Stonnington Symphony Orchestra
Sunday Series 2
2019年8月11日14:30開演
Malvern Town Hall
指揮:Rick Prakhoff
Matan Franco 「Only the Potential」(世界初演)
サミュエル・バーバー「ノックスヴィル、1915年の夏」(ソプラノ:Rebecca Rashleigh)
(休憩)
セルゲイ・プロコフィエフ 交響曲第5番

とんでもなく寒い上に天気もよろしくないメルボルンですがもうすぐ冬も終わりに近づく・・・と思いたいです。(とにかくリハーサル帰りどころか行きまでがっつり寒いのはほんと大変でした)
単純な気温の低さはまあ良いとして風が辛い・・・あと気道が苦しいの嫌だ・・・

とかいいながら外に出る用事があればモチベーションは少なからず上がるのが今年の冬の良いところ。バレエだったりリハーサルだったりサッカー練習横目で見ながら散歩だったり気分が晴れるよう歩きにいくのだったり美味しい物食べるのだったり、なんだかんだで上手く気分を乗せていけてるような気がします。
ということで(前回も予告しましたが)今日はメルボルンのシティから近いところでだらだら気軽に散歩ができるポイントをちょっとした見所とポケGO環境なんかもちょっと交えてざっくり紹介します。(所要時間は自分でもあんまり気にしてなかったので書いてません。肝心なとこすみません)

(1)Docklands周り
自分にとっての元祖散歩コースです。とはいっても大学在学中からなので辺りは大分変わってますが。La Trobe StのトラムでDocklands方面に出てMarvel Stadiumを過ぎてから下車。ハーバーエリアをぶらぶらしたり(食べ物などもあり)そのままずっと南下してDocklands Parkを通ってヤCollins Stのトラムに出るもよし、そのままヤラ川をぐねっとした歩道橋を渡ってこんどはヤラ川沿いにCrown Casino・サウスバンク・Hamer Hallの前をぐるっと通ってFlinders Street Stationに戻る長い散歩も良し。Crownやサウスバンクで何か食べるのもいいです(私はだいたいCrownで鴨ラーメン→サウスバンクでジェラートのコース)。
もちろんポケストップには困りませんしDocklands Parkやサウスバンクまで行ったらレイドも結構やってる人がいたり。

(2)スポーツ施設横目コース
電車をRichmondで降りてトラムのあるSwan Stに出てそこから大きい交差点を渡ってスタート。駅と斜向かいにあるGosch's Paddockではよく朝にメルボルン・ヴィクトリー(サッカ-)やMelbourne Demons(オージーフットボール)の選手の練習がやってます。そのまま進むとAAMI Park(サッカーなど)、メルボルン・クリケット・グラウンド(クリケットやオージーフットボールなど)、そしてテニス全豪オープンで使用する施設(今なんて名前なんだっけ)なんかも通り過ぎてヤラ川に突き当たり。そこを右手に進むとBirrarung Marr経由でFlinders Street Stationに出ます。ちょいと車通りは激しいコースですが川沿いのバードウォッチングなども含め結構楽しい。ポケGOのジムもそこそこの距離内にいくつかあるのですがシティ近くとはいえスポーツイベント以外に人がたくさん集まるようなロケーションではなさげ。

(3)Albert Park Lake一周コース
Swanston Stから南下するトラム各路線でDomain Interchange下車+徒歩(今はあの辺り工事中なのでその前のPark Stで降りたっけ)orトラム112番線でClarendon St突き当たりで下車。あとは湖の周りをぐるっと歩くだけ。冬の風がある日はかなり風が強くなる傾向にありますし夏にはそんなに日陰もないですがそういう日を除けば楽に歩けます。ポケGOロケーションは湖の北・西側に集中。色々鳥が居る中黒鳥がかなり人に慣れていますが図々しいやつも結構いますし凶暴なやつもいるらしい(近くの学校に行った友人談)ので注意。

(4)St Kilda Beach~Port Melbourneコース
上記3つと比べるとちょっとシティから離れますが海の景色がいいのと特に夏には賑やかで楽しい散歩道。St Kilda辺り行きのトラムをLuna Park前で降りて海沿いの好きな道をビーチに沿って北上。日曜日にはマーケットもやってたり。Port Melbourneの桟橋(Spirit of Tasmaniaフェリーが来るところ)までずっと歩けますし、割とビーチに近い場所にトラムが通ってたりするので歩くのやめるポイントの選択肢も多め。ただ体力有り余ってもPort Melbourneの桟橋向こうはちょっと寂しい雰囲気。ポケストップはたくさんあるけどジムは海沿いにはそんなになかったはず。内陸側に道渡ったりするとあるかも。あと私も(何回かに分けて行った)「太陽系ミニチュア散歩」があるのもここ(ただし太陽から始めるならスタートはもちょっと南)。

ほんとはShrine of Remembrance方面とかKings Domain辺りとかもいいんですが公園内の散歩コースなので書くまでもないかな。Albert Park LakeもそうですがShrine of Remembrance辺りも工事の影響があるので早く地下鉄の駅が出来て直で散歩に行けるのが楽しみです。
でもやっぱりシティに行く途中にできる+サッカー選手の練習が見れるスタジアム散歩が今は一番お気に入りルートかな。昼が必然的にシティになるのでまた外食が落ち着いたら歩きに行きたいです(さていつになるやら)。


今日の一曲: セルゲイ・プロコフィエフ 交響曲第5番 第3楽章



明日弾くのが楽しみですほんと。同時に終わってしまうのが寂しいです。ちなみに個人的な好みでいうと第3楽章は今指揮者さんが振ってるより遅く重さがある方がいいと思うのですがそれはまあ向こうが決めることなのでしょうがない。

プロコフィエフはスローな楽章でも、こんなに重みがあってトリッキーなところがある曲でも根底に踊りのリズムを感じられるのがすごいとまず思います。なんというか曲調は前から「宇宙的」だなと思ってるのですがリズムに何か舞踊の名残みたいな、いつかどこかの世界でワルツだったものみたいな感覚があって。

普通に聴いても難しいというか奇怪な要素が多いこの楽章。成層圏まで飛んでってしまうようなバイオリンのメロディーだったり2連符と3連符が交錯するリズムだったり意外なキーチェンジだったり音楽の展開だったり、そういうのを経てのカオスに爆発する(でももちろん全部計算内の)クライマックス。ちょーーっとだけショスタコの5番に似たような宇宙感とSFっぽさと孤独さと爆発とあると言い張りたいんですけど音楽としてはかなり別物なのでちょっと言い切りづらい(でも書いた)。

決してものすごく長いスロー楽章ではないのですが(まあテンポの選択によってかなり幅はありますが)その中にいろんな感情やキャラクターが詰まってて、細かく見てみると色んなテンポだったり前に出てくる楽器だったり調のチョイスだったりうまーくできてるなあとどこまでも思います。基本自分にとって良い音楽とは何かという考えとして「全体像をざーっと見ても、細かくバラして分析しても、バラしたのをまた組み立てても良い音楽である」ということが一要素としてあるのですが正にこの楽章はその良い例だと思います。

やっぱりSF感がある演奏がいいよなと思いつつ30秒試聴でそれが判断出来るわけでもなく。となるとやっぱり第2楽章が華やかな録音を選んじゃうよね、ととりあえず今回はプレヴィン指揮のロンドン交響楽団の録音をリンク。コンサート終わりの回で第2楽章の紹介をする予定なんだけどその時はどうしようかなー。

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when in Melbourne
2019年も7月に突入。寒い中オケのパート譜を取りに行ってきたので改めてお知らせ。

Stonnington Symphony Orchestra
Sunday Series 2
2019年8月11日14:30開演
Malvern Town Hall
指揮:Rick Prakhoff
Matan Franco 「Only the Potential」(世界初演)
サミュエル・バーバー「ノックスヴィル、1915年の夏」(ソプラノ:Rebecca Rashleigh)
(休憩)
セルゲイ・プロコフィエフ 交響曲第5番

プログラム変更はなかったみたいでした。なんだったんだろう。
とにかく私はFrancoとプロコフィエフでピアノを弾く役目があります。ピアノなのでステージの上で一人色んな風が吹いて寒い中リハーサルやら本番やらなので防寒対策ちゃんとせねば。

前も書いたと思いますが2019年のオケ仕事はこれ1回。(一時帰国に重なるのがありまして・・・)
でもプロコ5番を弾かせてもらえるのはプログラムが発表されたときからものすごく楽しみにしてましたし実際呼ばれて本当にありがたいです。私が弾くパートに関してはまた。練習は始めましたが。

プロじゃなくても家でピアノの練習ができてこうやってちょこちょこオケで弾かせてもらえる環境にいる幸せをちょっとこないだかみしめていまして。高校の時にこっちに残るという選択をして、そして両親も私の自由にさせてくれて&できるだけのことをしてくれて本当にありがたい限りです。
もちろんこちらに残りたいという理由には音楽だけじゃなくメンタルヘルス事情とか友人とかもあったのですがやっぱり音楽は大事だったなあ、と改めて。

そんな私も最初のうちはホームシックだったこともあるのがいつ頃からメルボルンがhomeになったんだろうなあ、ということも考えてました。これは多分いくら考えても答えは出なさそうなだあ。多分こっちにも音楽(ユースオケとか)が絡んでる可能性は十分あるんだろうけど。

だからといいますか知り合いでもサッカー選手でも誰でもメルボルンに来てくれて楽しんでくれたという話を聞くととにかく嬉しいです。どういうところがツボに入ったという詳細の話はさらに楽しい。どこから来るにしても遠いとこだし決して観光向きじゃない街ではあるのですがだからこそ来てくれてありがたい、さらに観光だけでなく生活を楽しんでもらえるともっともっと嬉しくて。
サッカー方面だと色々ちょっと弱気になる部分もあり「もっと海外から来てもらえるにはどうしたらいいんだろう」とか「国内外の選手でチームやこの街自体にもっと定着してもらえるにはなにか手立てはないのかなあ」とかいう方向にも最近ぐるぐるしてますが。

サッカーの話でいうと最初は選手が好きな部分の方が多かったはずなんだけどメルボルン・ヴィクトリーをいつのまにかしっかりクラブとして応援しているなとこれまた最近気づいて。実績とかそういう面もあるんだろうけど何より「地元のクラブ」だからメルボルンという街に対するhome感の投影みたいな側面も少なからずあるんだろうなーこれ。

とはいっても生活のほとんどを自宅ですごしているので偉いことはいえないんですけどね(汗)
最近外食欲がなんだか高まってますがそれ以外でももっとメルボルンを楽しみたいです。
こないだパート譜取りに行ったときも初めて行くエリアで寒いながらもなんだかわくわくして楽しかったのでやっぱり外には何かと理由をつけて出るべき。

サッカーの試合も始まったら見に行きたいですよ。ただその前に色々ちゃんとしていただかないと。ということで引き続き自宅待機です。各方面のモチベーションよ早くこい。


今日の一曲: Emilie Autumn 「Girls Just Wanna Have Fun」



先月iTunes storeで久しぶりに音源を50ドル分くらいまとめて買いました。ちょこちょこ買うんじゃなくてこういう買い方になっちゃうんですよね、どうしてだろう。その中に以前アルバムを買ったEmilie Autumnのカバーミニアルバムがあったので今日はそこから一つ。

Girls Just Wanna Have Funのオリジナルはシンディ・ローパーが歌ってます。もちろん有名な曲ですが自分にとっては学校の思い出が強いです。12年生=高校3年生で卒業していく生徒たちのことを英語でvaledictoryと形容して、valedictory day(12年生最後の日)とかvaledictory dinner(12年生とその家族と先生のディナーイベント)やら、うちの学校なんかはvaledictory jumper(他の生徒はセーターが紺なところを12年生だけ赤いセーターを着る)とかvaledictory verse(学校の校歌というか賛美歌に12年生だけで歌う箇所がある)なんかも。

そんなValedictory dayの仮装したりなんだりして騒ぐ中でこの歌(というかオリジナルの方)が流れるのが恒例になってました。これはでもうちに限らず女子校だったらどこでもそうなんじゃないかな。
なので自分にとっては楽しく、ちょーーーっとだけ切なさというか懐かしさもある歌です。
いやああの頃からはちょっと想像できないくらい楽しい大人になったもんだ(しみじみ)。

Emilie Autumnのバージョンはとにかくハープシコードが楽しい。このアルバムにはいくつあkこの歌のバージョンが収録されてるのですがHarpsichord Rendezvous versionとある方はさらに無双です。ただ最初のバージョンのシンプルさとチェロとのアンサンブルが好きでこっちを聴く方が多いです。オリジナルの歌がちょっとレトロに感じる中、ハープシコードを使ってもモダンな洗練さみたいのが出てくるのがまた面白い。
そしてボヘミアン・ラプソディーもまたオリジナルとは違くて楽しいですしEmilie Autumnの世界になってます。もっと色んなカバーを聴いてみたい。もちろんオリジナル作品もいい曲があるのでそちらはOpheliacあたりでどうぞ。

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