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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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パズル的な考え方で一つネタ

お久しぶりです。前回更新したときから大きな世界としては変わらずの状況で、相変わらず仕事があるときは仕事をし、ピアノやバレエや編み物に励み、料理を作ったり頼んだりしたりテレビを観たり録画を整頓したり昔のサッカーの試合の配信でサッカー周りの歴史を学びいろんなネタに笑い過ごしています。

ここしばらくは家の大掃除をしてたのでなかなか頭が他に向かなかったりもしましたね。本を読むのもそうですが他にも色々、特に掃除は一度がっつり始めるとあれもこれもとなって労力も時間も精神力もものすごく費やすはめになるので始めることに関しては二の足を踏まざるを得なくてずっと先延ばしにしていました。
家の中はそれで綺麗になったんですが庭がまだ・・・秋冬は雨が多くなるそうなのでせっかく草むしってもすぐまた伸びそうだし(棚もないのに生えてる)藤もまだ元気だし。不動産屋もしばらくチェックこないらしいからまだ大掃除はいいかなあ・・・

ということであんまりブログに書くようなネタはなかったのですがちょうど先ほどFacebookの方で音楽関連の知り合いが面白いチャレンジやってたのでこちらで乗っかってみようかなと。
内容は自分が好きな「交響曲第○番」を1から9まで、作曲家がかぶらないように挙げていくというもの。

なんてモーツァルトとハイドンに不利な企画なんだ、というのはまあ置いておくとして実際やってみるとトリッキー。もちろん9つも書いてない作曲家も少なくないのですが一般的に有名だったり完成度が高い曲は作曲家の人生の後半に多いのでどっちかというと大きい番号の方が混み合いがちだったり。どうしてもかぶる時悩みながらどう対応するかが面白いですね。
先に書きますがベートーヴェンあぶれました。どうしても入らなかった。
そんな私のファイナルアンサーはこちら:

交響曲・・・
第1番:ショスタコーヴィチ
第2番:ラフマニノフ
第3番:サン=サーンス or グレツキ
第4番:ブラームス
第5番:プロコフィエフ
第6番:チャイコフスキー
第7番:ドヴォルザーク
第8番:ヴォーン=ウィリアムズ
第9番:マーラー

ベートーヴェンが入り得るとこ(5,6,7,9)見てもらえば分かると思いますが競争が激しいんですよ。
最初に不動のチョイスとして入ったのはチャイコですね(悲愴)。次にショスタコ。ものすごい好きな曲だってのもありますが「第1番」の完成度を考えると右に出る曲は少ないと思います。
第3番は結局一つに絞れてないですがグレツキの3番はあれはものすごい好きな曲なのですが自分のなかでそんなに「交響曲」としてはみてないかなあ、という。交響曲として、ということであれば安定のサン=サーンス。マーラーが9番に選べたのはラッキーもありますがものすごく満足です。

ヴォーン=ウィリアムズは色んな意味で不思議なチョイスかもしれませんが私はとても好きな曲。第1楽章ではチェレスタのパートも素敵で。
・・・とふと思ったのですが結構このリストも鍵盤楽器登場率ちょっと多めですね(1,3(両方),5,8)。続けて気になったのが自分が弾いたことのある率(1,2,3(サン=サーンスのみ),5,7)。パズルみたいなシステムで必ずしもベストofベストを選んでるわけじゃないけどやっぱり身近な曲は選ばれやすいかも。

結構こういうガチな姿勢で選ぶ系統の大事な曲ってコンサートに行って聴きたいけど手持ちのipodとか仕事BGMとかではあんまり聴かない曲が多いですね。家の音楽鑑賞環境は最高とは言えないけどたまには改めてゆっくり家で聴きたいです。


今日の一曲: カミーユ・サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」 第1楽章



今回サン=サーンスを第3番代表として選んでみましたがこういう縛りがなければあんまり交響曲をチョイスする企画で出したことないなあ、と振り返り。
オルガンの登場がものすごくインパクトがあって、あと映画「Babe」で最終楽章のメインメロディーが使われて有名な曲ですがそこまで、みたいな印象がどうしても。

確かにオルガンやピアノを使ってること以外でめざましく新しいことをしているわけでもなく(サン=サーンスは保守的なイメージが強めなのでそれを考えると新鮮ではありますが)、心を鷲掴みにされるような曲調でもなく。うーん。
でもそれでも良い曲なんですよ。

・・・という話を私がすると第1楽章後半(オルガンが実は初登場している)の美しさに話を持ってくのが定番なのですが今日紹介したいのは第1楽章前半。
先ほどの本文には書きませんでしたが今回のチョイスには「天気を感じる」曲が結構入ってきてるようなところがあって、このサン=サーンスの最初の楽章もそのくくりに入る曲で。
交響曲にストーリーを求めるか、というのはわりと最近(このブログのエントリー数的に)もした話ですがストーリーというか景色だったり視覚聴覚以外の感覚に訴える音楽はものすごく好きです。
空気の湿り気、巻き起こる風、嵐のときのなんともいえない心のざわつきを交響曲スケールで楽しめるというのはとてもわくわくします。

諸々の都合で残念だなと思うのがこの曲の録音を探したり選ぶときに「どこのオルガンと」「どこで録った」あたりの情報があんまり入ってこないことかな。生で聴くならMelbourne Town Hallでまた聴きたいな-。

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