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妹が引っ越しして(まだ100%ではない)ぬるっとした感じで一人暮らしが始まりましたが今のところゆるい感じです。引っ越し準備もそうですが家計のやりくりとかもちゃんとせねば。
さて今回は前回のWarburton旅行の写真をアップしながら見所紹介。
前回書いた通りWarburtonはメルボルンの北東に車で1時間半(バスも一応Metroで通ってる)、ヤラバレーのワイナリーにも近い場所です。
街自体は小さくて、小さなスーパーとかカフェとかお茶屋さんとかがあるくらい(大手スーパーは隣町までちょろっと戻る)。ヤラ川は川遊びに良いですし、周りの山々にも見所が。
ヤラ川はこんな感じ。夏に遊ぶにはぴったり(でもやっぱ暑いので夕方まで待ちました)。
人も結構いましたし(いいスポットを探すのにも一苦労)、カモ類も平気で近く泳いでました。
こちらは借り家から少し行ったところにある(そこから山にちょっと歩いて行く)La La Fallsという滝。行きが上りで帰りが下り、往復で1時間半もないくらいの比較的楽な散歩でした。
ちなみに右側の写真は2015年12月31日、大晦日の青空を撮った写真です。

ちょっと車で山に上がって行ったMt. Donna Buang(1250m)。左の写真は山頂にある建築足場みたいな展望台からの景色。なかなか怖かったです。
山頂からはいくつか山歩きの道が出てて、今回は片道2.5kmのMt. Boobyellaに行く道を歩きました。Mt. BoobyellaはMt. Donna Buangより低い山で、途中谷を通るので難易度はちょっと高め。
しかも右みたいなほぼ道がないような道の部分もあり。
さらにやっとこさMt. Boobyellaまで着いたらこの天気です。この上の写真と同じエリアで同じ日の2時間も違わないくらいでこうですよ。天気にはご注意を。
(あと今回季節が季節なので旅行中ずっとFireReadyというappで山火事他災害情報はきっちりチェックしてました。幸い何もありませんでしたが夏はやっぱりこういうの大事です)
Mt. Donna Buangの中腹あたりには「Rainforest Gallery」なるものがあって、原生林が保存されてるエリアを散歩できるようになってる場所があります。Mt. Boobyellaでも友人がコトドリの尾羽(でもくるっとなってるのではない)を拾ったし見るからにコトドリがいそうな森だったのですが声は聴けず。残念。
あと同じエリアには山を通った水路の跡沿いの散歩道もあります。
こちらは景色もよし、道も平らでゆっくりぶらぶらするにはちょうど良いです。
右の写真は車に止まったWren(ミソサザイの仲間)。こんなに小さいけどオスならこういう風に青い体がなんとか見えます。
他にもWarburton近くの名所としては睡蓮が見える庭園があるのですが今回はいかなかったです。ただその近くのGladysdale Bakehouseという昼食やさんでは美味しいパイやサラダやフライドポテトが食べれます。オススメ。
さて、次は遊んだゲームをいくつか紹介したいです。
そして今年一発目の今日の一曲をどうぞ。
今日の一曲: モーリス・ラヴェル 「スペイン狂詩曲」
今現在がそんなに暑いわけじゃないのですが、家の中はなんかちょっと暑い夜なのでこの曲に少しばかり思いを馳せて。
夏の夜に外を歩くのもわくわくするのですが、屋内で暑さを感じて夏の夜にぴったりな音楽を聴いたり思ったりするのもまた大好き。
世の中でよく知られてるスペイン題材の曲って多くがフランス人作曲家によって書かれる印象があります(ビゼーのカルメンとか)。ラヴェルもまたフランスの人なのですが、彼の場合お父さんがスイス人でお母さんがスペインとフランスが混じるバスク地方の出身らしく。
だからよりスペインがネイティブっていうのもきっとあるんですが、それに加えてラヴェル特有のドライさだったり精巧さだったり、そういう諸々全部ひっくるめてラヴェルのスペイン音楽って独特のフレーバーがある気がします。
で、ラヴェルの音楽の中でもスペインが生きるのはやっぱりオケ音楽かな。打楽器があるとやっぱ雰囲気でますし、ラヴェルのオケ使いが神なのがとにかく楽しい音楽。
神というか魔法なんですよね。特にこの「スペイン狂詩曲」での超スペインだけどファンタジーな感じ。
下降する4つの音が特徴的な「夜の前奏曲」に始まり、3拍子×3小節フレーズがイレギュラーな「マラゲーニャ」、浮遊感はんぱない「ハバネラ」、そして「フェリア」の狂乱で終わる4つの楽章を通してエキゾチックで色っぽくてミステリアスで色彩豊かで、夏らしくて暑くも涼しくもなる音楽が今のメルボルンにぴったり。やっぱり気候的にちょっと通じるところあるのかな、スペインの夏とメルボルンの夏。
4つの楽章合わせてもかなり短い曲でさらっと軽めに聴けちゃうし、特にフェリアのスピード感がすごいためあっという間に過ぎてっちゃうような音楽ではありますが、それでも色々印象に残るところの多い曲。
カップリング曲も他のラヴェルのオケ曲を含めさらっと聴ける曲が多い中、同じスペインのボレロだったり、あとマ・メール・ロワや死せる王女のためのパヴァーヌなんかも入ってる愛らしい選曲の録音をリンク。指揮はアバドさんです。
さて今回は前回のWarburton旅行の写真をアップしながら見所紹介。
前回書いた通りWarburtonはメルボルンの北東に車で1時間半(バスも一応Metroで通ってる)、ヤラバレーのワイナリーにも近い場所です。
街自体は小さくて、小さなスーパーとかカフェとかお茶屋さんとかがあるくらい(大手スーパーは隣町までちょろっと戻る)。ヤラ川は川遊びに良いですし、周りの山々にも見所が。
ヤラ川はこんな感じ。夏に遊ぶにはぴったり(でもやっぱ暑いので夕方まで待ちました)。
人も結構いましたし(いいスポットを探すのにも一苦労)、カモ類も平気で近く泳いでました。
こちらは借り家から少し行ったところにある(そこから山にちょっと歩いて行く)La La Fallsという滝。行きが上りで帰りが下り、往復で1時間半もないくらいの比較的楽な散歩でした。
ちなみに右側の写真は2015年12月31日、大晦日の青空を撮った写真です。
ちょっと車で山に上がって行ったMt. Donna Buang(1250m)。左の写真は山頂にある建築足場みたいな展望台からの景色。なかなか怖かったです。
山頂からはいくつか山歩きの道が出てて、今回は片道2.5kmのMt. Boobyellaに行く道を歩きました。Mt. BoobyellaはMt. Donna Buangより低い山で、途中谷を通るので難易度はちょっと高め。
しかも右みたいなほぼ道がないような道の部分もあり。
さらにやっとこさMt. Boobyellaまで着いたらこの天気です。この上の写真と同じエリアで同じ日の2時間も違わないくらいでこうですよ。天気にはご注意を。
(あと今回季節が季節なので旅行中ずっとFireReadyというappで山火事他災害情報はきっちりチェックしてました。幸い何もありませんでしたが夏はやっぱりこういうの大事です)
Mt. Donna Buangの中腹あたりには「Rainforest Gallery」なるものがあって、原生林が保存されてるエリアを散歩できるようになってる場所があります。Mt. Boobyellaでも友人がコトドリの尾羽(でもくるっとなってるのではない)を拾ったし見るからにコトドリがいそうな森だったのですが声は聴けず。残念。
あと同じエリアには山を通った水路の跡沿いの散歩道もあります。
こちらは景色もよし、道も平らでゆっくりぶらぶらするにはちょうど良いです。
右の写真は車に止まったWren(ミソサザイの仲間)。こんなに小さいけどオスならこういう風に青い体がなんとか見えます。
他にもWarburton近くの名所としては睡蓮が見える庭園があるのですが今回はいかなかったです。ただその近くのGladysdale Bakehouseという昼食やさんでは美味しいパイやサラダやフライドポテトが食べれます。オススメ。
さて、次は遊んだゲームをいくつか紹介したいです。
そして今年一発目の今日の一曲をどうぞ。
今日の一曲: モーリス・ラヴェル 「スペイン狂詩曲」
今現在がそんなに暑いわけじゃないのですが、家の中はなんかちょっと暑い夜なのでこの曲に少しばかり思いを馳せて。
夏の夜に外を歩くのもわくわくするのですが、屋内で暑さを感じて夏の夜にぴったりな音楽を聴いたり思ったりするのもまた大好き。
世の中でよく知られてるスペイン題材の曲って多くがフランス人作曲家によって書かれる印象があります(ビゼーのカルメンとか)。ラヴェルもまたフランスの人なのですが、彼の場合お父さんがスイス人でお母さんがスペインとフランスが混じるバスク地方の出身らしく。
だからよりスペインがネイティブっていうのもきっとあるんですが、それに加えてラヴェル特有のドライさだったり精巧さだったり、そういう諸々全部ひっくるめてラヴェルのスペイン音楽って独特のフレーバーがある気がします。
で、ラヴェルの音楽の中でもスペインが生きるのはやっぱりオケ音楽かな。打楽器があるとやっぱ雰囲気でますし、ラヴェルのオケ使いが神なのがとにかく楽しい音楽。
神というか魔法なんですよね。特にこの「スペイン狂詩曲」での超スペインだけどファンタジーな感じ。
下降する4つの音が特徴的な「夜の前奏曲」に始まり、3拍子×3小節フレーズがイレギュラーな「マラゲーニャ」、浮遊感はんぱない「ハバネラ」、そして「フェリア」の狂乱で終わる4つの楽章を通してエキゾチックで色っぽくてミステリアスで色彩豊かで、夏らしくて暑くも涼しくもなる音楽が今のメルボルンにぴったり。やっぱり気候的にちょっと通じるところあるのかな、スペインの夏とメルボルンの夏。
4つの楽章合わせてもかなり短い曲でさらっと軽めに聴けちゃうし、特にフェリアのスピード感がすごいためあっという間に過ぎてっちゃうような音楽ではありますが、それでも色々印象に残るところの多い曲。
カップリング曲も他のラヴェルのオケ曲を含めさらっと聴ける曲が多い中、同じスペインのボレロだったり、あとマ・メール・ロワや死せる王女のためのパヴァーヌなんかも入ってる愛らしい選曲の録音をリンク。指揮はアバドさんです。
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本格的に年末年始です。
お出かけに旅行準備に引っ越し(自分のだけでなく妹のも)のこともそれに加わって忙しい。
ただ物理的な忙しさよりも頭の中の忙しさがすごい。昨日と今日は涼しかったのですがクリスマス周り暑かったのもあるのかな。
クリスマスはもはや恒例、親友の家族や親戚のクリスマス集まりに混ぜてもらいました。
親友の実家は家も庭も広くて、もう子供たち4人(みんな女子)が家から出てったので普段はすごく広く感じるのかもしれないですが親戚一同集まると賑やかだしせわしいです。
まだまだ一人一人の名前は覚えられてないのですが顔だったり誰が誰と繋がってるかってのはわかってきました。(お父さんの親戚がどうやら多いみたい)
こちらのことはみんな覚えてくれて迎えてくれて、それに加えて一緒に美味しいご飯や甘いものなどもいただけて大変ありがたい限りです。フルーツ入りプディングおいしかった。
クリスマスに集まってた皆さんは概ね元気なようでした。
今年93?になった親友のおばあちゃん(庭の離れに住んでる)も元気ですし、今年13くらいになった親友の犬(ミニフォックステリアとチワワのミックス)も大分おとなしくなったし歯も一本しか残ってないながらもおばあちゃんの誕生ケーキを勝手に食べるくらいの元気はあります。
親友の家族は全員かなり頭が良くてしかもアウトドアにも強いのですが、そんな家族でも手こずってるのが組み木のパズル。正しく組み立てると立方体になるはずなんだけれどこれが全くできない。
多分総合的に一番頭が良い親友の妹(双子の上の方)がこのパズルをもらってきたのですが、なんでもそれを組み立てられた職場の人は「一回組み立てたらばらばらにしても簡単にまた組み立てられる」とのことで、つまり何らかの法則がある・・・?
お父さんがチャートとか作って挑戦してダメだったって時点で私はチャレンジ辞退したのですが親友のパートナーがずっと取り組んでいる様子。結果やいかに。
25日は暑かったので夕方にちょっとだけ海に行ったり(親友のお母さん世代の人達も泳いでた)しましたが夕方の海は本当に穏やかで、気温もだんだん落ち着いていくのが感じられて気持ち良かったです。
そして26日はこれまた恒例になったのかな、再度親友の家に遊びに行ってだらだらしました。
26日というと世間はBoxing Dayのセールで忙しいのですが(妹の場合買う側じゃなくて売る側として忙しい)、家でだらだらしてる分にはとっても静か。
だらだらしながら久しぶりにMunchkin遊びました。拡張パック(Unnatural Axe)入れて遊ぶのは初めて。
新種族オークの特徴があんまりわからないままだったり、とにかく元から多い情報量がさらに増えたのですが今まで通り楽しく遊べました。
ただ未だに基本ルールの解釈や読み方が間違ってたところもあり、色々難しいゲームではありますが、それでも初めて遊ぶ人も引き込む魅力があることは確かなようで。
旅行先でまた遊ぶの楽しみです。
さて、出かけるまでに色々忙しいこともあり、過度に忙しい頭をなんとかmanageしなくちゃいけませんが今年中にもう一回更新できるかなー。
今日の一曲: オスバルド・ゴリホフ 「オケアナ」
ちょっとぶりのゴリホフ。メルボルン周りでBrighton~Hampton~Sandringhamあたりの海にはドビュッシーの「海」を思うことが多いのですが、でもこの季節だったらゴリホフの描くが一番恋しくなるのでこっちをチョイス。
ゴリホフは以前も紹介した通り現在存命&活躍中のアルゼンチンの作曲家。アルゼンチンの文化、自身が育ったユダヤ系の文化のみならず中南米の色んな方面に題材やインスピレーションを求めている人です。
「オケアナ」も歌詞になってる詩はチリの詩人パブロ・ネルーダの作品だそう。(ってことは太平洋のチリ側の海ってことか、なかなか想像が付かない海だなー)
「オケアナ」は楽器編成も独特で、ソロ歌手はブラジルジャズのスタイルを意識したパートになってたり、合唱が2つだったりギター四重奏が入ってたりフルートが多かったり。ギターは要所要所でほんとかっこいいです。あと楽器だけじゃなくて合唱も海になり波になるような迫力と書かれ方になってるのがすごい。
各楽章が海の違う表情を描く中、私が好きなのはSecond Callの拍子がころころ変わるリズム。ここがギター一番光ってるとこかなー。似たような拍子の変わり方なのにオーストラリアとアルゼンチンでリズムの印象が変わるのって面白い。どうやって違いが出るんだろう。
あとSecond WaveやAriaでソロの歌い手のパートが歌うだけじゃなくてちょっと楽器のパート寄りになる奇妙さも良い。声と楽器の境目のような歌が好きなんです。
ゴリホフの音楽全般聴きやすいですがオケアナにはちょっと特別な美しさがあると思います。
大規模編成だからこそでる迫力、魅力的なラテンのリズムと声のパート、そしてどこまでも海を感じる、海が恋しくなる音楽。夏にぴったりです(日本は季節逆ですが)。
そして今ネルーダのことをちらと調べてたら比喩のうまさとか色っぽい作品とか社会政治的な背景とか色々面白いことが書かれてたのでこれもフォローアップ。ただオケアナの歌詞もまだちゃんと見れてないのでまずはそこからですね。
さらにオケアナが収録されてるアルバムはゴリホフの他の素敵な曲も色々収録されてます。そちらも合わせておすすめ。
お出かけに旅行準備に引っ越し(自分のだけでなく妹のも)のこともそれに加わって忙しい。
ただ物理的な忙しさよりも頭の中の忙しさがすごい。昨日と今日は涼しかったのですがクリスマス周り暑かったのもあるのかな。
クリスマスはもはや恒例、親友の家族や親戚のクリスマス集まりに混ぜてもらいました。
親友の実家は家も庭も広くて、もう子供たち4人(みんな女子)が家から出てったので普段はすごく広く感じるのかもしれないですが親戚一同集まると賑やかだしせわしいです。
まだまだ一人一人の名前は覚えられてないのですが顔だったり誰が誰と繋がってるかってのはわかってきました。(お父さんの親戚がどうやら多いみたい)
こちらのことはみんな覚えてくれて迎えてくれて、それに加えて一緒に美味しいご飯や甘いものなどもいただけて大変ありがたい限りです。フルーツ入りプディングおいしかった。
クリスマスに集まってた皆さんは概ね元気なようでした。
今年93?になった親友のおばあちゃん(庭の離れに住んでる)も元気ですし、今年13くらいになった親友の犬(ミニフォックステリアとチワワのミックス)も大分おとなしくなったし歯も一本しか残ってないながらもおばあちゃんの誕生ケーキを勝手に食べるくらいの元気はあります。
親友の家族は全員かなり頭が良くてしかもアウトドアにも強いのですが、そんな家族でも手こずってるのが組み木のパズル。正しく組み立てると立方体になるはずなんだけれどこれが全くできない。
多分総合的に一番頭が良い親友の妹(双子の上の方)がこのパズルをもらってきたのですが、なんでもそれを組み立てられた職場の人は「一回組み立てたらばらばらにしても簡単にまた組み立てられる」とのことで、つまり何らかの法則がある・・・?
お父さんがチャートとか作って挑戦してダメだったって時点で私はチャレンジ辞退したのですが親友のパートナーがずっと取り組んでいる様子。結果やいかに。
25日は暑かったので夕方にちょっとだけ海に行ったり(親友のお母さん世代の人達も泳いでた)しましたが夕方の海は本当に穏やかで、気温もだんだん落ち着いていくのが感じられて気持ち良かったです。
そして26日はこれまた恒例になったのかな、再度親友の家に遊びに行ってだらだらしました。
26日というと世間はBoxing Dayのセールで忙しいのですが(妹の場合買う側じゃなくて売る側として忙しい)、家でだらだらしてる分にはとっても静か。
だらだらしながら久しぶりにMunchkin遊びました。拡張パック(Unnatural Axe)入れて遊ぶのは初めて。
新種族オークの特徴があんまりわからないままだったり、とにかく元から多い情報量がさらに増えたのですが今まで通り楽しく遊べました。
ただ未だに基本ルールの解釈や読み方が間違ってたところもあり、色々難しいゲームではありますが、それでも初めて遊ぶ人も引き込む魅力があることは確かなようで。
旅行先でまた遊ぶの楽しみです。
さて、出かけるまでに色々忙しいこともあり、過度に忙しい頭をなんとかmanageしなくちゃいけませんが今年中にもう一回更新できるかなー。
今日の一曲: オスバルド・ゴリホフ 「オケアナ」
ちょっとぶりのゴリホフ。メルボルン周りでBrighton~Hampton~Sandringhamあたりの海にはドビュッシーの「海」を思うことが多いのですが、でもこの季節だったらゴリホフの描くが一番恋しくなるのでこっちをチョイス。
ゴリホフは以前も紹介した通り現在存命&活躍中のアルゼンチンの作曲家。アルゼンチンの文化、自身が育ったユダヤ系の文化のみならず中南米の色んな方面に題材やインスピレーションを求めている人です。
「オケアナ」も歌詞になってる詩はチリの詩人パブロ・ネルーダの作品だそう。(ってことは太平洋のチリ側の海ってことか、なかなか想像が付かない海だなー)
「オケアナ」は楽器編成も独特で、ソロ歌手はブラジルジャズのスタイルを意識したパートになってたり、合唱が2つだったりギター四重奏が入ってたりフルートが多かったり。ギターは要所要所でほんとかっこいいです。あと楽器だけじゃなくて合唱も海になり波になるような迫力と書かれ方になってるのがすごい。
各楽章が海の違う表情を描く中、私が好きなのはSecond Callの拍子がころころ変わるリズム。ここがギター一番光ってるとこかなー。似たような拍子の変わり方なのにオーストラリアとアルゼンチンでリズムの印象が変わるのって面白い。どうやって違いが出るんだろう。
あとSecond WaveやAriaでソロの歌い手のパートが歌うだけじゃなくてちょっと楽器のパート寄りになる奇妙さも良い。声と楽器の境目のような歌が好きなんです。
ゴリホフの音楽全般聴きやすいですがオケアナにはちょっと特別な美しさがあると思います。
大規模編成だからこそでる迫力、魅力的なラテンのリズムと声のパート、そしてどこまでも海を感じる、海が恋しくなる音楽。夏にぴったりです(日本は季節逆ですが)。
そして今ネルーダのことをちらと調べてたら比喩のうまさとか色っぽい作品とか社会政治的な背景とか色々面白いことが書かれてたのでこれもフォローアップ。ただオケアナの歌詞もまだちゃんと見れてないのでまずはそこからですね。
さらにオケアナが収録されてるアルバムはゴリホフの他の素敵な曲も色々収録されてます。そちらも合わせておすすめ。
前回のエントリーに拍手どうもです~
聴いたり弾いたり生活したりの音楽家の諸々のバランスについてちょっと考えをメモしつつあるので近いうちに書きたいです。
さて昨日は天気もいい中ジーロングに行って来ました。イマイチ日本語での表記が分からないのですが(ジーロングだったりジロンだったり)要するにGeelongです。
メルボルンから車or電車で1時間くらい西にある街で、ヴィクトリア州第二の街(=メルボルンの次に大きい街)です。規模としてはかなりメルボルンとかなり差があります。平日の昼かなり静かでした。
そもそもジーロングに何で行ったかというとこちらを見に。
わかりにくい。あの色的に異彩を放つ船です。
この船はNotorious号。15世紀のポルトガル船の様式で作られた帆船で、その昔グレート・オーシャン・ロードあたりで難破して砂に沈んだ(けどたまに目撃される)マホガニーシップをモデルに作ったもの。以前もここで書いてますが難破船帆船好きなのでこの船の事を知ってから見てみたいと思ってました。
Notorious号はついこないだまでオーストラリアの東海岸を航海してて、12月の下旬にはジーロングを離れてまた旅に出るとのことでこのチャンスを逃すわけにはいきませんでした。
ただ写真で分かるとおり遠くから見るにとどまりました。マリーナのあたりってどこまで入っていいか入っちゃだめかどうも分からないので近づけなかったのです。
ジーロングはグレート・オーシャン・ロードとかにいく途中で通ったり乗り換えたりしたものの行くのは大分久しぶり。海沿いの街なのですが前回来たときよりも海水浴場が整ってたり。ただ全体としてはやっぱりメルボルンの方に出てく人も多いんだろうか。
ちなみにジーロングの海沿いのクリスマスツリーも写真とったので貼り付けておきます。
もちろんVIC州にはメルボルン、ジーロングの他にも色んな街があります。
北西側だとゴールドラッシュで有名なバララット(関帝廟もあるのです)や同じくゴールドラッシュで有名になり今は現代芸術の拠点としてもがんばってるベンディゴ、砂漠の一つ手前のマレー側沿いの街Mildura。
西側にはグレート・オーシャン・ロード関連の他にちょこちょこローカル産業もあるWarrnambool。
北には温泉(ぬるいらしい)も湧くことで有名なDaylesford、食物産業やなにか音楽イベントも色々あるShepparton、マレー川と共に栄えるEchuca。
東にはセールスポイントがよくわからないけどWarragulとかMoeとかSaleって街もあります。
だいたいどこに行くにしてもサザンクロス駅から電車and/orバスが出てて(とはいえ本数の問題があるので気軽にぶらっととはいきませんが)行こうと思えばどこでも行けないことはないのでもっと行ってみたいと思います。
(三国志ファンになってから関帝廟お参りしてないのでバララット行きたいなー。ワイナリー巡りな地域は一人だと楽しみ半減かもしれないけどDaylesfordとかどうかなーとか)
2015年は一人で郊外に旅行も行かなかったしまた州内旅行も考えてみたいです。
あと州外旅行も結局全然行ってないし。全体的に行動範囲を広くしたい。
とりあえず今は友達との年末旅行が楽しみです。ここしばらく暑くて天気もいいですが年末もこれくらい天気がいいといいなー。
完全なるついでですがメルボルンに戻ってシティのFederation Squareにあるレゴのクリスマスツリーの写真もアップします。
今日の一曲: 布袋寅泰 「嵐が丘」
突然の布袋さん。三國無双7(そして結局6も)のサントラを漁ってトラックで購入してたら史実エンディングの歌だったこの歌も欲しくなってしまって収録アルバム丸ごと購入してしまったという経緯。
なんたって史実エンディングですからね。バッドエンドとまでは言いませんが(呂布伝除く)史実ですから。だからこの曲もそういうシチュエーションで聴くわけでとにかく切ないです。
でもその切なさがまた三國無双に似合うんだよなー。あと疾走感。疾走感最高ですこの曲。
メロディーとかギターの感じとか好きなんだけど、全体的な音の流れとか形とか、自然なツボり方。
ということで初布袋さんなこのアルバムも聞き込み途中なのですがすでに好きな音楽。布袋さんってこういう曲書くのかー&こういうギタリストなのかーという発見もあって。これまでの諸々に加えてエレキギターの格好良さがわかるようになり美味しく味わうようになってきました。
これからも新しい音楽に出会うぞ-。
聴いたり弾いたり生活したりの音楽家の諸々のバランスについてちょっと考えをメモしつつあるので近いうちに書きたいです。
さて昨日は天気もいい中ジーロングに行って来ました。イマイチ日本語での表記が分からないのですが(ジーロングだったりジロンだったり)要するにGeelongです。
メルボルンから車or電車で1時間くらい西にある街で、ヴィクトリア州第二の街(=メルボルンの次に大きい街)です。規模としてはかなりメルボルンとかなり差があります。平日の昼かなり静かでした。
そもそもジーロングに何で行ったかというとこちらを見に。
わかりにくい。あの色的に異彩を放つ船です。
この船はNotorious号。15世紀のポルトガル船の様式で作られた帆船で、その昔グレート・オーシャン・ロードあたりで難破して砂に沈んだ(けどたまに目撃される)マホガニーシップをモデルに作ったもの。以前もここで書いてますが難破船帆船好きなのでこの船の事を知ってから見てみたいと思ってました。
Notorious号はついこないだまでオーストラリアの東海岸を航海してて、12月の下旬にはジーロングを離れてまた旅に出るとのことでこのチャンスを逃すわけにはいきませんでした。
ただ写真で分かるとおり遠くから見るにとどまりました。マリーナのあたりってどこまで入っていいか入っちゃだめかどうも分からないので近づけなかったのです。
ジーロングはグレート・オーシャン・ロードとかにいく途中で通ったり乗り換えたりしたものの行くのは大分久しぶり。海沿いの街なのですが前回来たときよりも海水浴場が整ってたり。ただ全体としてはやっぱりメルボルンの方に出てく人も多いんだろうか。
ちなみにジーロングの海沿いのクリスマスツリーも写真とったので貼り付けておきます。
もちろんVIC州にはメルボルン、ジーロングの他にも色んな街があります。
北西側だとゴールドラッシュで有名なバララット(関帝廟もあるのです)や同じくゴールドラッシュで有名になり今は現代芸術の拠点としてもがんばってるベンディゴ、砂漠の一つ手前のマレー側沿いの街Mildura。
西側にはグレート・オーシャン・ロード関連の他にちょこちょこローカル産業もあるWarrnambool。
北には温泉(ぬるいらしい)も湧くことで有名なDaylesford、食物産業やなにか音楽イベントも色々あるShepparton、マレー川と共に栄えるEchuca。
東にはセールスポイントがよくわからないけどWarragulとかMoeとかSaleって街もあります。
だいたいどこに行くにしてもサザンクロス駅から電車and/orバスが出てて(とはいえ本数の問題があるので気軽にぶらっととはいきませんが)行こうと思えばどこでも行けないことはないのでもっと行ってみたいと思います。
(三国志ファンになってから関帝廟お参りしてないのでバララット行きたいなー。ワイナリー巡りな地域は一人だと楽しみ半減かもしれないけどDaylesfordとかどうかなーとか)
2015年は一人で郊外に旅行も行かなかったしまた州内旅行も考えてみたいです。
あと州外旅行も結局全然行ってないし。全体的に行動範囲を広くしたい。
とりあえず今は友達との年末旅行が楽しみです。ここしばらく暑くて天気もいいですが年末もこれくらい天気がいいといいなー。
完全なるついでですがメルボルンに戻ってシティのFederation Squareにあるレゴのクリスマスツリーの写真もアップします。
今日の一曲: 布袋寅泰 「嵐が丘」
突然の布袋さん。三國無双7(そして結局6も)のサントラを漁ってトラックで購入してたら史実エンディングの歌だったこの歌も欲しくなってしまって収録アルバム丸ごと購入してしまったという経緯。
なんたって史実エンディングですからね。バッドエンドとまでは言いませんが(呂布伝除く)史実ですから。だからこの曲もそういうシチュエーションで聴くわけでとにかく切ないです。
でもその切なさがまた三國無双に似合うんだよなー。あと疾走感。疾走感最高ですこの曲。
メロディーとかギターの感じとか好きなんだけど、全体的な音の流れとか形とか、自然なツボり方。
ということで初布袋さんなこのアルバムも聞き込み途中なのですがすでに好きな音楽。布袋さんってこういう曲書くのかー&こういうギタリストなのかーという発見もあって。これまでの諸々に加えてエレキギターの格好良さがわかるようになり美味しく味わうようになってきました。
これからも新しい音楽に出会うぞ-。
前回のエントリーに拍手どうもですー。
一昨日はバレエのレッスン(来週から一つ上のクラスに!)、そして昨日はオケのリハーサルでした。大分オケもまとまってきたけれどラフマニノフの交響的舞曲はやっぱり難しい。個の力も全体の力もかなり求められる難関。
そして休憩の間にKats-Cherninのフルート協奏曲の一部をちょろっとだけ聴いて子供心をくすぐられまくりました。実際に聴くのが楽しみです。
何はともあれもうすぐコンサート。もう一回お知らせしておこう。
一昨日はバレエのレッスン(来週から一つ上のクラスに!)、そして昨日はオケのリハーサルでした。大分オケもまとまってきたけれどラフマニノフの交響的舞曲はやっぱり難しい。個の力も全体の力もかなり求められる難関。
そして休憩の間にKats-Cherninのフルート協奏曲の一部をちょろっとだけ聴いて子供心をくすぐられまくりました。実際に聴くのが楽しみです。
何はともあれもうすぐコンサート。もう一回お知らせしておこう。
Zelman Symphony Orchestra「Russian Dance」
2015年12月5日 20時開演
Eldon Hogan Performing Arts Centre, Xavier College
指揮者:Mark Shiell
<プログラム>
ピョートル・チャイコフスキー バレエ「くるみ割り人形」組曲
Elena Kats-Chernin フルート協奏曲「Night and Now」(フルート:Sally Walker)
セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲
12月ともなればメルボルンはコンサートシーズンの終わりで〆コンサートのラッシュ、それに加えてクリスマス関連のコンサートイベントも多いです。演奏してるみんなは忙しそう。
そして天気も本来なら良くなってくる時期なので屋外イベントも色々あります。クリスマスに屋外でキャンドルコンサートなんてのもあったり。
音楽以外でも盛りだくさんな今日この頃。
明日行くのを楽しみにしてるBar Ampereのアブサンイベントは11月のGood Food Monthの一環で、それに関連してメルボルンで昼も夜も色々イベントが行われてるようです。
公式ページを見てみるとごはんもの甘いものお酒もの、街中から田舎の方まで様々なお店がバラエティに富んだイベントをやってたようです。
そんな飲んでばかりも居られないしお金もかかるけどGood Food Monthもっと楽しみたかったなー。
それとはどうやら別に今メルボルンセントラルでキットカットの手作り工房なるものをやってるそうで。
今日から1月17日まで特設会場で、キャラメルやらバラの花びらやら合わせてカスタムのキットカットを作る企画。メルボルンセントラルのあの辺だったら(少なくとも作る分には)暑くなっても大丈夫か。普段見る(または日本で見る)キットカットとはまたちょっと違う材料があるみたいだしとにかくカスタマイズに弱いのでちょっと行ってみたいな-。
あと最近Twitterとかfacebookでメルボルンの飲食とかイベントとか諸々情報を扱ってるサイトをいくつかフォローし始めました。BroadsheetとかUrbanlistとかTimeOutとかあたり、全部英語のサイトですが観光よりもローカル寄りの情報がいろいろあってオススメです。
特に最初の二つはトピック別にリスト形式のガイドが使いやすい。
ということで明日は食べてきます飲んできます。どれくらいの分量で来るのかなー食べ物。あと飲む方も楽しみだけど3杯(+マティーニ)はどんな具合か。ただ明日は困ったことに寒いんでアブサン飲んでしっかり温まりたいと思います。
今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲 第2楽章
引き続きラフマニノフ。第2楽章も好きだぜー!
交響的舞曲というだけあって全楽章が踊りを意識して書かれてますが、実はあの「火の鳥」をバレエ・リュスで振り付けしたフォーキンに振り付けを頼む予定だったそうですが(なんでも「パガニーニの主題による狂詩曲」を振り付けしてラフマニノフが気に入ったそう)、フォーキンが亡くなったことで叶わなかったそう。見てみたかったなーそのコラボ。
そんな交響的舞曲の中で自分が一番踊りたくなるのがこの第2楽章。ただ踊りの本能を曲に一番感じるのは第3楽章なんですよね。その話は第3楽章のときに。
テンポの解釈は結構幅があるみたいですが(今の指揮者さんはかなりゆったりめ&かなり変え気味でこれもなかなかいい)、3つの楽章の内ではスローな楽章扱い。単なる愁いではなく複雑な色気を帯びたスローなワルツみたいな大人の雰囲気がたまらん。
ラフマニノフは巷ではロマン派の作曲家という扱いですがロマン派の最後だけでなく20世紀の新しい要素もしっかりものにしてる作曲家だと思います。特に交響的舞曲とかを書いてた時代ラフマニノフはアメリカに住んでたので新大陸の音楽の影響も少なからず受けてるんじゃないかな。
第1楽章のときにも書きましたが和音の連なり方もロマン派を超えた、ちょっとジャズも入ってるような自由で複雑な感じ。第2楽章もその店すごいです。中間部のちょっと前、ピアノがちょうど弾く部分で変イ短調基調の不思議な転がり方、これほんと普段から和音で捉える楽器でないときつそう。ただその変化の仕方が繊細かつ絶妙で軽く悶絶できる。
そもそもこの第2楽章全体が調性がはっきりしない色彩の混ざった感じがほんと好き。
そしてこの楽章もかなりテクスチャが複雑で。メインのメロディーが長い音中心なその裏で木管楽器が細かい音弾いてたり、独自の世界を繰り広げてたり。そういう細かさは元がピアノ2台だってのもあるのかなー。
だからあんまりテンポがゆっくりだとメロディーがきつくなりがちかと思いきや、リズムとかその他のエレメントはゆったりしてた方が味が出るような気がします。
リンクするのもちょっと遅めのテンポのがいいなあと思ってたんですが演奏時間と試聴だけだとあんまり判断が付かなかったのでギブ。色々聞き比べる楽しみを残しておきます。(?)
結局選んだのはラトルさん&ベルリンフィルの録音。同じく大好き(&ピアノ+チェレスタ活躍)な「鐘」も収録されてます。
12月ともなればメルボルンはコンサートシーズンの終わりで〆コンサートのラッシュ、それに加えてクリスマス関連のコンサートイベントも多いです。演奏してるみんなは忙しそう。
そして天気も本来なら良くなってくる時期なので屋外イベントも色々あります。クリスマスに屋外でキャンドルコンサートなんてのもあったり。
音楽以外でも盛りだくさんな今日この頃。
明日行くのを楽しみにしてるBar Ampereのアブサンイベントは11月のGood Food Monthの一環で、それに関連してメルボルンで昼も夜も色々イベントが行われてるようです。
公式ページを見てみるとごはんもの甘いものお酒もの、街中から田舎の方まで様々なお店がバラエティに富んだイベントをやってたようです。
そんな飲んでばかりも居られないしお金もかかるけどGood Food Monthもっと楽しみたかったなー。
それとはどうやら別に今メルボルンセントラルでキットカットの手作り工房なるものをやってるそうで。
今日から1月17日まで特設会場で、キャラメルやらバラの花びらやら合わせてカスタムのキットカットを作る企画。メルボルンセントラルのあの辺だったら(少なくとも作る分には)暑くなっても大丈夫か。普段見る(または日本で見る)キットカットとはまたちょっと違う材料があるみたいだしとにかくカスタマイズに弱いのでちょっと行ってみたいな-。
あと最近Twitterとかfacebookでメルボルンの飲食とかイベントとか諸々情報を扱ってるサイトをいくつかフォローし始めました。BroadsheetとかUrbanlistとかTimeOutとかあたり、全部英語のサイトですが観光よりもローカル寄りの情報がいろいろあってオススメです。
特に最初の二つはトピック別にリスト形式のガイドが使いやすい。
ということで明日は食べてきます飲んできます。どれくらいの分量で来るのかなー食べ物。あと飲む方も楽しみだけど3杯(+マティーニ)はどんな具合か。ただ明日は困ったことに寒いんでアブサン飲んでしっかり温まりたいと思います。
今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲 第2楽章
引き続きラフマニノフ。第2楽章も好きだぜー!
交響的舞曲というだけあって全楽章が踊りを意識して書かれてますが、実はあの「火の鳥」をバレエ・リュスで振り付けしたフォーキンに振り付けを頼む予定だったそうですが(なんでも「パガニーニの主題による狂詩曲」を振り付けしてラフマニノフが気に入ったそう)、フォーキンが亡くなったことで叶わなかったそう。見てみたかったなーそのコラボ。
そんな交響的舞曲の中で自分が一番踊りたくなるのがこの第2楽章。ただ踊りの本能を曲に一番感じるのは第3楽章なんですよね。その話は第3楽章のときに。
テンポの解釈は結構幅があるみたいですが(今の指揮者さんはかなりゆったりめ&かなり変え気味でこれもなかなかいい)、3つの楽章の内ではスローな楽章扱い。単なる愁いではなく複雑な色気を帯びたスローなワルツみたいな大人の雰囲気がたまらん。
ラフマニノフは巷ではロマン派の作曲家という扱いですがロマン派の最後だけでなく20世紀の新しい要素もしっかりものにしてる作曲家だと思います。特に交響的舞曲とかを書いてた時代ラフマニノフはアメリカに住んでたので新大陸の音楽の影響も少なからず受けてるんじゃないかな。
第1楽章のときにも書きましたが和音の連なり方もロマン派を超えた、ちょっとジャズも入ってるような自由で複雑な感じ。第2楽章もその店すごいです。中間部のちょっと前、ピアノがちょうど弾く部分で変イ短調基調の不思議な転がり方、これほんと普段から和音で捉える楽器でないときつそう。ただその変化の仕方が繊細かつ絶妙で軽く悶絶できる。
そもそもこの第2楽章全体が調性がはっきりしない色彩の混ざった感じがほんと好き。
そしてこの楽章もかなりテクスチャが複雑で。メインのメロディーが長い音中心なその裏で木管楽器が細かい音弾いてたり、独自の世界を繰り広げてたり。そういう細かさは元がピアノ2台だってのもあるのかなー。
だからあんまりテンポがゆっくりだとメロディーがきつくなりがちかと思いきや、リズムとかその他のエレメントはゆったりしてた方が味が出るような気がします。
リンクするのもちょっと遅めのテンポのがいいなあと思ってたんですが演奏時間と試聴だけだとあんまり判断が付かなかったのでギブ。色々聞き比べる楽しみを残しておきます。(?)
結局選んだのはラトルさん&ベルリンフィルの録音。同じく大好き(&ピアノ+チェレスタ活躍)な「鐘」も収録されてます。
前回の記事に拍手ありがとうです。
世間はメルボルンカップで祝日でしたが昨日のバレエでなにかがんばったのか久しぶりにふくらはぎに筋肉痛がひどくきていたので家でおとなしくしてました。(明日午前中スーパーまで歩けるかなこれという程度には痛いです)
そのバレエのレッスンの前にはシティで親友と久しぶりにお茶しました。彼女はいまリサーチ関係の仕事でオーストラリアの色々な所を飛び回ってて(メルボルンの気候がちょっとこたえるそうです)。
完全に余談なのですが今回話して改めて気づいたのですがオーストラリアで子供が関連する仕事(楽器の先生なんかも含む)をするのに必要なWorking with Children Check、あれ州単位で発行してるので別の州に行って仕事するときはまた取り直さなくちゃいけないそうですので要注意。
その親友のパートナー(といっても友達のパートナーはみんなもう直接の友人も同然で、あんまり男っぽくない人が多いので学校以来の友達にも自然に馴染んでるのですが)が以前碁を教えてくれた元凶(!?)なのですが、今は何かの映画の影響で「葉隠」にはまってるそうで。
周りのオージーが日本文化に関して完全に私の先を行ってしまうので勉強大変です。(一時帰国の時とかも意識して観光とか文化の情報収集してるんですよ)
前も書いたと思うのですがこっちで自分が出会う人ほとんど親日で。(都会だからとかメルボルンだからとか比較的裕福な環境で育ったからとか若い世代が多いからとかあるのかなー)
初めましてから日本人だと分かると大体(1)日本に行って楽しかった話 or (2)学校で日本語を習ったとき習った日本語 or (3)日本人をホームステイで受け入れた話 or (4)その他経緯はよく分からないけど日本が好きな話 のどれかで10分くらい話すことになります。
特に行ったことある人としゃべると色々知ってることに驚きます。
だいたい毎年平均して3人くらいは友達が日本に遊びにいくのですが(あと1人日本に住んでる子もいたり)、結構自分でもあんまり知らない方面行くケースも多く。
ちょっと遅めの桜を見に松本城に行ったり、まだ運転始まる前から「ななつ星」に乗ってみたいなんて言ってた子もいたり、愛媛とか金沢とかなかなか渋い方に遊びに行く人も。
ただオーストラリア人全般だとニセコあたりにスキーに行く人が多いみたいですね。
季節が逆なのでスキーが好きな人は冬はこっちで、夏は日本の冬に行ってスキーをするとか。
ラリアにはスポーツ的なレジャーが好きな人が多いので沖縄でスキューバなんて人もいる様子。
音楽畑の友達は金沢アンサンブルで弾きに・聴きに金沢に行ったりとか、コンクールで弾きに行ったりとか、あとサマソニで演奏しに行った人まで。
私の友達は自転車乗りが結構いるのですが、日本でサイクリングに行くってのはまだあんまり話を聞かないですね。貸し自転車や素敵なコースとかありそうなんだけど、知られてないのかしらん。私も宮島でサイクリングコースがあるのに気づいたくらいかも・・・?
オーストラリアの学校では小学校から高校までの間に授業で教える外国語のチョイスの中に日本語が入ってることが多くて(少なくとも私が学校行ってた頃はそうでした。今は中国語とか韓国語あたり増えてるかも)、ある程度日本の文化や言語に触れあったことがある人も多いです。
ただやっぱり日本語は言語としては難しいので大学卒業後にどれくらい覚えてるかっていうと難しいとこなのですが、日本に遊びにいった人はみんな日本語がしゃべれなくても大体大丈夫だったーと言ってます。
あと諸々の縁でみんな私を始め日本人の友達がどっかにいたりして旅行の際には情報収集を活発にしているようです。(私もちょくちょく相談を受けます)
日本の言語や文化にそんなに詳しくない人がみんな現地でどう立ち回って、あと観光先の情報収集ってどんな感じでしてるのかちょっと気になりますね。例えば日本で神社とかお寺とか城とか見にいくにしても、何も背景情報知らないとどんな神社・お寺・お城行ってもだいたい一緒に見えないかなーとか。
あと京都とか行ってそこここらにある古い建物や老舗のお店が実際どれくらい古いのか知るとびっくりするんじゃないかな。なんせオーストラリアは歴史が短い国なので。
日本は歴史の知識があるとぐんと観光が面白くなるはずだと思うんですよね。観光レベルがちょっと上がるだけでもそこの知識あるなしがかなりの違いになるはず。
私の周りでアニメとか漫画関係のオタクのオージーはそんなに多くないですが、作品の舞台になった場所に行きたいと思ってるオージーも結構いるのかな。(千と千尋のあれは日本にないよ、という話は教えてあげるべきだろうか)
でも特定のアニメとか漫画が好きというわけでなくても秋葉原を教えてあげたら喜ぶ人は周りに何人か居るかも。妹も前回婚約者連れてってそれはそれは満喫したそうで。
まだこっちの知り合いで何か特定のエリアのマニア・オタクで特定のピンポイント目的で日本に行く&行ったって話は聞かないんですよねー。どんなエリアでもいいのでちょっとそういう話が聞いてみたい。
ただそれは同時にみんな日本全体を面白そうとか興味あるとか知りたいとか思って、日本が好きで訪れる人が多いってことでいいのかな。
昨日親友もパートナーと一緒にそのうち日本に行きたい(学校時代にちょっと行ったことあるみたいですが)かもしれない&私と一緒に行くのもいいかもって話をしてて。私はまだオージーといっしょに日本を観光したことないのでそういう旅もちょっとしてみたいです。
今日の一曲はお休みです。
世間はメルボルンカップで祝日でしたが昨日のバレエでなにかがんばったのか久しぶりにふくらはぎに筋肉痛がひどくきていたので家でおとなしくしてました。(明日午前中スーパーまで歩けるかなこれという程度には痛いです)
そのバレエのレッスンの前にはシティで親友と久しぶりにお茶しました。彼女はいまリサーチ関係の仕事でオーストラリアの色々な所を飛び回ってて(メルボルンの気候がちょっとこたえるそうです)。
完全に余談なのですが今回話して改めて気づいたのですがオーストラリアで子供が関連する仕事(楽器の先生なんかも含む)をするのに必要なWorking with Children Check、あれ州単位で発行してるので別の州に行って仕事するときはまた取り直さなくちゃいけないそうですので要注意。
その親友のパートナー(といっても友達のパートナーはみんなもう直接の友人も同然で、あんまり男っぽくない人が多いので学校以来の友達にも自然に馴染んでるのですが)が以前碁を教えてくれた元凶(!?)なのですが、今は何かの映画の影響で「葉隠」にはまってるそうで。
周りのオージーが日本文化に関して完全に私の先を行ってしまうので勉強大変です。(一時帰国の時とかも意識して観光とか文化の情報収集してるんですよ)
前も書いたと思うのですがこっちで自分が出会う人ほとんど親日で。(都会だからとかメルボルンだからとか比較的裕福な環境で育ったからとか若い世代が多いからとかあるのかなー)
初めましてから日本人だと分かると大体(1)日本に行って楽しかった話 or (2)学校で日本語を習ったとき習った日本語 or (3)日本人をホームステイで受け入れた話 or (4)その他経緯はよく分からないけど日本が好きな話 のどれかで10分くらい話すことになります。
特に行ったことある人としゃべると色々知ってることに驚きます。
だいたい毎年平均して3人くらいは友達が日本に遊びにいくのですが(あと1人日本に住んでる子もいたり)、結構自分でもあんまり知らない方面行くケースも多く。
ちょっと遅めの桜を見に松本城に行ったり、まだ運転始まる前から「ななつ星」に乗ってみたいなんて言ってた子もいたり、愛媛とか金沢とかなかなか渋い方に遊びに行く人も。
ただオーストラリア人全般だとニセコあたりにスキーに行く人が多いみたいですね。
季節が逆なのでスキーが好きな人は冬はこっちで、夏は日本の冬に行ってスキーをするとか。
ラリアにはスポーツ的なレジャーが好きな人が多いので沖縄でスキューバなんて人もいる様子。
音楽畑の友達は金沢アンサンブルで弾きに・聴きに金沢に行ったりとか、コンクールで弾きに行ったりとか、あとサマソニで演奏しに行った人まで。
私の友達は自転車乗りが結構いるのですが、日本でサイクリングに行くってのはまだあんまり話を聞かないですね。貸し自転車や素敵なコースとかありそうなんだけど、知られてないのかしらん。私も宮島でサイクリングコースがあるのに気づいたくらいかも・・・?
オーストラリアの学校では小学校から高校までの間に授業で教える外国語のチョイスの中に日本語が入ってることが多くて(少なくとも私が学校行ってた頃はそうでした。今は中国語とか韓国語あたり増えてるかも)、ある程度日本の文化や言語に触れあったことがある人も多いです。
ただやっぱり日本語は言語としては難しいので大学卒業後にどれくらい覚えてるかっていうと難しいとこなのですが、日本に遊びにいった人はみんな日本語がしゃべれなくても大体大丈夫だったーと言ってます。
あと諸々の縁でみんな私を始め日本人の友達がどっかにいたりして旅行の際には情報収集を活発にしているようです。(私もちょくちょく相談を受けます)
日本の言語や文化にそんなに詳しくない人がみんな現地でどう立ち回って、あと観光先の情報収集ってどんな感じでしてるのかちょっと気になりますね。例えば日本で神社とかお寺とか城とか見にいくにしても、何も背景情報知らないとどんな神社・お寺・お城行ってもだいたい一緒に見えないかなーとか。
あと京都とか行ってそこここらにある古い建物や老舗のお店が実際どれくらい古いのか知るとびっくりするんじゃないかな。なんせオーストラリアは歴史が短い国なので。
日本は歴史の知識があるとぐんと観光が面白くなるはずだと思うんですよね。観光レベルがちょっと上がるだけでもそこの知識あるなしがかなりの違いになるはず。
私の周りでアニメとか漫画関係のオタクのオージーはそんなに多くないですが、作品の舞台になった場所に行きたいと思ってるオージーも結構いるのかな。(千と千尋のあれは日本にないよ、という話は教えてあげるべきだろうか)
でも特定のアニメとか漫画が好きというわけでなくても秋葉原を教えてあげたら喜ぶ人は周りに何人か居るかも。妹も前回婚約者連れてってそれはそれは満喫したそうで。
まだこっちの知り合いで何か特定のエリアのマニア・オタクで特定のピンポイント目的で日本に行く&行ったって話は聞かないんですよねー。どんなエリアでもいいのでちょっとそういう話が聞いてみたい。
ただそれは同時にみんな日本全体を面白そうとか興味あるとか知りたいとか思って、日本が好きで訪れる人が多いってことでいいのかな。
昨日親友もパートナーと一緒にそのうち日本に行きたい(学校時代にちょっと行ったことあるみたいですが)かもしれない&私と一緒に行くのもいいかもって話をしてて。私はまだオージーといっしょに日本を観光したことないのでそういう旅もちょっとしてみたいです。
今日の一曲はお休みです。