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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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「緩」の季節満喫中。
前回のエントリーに拍手どうもです~

今「ぷっすま」の録画を見ているところです(30分になって週またぎの企画が多いのでリアルタイムでみるとやきもきしそうですねえ)。オードリーの「彅スケにしてあげたい10のこと」企画やってます。ユースケさんプロデュースの大分めぐりがこのシリーズでは一番好きですね。大分はあんまり見たことがなかったのと、あとこのシリーズで見るような日本では自分の足で一つの町をちょっと見て回ってみる、というタイプの観光をしたことがないので。
ついでにながらメルボルンに来たお友達にしてあげたい10のこと、とかここでやってみようかしら、とか考えています。
また今度。

今日はメルボルンはぽかぽかした陽気でよかったです。
明日行きたいメル響のコンサート(予約に含めてなかったやつ)のチケットを買いにシティにでて、ついでにロルカでブランチをいただいて。
コンサートに関しては私の好きなドヴォルザークの7番が弾かれる、ということで前から気になってたのですが某所で偶然こぼれ聞いたことによると大学時代のホルン友達でマレーシア・フィルで主席ホルンをやっている友達がこのコンサートを弾きに戻ってくるらしいのでこれはいかなきゃ!と。後で会えるといいな。ずいぶん久しぶり。

そんなこんなでチケットを買ったあとはあまりにも天気がよくて暖かいもんだからちょっとサウスバンクまで歩いて(Hamer Hallの周りはまさに工事が行われてたり)、いつものジェラートやさんにパッションフルーツのジェラートがあったので日だまりの中でゆっくり食べたり。
それからちょっと歩いてFlinders Street Stationの西側にあるBanana Alleyという一帯(こないだメル響のSecret Symphonyの舞台になったPlatform Oneがある、元は仕入れたバナナの保管・熟成庫だったところだそうで)を見たり。

あとFlinders Street Stationの西端からヤラ川を斜めに、Crown Casinoの方向に向かって横切るSandridge Bridgeの歩道橋も歩いてみたり。初めてではないんですがこの橋の「テーマ」について認識したのは初めて。
この橋にはなにやら巨大な人のような形をしたモニュメントがいくつかあって、そしてパネルが飾ってあって。Wikipedia英語版に画像がありました
パネルはオーストラリアへの移民の元の国についての簡易プロフィールが川の南岸側からアルファベット順に並んでいて。どこにその国があるか、どんな目的での移民が多いか、移住人口はどれくらいか、などなど。
もちろん日本もありますよ。どこまで少ない国まで含めてるのか、まではわかりませんでしたがずらーっと並びます(一部「西アフリカ諸国」「湾岸諸国」とかくくってある国々もあります)。
で、人の形をしたモニュメントはオーストラリアの原住民を表したものが1つ、そしてイギリスの流刑民から今現在までオーストラリアに入ってきた移民を時代・目的ごとにカテゴリ分けしてシンボル・キャラクター化したものみたいです(ちなみになぜか可動式なようです)。
ちょっとだけ勉強になりましたね。ゆっくり見たわけじゃないのでちょっとだけ。

メルボルンのシティ周りって自分の書き物で既に舞台として使ってるところもちょこちょこあるながらまだまだロケーションにしたいところたくさんあるんですよね。
色々書きたい物はあるのですが、基本ファンタジーベースが圧倒的に多いんでがっつりメルボルンの良さとか好きなところをそのまま扱う、生かすようなストーリーが書けたらなあ。
メルボルンの建築物、文化、人々、雰囲気、四季、天候、色々と。でも平凡な小さい街ですから話を広げるのが私には難しかったりするのです。ファンタジーがあってもメルボルンの魅力を伝えることができる文書きになれたらなあ。

ついでながら「メルボルンサウンドトラック」みたいのをつくってみたいな、と思ってました。写真付きでね。
メルボルンの風景・雰囲気に似合うクラシックから曲を拾ってみたり、あとface to aceの曲に似合うメルボルンの景色を探してみたり(合うと思うんですよーもろもろ)。
16年住んでてできないはずがないと思うんですよ、こういう企画。

やっぱり天気がいいと、暖かいと気分もちょっと上がりますね。
音楽聞きながらスーパーマーケットから帰り歩いてると上記のようにいろいろと思考が回る。(寒いときは思考が止まる。)
ただ反動もきやすいのか家に帰ってから完全スイッチオフになりましたが・・・
昨日もメシアンの「天使のまなざし」練習中に若干軽躁に入りかけましたし、今の時期は「落ち込みやすい」よりも「動きやすい」のが懸念かなあ。
全部フラット、はまたいけないけどある程度安定したバランスがとれるかどうか。
もっとこういう天気の日が続くといいけどなー。


今日の一曲: ジェラルド・フィンジ 「Let Us Garlands Bring」より「Come away, come away, death」



何回もこのブログで書いていますが私は歌曲だったらイギリスの歌曲が一番のお気に入りで。
このフィンジの歌曲も伴奏クラスで弾いて一聞き惚れ、そして今回大学でこの歌曲集の録音を借りて他の楽章も聴けるようになりました~

この「Let us Garlands Bring」に収録されている歌はシェークスピアの詩を歌詞としてるのですが、この「Come away, come away, death」は喜劇「十二夜」の一節を歌詞としているらしいです。(映画で一回見たけどどのくだりでこれがあったか覚えてない・・・)

ウォーロックの歌曲に似た、でもそれほど陰鬱でないさらっとした暗さがあるこの曲。なんとなく絵画のような。
最初から「死」を連想させるような重い足取りのようなピアノ伴奏とシリアスな調子のメロディー、歌声。
拍子の変わり方が独特ですよね。フレーズの作り方の不規則さ、といえばいいのか。

イギリス音楽って一般的にイギリス的な文化で育った・体験した人の心をより容易に、深く掴むようなところがあるのですがそうでなくても心の深いところ、日常ではあまりアクティブに使わないようなところにしみいる感じがあると思っていますし、それが好きで(ただし私はイギリス的な文化で育っているのでそうでない人がどう感じるのかはちょっと分からなかったり)。
この曲もどこをどう見ても「イギリス」な感じがやっぱり味わい深くて、そんなテイストをイギリス文化圏外でももっと広く味わってもらいたいと思っています。

拍手[1回]

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Healesville Sanctuaryについての補足。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~

今「今日の一曲」で紹介する曲を整頓してました。前大学から借りたCD、母に買ったCD(父のは2枚ともクリア)、妹が買ったCD、そして私が買ったCDのそれぞれから一曲ずつ、8曲もノルマができました。問題はブログ本体のネタが今のところそんなにないんですよね・・・

とりあえずまず書きたいと思ってたのはこないだ行ったHealesville Sanctuaryについての補足ですね。
メルボルン郊外、車で1時間半ほど北東に行ったところにある、動物園のようなところです。
メルボルンのシティ近くにあるMelbourne Zoo、もっと西の方にあるWerribee Zoo(サファリがあることで有名です)と共にZoo Victoriaのグループに入っていますが、「Zoo」=動物園、とは名前がついてません。

Healesville=地名ですが、Sanctuary=自然保護区という意味です。動物をお客さんに見せるだけでなく希少動物や怪我・病気の野生動物を保護する役目も担っている施設です。
実際に動物病院の一部が一般の人も見られるようになっていて、でも私はなんか諸々そっちのけで「うわあ医療機器も人間とあんまり変わらないなー」と職業病を発症していました(笑)

Healesville Sanctuaryでは動物は檻に入っている、というか囲いの中に入ってることが多いです。飛べる鳥の場合は網で囲われたエリアの中に生息していて、人間がその中を歩き回るようになっています(そのためこの種類の鳥がいるはずなんだけど見つからない!ということもしばしば)。
昔はエミューが囲いの中でなく本当にそこらへんを歩いていたのですが今はアイビス(頭としっぽの黒いトキ)だけがフリーで歩いてますね。やつら図々しくて困ります(えさはやっちゃいけません!)。

ここに来るとオーストラリアの定番の動物がひととおり見れます。(前述のとおり柵越しにではなく)
カンガルーはカンガルーが居るエリアの中に入って見れますし(あんまり近づいてはきません)、季節によっては子供が袋の中に入ってるのも見れます。
コアラは大体寝てますがものすごく近くで見れたりします(ついでに同じエリアの地べたをハリモグラが歩いてました)。ただ観光客がいる時期(週末・ホリデーなど)は混みがち。
ディンゴはガラス越しで、見えたり見えなかったり。今回行ったときは一匹一匹のプロフィールが写真付きで書いてあったり(でも私たちは一匹しか見られなかった・・・)
タスマニアデビルも見えたり見れなかったりする傾向があるような。ここだったかな、一回ものすごくアクティブに(凶暴に)じゃれあってたのを見たんですが・・・

有名なオーストラリアの動物のうちHealesville Sanctuaryならでは!だと思うのはカモノハシですね。
暗くしてある施設の中で水槽のガラス越しにすぐ近くにカモノハシが泳いでるのが見れます。ものすごく速くて予測不可能な動きをしますが(ちなみにフラッシュ厳禁です)、カモノハシが見られる、そしてこんなに近くで見られるのは貴重な体験です。

別の暗くしてある施設では色んな他の有袋類が見れます。住宅街でもよくみるポッサムから砂漠に住んでいるちいさなネズミ類、保護対象の珍しい小さな有袋類などなど。
子供を袋の中で育てるのが有袋類ですがその種類や外見は多様なのがよく分かります。

前回のエントリーでもちょっと言及していますがオーストラリアは強い毒を持ったヘビが多くいる(主に田舎の方)国で、さらに大型のトカゲ類から小さなヤモリまでいろんなは虫類が住んでいます。
Melbourne Zooもそうなのですがもう延々とヘビばっかり見てたいですよ。

それから鳥もたくさん居ます。小さな鳥(フィンチなど)から大きな鳥(鷲、エミュー、ペリカン)まで。
何回もこういうsanctuaryに行ってるのですが一度もアオアズマヤドリの青い「あずまや」を拝めたことがないんですよねー。今回はそれらしい鳥も見当たらず。
でもコトドリは(前回書きましたが)ものすごく近くでみれました。パンフレットを見たらえさやり見学の時間があるのですね(だから人を怖がらないのか・・・)。しっぽが立派なオス(鳴き声は聞けませんでした)と、あと水浴びをして体を乾かしてたメス。
他にもインコやオウム(手に乗ったりもします)も見れますし、なんといってもワライカワセミが可愛い!

鳥といえばワシのショーが一日に二回ありますよ。今回は行ってないのですがWedge-Tailed Eagleというワシだったかな。他にもいろんな動物の飼育員さんのお話だったりえさやり見学だったり、パンフレットに書いてあるので時間を合わせて回るといろいろ見れますよ~

(今回は鳥とコウモリがいるエリアでコウモリさんたちの多くがメディカルチェックに行ってしまったためコウモリがみれませんでした(笑)でもまあいいや、そこらへんで夜に飛んでるの見てるし・・・)

先ほど書きましたがHealesville Sanctuaryはメルボルン都心部から結構離れてて、車がないとなかなか行きにくいですがメルボルンに来たら外せない観光スポットです。特にカモノハシ!
そしてここはワインの産地として有名なYarra Valleyにも近いのでワイナリーを巡ったりピクニックをして景色を楽しむのもいいですよ。


今日の一曲: パウル・ヒンデミット バイオリンソナタ(1939年作曲) 第2楽章



今日はわけありでバイオリン曲優先。最初に書いたノルマは次回から~

ヒンデミットはビオリストでビオラのためにソナタを多く残しているのですが、ソナタに関しては本当にたくさんの楽器のために書いてます。オケのスタンダードな楽器はもちろん、ピアノ(3つ)とか、ハープとか、オルガン(3つ)とかも。

バイオリンもたしか3つソナタがあったような。でも私は1939年に書かれたこの曲しかしらないのです。(探し出さないと)
イギリス風ヒンデミット節の穏やかな第1楽章と、このスローなセクションと速いセクションが交互に現れる第2楽章の2つの楽章から構成されているこのバイオリンソナタ。
第2楽章は明らかにスタイルがヒンデミットなんだけど、でも不思議な新鮮さがあってものすごく気に入っています。

スローなセクションはまっすぐで芯の強い、濃いメロディーが特徴的。
ちょっとひねくれた見方をしてみると「さすがビオリスト」という(笑)バイオリンにしては線の太い感じがぐっときます。
速いセクションはちょっとタランテラを思わせる軽快で、でも棘というか刃というか、クールな凶暴さの欠片があるのが格好いい。
バイオリンはものすごく感情的なポテンシャルをもった楽器だけれど、同時に高い機動力とクールなエッジも持っています。ヒンデミットはそんな冷たいサイドをしっかり引き出してくれるのがにくいですね♪

ヒンデミットの曲って割とどんな楽器も上手く書かれていますが同時にちょっとトリッキーな、難しいところもあって。
ダイナミックに動きながら即座にキャラクターを変えたり刃を出したりする反射の速さがこのソナタだとユニークかな。

バイオリンのレパートリーとしてぱっとするかといったらもしかしたらそうでない曲なのかもしれませんがヒンデミットの曲としても、バイオリンの曲としてもちょっと変わった魅力がある曲です。
それが伝わったか自信がないのですが(ヒンデミットは説明難しい!)、私はがっちりつかまれちゃったクチです(笑)
是非とも聴いてみてください。

(リンクしたCD、同じ奏者の組み合わせでショスタコのバイオリンソナタを持っててものすごく気に入ってるのでヒンデミットもこのコンビで聴きたいですね~ヒンデミットのバイオリンソナタ全曲聴けるという優れもの!)

拍手[1回]

家族ホリデー終わり。
前回のエントリーに拍手どうもです!
そして結局毎晩の記録はならず・・・今日両親が帰っていってやっと余裕ができました。
夜外食したり家でワイン飲んだりいろいろ忙しかったですからねえ・・・
ということでなるべく簡潔に第2日からまとめたいと思います。

<5月1日>
朝はHealesville Sanctuaryへ、そしてYarra Valleyのワイナリー巡り。
Healesville Sanctuaryについてはまた別にエントリーを立てて話したいと思いますが、ここは動物園のようだけど檻が最小限で各スペースも広く、さらに動物の保護施設も兼ねているところです。
オーストラリアといえば、で有名な動物はもちろん、なかなか日本では知られていない有袋類や、は虫類や鳥類も見れたり。
昔はエミューとかもそこら辺を歩き回ってたのですが今は決まったところにいました(ただしアイビス=トキの仲間は相変わらずそこらへんで食べ物を無心していました)。
やっぱカモノハシが間近で見れるのは本当に嬉しいです。それから鳥のいるエリア(大きく網で囲われている)で鳥探しも楽しい。でもコトドリは探すまでもなくめちゃくちゃ近くで見れましたよ!びっくり!
あと何やら鳴いて訴えながら母の方に走ってきたシギの仲間は面白かったです(笑)何がしたかったんだろう。

Yarra ValleyではRochford Winery, Domaine Chandon, St. Hubert's Winery, Yering Stationに行きました。
真ん中2つではテイスティングもしました。そしてDomain Chandon、Yering Stationでそれぞれ1本ずつワインを買いました。
Domain Chandonはスパークリングワインが有名で、スパークリングのうちCuvee Richeを購入しました。Brutはフルーティーなシャンパンだったのですがこちらはもっと複雑というかウッディで変わった味なのであけるのが楽しみ。
Yering StationではMarsanne, Viognier, Rousanneの3種をブレンドした白ワイン(2008年)。端の2つは今回巡ってる間に初めて聞いた品種なので楽しみです。

夜にはCrown Casinoで鴨ラーメンを食べたのちThe AylesburyのRooftop barで一杯。
私は調子にのってアブサンを飲んじゃいました(笑)「本当にストレートで?」といわれたのですが他に飲み方なんていうかわからないのでストレートで頼んだら水が一緒に来たのでちょっと薄めて飲みました。
美味しかったですよー。薬草系のリキュールって「本当に好きだったっけ?」と思っちゃうんですけど飲んでみると美味しくてハードル全然高くなくて。強さも平気。
もっと頻繁に飲んでもいいような。


<5月2日>
この日はランチに 飲茶。DocklandsのHarbour Townの新しいところです。作り直す途中で止まっている観覧車Southern Starを望みながら。
そのあとにはHarbour Townでちょっと買い物してヤラ川を隔てて向こう、割と新しく開発されているSouth Wharfのアウトレットモールでお買い物。普段外に出る事が少ないのと、一人だとただ見るだけになっちゃうのの反動(?)で買っちゃいますねーいろいろ。戦利品はまた後の機会に。
両親も結構こっちでいろいろ買ってくんですよね。服とかアレルギーの薬とかチョコレートとか。私たちは日本にいってあれ買わなきゃこれ買わなきゃ、と考えることが多いのでなるほど、と。

夜はWilliamstownのAnchorageというレストランでディナー。ヤラ川の河口あたりからPort Phillip Bayまで夜景が綺麗です。いろんな船や橋やの光が、普段いる川の向こう側から見る景色と全く違って。
両親がオーストラリアに来たら絶対食べるのがオイスターキルパトリック。ベーコンとウスターソースを主にトッピングして焼いたオイスターです。
デザートに久しぶりにパブロバを食べたのですが、やっぱりソースはパッションフルーツのほうがいいなあ・・・


<5月3日>
この日は昼にSpringvaleにベトナム・中国料理を食べに行きました。
このエリアはアジア系の人が多く、食べるものだったりスーパーマーケットだったりいろいろと大きなアジアンタウンみたいになってて、独特の雰囲気が面白いようなちょっと異質なような不思議な町です。
フォーやピータン粥などを食べたのですがなんか普通に美味しいですね(笑)本物の味=向こうの方たちの日常の味。

そして午後は一旦Mt. DandenongあたりのSassafrasへ。以前も紹介しましたミス・マープルのティーハウスでスコーン(Devonshire Tea)をいただきました。平日は空いてますね!そして滅多に来ないため毎回スコーンを食べてしまうのですよ。もっと頻繁にいけたら他のメニューも楽しめるのになあ・・・運転できるようになったら。(ただしくねくね山道なので運転がちゃんと、ちゃんとできるようにならないと!)

夕方はChadstoneで買い物。ここも広いから(南半球一!)回るのに時間がかかったりもしますがみんな色々買えたようで何より(私はここでは何も買わなかったはず)。

夜はシティのSofitel Hotelにある「乾山」という日本食レストランでディナー。これは両親のため、というよりも私たちがちょっといいところでおいしい和食を食べれるように、という目的です。
お寿司とか食べました!美味しかった!鰹のたたきを噛みしめましたよ~

そしてこの日は両親の結婚30周年の記念日。ささやかなお祝いをした・・・のかな?一応認識してお祝いはしましたが。
(あと前の日のディナーは私たち持ちでした)
30周年、美容師さんに話したときは「それだけ長い時間一緒にいれること」という話になったのですがRooftop barを紹介してくれた友人とは「結構若くして結婚したんだね」という話になりました。(あんたたちも結構すぐ結婚するんでしょ!、とつつきたかったのを我慢した)
実際には30年ずっと一緒に住んでたわけじゃないですが(海外・国内出張も多いですし、単身赴任又はそれに近い状態も多いですしね)、色々大変なことあっても続いててありがたいですし嬉しいです。

<5月4日>
今日は午後に両親がこちらを発ったため朝活動。
家の近くの楽器やさんで楽器を見たり(父がオケパッセージのCD-ROMを買っていきました)。バスクラとかバスサックスが置いてあったりでテンションが上がるのです~

そしてPrahranで日本スーパーで(車があると助かる)重い買い物をしたり、Elsternwickでランチを食べてから家に戻りました。

やっぱり1週間より短いと慌ただしくなっちゃいますね。母だけゆっくり数週間暮らす、というのもありかな、と話してました。
次回はロルカやジャズクラブとかも行ってみたいねー、なんて言ってますが次回それもフィットできるかどうか。

今回観光して回ったところをちゃんと記憶に刻み込んで、もっと自分の中の「メルボルン楽しい」「メルボルン案内」レパートリーを増やして行かないと、これから精進したいと思います~


(今日の一曲はお休みです)

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家族ホリデー第1日
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
今朝(昼?)父と母が無事こちらに着いて家族でのホリデーの数日が幕を開けました。

今日は持ってきてもらった荷物など開けたりして、夕方から以前家族で住んでたBrightonのあたりをドライブして、そこから海岸の方に出たりしてから夕食に。
夕方に車で思い出の場所にWing archivers I (「Peaks」をかけさせてもらったのです)を聴きながら、というなんてノスタルジー(笑)
Brightonは大きい家も多いのですが建築物の保存のなんかに指定されてる家屋や建物も結構あったりするので変わらないところも多く、全体的な雰囲気はいつも変わらないですね。そして海のそばはやっぱりいいです。好きです。

で、ご飯はBrunwickのHellenic Republicというギリシャ料理レストランへ。
(ちなみにメルボルンはギリシャの外でギリシャ人の人口が一番多い街なんですよ)
いただいたものはPita Bread&Tzatziki Dip、豆・ナッツ・ザクロなどのサラダ、サガナキ(焼いたチーズ)とイチジク(胡椒で味付け)、ラムのロースト、ムサカ(ナス、ジャガイモ、挽肉とチーズの重ね焼き・・・でいいのかな)、そしてデザートに筒状の焼き菓子(の中にカスタードが入ってる)のチェリーと乳香アイス添え、というフルコース。
ボリュームはありますが全部4人で分けて食べましたし、意外と味付けがさっぱりなので量には問題なかったです。
ギリシャのワインも美味しかったですし(なんだかギリシャ神話みたいだ!(笑))ビールも美味しかったそうで。
やっぱり食文化で新しい「美味しいもの」、「好きなもの」を発見するとうれしいですね。
美味しいだけでなく楽しかったです、なんだか全体的な体験が。ちょっと遠いのですが今後また行きたいです。

今週はいつもよりも短めでお送りします。今日の一曲もお休みかな。(でもなるべく記録は残しておきたいので毎日更新できると良いな)
でもCDが4枚も来てるんでまたそれもゆっくり。


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St. Kildaとかその周り
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!

今日はGPのところに行って来ました。
オーストラリアの医療制度ではなにか病気かな?という時にはまずGPというローカルドクターというかファミリードクターのようなかかりつけのお医者さんにいきます。
GPは一般開業医で、病院でなくもっと小規模なクリニックがどこにもあって、最寄りのクリニックでかかりつけのGPを探したりなんだりするシステム・・・でいいのかな。
私のGPは父が選んだところで家からはちょっと離れています。公共交通機関と徒歩の組み合わせでいきますが。ちょっとアポがとりにくい時もありますが(そういうときは緊急で同じクリニックの他のお医者さんに診てもらいます)良い先生です。

で、胃酸がどうも逆流しているようだ、という話をしたら前回サンプルをもらった同じ薬を処方されました。胃酸の分泌を抑える薬です。 いろいろ原因はあるそうですがストレスやイブプロフェン系の薬、辛い食べ物、酸っぱい食べ物、お酒、コーヒー、チョコレートなどがトリガーにもなるそうです。
これからちょっとずつ気をつけていかないとなあ・・・ (とかいって明日は飲みにいく約束があるのです。Rooftop barの下見。)

私のGPのクリニックはセントキルダというエリアにあります。
オーストラリアでは割と有名なのかな、特にビーチが有名です。(あと桟橋にフェアリーペンギンが来るそうで。見た事ないんですが) 特に夏には砂浜で海水浴だったり、Acland Strettなど店の並ぶ通りも季節かまわず賑わってますし。 トラムも何本か通っててアクセスもよくシティにも割と近く、日曜日には(以前紹介しました)マーケットもあります。

同時にセントキルダはちょっとこっちでいう「Dodgy」な側面もあり。 ちょっと治安が悪い部分もある、といいますか。特に海側のエリアは夜は気をつけろ、裏道は避けろみたいなことも言われますし、ドラッグ・売春に関する話も聞く地域だったりします。
今日GPのとこからシティにいくトラムまで歩くのでもそういう良くない雰囲気は感じます。人の柄、といいますか。
面白い街なんですがそういう側面もあるのです。

セントキルダといえばでも最初に入院したときのお出かけが思い出に残っています。
看護師さん一人の引率でティーンセクションから10人ほどだったかな、トラムに乗ってセントキルダに夕方遊びにいったのです。Acland Streetでケーキとかアイスクリームとか食べました。
私は当時14歳で、夜に遊びにいったこともなければ(わりといいとこの)学校の周りとはちょっと違う雰囲気の文化をみたことがなく。ケーキ食べに行くだけなのになんだか本当に斬新で不思議な体験でした。

セントキルダといえばもう一つ、去年初めて話を聞いてから行ってないところが。
なんだか「太陽系の散歩道」みたいなところがあるらしいです。セントキルダビーチのあるポイントにまず太陽を象った球があって、そこから相対的な距離を再現してシティに向かっての方向に水星、金星、地球・・・と同じく球が飾られているようです。
冥王星が準惑星になる前なので冥王星は入ってます。ポート・メルボルンの向こう側くらいにあるので太陽から歩いて行くと結構な距離があるっぽいですが一度見て見たいですね。

ちなみに今日セントキルダからシティに向かったトラムのルートは96番。セントキルダビーチからシティ(Bourke Street)を通ってイースト・ブランズウィックまで行くルートなのですが、途中一部が車道ではなく特設の線路を通るLight railになっていて、駅には小さなカフェがあったりちょっと風情がある住宅地が見えたり、サウスメルボルン・マーケットやMSACというスポーツセンターを通ったりしながらシティに向かいます。

そうやってトラムに乗って景色を見て私は(16年も住んでますが)メルボルンってなんだか面白いなあ、と思うのですがその「面白い」「味がある」がなんだかささやかな性質のものなので果たして他のところから来た人が私が日常で見つけるメルボルンの「面白い」を面白いと思ってもらえるかどうか、ふと気になって。
こんど両親がこっちに来るときにもちょっと目立った観光とかするのでそれでもうちょっと自分の「メルボルン紹介スキル」を磨きたいと思います。

今日はついでに大学でCD借りてきました。月曜のレッスンの時に返せるのが分かってるので3枚ほど。
イギリス歌曲のCDと、フルート関係のCDと(ドビュッシーとラヴェルのフルート関連室内楽作品がほしかったのになんだかバロックから現代までフルートレパートリーをカバーしてくれちゃったすごいCD)、それからヴィラ=ロボスの「ブラジルのバッハ」の別録音(いい演奏だといいな)。
借りるペースはもちょっと上げたいけれど、なんといっても家からシティ・大学まで出る機会が少なく。
もっと新しい曲に出会いたいし、もっと今ある曲も聞き込みたい、と8000以上PCに入ってる曲をいじりながら(こないだのコンセプトプレイリストなど)悩んでいる・・・のですが。

昨日大橋隆志さん(ジェイル大橋代官)のツイートで大橋さんのPCには20000曲以上曲が入ってる、という話にものすごくびっくりしたのです。(しかも妹の話だと再生するときに飛ばすような曲は入れてないって・・・どうやって入れてるんだろう&実際聴いてるんだろう)
同じ曲集(しかも曲が多い)の複数演奏持ってたりジャンルの広さでは結構私自信があったのですがまだまだですね~(なにを競ってるんだろう私)

ちなみに大学在学途中くらいから私は聴かないかもしれない曲もPCに入れるようになったので実際8000曲の中で普段聴かないものも多いです。(あと好きすぎて普段ほとんど聴かないものもあります)
そういう方針にしたのはやっぱりストーリーを書き始めたのが大きいかな(資料・サントラとして普段聴かないものでも必要になる場合が多いので。それもきっかけですしね)。
あと手元にreferenceとして音楽を持っておくこととか、意識的に聴くものを広げようと思い始めた事。
あ、あと手持ちPCの容量がどんどん大きくなったのももちろん大きな影響がありますね。一時期はipodの方が大きいこともあったんですよ、音楽に費やす容量。

ipodの寿命を調べるサイト、というのが前あったのですがなんだかいつのまにかなくなっちゃったみたいで。うちの80GB ipod classicの寿命がいつなんだろう、というなかclassicの生産がストップしちゃったらどうしよう、という懸念もあったり。今動画ほとんど入れずに75%くらい使ってるから次は160 GBが欲しいんだけど・・・

総合して音楽へのアクセスに関してはすっごい時代になってしまったなー、と・・・ リソースと機会を最大限活用してもっといろんな音楽に出会いたいです。
大学の図書館でも 楽譜・CDともに限界を感じることがちょくちょくあるのでもっと買うことになりそうですが・・・


今日の一曲はちょっと長くなったのでお休みです。新しいCDもそうですし、クラムのアメリカ歌曲集第2巻のスコアも借りたので(アメリカ歌曲集で唯一あった!)またそちらも後日。

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