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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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手抜きご飯
相変わらず無双な日々ですこんばんは。
勢力としては呉ちょびっと・魏・蜀(五丈原まで)と遊んできてるのですが何かにつけて道草以上に冒険に出ないとマップがそんなに解放されないようになってきました。蜀だとミッションで雲南省やら涼州やら行くんだけどそれでもまだ足りず。

やっと(ゲーム内で)時間を作って黄龍自然景観区?だったかな、ゲーム内でも景勝地になってる水の色が綺麗な湖のほうに行ってきたりしました。道中には獰猛な野生動物も各種いたり。そういえば劉備の蜀入りあたりだと多分異民族とおもわれる賊も中原以上にいた印象が。色々反映されてますね。あと景色だったり地形だったり植生だったりバラエティに富んでるのも楽しい。

今日はバレエで先生がいきなりの(=予定よりも早い)産休で前も担当だった先生のやり方に若干カルチャーショックを感じたり、そろそろ30℃超えの日も終わりかと思われるので帰りに豚肉買ってバクテーにして元気をつけようか、というプランだったのですがバクテーに使える豚肉が売って無かった残念。バクテーはちょっと時間はかかりますが豚肉切って素(スパイス袋)と煮るだけなのであとはサラダ+野菜もう一品作ったりマントウを蒸したり、おいしいし手軽だし元気になる献立なんですが・・・

代わりに今日はブリトーにしました。普通のスーパーのinternationalエリアでタコスやブリトーの外身+肉などを炒めるスパイス+後から書けるサルサのキットが色んな種類売ってます。サラダ用野菜があればあとは肉を炒めて外身をチンして包むだけでこれもまた手軽。そして夏に良い。
ただ具を入れすぎて包むのが難しいのは毎回学習しないところ。

他にもパスタは乾麺・生あってソースもチンして和えるだけのも売ってて、パスタ自体の調理時間だけで作れるものが色々。ただ私はいいお手軽カルボナーラ&一見おいしいか分からないグリーンピースとヨーグルトパスタのレシピを頂いてそれが気に入ってるので最近は他のパスタはご無沙汰。
あとパスタではないですが近くの東欧系パン屋さんに冷凍の手作りピエロギが売ってるので茹でて食べたりもします。

あとチンするだけの冷凍保存可インドカレーなんかも各種売ってます。ただご飯が付属なのとそうでないのがあるので見極め必須。私はナンとか他のflatbreadで食べたいのでカレーのみのがいいんだけどたまに売ってない。

こういう手軽物は特にごはんじゃないものが食べたいときに頼りがちなのですがご飯もののお手軽メニューも数通り。鮭とセロリのピラフ風(炊飯器で作る)とかツナネギチャーハン(残りご飯でもできる)とか。

おかずと味噌汁(最近はインスタント頼りも多い)とサラダとご飯というのもいいですけど手が抜けるとこは手抜きができる気楽な生活を引き続き・・・というか特にリハーサルが夜にあるので手抜きしないと大変大変。外食もいいけど家で食べてから出かけるのも良い。

これから秋冬になると煮込み系で楽したいなあ。スープは夏でも結構食べますが(なんか食べたくなるんです、液体)スープ類もさらに増えそう。それついでに色んな国の料理もレパートリー増やしていきたいです。


今日の一曲: ヨハネス・ブラームス ドイツ・レクイエム 第4楽章



むかーしユースオケで弾いて以来ちょっと縁がなくて残念に思ってる超名曲の一つ。録音も持ってるんですけどそう頻繁に聞くような作品ではないんですよね。特に夏は。もちょっと涼しくなったら全楽章通して聞きたい。

構成としては7楽章構成で、とにかく外れ無しでどれもものすごいドイツ、ものすごいブラームスな作品。ただ例えばABC Classic FMの投票とかでこの作品が出てくると真ん中の第4楽章が代表楽章として出てくることが多い印象があり。私はちょっとそこがよくわからない。がつんと名曲な第1,2,6楽章、そして作曲家のパーソナルな面が出てる第5楽章辺りがこの曲でメジャープレイヤーと思いたいのですがあくまでも個人的な印象。

最近シューベルトを弾く事が多いからなのかドイツ・レクイエムでの数々の美しい転調に耳がどうしても惹かれてしまいます。移り変わる美しさとしては共通してるけどシューベルトほど離れてる調にフリも無くいきなり飛んだりしてないと思われますが実際楽譜を見てみるとどうなのかな。
この第4楽章ではそんな繊細な色彩の移り変わりが特に合唱に美しく表れるのがいいですね(どうしても自分はオケ中心に考えてしまう)、

リンクしたのはベルリンフィル&アバド指揮の録音。ドイツのオケで聞きたいと思いますがドイツ「で」生で聞きたいなあこの曲は。古い教会とかで。やっぱり合唱付き宗教音楽は教会ですよ(個人的意見)。

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今年もWhite Night
まさかの10日更新なしでしたがお久しぶりです。
無事仕事も入ってきて無事無双新作も遊べるようになって(ほぼ同時だったので忙しさが急上昇)その他にもちょこちょこ色々。

そして今年も夏の祭典White Nightに行ってきました。
メルボルンの気候ってほんと予測不能で、White NIghtも昼の暑さがほんのり残った夜から涼しい上にぬかるみにブーツで踏み込むような時もあったり。今年は歩き回る分には涼しいとは感じないちょうど真ん中みたいな気温でした。



ただ日が長いのは変わらずなのでいつもは開始の7時に家を出るくらいでイルミネーションを楽しむのですが、今年は7時のworld stageでウクライナの踊りが見たかったので早めに家を出ました。
バレエやってると(というか今回バレエレッスンのち、でしたからね)ヨーロッパの各地のダンスは色々と共通点があって面白い。コサックダンスとかマズルカに似てる部分がバレエと共通要素あって見ててちょっとやってみたくなりました。それにしても男性の踊りはコサック系は足腰がものすごい大変だ。
ほんとはその次の次にやる中国の踊り(旧暦正月ですし)も見たかったのですがじっとしてるとまだ明るくても寒かったので残念ながら次に行くことに。

White Nightの夜はシティの一部が歩行者オンリーになるのでどこに行くにも歩きですしどこに行っても混みますがそれもまたわくわくします。なかなかシティから博物館方面までは普段歩かないもんなあ。そんなに遠くないのに。
去年に引き続きRoyal Exhibition Buildingのプロジェクションマッピング最高でした。
世界遺産にもかかわらず普段影の薄いあの建物が、その建物の元々のデザインを活かしたり(例えばスタンバイ中の建物が脈動するようなエフェクトとか)その上に全然違う世界を映像で描くのとか、その映像のテイストもとにかくツボなんだよなあ。幾何学的だったり生物的だったり、特にこの時代、このスタイルみたいな意味での偏りが少なかったり。

今回はしれっと良いポジションで見れてよかった。写真は撮りながらだけどゆっくり見入ることができたので。ちなみに最初の写真はモチーフ的に蛇だと思われるのですがどうしてもチンアナゴに見えました(笑)


これもかっこよかったな。昼間にみてもかなりかっこよさそうなハエ型スチームパンク風車両。
博物館・Royal Exhibition Building辺りは展示物しか光がないので歩き回るにも写真とるにもちょっと大変。


そして州立図書館は今年は外側だけ。バレエ後で足が疲れてたりして並ぶ気になれなかった。
でも外だけでも面白い展示でした。こちらも私が好きな生物・植物など中心のレトロ系アートコレクション。はっきりした形と色のオーストラリアの花ってこういう場面ですごい映えますね。
ただもったいなかったのが一枚目の展示。Paradise/Diseaseという真ん中の文字を共通にした映像だったのですが柱で絵も字もいいとこが隠れちゃったり。アイディア好きなんだけどな-。
私のお気に入りは右の写真のノミたち。動きがなんか機械的・スチームパンク風要素があって素敵でした。


今回ナイスアイディアだったのが音楽のパフォーマーをこういう風にSwanston Streetに面するバルコニーに配置したこと(他にもMelbourne Town Hallのバルコニーでオペラとか、別の長めのバルコニーでポリスコスで歌って踊ってなんかもやってました)。なんたって一番人通りが多い通りなのでこういう形のほうが奏者にとって安全だし集中しやすいですし、風景としても街と一体になる感があって面白い。


そして今年もBar Ampereに寄って一人飲み。ちょっと静かだったのでカウンターに座って一人アブサンしちゃいました。店の雰囲気的にいける、と思えました。そしてつまみに大好きなアイスクリームサンドイッチ。アブサンはオーストラリア(NSW)産のDemoiselle Matilda。なんとなくlemon myrtleみたいな?ちょっとこれまで飲んだアブサンとは違う味が入ってました。メニューにはなんとメルボルン産の樽生産のアブサンも。結構お値段高かったのですがhouse wineみたいなhouse absinthe扱い?こんど詳しく聞いてみようかな。


色んな見世物に写真を撮ろうと人が群がる中、同じくらい注目を集めてたのがこちら。デモ行進とかの時でも出てくる警察の騎馬隊。色々メルボルンでも物騒な事件があったりしたこともあってFlinders Streetあたりに2箇所配置されてました。人も多いし一晩中のお祭りですがありがたいことです。

Flinders Streetといえば今年はそこら辺のプロジェクションマッピングはちょっと控え目でしたね。Federation Squareも生イベントはなかったか。多分人を分散させる目的もあるのかなーと思うのですがちょっと寂しくもあります。


そして今年は東・南にでるトラムのシティ側の終点がDomain Interchangeと祭り会場から大分離れたところにあったのにもちょっとびっくりでした。幸い来た時くらいに知ったので最後にそこまで歩く分の体力と時間も温存できましたが。まあそれでも入院時代は(しかも冬に)よく歩いてたんですけどね、シティからDomain Interchange。ただ足がバレエですでに疲れてるので今回はちょっとだけきつかった。William Streetのトラムに乗って乗り換えという手もあったのだろうけどシティのそっち側に歩くよりはこっちの方が安心?みたいなイメージ。

というわけで足は今日ものすごく筋肉痛でしたが一通り楽しめました。相変わらずの人出ですがリラックスしてマイペースに回って楽しめるイベントなのがありがたいです。今回は音楽ものに行くのが少なめだったのでまた次回のお楽しみに。


今日の一曲はお休みです。


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2日間籠城!
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
月曜日から水曜日まで田舎の友達のうちにちょっとお邪魔してたのですが木金と40°C近くになるという予報が既に出てたのでバス疲れの体を押してスーパーで買い物もしてきました。
ついでに最近見つけたおいしいフォーの店で夕飯も。私はなぜか暑いとスープ類が食べたくなるのですがそうでない人でも暑いときのフォーは良いですよ-。牛肉がやっぱりいいな(ただしスライス肉だけのやつで他の色んな部位が入ってない方が好き)。あんまり塩気が強すぎないスープがそこはおいしいです。

それでばっちり籠城体勢整えて昨日(木曜)が38°C、今日が41°Cという灼熱の2日を乗り越えました。テニスの全豪オープンもあって見てる人もプレーしてる人も大変ですがそれによって電車が混んだりなんだり、それから暑さで速度制限なんかも電車はあって「普通の」生活をしてる人はしんどそう。

私はもうこの温度になったら「とにかく家から出ない」が基本行動です。幸い夏バテとかはなく、いつも通り仕事してピアノしてご飯食べてができるのはラッキー。ただ料理するのはめんどくなるのでなるべく簡単にできるものを揃えておく&作ることに。
人間はいいとして今回もひやひやだったのが庭のジンチョウゲ。水をたっぷりやってもへなへなになってしまったり、特にメルボルンの夏は湿度も低いので熱+乾燥でそうとうこたえてるに違いない。日差しに強めの品種ではありますがこないだの40度超えの日にはまだ若い葉っぱが黒く焼けるというハプニングも。短期間で葉っぱもちょっとタフになったようですが、ほんと心配になります。

住んでるとこは平屋なのですが、西側の窓の外の分厚い日除けブラインドカーテンさえ閉めれば熱の遮断はまあなかなか。特に午前中~お昼過ぎくらいまでは家の中はなかなか涼しいです。ただ勝負はそこからで太陽光を遮っても家自体が西に傾いていく太陽で熱せられるのは防げなく。今日で言うと外の気温は午後5時くらいにピークで今30度を下回ってるのが家の中の温度は今(9時半手前)でピークっぽい。もうちょっと経ったら窓開けられるかしらん。(そういう時の涼しい風もまた風流でいいんですがね)
エアコンはないのですが前述通り扇風機でも欲しい時間は限られてて。今使ってますが。でも大体ピアノ練習の間とたまに寝る前にタイマー30分付きくらい。

そんなわけで家の中にいても暑さ・乾燥対策は必須。仕事してるときとかピアノしてるときは常に水とか麦茶をスタンバイ。気持ちもちょっと味と栄養分のある液体が欲しいとき用にココナッツウォーターも買って冷蔵庫に入れて置いたり、あとお風呂の後のFrosty Fruits(最近はトロピカル味)もないとちょっとしんどいです。
ついでに水道水が冷たい方出しても延々とお湯(しかも熱い)だったりするので飲み水、蕎麦をしめる水、さらにはジンチョウゲにあげる水に使う氷(今日はどうしても使った)も欠かせない。

なにはともあれ家の中はまだ暑いですが明日(久しぶりのバレエレッスン!)からは気温も下がるようです。ちょくちょく暑い日もあるようですがずーっと暑いわけじゃないので気が楽。予報もある程度でれば準備できますしね。
こうやってがーっと暑くなったりその後の涼しさだったり、タオルを洗濯しても2時間くらいで乾いちゃう乾燥だったり、メルボルンの夏は安全に過ごせば楽しいです。低湿度の夏バンザイ。

メルボルンはやっぱり夏がいいと思ってますが実際に夏に来る場合天気予報と暑さ対策に気をつけてくださいねー。そして日本の冬の寒さにもお気をつけて。


今日の一曲はおやすみ。バス旅用にユダヤ宗教音楽?民謡?どっちも?のアルバムを買ってすごく好きなのですが専門外でまだ書ける気がしないのととにかく暑いので。

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小旅行でした(海山温泉の巻)
行って帰ってきましたー金曜の夜から月曜の午後まで連休をめいっぱい使ったモーニントン半島への小旅行。
朝から夜まで色々遊んだので2回に分けてお届けします。
今回はゲーム以外の諸々で。

モーニントン半島はメルボルンの南にある半島で、穏やかな内海、ダイナミックな岩が楽しめる外海、内陸のワイナリー地域など様々なアクティビティが楽しめるエリアです。
公共交通機関で回るのは難しいのですが車で向こうに移動して宿泊すれば色々短時間で行けます。
今回は例によって貸し家を借りて(海とかバス停に近かった-)みんなで泊まりました。

 
左の写真が途中のDromanaの内海からメルボルン方面(だいたい)を見た写真、真ん中が外海、そして右側が泊まったとこのすぐの海(内海)。

金曜の夜に前乗り的に移動したのにはちょっと理由があり。
モーニントン半島に比較的新しくできた温泉リゾートPeninsula Hot Springsになるべく混雑しない時間=土曜の朝早くに行くためでした。週末とか混み合いそうなときは予約推奨なのですが朝8時に予約でもかなり人が居ました。でもそれなりにゆっくりできて結局昼まで居れてよかったー。
Peninsula Hot Springsは屋外のお風呂がいっぱいあって(ちなみに水着着用です)池の隣でカモを見ながらお風呂に浸かったりトルコ風の蒸気風呂に入ったり足つぼフットバスロード(適当)なんかもあったり。そしてちゃんとお風呂として入れる(日本のお風呂みたいな)温度のお湯がよかった。
一番の見所は丘の上から周りを見渡せるお風呂。今回冬の早朝で霧が小降りの霧雨になるくらいの天気でしたがそういう天気で入るのも気持ち良かったです。

携帯は持ち込み可でした。今回は初だったので持ってきましたが防水じゃないとリスクあり&めんどいので次回は水筒だけ持ってこう。あとサンダルはあった方がいいですしロッカーもほぼ必須ですがタオルは持参&借りローブはあってもなくてもお好みですかね。

今回はお酒だったりチーズだったり持ち寄りした人が多かったのでRed Hillあたりのワイナリーは行かなかったです。でもあそこら辺はワイナリーが多いので差別化に色々+α(チーズとかレストランとか)やってるとこが多いので改めて行ってみたい。
ただRed HillにあるJohnny Ripeというパン屋さんは美味しい物いっぱいでした。シフォンケーキ大でクロワッサン要素もあるシナモンドーナツや外はさくさく中は具だくさんのパイやら色々。もはや普通のクロナッツは食べられないかも・・・?

そして帰りにあるArthur's Seatというちょっとした山の頂上に行って来ました。
ほんとちょっとした山なのですがちょうど天気が大いに曇ってたときに通ったので道路も展望台も辺り一帯霧でした。

でもロープウェイは元気に動いてた。そして山を下りた後はしばらく綺麗に晴れてました。今日は本当に天気の移り変わりがすごかったなー。帰りの日でよかったかも。

海辺のエリアは夏が盛り上がるかと思いきやモーニントン半島は温泉にワインに冬でも楽しめる場所が色々あって、あと天気もよければ内海は散歩できるくらいに穏やかで。
貸し家も結構冬場インドアで楽しめるようになってて(ただし今回の家は2階建てで外にしか階段がなかった、でも各ベッドに電気敷き毛布があったり)、全体的に楽しく過ごせました。
また温泉も行きたいなー。

ということでインドアも満喫した結果ゲーム関係も色々楽しかったです。それについてはまた次回に続く。


今日の一曲: フランツ・シューベルト 「美しき水車小屋の娘」より「水車職人と小川」(リストによるピアノ版)



何かが波長が合うのか引き続きシューベルトにはまっているようです。リストがピアノ編曲したシューベルトの歌曲の録音(リンクしてるやつ)を買って魔王・Auf dem Wasser~・菩提樹が揃ったー・・・と思ったらこの曲にも惹かれ始めたり。おかしいなあ歌曲版では見向きもしなかったのに。ネクロダンサーのリミックスでもそうですがそういうことがあるのが色々な版がある音楽を聞くことの楽しさ。

Auf dem Wasser~になにか危ないものを感じると書いたと思うんですがこっちの曲は歌詞からしてすでに危ない。リストの水車小屋セレクションでなぜ2曲目に入ってるかわからないのですが元の歌曲集ではラス2、というか水車職人自身の歌としてはラスト。恋破れた主人公が入水するシーンです。この曲の甘さは色んな意味で禁断の甘さなのですがほんとシューベルトのそういう描写たまらんですな。

シューベルト全般そうですが長調がハッピー、短調が悲しいとは決めつけられない微妙な光と闇のなかで長調と短調が揺れ動くのがいいですね。密かな不安定さの繊細さは唯一無二といっていいかも?

あと歌曲(または吹く楽器曲)→ピアノ版に編曲して面白いのはテンポをぐっと落としても息の心配がなくてまた違うフレーズの長さとかを楽しめること。だから私も菩提樹を筆頭に歌曲ピアノ版はしっかりテンポ落として弾こうよ!あと元の歌パートはちゃんと歌わせて伴奏はばたばたしないようにしようよ!歌曲全般せっかちな自分にはいいお灸になる・・・はず。

この曲は弾くかどうか未定なのですが(一応楽譜はみつけといた)同じCDに収録の菩提樹ももっと弾けるようになりたいし同じくAuf dem Wasser~を始めるのも楽しみです。いつかはソナタとかにも取りかかりたいけどとりあえず歌曲の魔力に身をゆだねたい。

ちなみにこのリンクした録音は上記諸々歌曲が一枚に収録されてるから選んだというのもあるのですがようつべのコメントセクションでAuf dem Wasser~はホルヘ・ボレットの録音がいいというコメントがいくつかあったので試聴して確定しました。すごい好みの録音です。
もしかしたら歌曲で歌声ががない方が聞きやすいって人もいるかもしれないのでシューベルトの歌曲はこういう録音集から入ってみるのもありかも。

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夏も冬も
血液検査の「結果発表~!」のために今日ちょっと電話かけました。
こないだのエントリーで「鉄はちょっと気になってるけど(低い可能性がある程度)」と書きましたが、まさかの「かなり低い」でした。そこまでだとは思わなかった。というか実際の数値は聞いてないのですがvery lowだと言われてちょいとびっくりしました。他は問題なかったらしいです。
こんどまたお医者さんに見てもらわなきゃいけないのですがとりあえず献立めんどがらずに赤肉食べないと。

明日はゲームに集まる日のはずだったんですが集まる人数と面々の都合で最近流行??のfloatationセラピー的なところに行ってみることになりました。塩分濃度の高い温水に浮いてリラックスするんだとか。半額と聞けば行くしかないでしょう。
基本家で何もしないと寝てしまうことも多い自分ですがおとなしく浮いてリラックスできるのかさてはて。

そして6月の連休には小旅行に行くことになりました。というか珍しく私が色々企画する側というか宿泊探した側というか。たまにはやっておかないとね。
今回の行き先はモーニントン半島。例によって借り家で宿泊です。
あっちの方は貸別荘的なところが多くて、今度泊まるところも海のそばなのですが夏向けだけじゃなく本物の暖炉があったり冬の宿泊にも向けてるところが多いみたいです。

実際内海側だと穏やかでそんなに寒くなさそうだし、ちょっと車を走らせれば外海の荒々しいのも味わいにいけるし。まあこの季節だとどこ行っても寒いことは寒いので家の中で暖かいお茶淹れてボードゲームという楽しみ方が多いかな。
あとこのエリアだったら都合がついたらPeninsula Hot Springsという温泉リゾートにも行ってみたい。というか私だけ行ったことがない。一応押してるけどさてどうなるかな。

そろそろ仕事が色々来始めたので多分その連休も仕事持参で旅行の予定。でももうこれも慣れっこですもんね。お酒の飲み方さえ間違えなければ夜遅くwind downがてら仕事をしたり、朝早く起き(ちゃっ)て仕事したりで結構できたりするのですよ。

そんなこんなでばたばたしてたのですが宿泊も決まって一つ落ち着いた感じがします。
あとはみんな任せた!・・・って感じではないのですがあとはなんとかなるでしょう。
インドアもアウトドアも改めて楽しみです。

・・・そして実は万年筆ポチったのも一つ落ち着いた感が。そちらも着いたら・・・と言いたいのですが購入したインク(1種類)は既に手持ちの万年筆に入れるやつで購入した万年筆2本に入れるインクが未定という体たらく。とりあえず外観の写真だけは載せられるといいなー。


今日の一曲: ガブリエル・フォーレ 前奏曲第2番



最近ちょっとレパートリーを入れ替えるついでにフォーレの前奏曲(何年か前のリサイタルで9曲中5曲弾いた)を進めてみようかなと思ってこの第2番を弾いてます。
それが練習始める前に虫とかヘビとかを愛でるfacebookページを見つけてでかい蛾とか見てテンションが上がってしまったためこの曲には蝶のイメージが付いてしまいました。

でも考えて見ると「蝶」を表すにはやっぱり工夫が必要なんですよね。人間が歩くみたいなレギュラーなリズムでなく、もっと気まぐれさと繊細さとせわしなさが必要で。例えばラヴェルの「鏡」(あーあれも近いうち戻ってみたいなー)の第1楽章「蛾」もそう。見事な描写なんだけど難しさもよく分かる。

そうやって改めて見てみると確かにこのフォーレの前奏曲は蝶のイメージにぴったりくるかな。細かい動き、せわしなく上下するライン、5拍子ベースのイレギュラーなリズム、最後の部分の羽ばたきながら休むような感じ。弾き方でより蝶に近づけるのも可能かな。

フォーレに限らず前奏曲って短めで小さい絵画みたいな、短い映像みたいな描写の仕方が愛おしくて。数曲抜き出して組み合わせても和菓子詰め合わせみたいな愛らしさがあるんだけど、9曲全部も弾いてみたいなーと思ってます。
(話は反れますが今日初見で弾いたグラナドスの「ゴイェスカス」は一曲ずつが長いので数曲抜き出してもよさげなあがら、6曲しかないので結局全部弾くかーみたいなことになりそう。それはそれで楽しいんだけど短い曲のありがたさがひしひし)

フォーレは他にも夜想曲とか舟歌とか変奏曲とか、聞いて好きな曲が多いのでいずれそっちの方に手も出してみたいです。きっとどっかにとっかかりがあるはず。またじっくりきかなきゃと思いを込めて色々フォーレのピアノ曲が詰まったアルバムをリンク。

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