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前回のエントリーに拍手ありがとうございます~
そして久しぶりです&帰ってきましたー。
久々の州外旅行でタスマニアに行って来ました。
車がない人なのでほぼ同じようなところを回ったりしてたので時系列ではなく観光したとこ別に写真交えて旅日記。
ホバートは小さい街ですがメルボルンよりも早くに西洋人が住んでたということもあり、街中に昔ながらのというか発展途上の感じの建物が多く残っててなんだか可愛い、というかquaintな感じの街。(メルボルンも古い建物が多いですが文化が成熟した立派なものが多いです)
街の中心に近いところに港もあって、夏で天気が良いときは散歩にいいです。小さい街なんであんまり時間が余っちゃうと新しく歩けるとこも少なくなりますが。
土曜日(今回は到着した日)は有名なサラマンカマーケットの日。写真はマーケットでない日のSalamanca Place辺りですがこの道沿いにずらーっと店が並びます。お土産物も食べ物もクラフト物も色々あって、さらには手作り万年筆や昆虫の標本など私の特殊な好みまで見つかる、私が思うに最高のマーケット。
これとは別に日曜日でホバートのシティ中心近くでFarmgate Marketなる生鮮中心のマーケットもやってます。一人旅で車もなく帰りも公共交通機関だったのでフルーツとかあっても買えないのがちょっと残念。でも新鮮な牡蠣(でかい!)をその場で開けてくれる屋台では一つ生牡蠣を頂きました。いやあおいしかった。あんなおいしい牡蠣があるならタスマニアもっと来る!と真剣に思いました。もっと食べたい。
そして前回のタスマニア行き(10年前)にはなかった現代美術館MONAのフェスティバル、Mona Fomaに遊びに行って来ました。このMONAはここ数年に出来て以来ホバートの目玉となり、街を活性化したり面白くしたりしてとにかく凄い施設。
現代美術館といっても古代の物があったり博物館的な要素もあったり(本来の名前はMuseum of Old and New Arts)、ワインやビールも作ってたり色々アクティブ。
MONAの奇妙な世界はシャトルフェリーから始まってて(写真左)、Mona Fomaにおける音楽イベントのジャンルの広さもあったり、それから今回見た特別展「on the Oirigin of Arts」の展示も奇々怪々なエレメントがあって。いやあ楽しかった。
その芸術の起源の展示には美と性と生のエネルギーみたいな話もあって、まさかのここで江戸時代の春画と初めて出会うことになるとは。いろんな意外なものがありすぎてまたゆっくり回りたいです。
もちろん常時では楽しめない、外で座ってシンセサイザーやアゼルバイジャンの音楽を聴くのも楽しかったです。
そして同じく最近タスマニアで目玉なのがタスマニア産のウィスキー。山葵の栽培ができちゃうくらい(ちょっと食べました、味わえた範囲では美味しかったです)水の綺麗なタスマニアですが昔の法律がどうだかだったのが忘れ去られたまま150年間もウィスキーが作られてなかったそう。今や世界一に選ばれるウィスキーメーカーも出てきてます。
その世界一になったとこの一つが今回行って来たLark Distillery。シティにcellar doorと称したウィスキーバー(自社製品のテイスティングもできますがその他のラインアップもすごい!)があって、そこからちょっと離れたとこにある蒸留所まで見学にいくツアーに参加しました。
Larkは後味が長く残るのが特徴のウィスキーをはじめとして、季節に合わせたジンのシリーズ(Forty Spottedシリーズ)やウィスキーリキュールを作ってます。もちろん全部テイスティングできました。ついでにまだ樽に入れる前の状態のものも味見できましたよ。あれはあれで面白い味。Forty spottedはスタンダードのジンがすっきりした感じで、夏仕様はローズの香りがかなり新鮮。
今の季節だったらジンかなーと思ったのですが購入サイズと今後のことを考えて100mLのミニサイズウィスキーを購入しました。ついでにテイスティングに使ったグラスももらえてしまった(持って帰るのが大変でした)。
今回の旅では行きは飛行機、帰りはフェリーで移動しました。
飛行機は便も多いですし近いですし安くて便利ですね。昼のフライトだと(行き一緒だった親友が見せてくれたのですが)Wilson's promontoryやバス海峡の島などが見えて景色もいい。
フェリーはホバートからだと4時間くらいバスで北のDevonportまで行って、そのバスが夜のフェリーに接続するようになってます。フェリーもなかなかの旅心地で、バーで飲んだりシェアキャビン体験してみたり色々楽しみました。ただ寝てるといえど時間はかかるし、ちょっとお高いも確か。タスマニアで自分の車で回るにはフェリーはでも便利です。
ちなみに一緒に旅を始めた親友は先に会議で向こうにいってたパートナーと今タスマニア島の中央の原生林とか山とかある方のOverland Trailというコースでトレッキングやってます。かなりガチなやつだそうで(色んなとこにキャンプ行ってる2人でもかなり準備に難航してた)9日分の食糧を脱水して持ってったそう。幸い天気はまだまだいいようなので安全な旅を願ってます。
ちなみにお土産。
Leatherwoodの蜂蜜とウィスキーは必須(オイスターやサラマンカもそうだけどこれらのためにもちょくちょく戻りたい)、そしてお試しの食べるラー油的なLeafy Dragon、そしてファッジ。ファッジってどう説明するんだろう?よくわからないのでwikipeさんに丸投げ(こちら)。普段食べるお菓子ではないんだけど各方面田舎とかタスマニアとか美味しそうなのがある所だと買う。そしてかなり好き。
ということでまたタスマニアは行きたいし、一人州外旅行もどっかそのうちまた行きたいし、そして20年知り合いのはずの親友と今回初の飛行機旅(およびその前のお泊まり+ホバートまでの車旅)が楽しかったのでそのうち彼女と旅行がしたいです。
今日の一曲はお休み。旅用に買ったCD他色々あるんですがとにかく長くなったのでそのうち。
そして久しぶりです&帰ってきましたー。
久々の州外旅行でタスマニアに行って来ました。
車がない人なのでほぼ同じようなところを回ったりしてたので時系列ではなく観光したとこ別に写真交えて旅日記。
ホバートは小さい街ですがメルボルンよりも早くに西洋人が住んでたということもあり、街中に昔ながらのというか発展途上の感じの建物が多く残っててなんだか可愛い、というかquaintな感じの街。(メルボルンも古い建物が多いですが文化が成熟した立派なものが多いです)
街の中心に近いところに港もあって、夏で天気が良いときは散歩にいいです。小さい街なんであんまり時間が余っちゃうと新しく歩けるとこも少なくなりますが。
土曜日(今回は到着した日)は有名なサラマンカマーケットの日。写真はマーケットでない日のSalamanca Place辺りですがこの道沿いにずらーっと店が並びます。お土産物も食べ物もクラフト物も色々あって、さらには手作り万年筆や昆虫の標本など私の特殊な好みまで見つかる、私が思うに最高のマーケット。
これとは別に日曜日でホバートのシティ中心近くでFarmgate Marketなる生鮮中心のマーケットもやってます。一人旅で車もなく帰りも公共交通機関だったのでフルーツとかあっても買えないのがちょっと残念。でも新鮮な牡蠣(でかい!)をその場で開けてくれる屋台では一つ生牡蠣を頂きました。いやあおいしかった。あんなおいしい牡蠣があるならタスマニアもっと来る!と真剣に思いました。もっと食べたい。
そして前回のタスマニア行き(10年前)にはなかった現代美術館MONAのフェスティバル、Mona Fomaに遊びに行って来ました。このMONAはここ数年に出来て以来ホバートの目玉となり、街を活性化したり面白くしたりしてとにかく凄い施設。
現代美術館といっても古代の物があったり博物館的な要素もあったり(本来の名前はMuseum of Old and New Arts)、ワインやビールも作ってたり色々アクティブ。
MONAの奇妙な世界はシャトルフェリーから始まってて(写真左)、Mona Fomaにおける音楽イベントのジャンルの広さもあったり、それから今回見た特別展「on the Oirigin of Arts」の展示も奇々怪々なエレメントがあって。いやあ楽しかった。
その芸術の起源の展示には美と性と生のエネルギーみたいな話もあって、まさかのここで江戸時代の春画と初めて出会うことになるとは。いろんな意外なものがありすぎてまたゆっくり回りたいです。
もちろん常時では楽しめない、外で座ってシンセサイザーやアゼルバイジャンの音楽を聴くのも楽しかったです。
そして同じく最近タスマニアで目玉なのがタスマニア産のウィスキー。山葵の栽培ができちゃうくらい(ちょっと食べました、味わえた範囲では美味しかったです)水の綺麗なタスマニアですが昔の法律がどうだかだったのが忘れ去られたまま150年間もウィスキーが作られてなかったそう。今や世界一に選ばれるウィスキーメーカーも出てきてます。
その世界一になったとこの一つが今回行って来たLark Distillery。シティにcellar doorと称したウィスキーバー(自社製品のテイスティングもできますがその他のラインアップもすごい!)があって、そこからちょっと離れたとこにある蒸留所まで見学にいくツアーに参加しました。
Larkは後味が長く残るのが特徴のウィスキーをはじめとして、季節に合わせたジンのシリーズ(Forty Spottedシリーズ)やウィスキーリキュールを作ってます。もちろん全部テイスティングできました。ついでにまだ樽に入れる前の状態のものも味見できましたよ。あれはあれで面白い味。Forty spottedはスタンダードのジンがすっきりした感じで、夏仕様はローズの香りがかなり新鮮。
今の季節だったらジンかなーと思ったのですが購入サイズと今後のことを考えて100mLのミニサイズウィスキーを購入しました。ついでにテイスティングに使ったグラスももらえてしまった(持って帰るのが大変でした)。
今回の旅では行きは飛行機、帰りはフェリーで移動しました。
飛行機は便も多いですし近いですし安くて便利ですね。昼のフライトだと(行き一緒だった親友が見せてくれたのですが)Wilson's promontoryやバス海峡の島などが見えて景色もいい。
フェリーはホバートからだと4時間くらいバスで北のDevonportまで行って、そのバスが夜のフェリーに接続するようになってます。フェリーもなかなかの旅心地で、バーで飲んだりシェアキャビン体験してみたり色々楽しみました。ただ寝てるといえど時間はかかるし、ちょっとお高いも確か。タスマニアで自分の車で回るにはフェリーはでも便利です。
ちなみに一緒に旅を始めた親友は先に会議で向こうにいってたパートナーと今タスマニア島の中央の原生林とか山とかある方のOverland Trailというコースでトレッキングやってます。かなりガチなやつだそうで(色んなとこにキャンプ行ってる2人でもかなり準備に難航してた)9日分の食糧を脱水して持ってったそう。幸い天気はまだまだいいようなので安全な旅を願ってます。
ちなみにお土産。
Leatherwoodの蜂蜜とウィスキーは必須(オイスターやサラマンカもそうだけどこれらのためにもちょくちょく戻りたい)、そしてお試しの食べるラー油的なLeafy Dragon、そしてファッジ。ファッジってどう説明するんだろう?よくわからないのでwikipeさんに丸投げ(こちら)。普段食べるお菓子ではないんだけど各方面田舎とかタスマニアとか美味しそうなのがある所だと買う。そしてかなり好き。
ということでまたタスマニアは行きたいし、一人州外旅行もどっかそのうちまた行きたいし、そして20年知り合いのはずの親友と今回初の飛行機旅(およびその前のお泊まり+ホバートまでの車旅)が楽しかったのでそのうち彼女と旅行がしたいです。
今日の一曲はお休み。旅用に買ったCD他色々あるんですがとにかく長くなったのでそのうち。
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ばったばたしております。
何よりピアノのあれがあれなのですが(過去何エントリーか参照)それと同時に近いうちに行く予定の旅行の計画にもちょっとばたばたしております。
メルボルンの夏は暑くて楽しいですが、そんな夏だからこそ行っておきたい場所がある。
それがオーストラリア本土の南にある小さな島、タスマニア。
夏だから行くべき理由は(1)他の季節に行くと大抵寒いから(2)ついでに日が短いからの2つの理由。特に公共交通機関に頼るしかない場合寒い季節はちょっとしんどい(冬はそもそも動きづらいのもありますが)。
タスマニア州はラリアの他州で一番回数多く行ってる州で、ユースオケで1回(各州のユースオケが集まる祭典兼演奏旅行でした)、家族で1回、そして一人で1回行ってます。ただ前回からはちょっと期間が空いててここ何年か「そろそろ行きたいなー」と思ってたところ。
親友が行きの飛行機の予約が1人分余ってたのでこれは好機、と乗ったのですが結局名義変更が出来なくて飛行機も自腹で払うことになりました(でもホバートまでなら名義変更とそんなに値段が変わらなかったのでまあこれくらいはしょうがないかな)。
ただ飛行機で行くのは親友と一緒。彼女はホバートでパートナーと合流してブッシュウォーキング、私は再びの一人旅の予定です。
タスマニア州は電車が通ってなくてバスもそんなに(路線・本数共に)たくさん走ってるわけじゃないので前回の一人旅と同じくホバートの観光がほとんど。
入りが土曜日の昼なのでサラマンカマーケットは外せない。メルボルンのマーケットも面白いですが今まで行った中だとサラマンカが一番好き。タスマニアはLeatherwood蜂蜜が名産なのでマーケットで見つかるといいなあ。あと私の趣味だったらペンの店や昆虫標本の店なんかもある。時間が十分あるといいんだけど。
前回ホバートに行ったのが大分前だったのでここ数年有名なMuseum of Old and New Arts (MONA)にはまだ行ったことがありません。なので今回は是非是非行きたいと思ってます。
さらにはMONAの夏の音楽&他の色んな芸術の祭典、FOMA(MONAのFOMAでMOFOとも呼ばれます)がやってる時期なのでそれも体験しにいきたい。
ちなみにMONAはレストランやワイナリーなど食の施設も色々あるらしいのですが、その中のメニューに「Shima Wasabi」なるものが。タスマニアでは山葵を栽培してるらしいので(水がきれいですからね)もしかしてそれかな。
そして前回行ってから大きく変わったのがタスマニアでのウィスキーの地位。確かSullivan's Coveだったかな(前こっちでジンをテイスティングした)、そこのシングルモルトが世界一になったとか、タスマニア産のウィスキーがいまいい感じと聞いています。
そちらはホバートからちょこっと離れるのですが他にもLark Distileryがホバート都市部のcellar doorからツアーを行ってたり、どこかで蒸留所見学いきたいなと思ってます。
他にもホバート市内とその周りで気軽に&数時間で回れるとこを探してますが、今回は仕事もやりながらの旅と決めてるのでホテルで過ごす時間も多くなりそう。ナイトライフがあったとしても一人旅だとそんなに遊びにもでないからなあ。
そして帰りは(高くつくのですが)バスで北部のDevonportまで行ってそこから一晩かけてフェリーで帰る予定です。一度はやってみたかった。両親が日本でフェリー乗ってるのがうらやましかった。
Spirit of Tasmania号はDevonport~Port Melbourne間を結ぶフェリーで、自分の車でタスマニア旅行したい人はフェリーに車を乗せられます(実際車があればそれが便利で旅しやすいと思われます)。今回は女性4人シェア部屋を予約してみました。これもせっかくフェリーだし冒険です。
ちなみに親友たちがブッシュウォーキングに行くのは島の西半分にあるCathedral Mountainの方なのですがタスマニアの自然が体感できる名所として有名です。
ただ昨夏タスマニアでも大規模な山火事があったりしたので夏に行く場合は天候と注意報をよく調べていった方がよさそう。
ということでまだまだ計画途中ですがタスマニア行き楽しみです。ただ久しぶりの州外旅行なんでちょっと緊張しています。日本行き含めもうちょっと旅慣れしてもうちょっと楽な気持ちで行きたいです。
今日の一曲: 聖飢魔II 「CRIMSON RED」
最近みたいにものすごく暑いときはラヴェルの水曲みたいに涼やかで透明な曲を聴くのもよし、クラムで乾いた大地とミステリアスな暑い夜を楽しむのもよし、そしていっそエレキギター中心の曲でがーっと燃えて暑さを心の中でめいっぱい感じるのもよし、と思ってます。
「CRIMSON RED」は色んな意味で燃えてますね。季節問わず激しく黄昏な曲と思ってますが夏の遅い夕焼けに聴くのもまた乙。
その極限な燃える感情と、同時に存在する切なさの強烈さもあってこの曲はもう長いこと聖飢魔IIの曲でお気に入りです。だからやっぱりここぞという時に聴く曲なポジションにはまってしまって、そのせいでこっちでも(何回か言及してはいますが)今日の一曲で紹介したなかった。いつものパターンです。
特にボーカルラインもギターも高音がきりきり切ないんですよね。毎回フレーズの最初からものすごいパワーで掴んでくるしメロディーの盛り上がりもうまいし。作曲は「エース清水・ルーク篁」ってあるんだけどどっちが何をどうしたのかちょっと知りたいです。2人の作曲の良いとこが入ってるようなはっきりとはなかなか掴めないような。ずっと気になってます(知ってどうということはないにしても)。
黄昏時に合う曲って何かしらの意味で強烈に刺さる曲がほんと多いよなあ。一度特集やったエントリーはこちら。Crimson Redはこの中でもパワータイプに分類されるかも。
あとそもそも聖飢魔IIの大教典の中でも「NEWS」は好みの曲が多いかな。ヘビメタ方面の重さがない曲が揃ってるからかな(ただ大教典LIVING LEGENDはそういう要素もあってそれもとても好き)。
何よりピアノのあれがあれなのですが(過去何エントリーか参照)それと同時に近いうちに行く予定の旅行の計画にもちょっとばたばたしております。
メルボルンの夏は暑くて楽しいですが、そんな夏だからこそ行っておきたい場所がある。
それがオーストラリア本土の南にある小さな島、タスマニア。
夏だから行くべき理由は(1)他の季節に行くと大抵寒いから(2)ついでに日が短いからの2つの理由。特に公共交通機関に頼るしかない場合寒い季節はちょっとしんどい(冬はそもそも動きづらいのもありますが)。
タスマニア州はラリアの他州で一番回数多く行ってる州で、ユースオケで1回(各州のユースオケが集まる祭典兼演奏旅行でした)、家族で1回、そして一人で1回行ってます。ただ前回からはちょっと期間が空いててここ何年か「そろそろ行きたいなー」と思ってたところ。
親友が行きの飛行機の予約が1人分余ってたのでこれは好機、と乗ったのですが結局名義変更が出来なくて飛行機も自腹で払うことになりました(でもホバートまでなら名義変更とそんなに値段が変わらなかったのでまあこれくらいはしょうがないかな)。
ただ飛行機で行くのは親友と一緒。彼女はホバートでパートナーと合流してブッシュウォーキング、私は再びの一人旅の予定です。
タスマニア州は電車が通ってなくてバスもそんなに(路線・本数共に)たくさん走ってるわけじゃないので前回の一人旅と同じくホバートの観光がほとんど。
入りが土曜日の昼なのでサラマンカマーケットは外せない。メルボルンのマーケットも面白いですが今まで行った中だとサラマンカが一番好き。タスマニアはLeatherwood蜂蜜が名産なのでマーケットで見つかるといいなあ。あと私の趣味だったらペンの店や昆虫標本の店なんかもある。時間が十分あるといいんだけど。
前回ホバートに行ったのが大分前だったのでここ数年有名なMuseum of Old and New Arts (MONA)にはまだ行ったことがありません。なので今回は是非是非行きたいと思ってます。
さらにはMONAの夏の音楽&他の色んな芸術の祭典、FOMA(MONAのFOMAでMOFOとも呼ばれます)がやってる時期なのでそれも体験しにいきたい。
ちなみにMONAはレストランやワイナリーなど食の施設も色々あるらしいのですが、その中のメニューに「Shima Wasabi」なるものが。タスマニアでは山葵を栽培してるらしいので(水がきれいですからね)もしかしてそれかな。
そして前回行ってから大きく変わったのがタスマニアでのウィスキーの地位。確かSullivan's Coveだったかな(前こっちでジンをテイスティングした)、そこのシングルモルトが世界一になったとか、タスマニア産のウィスキーがいまいい感じと聞いています。
そちらはホバートからちょこっと離れるのですが他にもLark Distileryがホバート都市部のcellar doorからツアーを行ってたり、どこかで蒸留所見学いきたいなと思ってます。
他にもホバート市内とその周りで気軽に&数時間で回れるとこを探してますが、今回は仕事もやりながらの旅と決めてるのでホテルで過ごす時間も多くなりそう。ナイトライフがあったとしても一人旅だとそんなに遊びにもでないからなあ。
そして帰りは(高くつくのですが)バスで北部のDevonportまで行ってそこから一晩かけてフェリーで帰る予定です。一度はやってみたかった。両親が日本でフェリー乗ってるのがうらやましかった。
Spirit of Tasmania号はDevonport~Port Melbourne間を結ぶフェリーで、自分の車でタスマニア旅行したい人はフェリーに車を乗せられます(実際車があればそれが便利で旅しやすいと思われます)。今回は女性4人シェア部屋を予約してみました。これもせっかくフェリーだし冒険です。
ちなみに親友たちがブッシュウォーキングに行くのは島の西半分にあるCathedral Mountainの方なのですがタスマニアの自然が体感できる名所として有名です。
ただ昨夏タスマニアでも大規模な山火事があったりしたので夏に行く場合は天候と注意報をよく調べていった方がよさそう。
ということでまだまだ計画途中ですがタスマニア行き楽しみです。ただ久しぶりの州外旅行なんでちょっと緊張しています。日本行き含めもうちょっと旅慣れしてもうちょっと楽な気持ちで行きたいです。
今日の一曲: 聖飢魔II 「CRIMSON RED」
最近みたいにものすごく暑いときはラヴェルの水曲みたいに涼やかで透明な曲を聴くのもよし、クラムで乾いた大地とミステリアスな暑い夜を楽しむのもよし、そしていっそエレキギター中心の曲でがーっと燃えて暑さを心の中でめいっぱい感じるのもよし、と思ってます。
「CRIMSON RED」は色んな意味で燃えてますね。季節問わず激しく黄昏な曲と思ってますが夏の遅い夕焼けに聴くのもまた乙。
その極限な燃える感情と、同時に存在する切なさの強烈さもあってこの曲はもう長いこと聖飢魔IIの曲でお気に入りです。だからやっぱりここぞという時に聴く曲なポジションにはまってしまって、そのせいでこっちでも(何回か言及してはいますが)今日の一曲で紹介したなかった。いつものパターンです。
特にボーカルラインもギターも高音がきりきり切ないんですよね。毎回フレーズの最初からものすごいパワーで掴んでくるしメロディーの盛り上がりもうまいし。作曲は「エース清水・ルーク篁」ってあるんだけどどっちが何をどうしたのかちょっと知りたいです。2人の作曲の良いとこが入ってるようなはっきりとはなかなか掴めないような。ずっと気になってます(知ってどうということはないにしても)。
黄昏時に合う曲って何かしらの意味で強烈に刺さる曲がほんと多いよなあ。一度特集やったエントリーはこちら。Crimson Redはこの中でもパワータイプに分類されるかも。
あとそもそも聖飢魔IIの大教典の中でも「NEWS」は好みの曲が多いかな。ヘビメタ方面の重さがない曲が揃ってるからかな(ただ大教典LIVING LEGENDはそういう要素もあってそれもとても好き)。
2017年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
クリスマスから暑くなったり涼しくなったり雨が大量に降ったりとてもメルボルンらしい天気でしたが12月31日は清々しく晴れて海辺から真夜中の花火も見れて(とはいえみんなと車で出かけたらどこの人々も同じ事を考えてたらしく車をとめるとこがみつからなかったですが)。
いい年越しになってよかったー。
で、結局なにやってたかというと親友の実家で飲んだり食べたりsaucepanやったりcodenamesやったり。人数が結構多かったんでみんなで遊ぶには(チーム戦になる)ここらがいいかな。
特にsaucepanではそんなに知らない人同士だと自分とは全然違うボキャブラリーが鍋の中に入るからバラエティが広がって良い感じ。
以前両親が購入して私が持ち帰ってきた奥飛騨酒造の奥飛騨ウォッカもキンキンに冷やして友達と飲みました。最初は日本酒みたいな味と口当たりで後からスピリッツがカッカする感じでストレートで美味しく飲めました。ついでに瓶も綺麗と評判(とっておいたら使えるかな?花瓶とか)。
ということで特に旅行に行ったわけでないのに小旅行したような楽しみとくつろぎを後にお正月が終わり、今日からしっかり仕事始めてみました。
来週はユースオケのサマーキャンプの指揮者育成プログラムでのピアノ弾きお仕事があったり、今月後半にはちょろっとタスマニアに遊びに行く予定ができたり(半分一人旅)、早めに仕事始めしとくに超したことはない状況なので。
指揮者育成プログラムではオケ曲を色々ピアノで弾く予定でレパートリーのリストも来てるのですがその中にまさかのチャイコ5番。
物心ついた頃から聴いてる曲なんで飽きるとかそういうのはないのですが弾くのに関してはチェロで過去に4回弾いてます。そして他のチャイコの交響曲を弾いたことが全くない。なのにまた5番。なんか呪いがかかってるんじゃないですかねえこれ。それでもかなり楽しみですけど。
他にはシェヘラザードとかベートーヴェンの1番7番(でも第2楽章ない!)とエグモント序曲、ペールギュントの魔王の城とかこうもり序曲とかはげ山とかフィンランディア。ほとんどどっかで一回は弾いてる。
シェヘラザードが群を抜いて楽しみですがエグモントも楽しみ(最近あんまベートーヴェン弾く人じゃないなー自分と思ってましたがこれは多分別)。
タスマニア旅行についてはまた後日。行きの飛行機片道が余ってたのを親友がゆずってくれて昨日速攻で宿泊押さえて(多分何年も前に行った時と同じとこ)、今残りの諸々を考え中。
急に機会がきたのと正月だったのと元々こういう作業はパニックしやすいのでしっかり落ち着いて調整してから書けたらいいな。というかなんとかするから近日書く。
その前に次回はきっとQ2 Musicの(結局聴けなかった)カウントダウンについて書きたいです。
2017年いきなり色々始動して斜め上方向に忙しいですが更新は今年もそこそこにマイペースで行きますのでよろしくお願いします~
今日の一曲: ピョートル・チャイコフスキー 交響曲第5番 第1楽章
ということで来週弾く予定の曲から。前述経緯からして自分にとってはもう腐れ縁な曲なのですが、それでもやっぱり好きな曲。
ホルン・チェロ弾きは第2楽章が一番盛り上がるし、その他だときっと第4楽章が盛り上がるし、バレエやる人としては第3楽章にくすぐられるところも多いんですがそれを超えて第1楽章がお気に入り。あの6/8拍子のリズムがたまらない。(ただそう思うのもこの曲が元凶である可能性大)
ところで指揮者育成のプログラムには第1楽章・第2楽章とあったけど実際指揮者の卵たちとどこら辺をどんな感じでワークショップするんだろう。他の曲はなんとなく想像つくんだけど、ちょっとチャイコフスキーだけ分からない。分かるような気もするんだけどうまく掴めない。
でも音楽のメリハリというかコントラストという面ではこの第1楽章は面白いかもしれない。曲調が色々変わるし、ぱっと違うことをしなくちゃいけない場面も少なくない。
ついでに曲自体が長いなかでそういうことの繰り返しだからちゃんと統一性もなきゃいけないのかな、とか。
ドラマチックでepicな性質がありながらも伝統の形式に則った、ある意味王道な交響曲の第1楽章。だからこそ指揮者にとって難しいところもあるのかなー。
リンクしたのはショルティ指揮のシカゴ響でチャイコの4,5,6番まとめてどーん!な録音。
寒々しさと暗い派手さがすごくロシアな4番、世界の広がりがとっても豊かな5番、そして悲痛さと渋さがたまらない6番。タイプは違うけどどれもロシアらしさ、後期ロマン派らしさ、そしてチャイコフスキーらしさがめいっぱい楽しめる曲です。
今年もよろしくお願いいたします。
クリスマスから暑くなったり涼しくなったり雨が大量に降ったりとてもメルボルンらしい天気でしたが12月31日は清々しく晴れて海辺から真夜中の花火も見れて(とはいえみんなと車で出かけたらどこの人々も同じ事を考えてたらしく車をとめるとこがみつからなかったですが)。
いい年越しになってよかったー。
で、結局なにやってたかというと親友の実家で飲んだり食べたりsaucepanやったりcodenamesやったり。人数が結構多かったんでみんなで遊ぶには(チーム戦になる)ここらがいいかな。
特にsaucepanではそんなに知らない人同士だと自分とは全然違うボキャブラリーが鍋の中に入るからバラエティが広がって良い感じ。
以前両親が購入して私が持ち帰ってきた奥飛騨酒造の奥飛騨ウォッカもキンキンに冷やして友達と飲みました。最初は日本酒みたいな味と口当たりで後からスピリッツがカッカする感じでストレートで美味しく飲めました。ついでに瓶も綺麗と評判(とっておいたら使えるかな?花瓶とか)。
ということで特に旅行に行ったわけでないのに小旅行したような楽しみとくつろぎを後にお正月が終わり、今日からしっかり仕事始めてみました。
来週はユースオケのサマーキャンプの指揮者育成プログラムでのピアノ弾きお仕事があったり、今月後半にはちょろっとタスマニアに遊びに行く予定ができたり(半分一人旅)、早めに仕事始めしとくに超したことはない状況なので。
指揮者育成プログラムではオケ曲を色々ピアノで弾く予定でレパートリーのリストも来てるのですがその中にまさかのチャイコ5番。
物心ついた頃から聴いてる曲なんで飽きるとかそういうのはないのですが弾くのに関してはチェロで過去に4回弾いてます。そして他のチャイコの交響曲を弾いたことが全くない。なのにまた5番。なんか呪いがかかってるんじゃないですかねえこれ。それでもかなり楽しみですけど。
他にはシェヘラザードとかベートーヴェンの1番7番(でも第2楽章ない!)とエグモント序曲、ペールギュントの魔王の城とかこうもり序曲とかはげ山とかフィンランディア。ほとんどどっかで一回は弾いてる。
シェヘラザードが群を抜いて楽しみですがエグモントも楽しみ(最近あんまベートーヴェン弾く人じゃないなー自分と思ってましたがこれは多分別)。
タスマニア旅行についてはまた後日。行きの飛行機片道が余ってたのを親友がゆずってくれて昨日速攻で宿泊押さえて(多分何年も前に行った時と同じとこ)、今残りの諸々を考え中。
急に機会がきたのと正月だったのと元々こういう作業はパニックしやすいのでしっかり落ち着いて調整してから書けたらいいな。というかなんとかするから近日書く。
その前に次回はきっとQ2 Musicの(結局聴けなかった)カウントダウンについて書きたいです。
2017年いきなり色々始動して斜め上方向に忙しいですが更新は今年もそこそこにマイペースで行きますのでよろしくお願いします~
今日の一曲: ピョートル・チャイコフスキー 交響曲第5番 第1楽章
ということで来週弾く予定の曲から。前述経緯からして自分にとってはもう腐れ縁な曲なのですが、それでもやっぱり好きな曲。
ホルン・チェロ弾きは第2楽章が一番盛り上がるし、その他だときっと第4楽章が盛り上がるし、バレエやる人としては第3楽章にくすぐられるところも多いんですがそれを超えて第1楽章がお気に入り。あの6/8拍子のリズムがたまらない。(ただそう思うのもこの曲が元凶である可能性大)
ところで指揮者育成のプログラムには第1楽章・第2楽章とあったけど実際指揮者の卵たちとどこら辺をどんな感じでワークショップするんだろう。他の曲はなんとなく想像つくんだけど、ちょっとチャイコフスキーだけ分からない。分かるような気もするんだけどうまく掴めない。
でも音楽のメリハリというかコントラストという面ではこの第1楽章は面白いかもしれない。曲調が色々変わるし、ぱっと違うことをしなくちゃいけない場面も少なくない。
ついでに曲自体が長いなかでそういうことの繰り返しだからちゃんと統一性もなきゃいけないのかな、とか。
ドラマチックでepicな性質がありながらも伝統の形式に則った、ある意味王道な交響曲の第1楽章。だからこそ指揮者にとって難しいところもあるのかなー。
リンクしたのはショルティ指揮のシカゴ響でチャイコの4,5,6番まとめてどーん!な録音。
寒々しさと暗い派手さがすごくロシアな4番、世界の広がりがとっても豊かな5番、そして悲痛さと渋さがたまらない6番。タイプは違うけどどれもロシアらしさ、後期ロマン派らしさ、そしてチャイコフスキーらしさがめいっぱい楽しめる曲です。
クリスマス以来夏がオンオフしています。
今日も暑かったのですがいきなり豪雨雷雨が通り過ぎてって冠水してる場所もある様子。
マジかよメルボルン、というよりはこれぞメルボルン、な天候です。
(とはいえそれもずっと家に居たから言えることですがね)
いつのまにか毎年恒例になってますがクリスマスは親友の実家の家族の集まりに混ぜてもらいました。クリスマスの日は暑くて天気がよかったから次の日(boxing dayでまた休日)に海に行くかーとゆっくり構えて遊んでたら次の日気温が下がって雨も降って。
海に行って泳ぎましたけどね、それでも。その前に何日か暑い日が続いたので海水の温度はすごく暖かかったです。私が泳ぐのはちょっと珍しいんですが(他のみんなが頻繁に泳ぐだけ?)水が温かいと確信出来たので。
クリスマスの次の日から親友の両親がハイキングに出かけて留守にするので旅行先の借り家的に使ってもいいよーという話だったので27日まで滞在しました。クリスマス終わりで友達も何人か来て泊まったりなんだり。もちろんアナログなゲームで盛り上がりました。
みんなで囲んで結局全部は解けなかったcryptic crossword、感性のゲームというよりはまさかそんなストレートなのが来るとは思わなくて裏読み過ぎで外したDixit、いい勝負だったcodenames(なんかいい具合に出来てるんだよなーあのゲーム)、3人対決で着実に勝ったMunchkin、それから今回新しく紹介するSaucepan。
ゲーム自体は結構前から普通にあるのかな。今回初めて(2回)遊びました。鍋みたいな深い入れ物とある程度のスペースとストップウォッチがあれば誰でも簡単に遊べます。
ただ人数は「演じる」1人+当てる数人が2チームという構成なのでそれなりの人数が必要。
最初に各プレイヤーが紙3枚それぞれに単語(名詞に限らず)を書いて半分に折り、鍋の中に入れる。(=鍋の中には人数分×3枚単語があります)
それをまず先行チームの「演じる人」が一つずつ引いて決まった方法(後述)で伝え、チームメイトが当てていきます。当たった分の単語はキープ、パスしたらその分は鍋に戻す。
タイムリミット(今回は1分でした)が来たら残りの単語をもう一つのチームが同じく伝えて当てて行きます。
鍋が空になったらそのラウンドは終わり。鍋が空になっても時間が残ってたら次のラウンドは時間が途中だったチームから再開します。
そうなんです複数ラウンドがあるんです。最初のラウンドはお題の単語を使わず言葉で説明、2ラウンド目は一つの単語で説明、3ラウンド目は絵で(=pictioneryと同じ)、4ラウンド目はジェスチャー(=charadeと同じ)、そして5ラウンド目は言葉以外の音(擬音語はダメ、どうしても演じて動いちゃうので当てる方は目を閉じる)で伝えます。
最初に鍋に入れた単語のセットを全ラウンド通して使うので、伝えるのがものすごく難しい第5ラウンドでも鍋にどんな単語が入ってたかが前の4ラウンドで覚えてきてるのである程度当てて行ける部分もあるのが面白いところ。あと絵が下手でもジェスチャーは得意だったり、色んな得意分野と苦手分野が活きるゲームです。
それから鍋に入る単語のチョイスもこのゲームを面白くする大事な要素。単語を書くときはみんなお互いに見えないようにするのですがそれでもこのゲームを遊ぶに十分な人数があれば単語もいい感じにばらけますし、同じカテゴリから2つとかちょうどいい偏りもでてきます。
あと特にそういうルールはないのですがその集まりでさっきしてた会話から言葉を選んだり(ひらめきやすい)、会話の中で出てきた聞き慣れない言葉を入れてみたり(番狂わせ的な感じになったり、後からその言葉が身につきやすくなったり)、そういう傾向もありますね。
クリスマス~Boxing Dayでこのsaucepanを2回遊びましたが言葉が面白くなるゲームですね。
例えば「リンゴ」と「ザクロ」が鍋に入ってた場合どうやってその違いを伝えるか(特にラウンド2,3,4、5はもう工夫のしようがあるのか難しいレベル)。「後悔」をどうやって絵やジェスチャーで表すか、「Paraphernelia」や「cinchona」みたいなさっき知ったばかりの言葉をいかに短期記憶から引き出すか(かなりのラグが生じます)。
個人的なお気に入りは「resting bitch face」(特別不機嫌でもないのにぼーっとしてるだけで不機嫌に見られてしまう顔の表情を指す最近のフレーズ)。伝えるのが特別難しいわけではないですがちょっとした工夫で伝わると面白い。
あと一つ発見したのは鍋に「singing」って入れておくと普段歌わないような人でもラウンド5で演じる番になったら歌わざるを得ないということ。親友のお父さんが歌ったことに親友姉妹がものすごく驚いてました(聴いたことなかったらしい)
友達同士でも家族同士でも、そしてどんな言語で遊んでもボキャブラリーの勉強に使えるかも。
(例えば鍋に入れるのは英単語でラウンド1と2は日本語で伝える、とかいうバリエーションもありですね。もちろん全部英語で遊ぶレベルアップも)
そして年末年始も引き続き・再び親友の実家に遊びに行きます。またsaucepanもやるかも。
年末年始辺りは気温が下がるらしいので海で遊ぶのはさてどうかな。
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 前奏曲第8番「風の反映」
今年の〆曲はこれにしてみました。ちょうど今日さらってみてた曲です(細かいとこはあれですが思ったよりはずっと覚えてました)。
メシアンの曲って意外とストレートな格好良さが特徴な曲が少ないのですがこれはすかっとする格好良さがあって〆にいい感じ。ちょうど前奏曲集の最後ですし、これ単品でもアンコールとか使えそう。いつか人前で弾きたいな。
タイトルはなんかドビュッシーから持ってきたみたいな感じですが(参照:映像第1集「水の反映」)この「まなざし」以前のメシアンの曲って独特の音楽言語を確立しながらフランス印象派の影響も色々見えてきます。弾いてみるとドビュッシーよりもラヴェルみたいなパッセージや響きがたくさん。リズムはメシアンっぽいとこあるけど和音の色彩に関してはこの曲は先人寄りかなー(第5番6番あたりはどっぷりメシアンなのでお好きな方はそちらへ)。
そもそも全体的にドライな感じがラヴェル似なのかな。少なくとも私がラヴェルで好きなのがそういうところなので。あとメシアンの速い曲はパワータイプが多いので軽めの純粋なスピードタイプは新鮮かつラヴェル的というのもあるのかと。
メシアンらしくない、というのとは違うかもしれませんがメシアンに抵抗がある人(特に弾く人で)だったら比較的伝統的なフランスの感性が強いこの曲でアプローチしてみるのもいいのかも。そして難しいこと抜きにしてカッコイイ曲です。
リンクした録音はミシェル・ベロフ演奏。なんかこれ意外の録音聴いたことがないなあ(結構弾いてるから自分の頭の中のバージョン+1で十分になってるのか)。
ベロフの演奏はとにかくクリーンな音が好きです(20のまなざしでも)。
今日も暑かったのですがいきなり豪雨雷雨が通り過ぎてって冠水してる場所もある様子。
マジかよメルボルン、というよりはこれぞメルボルン、な天候です。
(とはいえそれもずっと家に居たから言えることですがね)
いつのまにか毎年恒例になってますがクリスマスは親友の実家の家族の集まりに混ぜてもらいました。クリスマスの日は暑くて天気がよかったから次の日(boxing dayでまた休日)に海に行くかーとゆっくり構えて遊んでたら次の日気温が下がって雨も降って。
海に行って泳ぎましたけどね、それでも。その前に何日か暑い日が続いたので海水の温度はすごく暖かかったです。私が泳ぐのはちょっと珍しいんですが(他のみんなが頻繁に泳ぐだけ?)水が温かいと確信出来たので。
クリスマスの次の日から親友の両親がハイキングに出かけて留守にするので旅行先の借り家的に使ってもいいよーという話だったので27日まで滞在しました。クリスマス終わりで友達も何人か来て泊まったりなんだり。もちろんアナログなゲームで盛り上がりました。
みんなで囲んで結局全部は解けなかったcryptic crossword、感性のゲームというよりはまさかそんなストレートなのが来るとは思わなくて裏読み過ぎで外したDixit、いい勝負だったcodenames(なんかいい具合に出来てるんだよなーあのゲーム)、3人対決で着実に勝ったMunchkin、それから今回新しく紹介するSaucepan。
ゲーム自体は結構前から普通にあるのかな。今回初めて(2回)遊びました。鍋みたいな深い入れ物とある程度のスペースとストップウォッチがあれば誰でも簡単に遊べます。
ただ人数は「演じる」1人+当てる数人が2チームという構成なのでそれなりの人数が必要。
最初に各プレイヤーが紙3枚それぞれに単語(名詞に限らず)を書いて半分に折り、鍋の中に入れる。(=鍋の中には人数分×3枚単語があります)
それをまず先行チームの「演じる人」が一つずつ引いて決まった方法(後述)で伝え、チームメイトが当てていきます。当たった分の単語はキープ、パスしたらその分は鍋に戻す。
タイムリミット(今回は1分でした)が来たら残りの単語をもう一つのチームが同じく伝えて当てて行きます。
鍋が空になったらそのラウンドは終わり。鍋が空になっても時間が残ってたら次のラウンドは時間が途中だったチームから再開します。
そうなんです複数ラウンドがあるんです。最初のラウンドはお題の単語を使わず言葉で説明、2ラウンド目は一つの単語で説明、3ラウンド目は絵で(=pictioneryと同じ)、4ラウンド目はジェスチャー(=charadeと同じ)、そして5ラウンド目は言葉以外の音(擬音語はダメ、どうしても演じて動いちゃうので当てる方は目を閉じる)で伝えます。
最初に鍋に入れた単語のセットを全ラウンド通して使うので、伝えるのがものすごく難しい第5ラウンドでも鍋にどんな単語が入ってたかが前の4ラウンドで覚えてきてるのである程度当てて行ける部分もあるのが面白いところ。あと絵が下手でもジェスチャーは得意だったり、色んな得意分野と苦手分野が活きるゲームです。
それから鍋に入る単語のチョイスもこのゲームを面白くする大事な要素。単語を書くときはみんなお互いに見えないようにするのですがそれでもこのゲームを遊ぶに十分な人数があれば単語もいい感じにばらけますし、同じカテゴリから2つとかちょうどいい偏りもでてきます。
あと特にそういうルールはないのですがその集まりでさっきしてた会話から言葉を選んだり(ひらめきやすい)、会話の中で出てきた聞き慣れない言葉を入れてみたり(番狂わせ的な感じになったり、後からその言葉が身につきやすくなったり)、そういう傾向もありますね。
クリスマス~Boxing Dayでこのsaucepanを2回遊びましたが言葉が面白くなるゲームですね。
例えば「リンゴ」と「ザクロ」が鍋に入ってた場合どうやってその違いを伝えるか(特にラウンド2,3,4、5はもう工夫のしようがあるのか難しいレベル)。「後悔」をどうやって絵やジェスチャーで表すか、「Paraphernelia」や「cinchona」みたいなさっき知ったばかりの言葉をいかに短期記憶から引き出すか(かなりのラグが生じます)。
個人的なお気に入りは「resting bitch face」(特別不機嫌でもないのにぼーっとしてるだけで不機嫌に見られてしまう顔の表情を指す最近のフレーズ)。伝えるのが特別難しいわけではないですがちょっとした工夫で伝わると面白い。
あと一つ発見したのは鍋に「singing」って入れておくと普段歌わないような人でもラウンド5で演じる番になったら歌わざるを得ないということ。親友のお父さんが歌ったことに親友姉妹がものすごく驚いてました(聴いたことなかったらしい)
友達同士でも家族同士でも、そしてどんな言語で遊んでもボキャブラリーの勉強に使えるかも。
(例えば鍋に入れるのは英単語でラウンド1と2は日本語で伝える、とかいうバリエーションもありですね。もちろん全部英語で遊ぶレベルアップも)
そして年末年始も引き続き・再び親友の実家に遊びに行きます。またsaucepanもやるかも。
年末年始辺りは気温が下がるらしいので海で遊ぶのはさてどうかな。
今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 前奏曲第8番「風の反映」
今年の〆曲はこれにしてみました。ちょうど今日さらってみてた曲です(細かいとこはあれですが思ったよりはずっと覚えてました)。
メシアンの曲って意外とストレートな格好良さが特徴な曲が少ないのですがこれはすかっとする格好良さがあって〆にいい感じ。ちょうど前奏曲集の最後ですし、これ単品でもアンコールとか使えそう。いつか人前で弾きたいな。
タイトルはなんかドビュッシーから持ってきたみたいな感じですが(参照:映像第1集「水の反映」)この「まなざし」以前のメシアンの曲って独特の音楽言語を確立しながらフランス印象派の影響も色々見えてきます。弾いてみるとドビュッシーよりもラヴェルみたいなパッセージや響きがたくさん。リズムはメシアンっぽいとこあるけど和音の色彩に関してはこの曲は先人寄りかなー(第5番6番あたりはどっぷりメシアンなのでお好きな方はそちらへ)。
そもそも全体的にドライな感じがラヴェル似なのかな。少なくとも私がラヴェルで好きなのがそういうところなので。あとメシアンの速い曲はパワータイプが多いので軽めの純粋なスピードタイプは新鮮かつラヴェル的というのもあるのかと。
メシアンらしくない、というのとは違うかもしれませんがメシアンに抵抗がある人(特に弾く人で)だったら比較的伝統的なフランスの感性が強いこの曲でアプローチしてみるのもいいのかも。そして難しいこと抜きにしてカッコイイ曲です。
リンクした録音はミシェル・ベロフ演奏。なんかこれ意外の録音聴いたことがないなあ(結構弾いてるから自分の頭の中のバージョン+1で十分になってるのか)。
ベロフの演奏はとにかくクリーンな音が好きです(20のまなざしでも)。
ちょうど今日メル響のSecret SymphonyでPlexus Trioが弾いてるのに行きそびれました。
朝とか昼とかに答えばらしに気づいてれば行けたのにー。しかも今日は30℃超えが落ち着いて夜出かけるにも良い天気だったのにー。ただただ不覚としか言いようがない。
それはもうしょうがないとしてやっと夏らしい日も増えてきましたオーストラリア。
方角によってはジャカランダも咲いてたり、ただ慎重派なはずの夾竹桃はこないだの38℃の日の後(涼しくなったのに)いきなり咲き始めたり。
ということで本格的に暑くなる前に親友に手伝ってもらって庭に植物を買って植えました。
幸い近くに植物屋さん(日本語でなんていうんだろう、こっちではPlant Nurseryというんですが)があるのでトラムと歩きで買いに行きました。
軽く悩みましたが定番&タフで育てやすいローズマリーとラベンダー、それからインパチェンス(赤紫、6株セット)に冬用のジンチョウゲの苗を買ってきました。
ジンチョウゲは日本で見るような品種だと日陰の涼しいところで育てるのだそうですが今回買った品種は日差しにも強いもの(ロケーション的に)。とはいえ今日の真夏日はちょっとふにゃっとなってたようだったのでもうちょっと日陰側に動かして夕方暑さが落ち着いてきた頃に水足しました。冬になるとあのおなじみの香りのつよい小さな花の集合体が咲くはずなんですけど普通のジンチョウゲの鞠状ではなくなんかどこかパイナップルぽい花の付き方になるそうです。写真がついてたけどなんか変。でも冬に咲くのが楽しみなのでちゃんと世話せにゃ。
自宅で園芸となると一般的には食べられるものを買うことが多いみたいですね。
私はどうも和食中心であんまり使わなさそうだなーと思ってやめたんですが唐辛子とかハーブ(バジルなど)とか、トマトとか。
イチゴはすごいこと伸びるからなーと思って見てたらハンギングバスケット形状のイチゴもありました。これならある程度コントロールできる?
あと大きくなる木だったらレモンの木はものすごくポピュラーですね。(ただし引っ越し先にすでにあったケースがほとんどなのでレモンの木を買ったという話はあんまり聞かない)
他にもインドアで育てたりメルボルンの暑くて乾いた夏にぴったりな多肉植物類もいろいろありましたし、もちろんオーストラリア原産の植物も色々。ちなみに一般的な園芸植物だと強めの酸性の肥料が広く使えるそうですがラリア原産の植物はもっと弱い肥料が必要になるそう。やっぱ植物買いに行ったらお店の人とお話すべきですね。というかもっと色々聞きたかった。まだまだ初心者だしスペースも限られてるのでそこまで広く見て考える余裕はないのですが。
とにかく植えて1日でいきなりもう暑さが来たんでこれから夏を乗り切れるかまだ自信ないのですががんばって水やりしたりトリミングしたり(ラベンダーは花が終わったら、ローズマリーはどう伸びるかわからないのですが伸びるだろうし使えるので)肥料足したりしたいと思います。
庭が華やいでほんと嬉しいですし、これから庭でも過ごしたいので。やっぱりこの家は夏の家ですね。
ということで今日の一曲は植物テーマで。
今日の一曲: ジョージ・クラム 「Apparition」より「When Lilacs Last In The Dooryard Bloom'd」
こういうときにすっと出るように(創作でもすっと使えるように)私のiTunesライブラリには楽器別とか作曲家別とか国別とかのスタンダードな区分のプレイリストだけでなく特定テーマのプレイリストも作ってあります。元々は「夏の暑いときにワーグナーとか回ってきてたまるか!」みたいな動機だったような気がしますがちょこちょこ便利です。(ただここ数ヶ月で買った曲はまだ「未区分」リストに放り込んだままですが・・・・)
で、そんなリストに「鳥」はもちろん、「植物」も入ってます。ダントツで多いのは薔薇関係ですが(そもそも「夏の名残のばら」の編曲がいつのまにか複数)、そこをなんとなく避けて久しぶりのクラム。
こんな暑い夏の日の夜だったらクラムがたまらなく聞きたくなってしまう習性なので。気候自体もそうですが、クラムを欲するこの気持ちも夏が好きな理由の一つ。
Apparitionのなかでもこの楽章はちょっと地味ですが、そんな夏の夜にぴったりな透明な怪しさと妖しさが素敵(ただし元のWhitmanの詩はリンカーン追悼なので季節は春)。たまにかすかに光ながら同じところをふわふわ漂うようなピアノの伴奏に、ぎりぎり伝統的と前衛的な境目あたりにあるようなメロディーを歌う歌い手。音は多くないしむしろ「空」が多いんだけど雰囲気としては抜群。
このApparitionの各楽章のタイトルからは闇属性というか夜の雰囲気というかが濃く漂ってくる中で咲いてるライラックという絵がまたいいなあ。香りもする花らしいから暖かい夜に香るライラックの匂いというのもまた絵になる(嗅覚ですが)。
まあとにかく細かいことは置いといて夏にはクラムですよ。特に夏の夜にどこか不思議な世界に連れてってくれるクラムの曲は多いので(リンク先の録音に入ってるSongs, Drones and Refrains of Deathも含め)。改めて今シーズンも色々紹介していきたいです。
朝とか昼とかに答えばらしに気づいてれば行けたのにー。しかも今日は30℃超えが落ち着いて夜出かけるにも良い天気だったのにー。ただただ不覚としか言いようがない。
それはもうしょうがないとしてやっと夏らしい日も増えてきましたオーストラリア。
方角によってはジャカランダも咲いてたり、ただ慎重派なはずの夾竹桃はこないだの38℃の日の後(涼しくなったのに)いきなり咲き始めたり。
ということで本格的に暑くなる前に親友に手伝ってもらって庭に植物を買って植えました。
幸い近くに植物屋さん(日本語でなんていうんだろう、こっちではPlant Nurseryというんですが)があるのでトラムと歩きで買いに行きました。
軽く悩みましたが定番&タフで育てやすいローズマリーとラベンダー、それからインパチェンス(赤紫、6株セット)に冬用のジンチョウゲの苗を買ってきました。
ジンチョウゲは日本で見るような品種だと日陰の涼しいところで育てるのだそうですが今回買った品種は日差しにも強いもの(ロケーション的に)。とはいえ今日の真夏日はちょっとふにゃっとなってたようだったのでもうちょっと日陰側に動かして夕方暑さが落ち着いてきた頃に水足しました。冬になるとあのおなじみの香りのつよい小さな花の集合体が咲くはずなんですけど普通のジンチョウゲの鞠状ではなくなんかどこかパイナップルぽい花の付き方になるそうです。写真がついてたけどなんか変。でも冬に咲くのが楽しみなのでちゃんと世話せにゃ。
自宅で園芸となると一般的には食べられるものを買うことが多いみたいですね。
私はどうも和食中心であんまり使わなさそうだなーと思ってやめたんですが唐辛子とかハーブ(バジルなど)とか、トマトとか。
イチゴはすごいこと伸びるからなーと思って見てたらハンギングバスケット形状のイチゴもありました。これならある程度コントロールできる?
あと大きくなる木だったらレモンの木はものすごくポピュラーですね。(ただし引っ越し先にすでにあったケースがほとんどなのでレモンの木を買ったという話はあんまり聞かない)
他にもインドアで育てたりメルボルンの暑くて乾いた夏にぴったりな多肉植物類もいろいろありましたし、もちろんオーストラリア原産の植物も色々。ちなみに一般的な園芸植物だと強めの酸性の肥料が広く使えるそうですがラリア原産の植物はもっと弱い肥料が必要になるそう。やっぱ植物買いに行ったらお店の人とお話すべきですね。というかもっと色々聞きたかった。まだまだ初心者だしスペースも限られてるのでそこまで広く見て考える余裕はないのですが。
とにかく植えて1日でいきなりもう暑さが来たんでこれから夏を乗り切れるかまだ自信ないのですががんばって水やりしたりトリミングしたり(ラベンダーは花が終わったら、ローズマリーはどう伸びるかわからないのですが伸びるだろうし使えるので)肥料足したりしたいと思います。
庭が華やいでほんと嬉しいですし、これから庭でも過ごしたいので。やっぱりこの家は夏の家ですね。
ということで今日の一曲は植物テーマで。
今日の一曲: ジョージ・クラム 「Apparition」より「When Lilacs Last In The Dooryard Bloom'd」
こういうときにすっと出るように(創作でもすっと使えるように)私のiTunesライブラリには楽器別とか作曲家別とか国別とかのスタンダードな区分のプレイリストだけでなく特定テーマのプレイリストも作ってあります。元々は「夏の暑いときにワーグナーとか回ってきてたまるか!」みたいな動機だったような気がしますがちょこちょこ便利です。(ただここ数ヶ月で買った曲はまだ「未区分」リストに放り込んだままですが・・・・)
で、そんなリストに「鳥」はもちろん、「植物」も入ってます。ダントツで多いのは薔薇関係ですが(そもそも「夏の名残のばら」の編曲がいつのまにか複数)、そこをなんとなく避けて久しぶりのクラム。
こんな暑い夏の日の夜だったらクラムがたまらなく聞きたくなってしまう習性なので。気候自体もそうですが、クラムを欲するこの気持ちも夏が好きな理由の一つ。
Apparitionのなかでもこの楽章はちょっと地味ですが、そんな夏の夜にぴったりな透明な怪しさと妖しさが素敵(ただし元のWhitmanの詩はリンカーン追悼なので季節は春)。たまにかすかに光ながら同じところをふわふわ漂うようなピアノの伴奏に、ぎりぎり伝統的と前衛的な境目あたりにあるようなメロディーを歌う歌い手。音は多くないしむしろ「空」が多いんだけど雰囲気としては抜群。
このApparitionの各楽章のタイトルからは闇属性というか夜の雰囲気というかが濃く漂ってくる中で咲いてるライラックという絵がまたいいなあ。香りもする花らしいから暖かい夜に香るライラックの匂いというのもまた絵になる(嗅覚ですが)。
まあとにかく細かいことは置いといて夏にはクラムですよ。特に夏の夜にどこか不思議な世界に連れてってくれるクラムの曲は多いので(リンク先の録音に入ってるSongs, Drones and Refrains of Deathも含め)。改めて今シーズンも色々紹介していきたいです。