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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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丸くて平たいあれ
昨日またGames Laboratoryに行って来ました-。
といっても囲碁じゃなくてまたそこに置いてあるゲームから選んでプレイ。
前回遊んだMysteriumはじっくり系でしたが今回遊んだCoupはスピーディーなゲーム。
シンプルだけど戦略はなかなか細やか。ブラフも重要なゲームでした。慣れてくると間合いとかも絡んでくるし。また遊びたいです。

Games Laboratoryはゲームが遊べるバーが地下にあるだけでなく、周り(Little Lonsdale Street)にも色々食べる店があったり。ちょうどGames Laboratoryの隣がラーメン屋(昼は丼もあり)なので麺と餃子食べました。
今週(日曜日も含め)は手軽日本系外食が多く、妹と餃子食べに行ったり、一人で近くのラーメン屋に行ったりしました。メルボルンも近年そういう意味でもかなり便利になったもんです。

ただ引っ越してきて以来基本は家でご飯を食べることが多いです。それも込みでスケジュール立てちゃうのと、家で食べたい・挑戦したいものが色々あるのと、あと料理することもストレス発散になってたり。
なので最近あんまりピッツァ食べてないんですよ。たまには食べたいんだけどなあ。

以前書いたかわかりませんがメルボルンはイタリアからの移民が多く、それがコーヒーやスイーツ、ピザなどに大きな影響を与えてて。
ピザもポピュラーなのはイタリア系。なので数年前のミラクル9のアンケートクイズでランクインしてたピザの具のラインアップにちょっとカルチャーショックみたいなものを感じたりもしました。

とはいえイタリアンでないとこも色々あります。デリバリーでちょくちょく頼んでたチェーンピザ店Crustは厳密に言えばイタリアじゃない、というかラインアップが色々すぎてイタリアンとか関係ない印象。ネットで注文できるし面白いメニューが勢揃いだし、そこそこちゃんとおいしいし。(あんまりおいしいと冷凍は勿体なく感じてしまう・・・)

チェーンじゃないイタリア系のピザ店・レストランでもテイクアウト・デリバリーやってるとこはたくさんあります。
最近ちょっと紹介記事を見て気になったものの残念ながらデリバリーエリア僅差で外だったMotorinaというピザ専門レストランもテイクアウト・デリバリーOK。まだ食べてないのですが特筆すべきはデザートピザのメニュー。チョコレート+イチゴのピザとかやってるところは今や少なくないですがここはさらなるバラエティが。棗とバタースカッチのピザ食べてみたい!テイクアウトだと冷めるから誰かと食べにいかなければ。

こないだ行ったシティの1000£Bendも結構気に入ってます。長方形で8分割するピザは立食的なシチュエーションでも食べやすいようになのかな?ピザの名前がスパイスガールズなのに心をくすぐられるのもそうですが、シンプルでおいしいメニュー揃いで。

ただメルボルンでピザといったらシティ以北がやっぱり本場なのかな。
イタリアンの町Carltonはもちろん、シティやBrunswickあたりにも有名な店があるようで。
家に近いあたりかコンサートの時のご飯に近いシティあたりで好きなピッツァの店を見つけたいです。

自分の家でピザ作るのもやってみたいんですけどね。オーブンが今どう動かせばいいか分からなかったりで今は無理なのですが。
ただPita breadをベースにオーブントースターで焼くpita pizzaならたまに作ります。pita breadとケチャップとチーズさえあれば具の自由もききますし、結構手軽です。
私はいつもマッシュルーム・玉ねぎ・ピーマンをのせます。玉ねぎに火が通るまで焼くことだけ気をつければいいやつです。

ピザ、そういえばこないだAireys Inletで食べたのすごくおいしかったです。ここなんですが、12人で8枚頼んで食べました。ベジタリアン系のピザすごく良かったです。ただチーズ4種のが食べられなくて未だに心残り。Aireys Inlet・Fairhaven・Angleseaあたりに旅行ならここオススメ。テイクアウトで宿泊場所でゆっくり食べれるのもいいです。

実は明日も外食予定なのですがピッツァ・・・食べたいけどどっかいいとこあるかな。少なくともラーメン・餃子以外でいきたいです。


今日の一曲: FamilyJules7x「Dark Means」(Danny Baranowsky「Crypt of the Necrodancer」サウンドトラックよりZone 2-3「Portabellohead」のリミックス)

Bandcampでの録音リンク(試聴・購入可)

今日は実は日本からの荷物でCDが届いて早速紹介したい曲とかあるんですけどちょっとここは順番が色々ありまして。まずはこれから。
Crypt of the Necrodancerもオリジナル+オリジナルwith店主の歌+リミックス4つとサントラてんこ盛りになりましたが各曲のタイトルが変わるのはFamilyJules7xのリミックスのみ。このセットはゲーム内ではAriaというキャラでプレイするときに流れます。このキャラは難易度高くて有名らしで遊びながらはじっくり聴けなさそうなので今のうちにサントラで楽しんでおこう。

このFamilyJules7xという方は自分が好きなゲームの音楽をギターでカバーするミュージシャンだそうで、ネクロダンサーのリミックスもエレキギターを中心としたハードロックな雰囲気。ホットです。(zone 3のcoldシリーズでさえ熱い)

私がこのゲームを友達とプレイしてたときはゾーン2の音楽ってであんまぱっとしないなーなんて話をしてて。ビートはゾーン1より速いんですけど流れるくらいのテンポなんでちょっと静かめでメロディックな曲が多いゾーン2。色彩もどっちつかずな感じがあるし、実際遊びながらだとゲーム内のサウンドも邪魔になって受けにくいのかな。

Zone 2-3の原曲「Portabellohead」もそういう傾向が少なからずあって最初はあんまり曲の良さがわからなかったです。ネクロダンサーの公式Twitterが特別リミックスの候補で投票募ってたときこの曲が人気あるのも当時はなっとくいかなかったです(結果は拮抗してました)。
ただこのリミックスを聞いてから180度評価が変わりました。自分でもびっくり。すっごくいい曲じゃん!

どうしてそうなったかってのを考えるのも面白いです。FamilyJules7xのバージョンだとエレキギター中心でサウンドが濃く、音と音がしっかり繋がるってのがほとんどだと思います。原曲の本来の魅力である微妙なハーモニーとその色彩の変化をMAXに味わえる編曲。元々のsubtleな感じも良いのですがこんなに面白いハーモニーならがっつり押しつけてもらっても全然魅力的。

ということで引き続きネクロダンサーの音楽には編曲、リミックスとは何かとを考えさせられています。ただ新しいリミックス2つよりはFamilyJules7x・A_Rival版の方がやっぱり強い気が。
皆さんネクロダンサーを遊ぶならデラックスエディションでサントラ+追加都度リミックスも込みでお得ですよー。


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Cheeeee
こないだ船の件で行ったかどうか忘れましたがWilliamstownでクラフトマーケットを月1でやっていてそのうち(船も合わせて)行きたいなーと思って調べてたらいつのまにかDocklandsにも毎週日曜日に(天気にもよるようですが)マーケットやってるのを発見。Docklandsはメルボルン周りでも新しいエリアでちょっと開発失敗とかいう風に見られることもあるのですがこんなことになってたとは。これは遊びにいかなければ。

さてこないだの遠出で買ったヤギチーズ、普段の料理のレパートリーに入ってないしどうやって食べたものかと考え、ネットで色々調べて試してみたら卵(オムレツとか)やソテーしたマッシュルームに合うようです。トーストにのせてもおいしかった。私はやわらかいオムレツを作るほどのオム腕はないのですが多分混ぜる形の方がおいしくなるし、マッシュルームは多分リゾットとかでヤギチーズ混ぜるのがおいしそう。いずれどっかでまたおいしいの探してチャレンジしたい。

チーズ、ものすごく好きです。朝ご飯に添えたり昼ご飯に添えたり夜小腹が空いた時に食べたり(andではなくorです)すっかり生活に欠かせない食物。冷蔵庫に必ず一種類はあります。

一番簡単でパックも小さいしおいしいので牛が笑ってるクリームチーズはほぼ常備です。
簡単ってのはやっぱいいですよね。ナイフ・皿要らずなのは嬉しい。
なのでスイスとかチェダーとかのスライスも同じポジションに来ることが多い(ただスライスはパンに乗せて焼くのもおいしい)。こっちだとスーパーにいっぱいうってるBegaとかMainlandのスライスをよく買うかな。ブランドや種類によって色々味も変わってくるけどTastyは安定しておいしい。おつまみにもいいしパンに乗せて焼くのも間違いない。
ついでながらオーストラリアは裂くチーズもおいしい。こんどまた買ってこよう。

硬いチーズ類でもやっぱり食べきれるか心配なのでパルメザンとかは今のところ安い粉状のを使用。他に料理は一律shredded形状のピザミックスチーズを使ってます。(これも使わないと悪くなるので全部兼用)
チーズ大好きだしいいチーズ・変わったチーズも使ってこだわってみたいけど用途が限られるからこればかりはしょうがない。

おつまみ・夜の小腹なだめに好きなのはカマンベール系統。BrieとかDouble BrieとかTriple Brieとか色々あって全部好きなのですが実は違いがよくわかっていない人間がここに。
カマンベール系統はワインにも合うし冷蔵庫から出してしばらく経ってからがおいしいので(ただし夏は注意)ピクニックとかで食べることも多いです。あとレストランなどではカマンベールを揚げたり焼いたりして出すところもあるとか。今うちオーブンがオーブントースターしかないのですがカマンベール一個in耐熱容器なら入るはずなので寒い間に試したい。

何度も書いてますがうちの夕飯は和食が中心なのでチーズが食卓に並ぶことはそんなに多くないのですが、料理の幅が広がるとともにチーズの幅も広がってきてます。
キプロス原産のHaloumiチーズ(こないだモロッコ風サラダに入れてた)もその一つ。オリーブオイルで表面に焼き色がつくまで焼くだけでこんなにおいしいものか、という目から鱗のチーズ。チーズをこうやって焼くのはギリシャ料理でいうサガナキですね(使うチーズの種類はいろいろありますが)。
おつまみにもすごく良さそうですし、料理によっては(日本食でも洋食とかで)鶏肉とかの代わりに使って手間を減らしたりというポテンシャルも。これからちょっと色々活用してみるつもりです。(ただ今冷蔵庫でスタンバイ中)

あとはフェタチーズもすごい好きです。今のところ手元に2つしかフェタを使うレシピないんですがもっと増やしたい。フェタチーズもいくつか種類があって食感が違ったりするのですがよく分からない(持ってるレシピはどの種類でも可なので・・・)

他にはボッコンチーニやゴルゴンゾーラ、マスカルポーネなど名前はよく聞くしスーパーには外食でちょくちょく見る諸々のチーズがありますが使ってみるまでの余裕は自分の料理の腕ではまだ無い!
あとこんなにチーズがたくさんある(さらに専門店ではもっとありそう)メルボルンでチーズフォンデュとかラクレットとかが食べられるとこってあんまり聞かないような気が。どっかないかしらん。


今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 「兵士の物語」より「悪魔の勝利の行進曲」



こないだ遠出前に「そういえば萩尾望都の漫画でやってた(?)ストラヴィンスキーのナイチンゲール(夜鳴きウグイス)のバレエ、以前N響アワーでやってたのしかないから録音欲しいよなあ」とふと思い立って購入しました。ブーレーズ指揮です。
ナイチンゲールはまた後日にして、同じアルバムに収録されてたこっちを先に紹介。

兵士の物語は台詞付きバージョン(ナレーターはなんとジャン・コクトーなんです)も持ってますし、トリオバージョンも何回か聴いてますし、ついでにいっこく堂&篠井英介版のDVDも持ってます。それでもこの楽器だけバージョンが手に入ったのは嬉しい。

初めてこの曲を聴いたときにそのほどよく隙のあるような不思議な音色のアンサンブルにちょっとびっくりしました。ちなみに編成はバイオリン、コントラバス、クラリネット、ファゴット、コルネット、トロンボーン、打楽器が各一人。7人でオケの全ての楽器ファミリーをカバーしてるわけですがどことなくパズル的に組み合わさってる感もあるような気がします。
言えば七重奏ですが、それでもオケ的な要素が入ってくるのがストラヴィンスキー(八重奏曲でもそうでしたね)。

そんな兵士の物語で最初聴いたときから変わらずお気に入りなのがこの最後の「悪魔の勝利の行進曲」。(超ネタバレすみません)
バイオリンは何かと悪魔に結びつけられる楽器ですが、この楽章でも大活躍。ほぼソリスト扱いです。がつがつ凶暴なバイオリンソロ大好き。歌うメロディーよりもこういう感じの方が好みですわー。さらにそんなバイオリンを差し置いてさらに活躍したあげく最後の音を飾る打楽器もカッコイイ。

それにしても有名な三大バレエにしてもこのアルバム収録作品にしても結構違うスタイルで作曲されてるんだけど、それでも全てがぶれないストラヴィンスキーなのは不思議。同時代で交流もあったピカソにやっぱり似てる気がします。

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秋深しDaylesford
さて写真も取り込んだりなんだりしたので旅行エントリー。

今回コンサート聴きにいくついでの旅行?旅行ついでのコンサート?という趣旨の遠出でした。
行き先はDaylesfordとHepburn Springs。メルボルンの北西に車で2時間行ったところにある小さな街。メインの街がDaylesfordで、Hepburn Springsはそこからもう4km行ったところにあるさらに小さい街。このあたりは温泉が湧き出ることで有名で、Hepburn Springsは温泉施設・スパ付き宿泊施設や別荘が街のほとんどを占めているようです。

もちろん私は車なしなので公共交通機関を利用しての旅行でした。DaylesfordまではV/Lineの電車+バス。いくつかルートがあるようですが週末だとそんなに便の数はないです。Daylesford~Hepburn Spring間は週末はバスがないのでタクシー。10ドルくらいだったかな。
それぞれの街の中での移動は歩きだったのですがメルボルンの方と違って山に近く、地形に凹凸があるのでちょっと後からいつもと違うところに筋肉痛来ました。

山といってもそんなそびえる感じじゃないですが穏やかな山々を仰ぐDaylesfordはなんとも秋が似合う場所でした。
 
多分ネイティブな植物じゃなくて後から植えられたものみたいなのですが紅葉する木がメルボルンよりもたくさんあって。幸いに天気にも恵まれほんとうに穏やかな秋を肌と目で感じました。
でも朝とかは湿気がある程度あるのかキノコが色んなところにはえてたり。こんな絵に描いたような毒キノコに出会うとは。

 
Daylesfordのちょっと南には湖があってぐるっと歩いて回れるようになってるのですが色んな鳥が(なぜか種類毎に)見れました。ガチョウとかは餌付けもされてるらしく人に大分慣れてるようす。他にもクイナ的なやつだったり鵜だったり黒鳥もいました。
それからカエル(そんなに大きくない)の鳴き声も聞こえましたね。今はこっちも涼しくなったからもう冬眠してるかな。


今回泊まったのはHepburn Springsの「Shizuka (静)」という日本風旅館。ご覧の通り周りはオーストラリアなのに施設は和風。そしてHepburn Springsの宿泊施設なので部屋にスパあり。
夕飯は毎日は出してないみたいですが今回いただきました。そして朝食は毎日和風・洋風から選べるそうで。週末なんでちょっとやっぱりお値段高めでしたが泊まってよかった。くつろぎました。

そして温泉はHepburn Bathhouseに。
以前書いたと思いますがここらは温泉といっても熱々のお風呂ではなくスパリゾートみたいな感じで、オーストラリアなんで水着で入るようになってます。
今回行ったとこだと標準価格で温水プール+ジェットありの温水プール、それに追加料金でスチームサウナなど追加施設が使えるとこ。追加施設には完全に開放ではないながらも露天風呂的なプールがあって、黄色い葉っぱがはらはら落ちるところを見ながらお風呂(プール)に浸かりました。真っ赤なインコ(Rosellaちゃん)も何羽か見れましたよ。


左の写真はBathhouseの入り口。綺麗にとれなかったのですがBathhouse辺りには散歩道みたいなのもあって犬の散歩してる人もいました。基本Hepburn Springs辺りはカップルだったり少人数でくつろぎに、みたいな趣旨の宿泊プランが多いようです。そんな静かな感じの観光エリア。
個人の別荘もあるのかな。
ちなみに右の写真は道ばたで松ぼっくり(でかいのがオーストラリアのスタンダード)を1袋5ドルで売ってた、という写真。買って何するかというと暖炉とかの燃料にするんです。いいなあ暖炉。これからの季節は宿泊先に暖炉があるとうれしいですね。暖炉に当たる旅行にいきたい。

ということでかなりrelaxingな(筋肉痛は起こりましたが)旅行でした。Daylesfordは断然秋の街ですね!次回はまた秋に、できたら平日に来たいです。

次の遠出はいつになるかな。家にいるのも(ちょっと寒いですが)落ち着くのでしばらくは家を楽しみたいです(それ以前にピアノや仕事もちゃんとやらにゃ)。


今日の一曲: セルゲイ・ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」(チェロ版)



Daylesfordのコンサートでアンコールだった曲。アンコールとして聞く曲としては最高クラスですねきっと。久しぶりに生で聴けてものすごく嬉しかった。

私もその昔チェロ弾いてたころは弾いたもんですよ。こっちのAMEBの試験でいうとグレード7とかそれくらいだったかな。チェロだと7あたりで名曲が増えてきて試験以上に弾きごたえがあって楽しいレパートリーになってくるのですが(ロマン派辺りのブロックは曲を1,2つに絞るのが難しいくらい)。それでもAMEB高グレードの曲って大学以降はあんまり聴かなくなるような印象。なのでちゃんと聴くのは久しぶり。

元々はでもヴォカリーズってのは言葉がない歌のことで、この曲も元々は声楽作品(言葉無し)なんです。ただ知名度でいうとオケ版・チェロ版がわずかに上なのかなー。自分にとってはチェロ版が最も美しい。チェロ弾いてたからというバイアスはきっとあるんだろうけどそれ以上の美しさがある。是非チェロ版で。

リンクしたのはちょっと面白いCD。これ一つでチェロの全てが!というまでは行かないもののチェロのためのレパートリー、チェロで弾くと美しい編曲レパートリー、協奏曲から小品から民謡まで101曲を取りそろえたコンピレーション。弾いてるチェリストも複数なのでちょっとした聞き比べみたいなこともできるかも。ただやっぱりこれだけのコレクションでもとにかくまずヴォカリーズを聴くのを強くおすすめです。

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引き続き動き回り
前回のエントリーで今月まだコンサート3つあると言いましたがそれ以外にも外出いろいろ。
昨日は友人を通じて知った友人(日本にも何回も行ってるらしくてそれで気が合ったです)がこれからパートナーと2人で北米(アメリカ・カナダ)に行くとの事で送別会的な飲み会に行って来ました。

場所はシティの1000£bend。以前一人でもピッツァ食べに行ったところです。ガレージな雰囲気が面白いところで、さらに壁向こうにイベントスペース、階段上にバースペースもあったり。
ちょうどその時は壁向こうのスペースで結婚式やってました。裏からもアクセスできるのかな。
で、結婚式やってたのでメインのキッチンが一般使用できず別にあるピザ用キッチン(釜)で作るピザのみ注文できました。あそこのピザはおいしいし飲みながらつまむのにもいいサイズ(長方形、ほぼ耳なし)。種類も色々あるのでオススメです。

オススメと言えばもう一つ。そこで初めて出会った人がメルボルンで帆船クルーズのボランティアをやってるそうで。こういう船だそうです。本格的でかなりかっこいい船。メルボルン周りだったり郊外だったりもっと遠くだったり、1時間から複数日間まで様々なコースでの航海をやってるそう。詳細はサイトのカレンダーに。夏時間の期間のイブニングクルーズなんか楽しそうですが今の季節だったらWilliamstownでクラフトマーケットと合わせて1時間クルーズも良さそう。さらにカレンダーを見るとPirate Weekendなる1時間クルーズがあって、こちらは仮装コンテスト(大人も子供も!)や宝探しなどもやるそうです。
そのうち船乗ってみたいです!(天気の良いときに)長い船旅も憧れますがまずは1時間から。

それにしてもどうもみんな旅に出る時期みたいでみんな北米やら欧州やら南米やら色んなところに旅立ってるようす。まあこれから雨の多くて寒い冬ですし、ここでないどこかに行くなら今が行きどきなんだろうなー。ただしスノースポーツ関連を除く。VIC州スキー場周りはもう雪が降ってるようですよ。

冬は冬で風情はあるとは思うんですけどね。雨がしとしと降ってるMt. Dandenongとか(濡れなければ&景色なくても構わなければ)いい感じですし、シティ周りでカフェの外の席でガスヒーターの熱を感じながらコーヒーとかチャイとかまたいいんですけど。
家でテレビ見たり本読んだりしながら暖かいお茶とかにもいい季節。

今度行くのは山の方だけど寒いかな。温泉といっても熱々じゃないですし、昼は外を歩き回ることも多いと思われるのでしっかり暖かい服で行かなければ。
この季節自分の住んでる周りより暖かい場所なんてまずないもんなあ・・・

ということで自宅の心地よさと外の諸々の楽しみを引き続き行き来しながら楽しみたいと思います。メルボルン内外の観光情報も引き続き徐々に蓄積していきたい。


今日の一曲: エイノ・タンベルク トランペット協奏曲第1番 第2楽章



こないだアルバムを買ったので遅ればせながら改めて。
いやあ渋い曲だこれ。こんど弾くコープランドのクラリネット協奏曲もそうですが、その特定の楽器の業界だけでしか知られてない曲って色々面白いです。色んな楽器の人と話すとほんと面白いことが聴けて、新しい曲に出会えて楽しい。難しい曲に関してはどうして難しいかを聴くのも面白い。

このタンベルクもStonnington Symphonyのコンサートがなかったら出会うことはなかったかもしれないなあ。うちの父はトランペット吹いてたけどここまでではなかったし(すごい難しい曲ですよ、オケだけでなくソリストも)。それでまた同じくトランペット奏者くらいしか知らないアルチュニアン(ただし曲調は真逆といっていい)といっしょでなかなか聴き広げるのが難しい。

でもなんかクラスの隅にいつもいる感じというか、音楽のなかで、ロシア周辺音楽の中でちょっと独特なポジションにいるような気がします、この曲。ショスタコとかと共通点はあるし、その暗さはあっちの地方に特徴的な暗さなんですが、でもそれでも性質は他の作曲家と大分違う。
だからこそいずれは録音を手元に、と思ってたわけです。

特にこの第2楽章好きです。全体的なサスペンスな感じ、不気味な暗さ、低音の活躍、そして途中からテンポがだんだん速くなる箇所とトロンボーンのカウンター。ソロトランペットがこんなに暗いトーンを披露することって珍しいんじゃないかな。
一応ポジションとしてはスローな楽章なんですが、元々のテンポもそんなに遅くないでうっし、音も多めで複雑でそんなにゆっくりには感じません。

地味ではあるし、音楽としてものすごく素晴らしいってわけではないのかもしれないですけど、それでも愛すべきユニークな音楽であり、特定のツボにぐっとくる代わりがない音楽。
カップリング曲2つもまだあんまりぴんと来てないのですが縁があればまたそのうち紹介できるといいな。

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重い腰をよっこらせ
数日前にネクロダンサーの方からアップデートのお知らせがあったのですがゲーム内のアプデに咥えてなんとリミックス2セットが追加されてました。デラックスバージョンなので無事音楽ファイル回収。これ考えるとやっぱりデラックスバージョンすごいお得かも?
最初のリミックスにはかなわない印象ですが2つ違う意味でレトロな感じがなかなか良い。大分長いことゾーン3で詰まってるのでランダムサントラにして楽しんでます。

さてしばらくぐだぐだ言ってましたが一人旅行の予定立ちましたー。
1泊ですがちょっとお金かけ気味。理由は後ほど。
行き先はDaylesford/Hepburn Springs。この2つの街はメルボルンの北西方向、車で2時間くらいのところにあります。温泉が出るので有名なのですが、メインの街のDaylesfordより約3km先のHepburn Springsの方がもうちょっと山中リゾート的な雰囲気の様子。

今回私の友人のチェロ仲間とピアノ仲間が2人で演奏するということで(ほんとこのコンビの演奏長いこと聞いてなかった!)これは旅行ついでにコンサート行ってみようか、ということになりました。
ただ今現在どっちがついでなのかわからない感じの献立になっています。

Hepburn Springの温泉はお風呂の温泉というよりスパリゾート的な温泉で、お湯の温度も一般的に低めで入る時は水着です。日帰りで入れるbathhouseもありますし、宿泊にスパがついてるところもありますし、その他美容関係サービスもいろいろ。
(ちなみにメルボルン南にあるPeninsula Hot Springsは屋内屋外色んなbath施設で水温も色々、日帰りメインの施設です)

その中でも「Shizuka」という日本風の旅館があるということは前々から聞いてたので今回一人だしちょっと贅沢して泊まってみようか、ということに。朝食込み+オプションで特定の曜日に夕食も付けられるというシステム。コンサートの日にちの都合で週末料金なのですが楽しみです。

もちろん今回私は公共交通機関で移動。長距離のバスはDaylesfordに止まるのですが、向こうローカルのバスは週末ほとんどない。観光地なのに!まあ車がある人が行く場所なんだろうけど。
詳しいことは向こうについてから観光情報センターで確認ですがタクシーはあるとのことでコンサートがあるDaylesfordと宿泊があるHepburn Springs間はタクシー移動で決定か。

つまりはコンサート前に向こうでちょっと荷物降ろして、なんてことは勿体なくてできない。
そのため今回はなるべく荷物は少なくすると決めました。
旅館風で浴衣があるのでパジャマなし・温泉入るときはタオル込みのパッケージ(あとデボンシャーティー付き)でさらに荷物縮小。身軽に旅するぞー。

ちなみに温泉は水着・ビーチサンダル持参だそうなのですが私ビーチサンダルもう何年も持ってないんです。いわゆるあの「つっかけ」の足ではさむやつが嫌いで。
ついでに水着もいかにも小柄な20代みたいなやつなのでできれば出かける前に新しいの買ったほうがよさげ。なるべく高くなくて30代らしいやつを。幸いここ数年ワンピース型も流行ってる。


今日の一曲: Danny Baranowsky 「The Crypt of Necrodancer」サウンドトラックより「Dance of the Decorous / March of the Profane」

Bandcampでのリンク

今日は諸々の色々でテンションがちょっと上がってるのでまたネクロダンサー。
多分この曲がオリジナル版では一番好き。イントロ微妙に長めなのですが既にイントロのテンポとリズムだけで明確に自分が食いついて乗る、自分でもなんか不思議な惹かれ方。
もともとsimple time(各ビートが2の倍数で割れる)よりcompound time(各ビートが3の倍数で割れる)のリズムより性に合いやすい気がするのですがテンポは?何かどこか記憶のどこかにこのテンポに乗る要素があるのか?最高にNecrodancableに感じるのは私だけ?

ゲームの中でいうとこの2曲はZone 3-2のサントラ。ゾーン3は一つのダンジョンがHotな赤い部分と青のColdな部分に分かれてて、hotのタイルにいる間はhotの音楽(3-2だとMarch of the Profane)、coldのタイルにいる間はcoldの音楽(同じくDance of the Decorous)が流れるようになってます。各ステージのhot/coldのBGMはメロディー(+店主の歌)は同じで違うアレンジになってるので曲の変化もスムーズ。プレイヤーの行動によって変化するのである意味「偶然の音楽」要素もありますね。

ちなみに新しく追加されたリミックスだとGirlfriend Recordsの方でColdのDance of the Decorousのイントロがちょっと変わってます。地味にびっくりしました。それにしてもネクロダンサーのリミックスは「音楽をみんながみんなどう見るか、リミックスとは何か」的なことを考えさせられます。色んなバージョンで(ただし店主歌ありがオススメ)レッツ・ネクロダンス。


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