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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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11→13
前回のエントリーに拍手&拍手コメントありがとうございます。
食生活の変化が原因かちょっとばかり体調不調でしたが今日書かないと明日明後日は夜出かける予定なので。

電子書籍で三国志沼にさらに深く入る準備を進めるなか(まだですが)ゲームに関しても「三國志13」のリリース前情報が入ったりしてきて期待高まる日々です。
そして手元では引き続き三國志11を進めたり。(そしてたまに無双も)

三国志シリーズでは作中全部のシナリオが一つのマップでくり広げられるのですが、どの勢力で始めるか、どの場所で始めるかでやっぱりゲームの進め方って変わってくるなー醍醐味だよなーと毎回思います。
・・・というよりは特定の都市をちょっと違うルートで攻めたときに「おー違うなー」と思ったり、ふと「えっここからどう勢力広げていけばいいんだっけ」と思うことが多い。

思えば最初は勢力を確立したころの曹操(官渡の戦い?袁家の終焉?)で遊び始めたんだったな。
都市も中央辺りのいいとこ押さえてて資源も豊富、人材も人数・質共に有り余るほどで、それらをうまくやりくりして苦手を避けながら複数戦線展開という進め方が楽しかったし初プレイでわかりやすかった。
そこから「女の戦い」新君主・成都スタートで堅固な地形と騎兵中心の高機動力軍隊で各武将を縦横無尽に活躍させたり、「英雄集結」新君主・永安スタートで水上戦・兵器使用で強いとこをがんがん活かしていったり。

そしてこないだ思い立って「三顧の礼」を劉備で始めてみました。Wikiを読んでてちょっとやってみたいと思った、史実に思いっきり逆らって居候先の劉表の領土を奪っちゃうプレイ。
三国志関連読み始めたときから劉表は軍事頼りないことは知ってたし、「孔明のヨメ。」でもそこは鮮やかに(?)描かれてたけどゲームで見てみると一目瞭然というか。軍備全般もそうだし武将のラインアップもそうだし。水軍要員とか数少ない人材はリクルートしたいし、大規模な都市2つ欲しいし、冷静に見たらやっぱ荊州乗っ取っちゃうのが正解な気が。

劉備軍でプレイする醍醐味は資源や領土が限られることが多いなかで各方面で優秀な武将達の力をどう生かせばいいかやりくりすること。舌戦で停戦しちゃうし計略だってばんばん使うし攻城に兵器は欠かせないし(月英さん大活躍)戦闘で各武将の特技・兵科の戦法・援護射撃が最大限発揮されるように立ち回る、とにかく工夫工夫なのです。正に劉備。
これまで「劉備で遊ぶのはなー」とひねくれてたのをちょっと後悔してたりしてなかったり。月シナリオでもっと早い時期にお世話になってる君主裏切ってみるのも面白いかもしれない。

ただ今遊んでるゲームが終わる頃にはもう三國志13の発売に近くなってるはず。12月10日発売なんですが。公式ページの下の方にSteamマークがあるんだけどsteamでも発売するのかなー。

前も書いたと思いますが13は自分にとって初めての全武将プレイになります。先ほど書いたように君主プレイでもかなりゲームの進め方にバラエティがあるのに全武将になるとどんなに広がるのか想像も付きません。
そもそも初三國志13は誰でプレイしようか決めてません。どうしよう。

あと11で面白かったコント満載のチュートリアルやじっくりゲームのスキルが練習できる決戦制覇モードみたいなモードが出てくるのか楽しみです。
他には新しい戦闘システムの中でも攻城戦・水上戦はわくわくですし、相関図やマップそのもの、そして集落含めた都市攻略の立ち回りも楽しみ。

12月10日、楽しみですよ。まだ静かなわくわくですが確実に。
10日ってことはその前にオケの一仕事があるってことですな。明後日初めてのリハーサルです。次回はその話ができるといいな。


今日の一曲: たま 「風と石と僕」



日本で買ったCD続き。たまのアルバム「たま」から一曲。
3たま編成でいわゆる「しょぼたま」ではないけど曲の感じ(アレンジとか)は「しょぼたま」に通じるシンプルさがあって、なかなか普段光があたらない心の隙間に風が入ってくるような曲が数々収録されています。

「レインコート」や「あるぴの」も大好きだし「デキソコナイの行進」も密かな名曲だし「全裸でゴ・ゴ・ゴー」にもにやりとしちゃうけど紹介するならこの曲かな。
「風と石と僕」の永久ループな音楽、そのちょっと変わった形式に興味を惹かれたのももちろんあるのですが、その渦みたいな音楽と静かでざわざわするような雰囲気に巻き込まれ取り込まれてしまって。波紋のように心のなかに広がる感じがあります。

それで歌詞を聴いてると漫画「アタゴオル」の自然の万華鏡に「移る」話を思い出します。人間の時間、石の時間、風の時間。そういうことに考えを巡らせるならやっぱこの曲を聴きながらいいな。

3たまには3人編成独特のいいとこいっぱいあってこのCDではそれを存分に味わえるのですが、4人のときのたまのサウンドやスタイルもとっても好き。4たまで持ってないのはあと「そのろく」だけかな?もう大分長いこと買いそろえてきたんだなあ・・・

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余裕がないとはいえ三国志(ちょっと)三昧。
相変わらずあたふたしながら過ごしている流 星姫ですこんばんは。
ちゃんと余裕をもって仕事を受けてるし実際余裕もあるはずだしピアノもほぼ毎日できてるけど頭の中が忙しい。
一時帰国の準備もしなきゃ(何回目だ)。

そんな中暇さえあれば「孔明のヨメ。」を読み返したり適時無双ブラストを回したり夜には三国志11英雄集結シナリオを進めたり、結構三国志タイムがくつろぎ時間を占めてる。
すっかり三国志好き取り戻したなー。でも今回の一時帰国では三国志関連旅は出来なさそう。いつかきっと。

無双ブラスト、通常ステージ(激闘編)の難しい方までなんとか安定して遊べるようになって、通常入手可能な武将で持ってないのも残り2人(馬良と馬騰、どっちも好きなので早く会いたいです)。
今はイベント期間で限定アイテムをゲットするべくそっちにかかりっきり。なんか初のイベント専用ランキングシステムの導入で目当てのアイテムがもらえるボーダーラインぎりぎりでやきもき。まったり自分のペース遊ぶのが性に合ってるので相対的な諸々は苦手・・・

ブラストでSR(スーパーレア)武将を入手するのは運任せのガチャ(登用)の他に登用ポイントを貯める方法もあるのですが、ただ今ちょっと時間をかけてSR馬超貯金しています。馬超は激闘編の専用ストーリーが好きで、馬超がもともと好きなわけじゃないけど描写と物語がよかった。

ブラストの列伝ストーリーは結構好きなのが多いです。本家(7猛将伝)が割と広くgenericな感じで進んでたのと対照的にいろんなキャラクターに視点をあててじっくり迫る感じかな。以前ちょろっと書いたのですが本家のストーリーを補完するようになってたり、はたまた同じ時代枠を違う主人公で違うストーリーとして描いたり(呂布伝と貂蝉伝とか)。
晋のストーリーを天才・鍾会の目線で追う鍾会伝や、呉のストーリーを結構大胆にアレンジした大喬伝、他の物語とはちょっとちがう呂布像を描く貂蝉伝がお気に入りです。
(あと三国志自体ではマイナーもマイナーな樊玉鳳が主人公の列伝もあって、ストーリーがどう描かれてるかものすごーく気になる!)

そしてブラストはさっきも書きましたがまったり一人で遊ぶのが好きで。短期的・中期的な目標を設定してもくもくと毎日遂行していく遊び方。たまに運がやってきてガチャでSR武将が出てきて列伝やったり、イベントになったらまた遊び方を工夫したり。日常にルーチンがあると落ち着く自分にとっては向いてるゲームみたいです。

あと番外編的な話としては張苞の得意武器、連刃刺が実際どういう武器かブラストでのモーションを見るまで全貌が分からなかった。あれは短い本体とそこから伸びる棘付きワイヤーみたいな長い部分とでできてて特定の攻撃でワイヤーが伸びる(しかもリーチがすごい長い)というものなんですね。本家だと振りが早めなのと画面に映るものが多くてあの細いワイヤーは見えにくい。本家では長短の使い分けも分かるようになったし「転身」もあってなかなか使いいいです。

三國志11はなんか最初に遊び始めたときから苦手なことが変わってない気がします。
このゲームは中国全土が一枚マップなのですが、攻めるのに苦手な都市、守るのに苦手な都市が毎回同じだったり、あと戦後の捕虜処理とか内政回復とか、一つ都市を落としてから次に準備を素早く整えたり、効率良く資源を輸送したり。全体的にもたついてるなあ、と我ながら思います。でもそこんとこのやりくりが無双エンパではない楽しい悩みでもあり。

前も書いたか分からないですが三國志シリーズは全武将プレイ作品はやったことないので13が出るのは楽しみです。エンパでしばらく在野のままぶらぶらしたり交流があったりなんだり、謀反したり、一つのゲームプレイで視点やプレイスタイルが変わるのも面白いので。(ただエンパはやっぱりコマンドや方針の自由度から君主プレイが楽ではあるかな)

そして今三國志13の公式サイト見てたら初回特典の追加シナリオ「英雄十三傑」なんてものがあってびっくり。クイズ番組でも正解の数が明確になってる多答問題は(DVD一時停止して)全部答えたくなってしまう性ゆえ英傑13人が誰かものすごーく気になります。英傑=君主、ということであれば曹操・孫堅・劉備・袁紹・呂布・董卓・公孫瓚・劉表あたりは確定かな。あとは司馬懿・孟獲・劉焉・袁術・・・あれ、すぐ大半が埋まっちゃったぞ。これだと今11でプレイしてる「英雄集結」シナリオとそんなに変わらないんじゃ(汗)覆る意外さを期待。

さて、明日は一人でシティに遊びにいく休みなので諸々の感想を次回に。


今日の一曲: 聖飢魔II 「モーニングティーを二人で」



これも妹購入の聖飢魔IIリマスターアルバム「PONK!!」から。
各大教典(アルバム)にそれぞれの特色がある的なことは前回も書きましたが「PONK!!」は中でも変わってるというか、聖飢魔IIのイメージ、ヘビメタ&ハードロックのイメージとはかなり離れたとこにある楽曲揃い。聖飢魔IIのポップスってことでいいのかな。
(あと前ちらと聴いたことのあるデーモン閣下のソロアルバムにもスタイル似てるとこある。ただこっちも閣下作曲楽曲多いけど)

そんなわけで前紹介した「恐怖のレストラン」のおどろおどろしさとは対極的な、明るくてとにかくテンションが上がる曲と素直な美しさのバラードが収録されてます。「モーニングティーを二人で」は前者。
テンションもあがるし音楽として完成度もすごく高く、なんかロックとしての明るさが突き抜けてるというか。あと音の密度も濃い。(基本的に背景に色んな音がある複雑な感じが好きなのです)
朝からがんがん聴ける爽やかさもありながらちゃんと聖飢魔IIで、すっかりヘビロテラインアップに入ってしまってます。

「PONK!!」大教典自体がそんな朝から聖飢魔IIにオススメな曲揃いで。「ふたりのWHITE NIGHTS」はシンプルさが素晴らしいバラードだし「ロマンス」も長年お気に入り。
とにかく聖飢魔IIの音楽の幅の広さにびっくりして欲しいアルバムです。試聴ものすごく推奨。

・・・ところでジャケットの後ろの構成員担当パートにある「roast beef 1 pound a day」とは(汗)

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真・三國無双7 Empires遊んでます
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
そして最近またもや外国のスパムアクセスが勝手にアクセス制限と戦ってカウンターを回しております。あっというまに18000超えですが他に対策もないので車を回すハムスターのように思っておいています。
そして音楽方面も豪方面も一応エントリー準備してるのですがまだ準備中なのでちょっと今日はゲーム方面を。

以前もキャラ作成エントリー立てましたが真・三國無双7 Empires遊んでます。
以前の荀彧さんプレイは無事クリアして、今回はもうちょっと幅のあるプレイをすべく呂玲綺ちゃん(呂布の娘)でランダムシナリオ(英雄集結)君主プレイ中。とはいえ狙って行動しないと色々できなかったりまだまだ要精進。

そもそも真・三國無双7 Empiresは無印版・猛将伝とは全く別のゲームになっています。
前者2つが個々のステージをクリアしていく連なりでストーリーになっているアクションゲームなのに対して、EmpiresはSLG三国志シリーズのように戦って領土を広げたり内政・人事などのコマンドもある戦略ゲームの側面もあります。
一つのシナリオは大まかに軍略・戦闘に分かれていて、戦闘の部分は無双のアクションになっていて、軍略の部分で内政的なことを色々やるようになってます。
もちろん戦略のみのゲームほどは内政も充実してないですがちゃんとゲームの運びに影響あるようになってたり。

で、戦闘も無双アクションそのままではないんです。無印・猛将伝はとにかく総大将を倒せば勝利だったのですが、Empiresの戦闘では拠点をとったり兵力を削ったり、勝利までに色々ステップを踏む必要があり。武将のアクションも武将撃破だけじゃなく雑魚を早く殲滅したりする能力も必要とされています。
あと武器の鍛錬が出来ないので無双攻撃・覚醒を使うことや回復にも気をつけなきゃいけなかったり、ランダムシナリオだと特に相手の無双武将が一気に4,5人こっちに向かってきたり、難易度普通でも結構大変。

そして三国志シリーズの全武将プレイの作品のようにキャラクターの地位・立場(在野だったり君主だったり放浪軍だったり配下だったり配下でも高地位だったり)によってとれる行動・コマンドが変わってプレイスタイルが変わるのが面白い。ただ実際の行動・戦略を考えると君主プレイが一番気が楽かも。
さらに戦闘ではプレイヤーが操作する武将を(自分がメインで動かしてる武将以外にも)選べるのが楽しい。気が楽なのは個別指示が出来る立場にある武将ですが、可能なときではそれ以外でも楽しいです。

あと他の武将と交流したり、義兄弟になったり結婚したり子供が出来たり、はたまた謀反したり、いわゆるLife Eventが色々あるのも面白い。無双シリーズの中でも特にEmpiresはプレイヤーのキャラクターに対する好みや思い入れがプレイに反映されるのがプレイ動画を見てても一つの見所で、そこからシナリオがストーリーとして発展するようなところが魅力だと思います。ただなかなかそこまで行かないんだよなー・・・(とりあえず常に攻撃に晒されて防衛戦続きだとそういう余裕もでない)

それからリプレイ価値としてはいろんな武将でプレイする他にも「生き様」システムがあります。プレイ中の行動諸々で武将の「生き様」が変わり、それによって秘計(戦闘中に使えるスキル)がもらえたり、ゲーム中で取得した秘計や生き様がエディット武将に設定できたり、あと縛りプレイというかある程度制限のあるゲームプレイができるようになります。
自分がやってるみたいにぼんやりゲーム進めてるとなかなか生き様も(それに関する称号も)ゲットできないんですよね。ちゃんと計画立ててプレイしないと。

エディット機能については以前紹介したとおりです。今でもたまにちまちま弄ってます。
そして荀彧さんプレイクリアの際に例のチャラい息子がエディット入りしたのでスクショ紹介。

無双攻撃は父親母親半々になってたはず。秘計の設定はどうなってたっけ。いくつか戦闘で使ってみたけど使い心地はそこそこでした。台詞がチャラいくらいで。
今回も呂玲綺ちゃんでクリア前に(お土産的なあれで)子供を作っておきたいところ。女性武将でプレイするとものすごい勢いで告白イベントが来るのですがまだ承諾してないです。なんとなくプレイアブルの2世武将から選びたいと思うのですがどうなるか。

Empiresで新しく追加された荀彧さん、そして武器が変わった数人以外は使い心地もほとんど変わらないと思われるのですがEmpiresの戦闘で使って「これはいいな」と思うようになった武将も数人いたり(馬岱とか)。あと単純にEmpiresの戦闘に向いてて使うのが好きになった武将もいたり(孫策とか陸遜とか)。猛将伝に戻ってまたプレイしたくなります。
おすすめはやっぱり今使ってる玲綺ちゃんかな。基本的に強いし可愛いし上記のとおり女性キャラは告白イベントとか色々くるし、元々接点があるキャラクターが少ないので心持ち的に自由度が高いような。

たまにシステム的にちょっとこれはなあ、みたいなところはあったり、あとPC版はPS4版よりもアップデートが遅れてたりなんだりしますがなんだかんだで楽しく遊んでます。あとは難易度:難しいで遊べるようになること、生き様をいろいろ試したいこと、あと今追っかけてるEmpiresプレイ動画みたいにもっとストーリー性がでるプレイができるようになりたいです。
それからエディット武将!もっとエディットを作ったり、自分のキャラの再現も納得できるようなのにしたり、エディット武将のストックを増やしてエディットありのプレイもしたい。

ということで感想にも紹介にもならなかったかもしれないエントリー。
Empiresについてのエントリーが今後あるとしたらエディット武将の紹介になるかな。無双シリーズの武将語りもまたしたいかも。


今日の一曲: バルトーク・ベーラ ピアノ協奏曲第2番 第3楽章



前回自分にとって定番な曲を全然紹介出来てない、みたいなことを書いたので。とはいえ子供の頃からずっと知ってる的な定番ではないかなこの曲は。

とはいえもう好きになって結構経つ曲。ユースオケがメルボルンでピアノコンクールの決勝で協奏曲の伴奏をやるときにメルボルンのピアニストを伴奏した曲。プロコフィエフの2番に出会って強烈な印象を受けたのもこのときですが、バルトークの2番もすごい印象的でした。演奏も曲も。(そういえば全楽章弾いたんですよねこの時)

バルトークはピアノ協奏曲を3つ書いていて3つとも違う感じの曲になってます。第2番は多分一番音が複雑で、一番幾何学的というか。管弦楽のための協奏曲の第5楽章なんかに似てますね。
ピアノのパートも難しいですがオケのパートもものすごく難しい!第1楽章はピアノと弦抜きのオケがかけあう曲で、特に金管楽器の活躍がめざましく。第2楽章はいわゆる「夜の音楽」的なスローで抽象的な音楽がすさまじい速さのスケルツォをサンドイッチ。バルトークの音楽の中でお気に入りの曲の一つです。

そして第3楽章もすごい曲。ピアノ協奏曲ですが打楽器が大活躍する楽しい曲です。
もう冒頭のティンパニから始まって要所要所の打楽器ヒット、そしてカデンツァ(ピアノの独擅場な部分)にも打楽器がどんどん出てきますからね!
聴いてると楽しくて最高にエキサイティングな音楽なのですが、テンポの変化やアンサンブルの複雑さは弾いてると(オケでも)ひやひやもの。でもそれもひっくるめて楽しいんです。

バルトークの音楽はとにかくリズムが楽しいのですが、それに関して「ピアノを打楽器として使ってる」感の楽しさもあります。それがこの第3楽章で顕著なんですよね。(ピアノ協奏曲第1番もそういうとこ強いですが)
丸い音、流れる音のピアノとはまた違う、金属と木をがんがん叩いたり打ったりする楽しさがたまらない。

もう何回も「楽しい」って言葉使ってますがバルトークのピアノ協奏曲第2番はとにかく楽しく聴ける曲だと思います。これで打楽器的なピアノに味をしめたらちょっと重さと暗さがあるけど打楽器的な第1番も。そして第3番はそのどっちとも違う晩年の美しい曲。みんなとっても素晴らしいピアノ協奏曲です。

ということで3つまとめて聴ける手持ちのCDをリンクしました。Kovacevichの演奏はなによりもクリーンでクリアなのが聴きやすくて好き。特に第2番は爽快です。
持ってて損はないCDで、バルトーク入門にも良いと思います。

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Let's make characters(真・三國無双7 Empires編)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!
前回「大人のための塗り絵本」の話をしたときに記事にリンクし忘れてました。ここです。(前のエントリーにもリンクはっておきます)
こないだこっちの大手?本屋Dymocksであるかどうかオンラインショップで調べたらなんと特集ページが出来てました。こんど見に行こう。

さてさて今回もキャラクター作成にはまってます的なエントリー。
まずは。
真・三國無双7 Empiresプレイしています。Empiresシリーズは全体的には三国志シリーズと似たような国取り・戦略の方向性のゲームで、戦闘のメカニズムは無双シリーズのアクションと似たような(ただ戦闘もちょっとtacticalな流れになってます)。説明が下手。
プレイアブル武将から一人選んで史実シナリオ・IFや仮想、ランダムシナリオを君主になるもよし、配下として誰かに仕えるもよし、しばらく在野(フリー)や放浪軍として乱世を渡るもよし、で中国統一を目指すというゲーム。
そのプロセスで義兄弟結成とか結婚とか謀反とか旗揚げとか色々イベントがあったり、戦闘ではメインのプレイ武将以外を操作したり、秘計を使って戦局を変えたり。

ゲームの主たるところの詳しいことはまた別のエントリーを立てたいのですが、Empiresシリーズの楽しみの一つがエディットモード。自分で武将を作って動かしたりNPCとして登場させたりすることができます。

 
例えばこんな感じ。顔のパーツから髪型からアクセサリーから背格好、衣装、声、武器やモーションまで細かくデザインできます。
顔のパーツとかだと種類も豊富なだけじゃなく位置や角度なども目盛りで変えられる充実度。

特にテンションが上がるのが衣装(英語版だとequipment)の多彩さ。セットとしてもたくさん種類がありますが、頭・上半身・腕・下半身・脚で別々に選んで組み合わせることも可能。ものすごいバラエティです。色も数通り(8色だっけ)から選べるようになってるのですが、衣装によって色合いが違って印象が変わることも。例えば同じ黒でも衣装によって赤の差し色が入ったり入らなかったり。(なのでコーディネートにはちょっと注意)

ただ顔のデザインは(すでに外見が決まってる場合)選択肢の多さと調整の細かさでものすごく難しいです。(こういうところはAoW3のお手軽感がたまにうらやましくもなります)
エディット武将はテスト戦闘が出来るようになっているのですが、サムネイル表示や実際動いてるのを見るとあーでもないこーでもないと数日寝かせたりして顔のパーツをエンドレス調整したくなること多々あります。

もう一つ難しいのが体型と身長。身長は体型・身長・脚の長さで決まるのですがこれが難しい。(ネットで検索すると対応表が載ってますが)いろんな体型の武将が作れるながら他の武将(エディット・プレイアブル含む)との身長差を考えたいときにちょっと不便なところもあり。

エディット武将の動きは武器によって変わります。既成プレイアブル武将と一部過去作の武器・モーションから選べるようになってるシステム。作ったキャラに色々持たせて似合う似合わないを見るのも楽しい。
モーションは武将セットを選ぶことも通常攻撃も無双攻撃などの特別攻撃を個別に選ぶことも出来ます。ある程度の統一感は欲しいですが、せっかくエディットできるんだから全く既成武将と同じでもなーとも思っちゃいますし、あと武将によっては癖のあるモーションがあったり(筆頭が郭淮さん)。悩み所です。

この自由度の高さで色んなキャラをエディット武将として再現しているのもニコニコ動画などで見かけます。(プレイ動画シリーズも色々ありますし、あとスマホの無双ブラストの武将を再現してる人もいました)
私も実在人物をエディット武将化してみたり(最初練習として目の前にいた妹と鏡見て自分作ってみた)、長年創作にいるキャラを作ってみたり、あと漫画のキャラクターを再現してみたり。ちなみにさっきのスクショの2人は名前と武器、おおまかな方向性だけ決めて作ったほぼまっさらな新武将です。

そうやって色々試してみた結果、まっさらから作るときは顔と髪型、武器から作って、後で体格や衣装を調整したりするのが作りやすく、すでにヴィジュアルがある武将を再現するときは髪型・体格・衣装で大まかな像を作っておいてから顔の詳細を詰めていくのがうまくいきやすかったり。あくまでも個人の体験ですが参考までに。

ちなみにエディット武将はアップロードもできるようで、シナリオに他人のエディット武将が登場する(または自分のエディット武将を他の人のシナリオに登場させたりする)こともあり。
さらにプレイ中に異性キャラクターと告白→結婚とステップを踏むと子供が産まれるのですが、シナリオ勝利時にエディット武将として保存することができるそうです。
子供はある程度両親の特徴を受け継ぐようですがランダムな要素もあるらしく。

うちは今荀彧殿(7エンパ追加武将なので)でプレイ中、蔡文姫ちゃんと結婚して生まれた子供がいるのですが、外見は2人を受け継いだのがなんとなくわかる、なかなか素敵な文官風武将なのですが(武器は文姫ちゃんの箜篌)、口調がくだけたというか若干チャラい若者に育ってしまいました。これはこれで想像を掻き立てられるし面白いので保存しようと思います。多分根は良い子。

スクショの2人も含めエディットキャラはまだまだ調整中。そのうちエディットで中国制覇したいですが、今のゲームプレイだとシステムの諸々に振り回され過ぎてプレイヤーが物語を進めていく感覚が全くないので、なんとかコントロールが効くようになったらチャレンジしたいと思います。
そして新しいエディット武将ももっと増やしたい!アイディアからなんとかしなきゃですが!


今日の一曲: 真・三國無双7サウンドトラック 「Oriental Rush」



今気づいたのですが、真・三國無双7 EmpiresのサウンドテストってEmpires追加BGMはゲームプレイで出てきた分だけアンロックされるようになっている!?(無印・猛将伝分はそのまま聴けますが)道理で最初みたとき少ないと思ったわけだー。これはどしどしアンロックしていかなければ。

無双を遊んでるとBGMを比較的じっくり聴くことがあるのは戦闘中。(というかリピートで聴くってことですな)
そんな中で戦闘BGMでなにが嬉しいかってテンションが上がって頭の動きが刺激されることかなーと思うのですが、それを考慮するとこの曲が一番好きなのかもしれないです。
「Oriental Rush」、もとは5でのBGMだったみたいですが7猛将伝では呉のIF戦闘で使われてました。江陵防衛戦だったかな違ったかな。

なにってまずテンポがいい。ノリのいいテンポってのはクラシックでもそれ以外でもやっぱりあって。例えば指揮者が曲の中で4拍振ってるところから2拍振ってるところに変わる、リズムの感じ方が変わるテンポってあるのですが(またもや説明下手)、そういうところにある曲の速さ。
それとメインのメロディーの駆け上っていく感じが爽快で、リズムと相まって波に乗るような気持ち良さがあって。たまらない駆ける感とスピード感。
さらにそのメインメロディーがギターとキーボードで音の性質が変わることで印象が変わるのも素敵。

あとこの細かい刻みがなんか気持ち良い。軽さと先ほどの駆ける感があって執拗になりすぎないながらも程よく掻き立てるような感覚があります。(そこが多分頭の刺激になってるとこだと思われ)

無双7は他にもBGMで好きな曲いっぱいです。戦闘BGMだと赤壁のCapricious Windとか長安奪還戦のStrength, Weaknessとか(これはでもステージの内容からしてテンションが上がりまくるやつ)、戦闘以外だと魏の悲哀(Deep Blue: Pathetic)のホルンが(本物じゃないけど)すごいいい影の主役してて感極まったり、事典BGMはみんな好き。
EmpiresのBGMも色々追加されているようなので集まったらまた紹介したいと思います。

とりあえずサントラ全集みたいなCDを見つけたのでリンク。ここここんだけ曲数あるのにこのお値段なんだ・・・(汗)


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Let's make characters(Age of Wonders 3編)
本題の前の前に一つ。
Facebookでメンタルヘルス団体が「大人のための塗り絵の本」についての記事を紹介してました。なんでもストレス管理に効果的だとか。ストレス管理なくても美しい&楽しそう。これは一つ(あるいはそれ以上)探して入手してみるかな。色鉛筆最近使ってなくてちょっと寂しいし。

そして本題の前に一つ。三國無双7 Empires遊び始めましたー。
新武将・荀彧で争覇モード「黄巾の乱」シナリオを始めてみました。このころ荀彧は何進配下で一般配下武将プレイ中(今の処太守になってます)。曹操・夏侯惇と義兄弟になっておいたのでもしも曹操が何進を見限ったら連れてってくれる・・・はず。ただ独立・謀反してくれるかなー。荀彧なので自分が君主になるのはちょっと違うので。
それでエディットモードで色々作るのもはかどってるのですがそれは次回のLet's makeで。

今回は前々から色々楽しんでたAge of Wonders 3のEdit Leaders機能の楽しさをひとつ綴ってみたいと思います。

Age of Wonders 3のキャンペーンゲームはそれぞれのステージを決まったキャラクターでプレイしますがランダムマップやオンラインプレイ、その他モードは既成のキャラクター(キャンペーン登場リーダー全員)や自分で作ったリーダーで遊ぶことができます。
カスタムリーダーは種族・クラス・specializationなどゲームプレイに影響のある要素だけでなく外見なども細かく決められるのが特徴的で、かなり充実してます。

カスタムリーダーはメインメニューの右上のプルダウンから、またはランダムマップ等開始時に作成できます。後者の場合作ったリーダーはその場で保存できるので忘れなきよう。
作成画面(前述3要素を決めたあとの画面)はこんな感じ。


カスタマイズできる要素とか種類は限られてはいますが(というか無双エンパがものすごいのでそう見えるだけかも)、それでも作れるキャラクターは幅広いです。
身体のパーツは基本種族依存、そして服の種類は基本クラス依存ですが、ちょこちょこ特定の種族とクラス(?)固有のパーツがあったりなので一つ一つ見てみるといいですよ。
固有パーツはアクセサリーに現れることが多いのかな。アクセサリーはデフォルト+クリスマス特典+拡張追加でものすごい数になったのでいちいち全部覚えてない。ただそれだけあるんで使うのは楽しいです。(ただ一部は髪型無効になるので注意。エンパでもそういうのあったな)

逆に言えば種族毎にカスタマイズできる要素とか種類が限られてるから大体何をしてもその種族らしいキャラクターができるのはありがたいところ。そこそこなキャラクターを作るのも難しくないですし、工夫と試行錯誤で完成度が高いキャラも作れます。ゴブリンやオークでもなかなか可愛いリーダーもできますし。
それからHigh Elvesは前作のWood elvesとDark elvesの混血種族という歴史設定からwood寄りにもdark寄りにも出来るようになってたり。

衣装も各クラスで選べる数が少ないと思いきや、案外十分な感じがします。同じTheocratでも善バージョンと悪バージョンがあったり、露出少なめ衣装をチョイスして体型補正したり、なんといってもEternal Lordsで追加されたNecromancerの衣装が素晴らしい!女性衣装は全部自分の趣味にストライク、というのは別としておしゃれでデザインの方向性が色々あって、キャラの体型をしゅっとさせる衣装が多い。新しく追加された背景とも相性がいい。

背景も多彩な景色が用意されてますが、照明の具合が様々なので作ったキャラの印象に大きく影響を与える要素の一つです。特にEternal Lordsで追加された背景は逆光気味で顔が暗く見えるものが多いので注意。色々こだわっちゃう性質なので自分は最終的に見えなくても一旦明るい背景でキャラ作ってから背景選びすることが多いです。

バラエティが足りなくて不便だなーと思うのは体型関係(特に人間・男性かな)とかかな。ちょっと背を縮めたいとか体つきを調整したいな、とか。欲をいえば目の形とか、エルフはみんな吊り目ばっかりだからねー。あとアクセサリーでは左右反転オプションも欲しいところ。
どれも実際にゲームでプロフィール絵だけじゃなく戦闘・ミニアイコンにもある程度反映されるとなると実装するのは難しそうですが。

このEdit leaders機能で一番すごいと思った&オススメな種族がDraconian、そしてEternal Lordsで追加(カムバック)されたTigranです。どちらも人間・人間に近い姿の種族よりずっと自由度が高く感じるというか、パーツの組み合わせでできる個性が豊富。
Draconianは皮膚の色の種類がかなり多く(赤系・青系・緑系・灰色系など)、髪型=角の形も色々。竜と人のミックスということは前作から知ってたのですが、今作のキャラ作成でやっとどういう種族かイメージがはっきりした気がします。
Tigranも顔の形・模様を組み合わせるとライオン系だったり豹系だったり、あれこれどっちかというと犬じゃない?みたいなキャラクターも作れます。あと拡張追加の都合でエジプト風アクセサリーと相性が良い。
ということでちょっと軽くこれらの種族でキャラクターサンプル作ってみました。



キャラクターの書き出しは出来ませんが、全要素が1つの画面に表示されるのでスクショさえ撮っておけばバックアップ・共有・再現に使えます。あと既成キャラクター(あとランダム生成キャラクター)もエディット画面で表示できるので他のリーダーをベースにキャラクター作成することもできます。(既成リーダーは上書きされないようになっています)
既成リーダーは完成度が高いので参考するのにおすすめ。

ということで今回はAge of Wonder 3のキャラ作成でしたが次回は無双7エンパのエディットモードでのキャラクター作成について語りたいと思います。
エンパのメイン、争覇モードはまだまだ分からない・慣れない要素があるので要練習。そのうち感想書きたいです。


今日の一曲: Age of Wonders 3 "Golden Realms" サウンドトラックより「March of the Halflings」

(AoWのオリジナルサウンドトラックはSteamでデラックス版DLCに入ってます)

こないだふと「そういえばAoW3のサントラ、拡張の分はどうなってるんだろう」と思って調べたら上記のページに入手方法が書いてありました。
Golden Realmsが5曲、Eternal Lordが5曲の様子。

「March of the Halflings」は初代AoWのサウンドトラックのリメイク版。ゲームの進化に合わせて音楽も洗練された印象。第1作から様々な争乱に巻き込まれてきた彼らはGolden Realmsで復帰以来内乱があったり身内が巨悪に通じてたり、これまでに増して厳しい運命に翻弄されています。なのでリメイク前のちょっとファンタジーな感じに比べてリメイク楽曲はちょっとシリアスめなテイストに思えます。

AoWシリーズのサウンドトラックは(とくに第2作以降)普通にBGM、楽曲として聴いても美しいものが多いのですが拡張分のサントラもさらに進化している感があります。Golden Realmsだと他に「Crimson Cacophony」、そしてEternal Lordは全体的にアンビエントというか雰囲気が素敵な曲ぞろいな中「The Blessed Sands」がお気に入り。

ということで自分のように遊ぶときはサウンドオフでも改めて音楽として聴いてみるのがおすすめな音楽です。ゲーム内でもゲーム外でも是非。

拍手[2回]