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(ちょっとばたばたして書きかけのまま放置してました!なので最初の段落のピアノの話は火曜日時点の話ということで・・・)
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
なんだかちょっとばたばたしそうな予感がする今日この頃ですがピアノは数日続けて練習できてるのがものすごく落ち着きます。やっぱ毎日続けられると安定しますね。毎日どのまなざしを弾くかプランニングも落ち着いてできますし。
さて、こないだやるっていったゲームエントリー。AoW3でもなく無双でもなく、たまたま話を聞いて知った、それでプレイして好きになったゲーム2つを紹介。どちらも「滅びた世界」を舞台にした作品ですがジャンルなど大分違います。
(ちなみにWindows版はどちらもsteamで購入可です)
1つめはDejobaan GamesによるElegy for a Dead World。以前Wiredかどっかの記事で紹介されてて知った、創作の物語を書くゲームです(英語のみ)。
ゲーム内には3つの世界があって、その中を旅しながら物語の断片を順次執筆していくシステムで、完全自由に執筆するタイプや文豪の作品の穴埋めとして書いていくパターン、韻を踏む詩など特定の形式や題材で書く形式もあり。また、教材としての利用も意図していて文法を直すフォーマットもあります(正誤判定はゲーム内ではしてくれないので先生に見せるのかな)。
ストーリーを書き進めるにあたって分岐や選択肢はなく、単純に書き進めていくゲームですが、フォーマットを変えて色々挑戦できるし同じフォーマットでも挑戦するときによって違うストーリーが書けるのである意味やりこみ要素は結構あるんですよね。
また、書き上がった作品は編集したり管理したり絵本の様に表示したり、さらにはSteam Workshopで共有したり他の人が書いた作品を読んだりもできるようになっています。(共有しないオプションもあり。あとこのゲームの実績は共有した物語の評価となっています)
文を書くのはなあ、というも多いかと思われますが前述通り穴埋め形式のものが結構あって、文書きのちょっとしたエクササイズみたいに遊べるようになっています。ものによっては英作文の練習とかにできるかも。
それで穴埋めとはいえ言葉のチョイスとか物語の運びとか(それなりに自由はあるんです)に書き手のスタイルとか好みが現れます。ちょっと自分の書く文を見てみるにも面白いエクササイズ。
それからなにより旅する3つの世界のイラストがとても素敵。美しい、雰囲気がすごいというのもそうですが、ある程度抽象的だったり象徴的なエレメントが混ざってて物語のお供としてちょうど良いのかも。見てるだけでも楽しいです。
教材としての発展、それから似たようなゲームが増えると面白そうだな。
もう一つのゲームは友人から紹介があったThe Talos Principle(タロスの原理)。Croteamによる「哲学的パズル」ゲームです。こちらは日本語版もある様子(日本語ローカライズの具合はどんなかかな)。
人間型をした機械として遺跡を探索し、時に天の声に導かれ、時にそこらに落ちてるコンピューターに記録されたデータを読みながらこの世界のこと、自分の存在について様々な謎を解き明かしていくゲームです。
ゲーム内で何をするかというと、遺跡に落ちている様々な機械を操作することでパズルのピースを集め、そのピースを石版にはめて別のエリアに進む、が基本のよう。各種パズルには時間制限はなく、じっくり取り組むようになってますが、たまに天の声が「別にここじゃなくて他のとこを挑戦してもいいんだよ」みたいなこと言ってきたり。その言葉の通り様々な「部屋」があって、進むルートも複数あるとか。それでルートの選択にはそれぞれ報いがあるそうで。
このゲームは一人称ゲームで、デフォルトの設定でデモ(そう、無料のデモがあるんです)じっくり遊んでたらちょっと気持ち悪くなりました(汗)
ですがご安心を。ゲーム内にちゃんと乗り物酔い軽減設定があります。ワンタッチ設定・手動設定どっちも可なのもいいですね。(あとこの設定の項目とかで乗り物酔いが何に左右されるかってのも分かって面白い)
パズルの難易度は色々みたいですが、どれもちゃんと各機械の機能をちゃんと分かって、目指す解決状態とそこまでのプロセスを頭の中で組み立てていったり試行錯誤していくのが楽しい。それから時間制限がなくじっくり何度も考えていくのもいいですし。結構せっかちな自分ですが気長に構える楽しみ。
The Talos Principleのゲーム全体にわたるストーリーというかテーマについてはまだ何も言えないですがこれから少しずつ解明されてくのが楽しみです。あと遺跡とか島諸々の景色がいいのに憩います。
そして前も書いたと思いますが真・三國無双7Empiresを購入・インストールして遊ぶまではいかないながらもそわそわしながらエディット機能を弄ったり辞典機能で年表をみたりなんだりしています。エディット機能、衣装がパーツで替えられたり顔のパーツを細かく変えられるのが全然マスターできてないのですがここもまたゆっくり楽しみに。
あとAoW3のEternal Lordキャンペーンゲームのラストは完全にビビってるのでキャラクター作成とランダムマップをいじってハードル下げようかなー・・・
今日の一曲: グスタフ・マーラー 交響曲第4番 第3楽章
こないだのコンサートから。(プロコフィエフは後日また)
マーラーが書いた9つ+αの交響曲の中で第4番は比較的短くて軽くて聞きやすい方(あと第1番も同じくらいかな)だとは毎回言いますし実際そう思ってるのですが、だからといってこの第4番が内容が薄いとかマーラーの交響曲としてのクオリティに欠けるとかそういうことでは全然ないのですよ。(ただダークさとか濃厚さを求めてるとやっぱり4番は違うかなあ)
4番を聞いてるとその繊細かつ壮大な世界に毎回驚かせられ上記の素晴らしさを感じるのですが、その筆頭がこの第3楽章だと思います。第1楽章、第2楽章とlight-heartedで踊るような軽さ、スタッカートが特徴的な楽章が続いたあとのこの歌うようなロマンチックレガートの弦の音。チェロのメロディーが静かにかっこいい!マーラーのこういうチェロの使い方が大好きなんですよ。
そして最後の方の突然とも思える大きなクライマックスの壮大さと輝き、そこからの終わりへの導きにも惚れ惚れ。
マーラーの交響曲はこの曲もそうですし第3,5,6番なんかもスローな音楽が「眠り」を思わせるような性質があって。(特に第4番は子供とか自然が主役ですから眠りの要素と思って自然かな)それが割とメシアンの「眠り」(まなざし15番とかトゥーランガリラ第6楽章とか)に通じるところがあるような気がするのです。Sleepというかslumberという言葉がフィットする、甘くけだるいところがある眠り。マーラーの「夜の音楽」的な表現って本当に美しい。
スローな楽章とあって弦楽器が大活躍するなか前述の通りチェロの美しさは何度言及しても足りないくらいですが、ホルン(マーラーといえば!)とハープ(マーラーのスローな楽章といえば!)の活躍も聞き逃せません。どちらもサポートの役割が多くて狙って聞いてないともしかしたら聞き逃すかもですがホルンは第1ホルンが一人で出ずっぱりの助演俳優してるところもあったり、それがまた4番ならではのささやかな、でもかっこいい活躍の形になってます。
ということでリンクしたのはテンシュテット指揮の録音(手持ちと同じはず)。ボックスセットでマーラーの交響曲を買うならテンシュテットが今最有力候補かな(というか両親が持ってるのがそう)。もちろんボックスセットでいきなり揃えなくてもマーラーの交響曲は様々な録音がさまざまな組み合わせで販売されてます。色々な指揮者・オケのマーラーを聴いてみるのも楽しいですよ。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
なんだかちょっとばたばたしそうな予感がする今日この頃ですがピアノは数日続けて練習できてるのがものすごく落ち着きます。やっぱ毎日続けられると安定しますね。毎日どのまなざしを弾くかプランニングも落ち着いてできますし。
さて、こないだやるっていったゲームエントリー。AoW3でもなく無双でもなく、たまたま話を聞いて知った、それでプレイして好きになったゲーム2つを紹介。どちらも「滅びた世界」を舞台にした作品ですがジャンルなど大分違います。
(ちなみにWindows版はどちらもsteamで購入可です)
1つめはDejobaan GamesによるElegy for a Dead World。以前Wiredかどっかの記事で紹介されてて知った、創作の物語を書くゲームです(英語のみ)。
ゲーム内には3つの世界があって、その中を旅しながら物語の断片を順次執筆していくシステムで、完全自由に執筆するタイプや文豪の作品の穴埋めとして書いていくパターン、韻を踏む詩など特定の形式や題材で書く形式もあり。また、教材としての利用も意図していて文法を直すフォーマットもあります(正誤判定はゲーム内ではしてくれないので先生に見せるのかな)。
ストーリーを書き進めるにあたって分岐や選択肢はなく、単純に書き進めていくゲームですが、フォーマットを変えて色々挑戦できるし同じフォーマットでも挑戦するときによって違うストーリーが書けるのである意味やりこみ要素は結構あるんですよね。
また、書き上がった作品は編集したり管理したり絵本の様に表示したり、さらにはSteam Workshopで共有したり他の人が書いた作品を読んだりもできるようになっています。(共有しないオプションもあり。あとこのゲームの実績は共有した物語の評価となっています)
文を書くのはなあ、というも多いかと思われますが前述通り穴埋め形式のものが結構あって、文書きのちょっとしたエクササイズみたいに遊べるようになっています。ものによっては英作文の練習とかにできるかも。
それで穴埋めとはいえ言葉のチョイスとか物語の運びとか(それなりに自由はあるんです)に書き手のスタイルとか好みが現れます。ちょっと自分の書く文を見てみるにも面白いエクササイズ。
それからなにより旅する3つの世界のイラストがとても素敵。美しい、雰囲気がすごいというのもそうですが、ある程度抽象的だったり象徴的なエレメントが混ざってて物語のお供としてちょうど良いのかも。見てるだけでも楽しいです。
教材としての発展、それから似たようなゲームが増えると面白そうだな。
もう一つのゲームは友人から紹介があったThe Talos Principle(タロスの原理)。Croteamによる「哲学的パズル」ゲームです。こちらは日本語版もある様子(日本語ローカライズの具合はどんなかかな)。
人間型をした機械として遺跡を探索し、時に天の声に導かれ、時にそこらに落ちてるコンピューターに記録されたデータを読みながらこの世界のこと、自分の存在について様々な謎を解き明かしていくゲームです。
ゲーム内で何をするかというと、遺跡に落ちている様々な機械を操作することでパズルのピースを集め、そのピースを石版にはめて別のエリアに進む、が基本のよう。各種パズルには時間制限はなく、じっくり取り組むようになってますが、たまに天の声が「別にここじゃなくて他のとこを挑戦してもいいんだよ」みたいなこと言ってきたり。その言葉の通り様々な「部屋」があって、進むルートも複数あるとか。それでルートの選択にはそれぞれ報いがあるそうで。
このゲームは一人称ゲームで、デフォルトの設定でデモ(そう、無料のデモがあるんです)じっくり遊んでたらちょっと気持ち悪くなりました(汗)
ですがご安心を。ゲーム内にちゃんと乗り物酔い軽減設定があります。ワンタッチ設定・手動設定どっちも可なのもいいですね。(あとこの設定の項目とかで乗り物酔いが何に左右されるかってのも分かって面白い)
パズルの難易度は色々みたいですが、どれもちゃんと各機械の機能をちゃんと分かって、目指す解決状態とそこまでのプロセスを頭の中で組み立てていったり試行錯誤していくのが楽しい。それから時間制限がなくじっくり何度も考えていくのもいいですし。結構せっかちな自分ですが気長に構える楽しみ。
The Talos Principleのゲーム全体にわたるストーリーというかテーマについてはまだ何も言えないですがこれから少しずつ解明されてくのが楽しみです。あと遺跡とか島諸々の景色がいいのに憩います。
そして前も書いたと思いますが真・三國無双7Empiresを購入・インストールして遊ぶまではいかないながらもそわそわしながらエディット機能を弄ったり辞典機能で年表をみたりなんだりしています。エディット機能、衣装がパーツで替えられたり顔のパーツを細かく変えられるのが全然マスターできてないのですがここもまたゆっくり楽しみに。
あとAoW3のEternal Lordキャンペーンゲームのラストは完全にビビってるのでキャラクター作成とランダムマップをいじってハードル下げようかなー・・・
今日の一曲: グスタフ・マーラー 交響曲第4番 第3楽章
こないだのコンサートから。(プロコフィエフは後日また)
マーラーが書いた9つ+αの交響曲の中で第4番は比較的短くて軽くて聞きやすい方(あと第1番も同じくらいかな)だとは毎回言いますし実際そう思ってるのですが、だからといってこの第4番が内容が薄いとかマーラーの交響曲としてのクオリティに欠けるとかそういうことでは全然ないのですよ。(ただダークさとか濃厚さを求めてるとやっぱり4番は違うかなあ)
4番を聞いてるとその繊細かつ壮大な世界に毎回驚かせられ上記の素晴らしさを感じるのですが、その筆頭がこの第3楽章だと思います。第1楽章、第2楽章とlight-heartedで踊るような軽さ、スタッカートが特徴的な楽章が続いたあとのこの歌うようなロマンチックレガートの弦の音。チェロのメロディーが静かにかっこいい!マーラーのこういうチェロの使い方が大好きなんですよ。
そして最後の方の突然とも思える大きなクライマックスの壮大さと輝き、そこからの終わりへの導きにも惚れ惚れ。
マーラーの交響曲はこの曲もそうですし第3,5,6番なんかもスローな音楽が「眠り」を思わせるような性質があって。(特に第4番は子供とか自然が主役ですから眠りの要素と思って自然かな)それが割とメシアンの「眠り」(まなざし15番とかトゥーランガリラ第6楽章とか)に通じるところがあるような気がするのです。Sleepというかslumberという言葉がフィットする、甘くけだるいところがある眠り。マーラーの「夜の音楽」的な表現って本当に美しい。
スローな楽章とあって弦楽器が大活躍するなか前述の通りチェロの美しさは何度言及しても足りないくらいですが、ホルン(マーラーといえば!)とハープ(マーラーのスローな楽章といえば!)の活躍も聞き逃せません。どちらもサポートの役割が多くて狙って聞いてないともしかしたら聞き逃すかもですがホルンは第1ホルンが一人で出ずっぱりの助演俳優してるところもあったり、それがまた4番ならではのささやかな、でもかっこいい活躍の形になってます。
ということでリンクしたのはテンシュテット指揮の録音(手持ちと同じはず)。ボックスセットでマーラーの交響曲を買うならテンシュテットが今最有力候補かな(というか両親が持ってるのがそう)。もちろんボックスセットでいきなり揃えなくてもマーラーの交響曲は様々な録音がさまざまな組み合わせで販売されてます。色々な指揮者・オケのマーラーを聴いてみるのも楽しいですよ。
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