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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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「Plexus: Progression」コンサート感想など
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

毎回書いてるような気もしますが寒い!南極からの南風が痛い!
こんなにメルボルンの冬って寒かったか。ユニクロができてよかったですよ(ヒートテック・フリース・ダウンは本当ありがたい)。

そんな寒い中またコンサートに行って来ました。毎回おなじみPlexusのコンサートです。
早速プログラムから。

Plexus: Progession
バイオリン:Monica Murro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos
Lachlan Davidson 「Trio for Fred」
Luke Howard 「Faithful Unto Death」
Martin Kay 「The Burrow」
Tony Gould 「Trio for Stefan」
Allan Zavod 「Flurry」
(全て世界初演)

今回は5曲のほとんどにジャズのエレメントがあって、いつもよりも似通った曲が揃いました。それはそれで楽しかった。Tony Gouldとかジャズがネイティブで自然で息をするようにジャズだったなー。
あんまり響かない曲もあったながらもFaithful Unto Deathは自分にどストライクだったし、The Burrow(コンサートで会った友達にはこの曲が人気でした)の聴き応えもすごかったですし。
ちなみに今回作曲家出席率はもしかしたら過去最高に近かったんじゃないかな?5人中4人来てました。あと今回は年配の作曲家がほとんどでしたね。まだまだ元気なおっちゃん揃い。

クラリネット奏者の方はほぼ毎回複数の楽器持ち替えしてるのですが今回は(借り物の)アルトサックスも登場。ただサックスより今回はバスクラがすごかった。どの曲かちょっと記憶が曖昧になってしまったのですがバスクラが機動力あるmoving bassをがんがん奏でてたのが最高にかっこよかったです。バスクラってただのベースラインじゃなくてチェロみたいに幅広い活躍ができるんだなと改めて。みんなバスクラのパートを音で埋めようぜ。

それで今回はMelbourne Recital Centreでのコンサートで大学時代の友達(一人はブリスベンからこっちに来てた)と一緒だったので奏者・作曲家共々隣のBlondieというレストランバーで飲みました。ちなみに日本酒置いてました(飲まなかったけど)。ただRecital Centreのコンサート・営業時間と連動してるのか昨日はコンサート終わりでRecital Centreが閉まるとキッチンも閉まったりちょっと遅くに来るのには向いてないかも。

今回の集まりはどうも喫煙者が多くて寒い中外で随分長い間立ち話してました(メルボルンは飲食店屋内は禁煙で、他にも喫煙できない場所が色々あります)。6時開演の1時間ちょいコンサートで、なんだかんだで10時半くらいまで帰りませんでした。寒いし煙たかったですがあんまり苦にならないくらい話が盛り上がって。

音楽仲間ってやっぱりいいですねえ。基本個性がきつい人が多くて、性格的・人間的にものすごく合うわけじゃない人も珍しくない中、音楽やそのほか諸々の話で盛り上がるのが楽しくてそういうことが全く気にならなくいつまでも時を過ごせるというか。初めての人に会ったり話したりするのも音楽絡みならほとんど人見知りしない。趣味が共通している集まりって結構そういうとこがあるのかもしれないけど、自分にとっては音楽でとにかく突出している様子。

そんなこんなでご飯はちゃんとは食べなかったので10時半過ぎに帰る時にFlinders Street駅に行ったらコーヒー屋も一つまだ開いてたし食べ物屋さんもいくつか開いてたのでお寿司が買えるところでたこ焼き(1串4つセット)を買って食べました。前述日本酒も色んな所で扱ってる店が増えてますがたこ焼きも増えてくれると嬉しいな。

さて、Plexusのコンサートは宣伝によるとDeakin Edgeで8月に一回、Melbourne Recital Centreで9月に1回で今年は終わりみたいなことが書いてあるのですがそれ本当なのかしら。聞くの忘れちゃったのですが。とりあえずその2つのコンサートを楽しみにしてます。

そしてMelbourne Recital Centreではこれまた別の知り合いのトリオを近いうちに両親がメルボルンに来たときに聴きにいく予定です。両親にはちょっと冒険なプログラムですがお気に召すかなはてさて。


今日の一曲はお休みです。


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