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楽譜と本が来たー!
ただそれについてはまた後で。
寒い寒い毎回言ってますが特に寒かったのが日曜日。空気がもう痛いくらいで、海からの風が厳しくて。
そんななか親友が行きつけ(?)の教会の100周年記念のコンサートでピアノを弾くというのでちょっと聴いて来ました。伴奏も多く自分のソロの曲はほとんど練習できなかったそうですがシューベルトの「楽興の時」の第6番なんか結構よかった。もっと弾けば良いのになあ。
教会の集まりということで若い人からお年寄りまで弾いたり歌ったりしたのですが、若い子でハープ弾いてた子がすごい上手かった。楽器を続けるのも難しいしハープはその中でも大変な楽器ですが続けて欲しくなる演奏。それから改めてハープの曲ももっと知りたいと思わせてくれてありがたい。
あとコンサートでは聴衆参加のナンバーが2曲ありました。一つは「A Nightingale Sang in Berkeley Square」(手元に金管バージョンがあったので知ってた!)で、もう一つはちょっと変わったバージョンの「My Favourite Things」。なんでも有名なガセチェーンメールから知られるようになった「お年寄りバージョン」の替え歌なのですが、経緯はともかく面白い歌詞ですよ。ここで見れるようです。
そして時変わって昨日はバレエレッスンでした。前の週休んだんでちょっと心配だったのですが(ただし部分的に練習できることは普段から練習しました)先生に褒められたので良かったー。ただやっぱり休んだので筋肉痛になりましたが。
基本姿勢で気を配ることとか動きとか全身の動きをcoordinateすることとか、基礎は大分染みこんできたんですけど一番今気になるのは筋力の不足かな。体の柔らかさとかつま先立ちとか、そこここの筋肉がもうちょっと強かったらもう少しなんとかなるんだろうかなと感じることが多々。やっぱバレエは大変だ。
さらに今日、最初にも書いたようにネットで注文した楽譜と本が届きました。
楽譜はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」から「愛の死」(リスト編曲)、ラフマニノフのピアノソナタ第1番、それからクラムの「Apparition」。
本は「Profile of a Composer: George Crumb」、クラムについての本です。
ワーグナーが嫌いだとは言いますがなんだかんだで聴くし好きな作品もあるし創作に関して色々興味深いとは思っています。でも以前友人がこの「愛の死」を弾くのを聴くまで自分がワーグナー(そしてリスト)を弾きたいと思うとは想像してもいなかった。ネットで「ローエングリン」の「エルサの大聖堂への行進」(これもリスト編曲)をDLして弾いたのですが、「愛の死」の方がリストのピアノ技巧ががんがん入ってて今日楽譜を見たらちょっとだけ心配になったのですがいつか弾きたいです。あとこれといって根拠はないですがゴリホフの「ZZ's Dream」と相性がよさそうなのでそっちもまた弾いてみなければ。
ラフマニノフのピアノソナタ第1番はこれまで前奏曲や練習曲を弾いてきましたがちょっと趣旨を変えて。ラフマはあんまり多く曲を残してなくて、そんな中でもっとラフマの曲が知りたいと大学で探ってるうちに出会った作品。なんと40分の長大な曲なのですが、それでもなんか弾きたい気がする曲です。ゲーテの「ファウスト」を題材としてるらしく、ものすごく内向的というか哲学的なフレーバーの曲で、多分(まなざしもそうですが)そういう曲を求めているんだと思います。ただ以前初見で弾いたとき第3楽章が小さい手に重くて長かった記憶があるので大丈夫かな。
それでクラムの「Apparition」は弾く用というよりもっとクラムの声楽の歌うパートの書き方と表現と歌い方が知りたいなと思って買いました。あともちろん分析&楽しむ用。もちろん歌えるようになるとは思ってませんが自分でこっそり歌ってみようと思ってます。この曲は歌詞が英語なので比較的ハードル低めなはず。
そしてクラムの本は自分の頭の中の知識確認&参考資料として購入。だって5ドルだったし。クラムについての周りの音楽家からの証言や記事、写真、一部作品の楽譜サンプル、マクロコスモス作曲の過程、それからディスコグラフィーや論文・記事の一覧などもあって、古い本なので新しい作品についてはカバーされてないもののかなり役立つ情報満載です。
中でも振り付けが作られたクラムの作品のリストと詳細はものすごくありがたい。ただ片っ端からググってみた結果なかなか映像も写真も見つからなかった。多くが70年代だから難しいかな。ただ今でもクラムの音楽に振り付けを作ってるところは色々あるみたいです。(ただバレエ側で情報を探すと作品名は書いてないことも多いのでやっぱりこの本みたいなリストは欲しい)
あと今のバレエの先生とのつながりも見つかったり。やっぱ音楽界隈・バレエ界隈は近いんだなー。
ということでほくほくしてることも多いのですが、日曜日から連続で3日ピアノ練習も出来てないのにちょっと困っています。バレエのレッスン(&練習)もそうですが続くのと続かないのでは実際弾いたりするのもそうですし心持ちも大分違ってくるので。
明日こそはなんとかと指をクロスしています。
今日の一曲: Manning Sherwin 「A Nightingale Sang in Berkeley Square」
Black Dyke Bandの公式CD購入ページ
こないだ歌ってきた「A Nightingale Sang in Berkeley Square」、元は第二次世界大戦周りの時代に作曲されたポピュラーソングだそうです。
Aメロの感じはちょっとノスタルジーがあるイギリス感に溢れているのですが、Bメロはスイングがかかってがらっと雰囲気が変わるのがちょっと新鮮でいい感じ。イギリス的な歌・曲は数あれどこういうチェンジがあるのはちょっと珍しいパターンじゃないかな。
メロディーや曲調もゆったりリラックス感がある感じですが、歌詞もまた堅苦しいことから無縁な、ロマンチックな情景や心情を表す言葉で、口調もちょっとくだけたというかカジュアルな感じ。肩の力を抜いたような音楽と言葉が心地よいです。多分この曲が流行った時代そういう感じが求められていたのかな。
この曲はその後さまざまなミュージシャン、様々な楽器でカバーされていてフランク・シナトラやグレン・ミラーによってジャズのスタンダードナンバーとして確立されたようなことが書いてありますが、今回は手持ちのBlack Dyke Bandによるトロンボーン奏者Brett Bakerを迎えた録音をリンク。金管はただ音がでかいわけじゃない、そのアンサンブルの音の暖かさ、柔らかさとトロンボーンの甘い音色が存分に味わえるアレンジになっています。
さらに他の曲もオススメが多いこのCD。ずっと前紹介した「Earth's Fury」では勇ましいトロンボーンと超絶技巧が聴けますし「Dark Eyes」はこれもスタンダードな曲がトロンボーンの色気たっぷりの暗めの音色で。どれをとっても演奏が素晴らしい!
トロンボーンのソロでのキャラクターと音楽性と技巧の多彩さを体感するにはベストなCDです。
(ただ今回試聴できるところが見つからなかった!なのでBlack Dyke Bandの公式で・・・)
ただそれについてはまた後で。
寒い寒い毎回言ってますが特に寒かったのが日曜日。空気がもう痛いくらいで、海からの風が厳しくて。
そんななか親友が行きつけ(?)の教会の100周年記念のコンサートでピアノを弾くというのでちょっと聴いて来ました。伴奏も多く自分のソロの曲はほとんど練習できなかったそうですがシューベルトの「楽興の時」の第6番なんか結構よかった。もっと弾けば良いのになあ。
教会の集まりということで若い人からお年寄りまで弾いたり歌ったりしたのですが、若い子でハープ弾いてた子がすごい上手かった。楽器を続けるのも難しいしハープはその中でも大変な楽器ですが続けて欲しくなる演奏。それから改めてハープの曲ももっと知りたいと思わせてくれてありがたい。
あとコンサートでは聴衆参加のナンバーが2曲ありました。一つは「A Nightingale Sang in Berkeley Square」(手元に金管バージョンがあったので知ってた!)で、もう一つはちょっと変わったバージョンの「My Favourite Things」。なんでも有名なガセチェーンメールから知られるようになった「お年寄りバージョン」の替え歌なのですが、経緯はともかく面白い歌詞ですよ。ここで見れるようです。
そして時変わって昨日はバレエレッスンでした。前の週休んだんでちょっと心配だったのですが(ただし部分的に練習できることは普段から練習しました)先生に褒められたので良かったー。ただやっぱり休んだので筋肉痛になりましたが。
基本姿勢で気を配ることとか動きとか全身の動きをcoordinateすることとか、基礎は大分染みこんできたんですけど一番今気になるのは筋力の不足かな。体の柔らかさとかつま先立ちとか、そこここの筋肉がもうちょっと強かったらもう少しなんとかなるんだろうかなと感じることが多々。やっぱバレエは大変だ。
さらに今日、最初にも書いたようにネットで注文した楽譜と本が届きました。
楽譜はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」から「愛の死」(リスト編曲)、ラフマニノフのピアノソナタ第1番、それからクラムの「Apparition」。
本は「Profile of a Composer: George Crumb」、クラムについての本です。
ワーグナーが嫌いだとは言いますがなんだかんだで聴くし好きな作品もあるし創作に関して色々興味深いとは思っています。でも以前友人がこの「愛の死」を弾くのを聴くまで自分がワーグナー(そしてリスト)を弾きたいと思うとは想像してもいなかった。ネットで「ローエングリン」の「エルサの大聖堂への行進」(これもリスト編曲)をDLして弾いたのですが、「愛の死」の方がリストのピアノ技巧ががんがん入ってて今日楽譜を見たらちょっとだけ心配になったのですがいつか弾きたいです。あとこれといって根拠はないですがゴリホフの「ZZ's Dream」と相性がよさそうなのでそっちもまた弾いてみなければ。
ラフマニノフのピアノソナタ第1番はこれまで前奏曲や練習曲を弾いてきましたがちょっと趣旨を変えて。ラフマはあんまり多く曲を残してなくて、そんな中でもっとラフマの曲が知りたいと大学で探ってるうちに出会った作品。なんと40分の長大な曲なのですが、それでもなんか弾きたい気がする曲です。ゲーテの「ファウスト」を題材としてるらしく、ものすごく内向的というか哲学的なフレーバーの曲で、多分(まなざしもそうですが)そういう曲を求めているんだと思います。ただ以前初見で弾いたとき第3楽章が小さい手に重くて長かった記憶があるので大丈夫かな。
それでクラムの「Apparition」は弾く用というよりもっとクラムの声楽の歌うパートの書き方と表現と歌い方が知りたいなと思って買いました。あともちろん分析&楽しむ用。もちろん歌えるようになるとは思ってませんが自分でこっそり歌ってみようと思ってます。この曲は歌詞が英語なので比較的ハードル低めなはず。
そしてクラムの本は自分の頭の中の知識確認&参考資料として購入。だって5ドルだったし。クラムについての周りの音楽家からの証言や記事、写真、一部作品の楽譜サンプル、マクロコスモス作曲の過程、それからディスコグラフィーや論文・記事の一覧などもあって、古い本なので新しい作品についてはカバーされてないもののかなり役立つ情報満載です。
中でも振り付けが作られたクラムの作品のリストと詳細はものすごくありがたい。ただ片っ端からググってみた結果なかなか映像も写真も見つからなかった。多くが70年代だから難しいかな。ただ今でもクラムの音楽に振り付けを作ってるところは色々あるみたいです。(ただバレエ側で情報を探すと作品名は書いてないことも多いのでやっぱりこの本みたいなリストは欲しい)
あと今のバレエの先生とのつながりも見つかったり。やっぱ音楽界隈・バレエ界隈は近いんだなー。
ということでほくほくしてることも多いのですが、日曜日から連続で3日ピアノ練習も出来てないのにちょっと困っています。バレエのレッスン(&練習)もそうですが続くのと続かないのでは実際弾いたりするのもそうですし心持ちも大分違ってくるので。
明日こそはなんとかと指をクロスしています。
今日の一曲: Manning Sherwin 「A Nightingale Sang in Berkeley Square」
Black Dyke Bandの公式CD購入ページ
こないだ歌ってきた「A Nightingale Sang in Berkeley Square」、元は第二次世界大戦周りの時代に作曲されたポピュラーソングだそうです。
Aメロの感じはちょっとノスタルジーがあるイギリス感に溢れているのですが、Bメロはスイングがかかってがらっと雰囲気が変わるのがちょっと新鮮でいい感じ。イギリス的な歌・曲は数あれどこういうチェンジがあるのはちょっと珍しいパターンじゃないかな。
メロディーや曲調もゆったりリラックス感がある感じですが、歌詞もまた堅苦しいことから無縁な、ロマンチックな情景や心情を表す言葉で、口調もちょっとくだけたというかカジュアルな感じ。肩の力を抜いたような音楽と言葉が心地よいです。多分この曲が流行った時代そういう感じが求められていたのかな。
この曲はその後さまざまなミュージシャン、様々な楽器でカバーされていてフランク・シナトラやグレン・ミラーによってジャズのスタンダードナンバーとして確立されたようなことが書いてありますが、今回は手持ちのBlack Dyke Bandによるトロンボーン奏者Brett Bakerを迎えた録音をリンク。金管はただ音がでかいわけじゃない、そのアンサンブルの音の暖かさ、柔らかさとトロンボーンの甘い音色が存分に味わえるアレンジになっています。
さらに他の曲もオススメが多いこのCD。ずっと前紹介した「Earth's Fury」では勇ましいトロンボーンと超絶技巧が聴けますし「Dark Eyes」はこれもスタンダードな曲がトロンボーンの色気たっぷりの暗めの音色で。どれをとっても演奏が素晴らしい!
トロンボーンのソロでのキャラクターと音楽性と技巧の多彩さを体感するにはベストなCDです。
(ただ今回試聴できるところが見つからなかった!なのでBlack Dyke Bandの公式で・・・)
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