忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Our daily bread returns
暖かかったー今日!外に居たままちょっと気をつけてないと暑いくらいでした。
家の近くの行きつけのカフェもオープン仕様になってて、日曜なのでかなり賑わってました。いい季節です。

しばらくメルボルンを留守にする前に食べたいものがいろいろありまして。
数年前までは日本にいった時にこれ食べなきゃ!なものが圧倒的に多いのですが(今もそこそこ多いですが)最近メルボルンから出かける前に食べたいものがぐっと増えました。
今日食べてきたEggs Benedict(ハムでなくサーモン)もその一つ。あそこのカフェのちょっと上品なベネディクトさんとおいしいコーヒーはほんと美味しいです。
出発前にもう一回いって今度はShakshouka食べないと。

振り返ってみると今年秋冬はほんといろんな美味しいパンを食べた気がします。
ベーグルやさんにも良く行きますし、家の近くのカフェでも色んなところのレストランでも料理を頼むとだいたいパンが付いてきますし、レストランとかでも自家製パンのとこも多く。それで行く先々違うパンが食べれるのが面白い。
バターを塗って食べるものもあればイタリアとかスペイン料理のレストランみたいにオリーブオイルに浸して食べるのもあり。

良く行くスーパーの近くのベーグル屋さんはもう何年も通ってますが、スモークサーモン+クリームチーズ+ルッコラにはアニスシードが入ってるThe Lot(=全部のせ)ベーグルが合うのを今年初めて知りました。そういえばサーモン料理でフェンネルの葉っぱが添えてあったりする。
ただ全部のせのパンなのでちょっとパン代が高いのと、あと食べながらゴマやらアニスシードやら色々こぼれるのが難点。

そしてものすごく印象が強く残ってるのがソレントに遊びに行ったときにParinga Estateのランチで食べたパン。6人で行ったら何種類か違うパンが出てきたのですが、私が食べたのはオリーブ(黒)が練り込まれているちょっともっちりしっとりしたパンでした。あれは美味しかった。もちろんオリーブオイルとも合いますし、ちょっと塩気があるからそのままでもいける。

塩気がいいパンといえばアイリッシュパブでアイリッシュシチューに添えて出てきたパン。シチュー自体は薄味(ほぼ具の味)なのにちょうど合う素朴な味でした。皮だけでなく中身もちょっと堅めですがシチューに浸けたりもするのでその方がいい。

パンがちょっと変わってるのはサウスメルボルンの有名なカフェSt. Ali。もう何年も行ってないのですがあそこはサワードウという酸っぱいパンが充実してたはず。フレンチトーストもサワードウで食べた記憶が。St. Aliに限らず色んな所で食べれます、サワードウ。

他にはギリシャ・トルコ方面料理で出てくるpitaやもちっとしたturkish breadにhommusなどディップを付けて食べるのも好きですし、インド料理のナンも好きですし、あとメルボルンで食べてませんがシンガポールやマレーシアのチリクラブについてるパン(というか饅頭)も好き。
あとアジア系統ではbread topなどのチェーンパン屋で日本のパンに近い味を味わったり。

ということでパンといっても実に色々。
レストランのパンとかは家に持って帰りたいくらい美味しいものがあるのですが残念ながらそれはかなわず(そもそも家に持って帰って置いたらそんなに美味しくなくなるかも)。
あと特にヨーロッパ系統のパン全般、日本で食べるパンと比べて固いものが多いですがそれも色々で。(フランス系が一番固いのかな、もしかして)
私は外は固くて中がちょっともっちりしてるパンが最近好きですが歯が弱い方はくれぐれもお気を付けて。あとナイフで切る時(egg benedictとか)もお気を付けて。


今日の一曲: オットリーノ・レスピーギ 「教会のステンドグラス」より「大天使ミカエル」



昨日あれだけ散財について自分を戒めましたが旅用の新しい音楽色々iTunes storeで購入してしまいました。
元々アルバム3枚に絞るつもりでしたが4トラック追加。その4曲がこの「教会のステンドグラス」です。(なにはともあれこれで目当てのレスピーギは一段落なのでしょうがない!)

やっぱりレスピーギはローマ三部作(ローマの祭り・噴水・松)が有名で他の曲はちょっとマイナーというか、ちょっとやっぱり同じ輝きがないような印象はあります。この曲集もそう。ただそれでも好きな曲であり良い音楽ではあるのですが。(ただ「鳥たち」とか「ボッティチェッリの三枚の絵」みたいな小編成作品は別カテゴリ扱いかな)

ただこの第2楽章「大天使ミカエル」は曲集の中でも存在感際立ってる。今調べたら吹奏楽曲として単一で有名だとか。
吹奏楽曲にふさわしい分厚い金管の響き、打楽器の活躍、力強い曲調。かっこいいぜ!

あとこの楽章特にですが「教会のステンドグラス」全体を通じてイタリア(カトリック方面)の宗教音楽の表現の強烈さって自分が親しみあるキリスト教音楽の表現とは随分違うなあと思います。ヴェルディのStabat Materとかでもそうでしたが。

あとヴェルディとはちょっと違うのがグレゴリオ聖歌とか昔の時代風のメロディーなどを使って古風な雰囲気をちょくちょく出してくるところかな。同じ音を繰り返すメロディーもその一部なのかしらん、レスピーギ独特?の(ローマの松でも出てくる)宗教音楽の表現。

リンクしたのが手持ちの録音。ブラジルの印象とローマの祭りは持ってるので購入しませんでしたが。ブラジルの印象はちょっと異色の作品で、ローマの祭りはまた盛り上がる派手な曲。
レスピーギ初めてのCDとしてはどうかなあ・・・とは思いますが特に金管で盛り上がるのにはいい曲の組み合わせです。

一時帰国前に他に買ったアルバム紹介できるかな?がんばります(汗)

拍手[1回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック