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前回のエントリーに拍手&拍手コメントありがとうございます。
前回書いた通り昨日は友達のコンサートに行って来ました。日本に行ったりしてちょっと音楽畑から離れてると仲間の演奏を生で聴くこととか音楽仲間の集まりの雰囲気とかすっかり忘れてしまって。戻って来れてなんだか安心。
そのコンサートはちょっとぶりのPlexusトリオのコンサート。場所は以前別の友人が弾いたMedley Hall。メルボルン大学の小規模な寮で古く美しい建築と、あとかなりお客さんと近いセッティングが独特。
プログラムはいつもとはちょっと違う性質でこんな感じでした:
Plexus @ Medley Hall
バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos
前回書いた通り昨日は友達のコンサートに行って来ました。日本に行ったりしてちょっと音楽畑から離れてると仲間の演奏を生で聴くこととか音楽仲間の集まりの雰囲気とかすっかり忘れてしまって。戻って来れてなんだか安心。
そのコンサートはちょっとぶりのPlexusトリオのコンサート。場所は以前別の友人が弾いたMedley Hall。メルボルン大学の小規模な寮で古く美しい建築と、あとかなりお客さんと近いセッティングが独特。
プログラムはいつもとはちょっと違う性質でこんな感じでした:
Plexus @ Medley Hall
バイオリン:Monica Curro、クラリネット:Philip Arkinstall、ピアノ:Stefan Cassomenos
Kevin March 「Une Petite Sonate」
ヨハネス・ブラームス バイオリンとピアノのためのスケルツォ
ヨハネス・ブラームス op.119より2つの間奏曲
Tony Gould 「Trio for Stefan」
Ian Munro 「Schubertiades」
フランシス・プーランク クラリネットとピアノのためのソナタ
Mary Finsterer 「Julian Suite No 1」より第1楽章「Nobility」
Allan Zavod 「Flurry」
今年のこれまでのPlexusのコンサートで初演してきた曲の再演を中心にトリオ、デュオ、ソロの曲を色々ミックス。初演は初演で特別ですが、いろいろプレッシャーや必要な事が伴うため初演ではできないことも多く。その分再演は音楽に改めて思うこと、楽しむ余裕、そして熟成もあって奏者も作曲家も楽しみだそう。
特にZavodの「Flurry」はすっかりPlexusのsignature曲になりつつありますね。曲のジャズっぽいかっこよさはもちろんですが、3人の演奏、チームワーク、そして色んなプログラム組みで最後にこの曲を置いたときの決まる感、ほんと最高です。
そして再演に限らずブラームスやプーランクも組み入れてくれて、この3人の奏者たちが比較的伝統的なプログラムをどう弾いてくれるのかってのを改めて聴けてよかったです。あとプーランクはいつ聴いても楽しいしいつでもウェルカムな曲なんですよ。
それにしてもTony GouldとかAllan Zavodとか息をするようにこのトリオにジャズを書くのがすごい。複数ジャンルに住んでる人々がうらやましいです。
あと今回改めてすごいとおもったのがMonicaの(特に最後の曲での)リズムのセンス。バイオリンがあんなにリズムセクションになるのって見たことがないかも。かっこよかったなー。
そしてコンサートの後は恒例飲みに。イタリアンで有名なLygon StreetのCarlton Yacht Clubのエスプレッソマティーニは美味しいです。あんまりお酒感がないというか、なによりまずコーヒー。コーヒーの美味しい街ではエスプレッソマティーニも美味しくなりますわな。
今回主に盛り上がった話は音楽家の(特にこのトリオの)ワークライフバランス。
演奏を生業とする人は生活するために本業以外に仕事をしたり、本業のための無償の仕事(何時間も練習したりとか)も多かったり、一般に知られている「演奏でやっていくのは苦しい」ということ以上に大変なことが水面下にあり。
Plexusの場合は作曲家にお金を払って曲を書いてもらったり、短期間で曲をリハーサルして演奏できるようにしたり、オケや他の本業もその間続けたり(海外に行くこともありますし)、身体的・精神的な労力と負担がかなり多く。(もちろんプライベートもまた別にあります)
だから今回一緒に聴きに行った友人(前回Medley Hallで弾いた)曰く、Plexusの活動の中枢と存在意義はここ2年でしっかり確立したし、再演にも再演のいいところと大切さがあるから新しい曲を世に出すペースをちょっと落として負担を減らしたほうがいいのではないか、と。それに加えてコンサート関連とは別に純粋に友人として一緒に時間を過ごすのも大切、と力説してて。
現実問題それも色々難しいらしいのですが、少なくとも最後の部分に関しては(その話がでる前に)私が今年も年末に近いし一通りコンサートとか終わったら音楽仲間を家に招いて日本食を振る舞いたいと話していて。
そういうことが音楽仲間の憩いというかちょっとした助けになるといいなあ。
自分はなかなかその大変な世界に足を踏み入れてけないけど、演奏・作曲の世界で頑張っている仲間の力にはなりたいと強く思っています。音楽自体も応援したいけど、携わる人も。
自分も演奏という形でも携わりたいですが、音楽愛好家として応援するのももっと力入れたい。
そう思った夜でした。
それにしても日本食ディナー楽しみです。前述通りコンサート関連とは別で遊ぶのも新鮮ですし、料理振る舞いたいモードが発動してますし、音楽仲間と一緒にいる楽しさってやっぱり特別だと今回飲んで思ったので。頑張って企画するぞ。
そして明日はリハーサル。1年ぶりのチェレスタ楽しみ。ちゃんと音出せますように。
今日の一曲は用意してなかったのでお休み。また次回。
今年のこれまでのPlexusのコンサートで初演してきた曲の再演を中心にトリオ、デュオ、ソロの曲を色々ミックス。初演は初演で特別ですが、いろいろプレッシャーや必要な事が伴うため初演ではできないことも多く。その分再演は音楽に改めて思うこと、楽しむ余裕、そして熟成もあって奏者も作曲家も楽しみだそう。
特にZavodの「Flurry」はすっかりPlexusのsignature曲になりつつありますね。曲のジャズっぽいかっこよさはもちろんですが、3人の演奏、チームワーク、そして色んなプログラム組みで最後にこの曲を置いたときの決まる感、ほんと最高です。
そして再演に限らずブラームスやプーランクも組み入れてくれて、この3人の奏者たちが比較的伝統的なプログラムをどう弾いてくれるのかってのを改めて聴けてよかったです。あとプーランクはいつ聴いても楽しいしいつでもウェルカムな曲なんですよ。
それにしてもTony GouldとかAllan Zavodとか息をするようにこのトリオにジャズを書くのがすごい。複数ジャンルに住んでる人々がうらやましいです。
あと今回改めてすごいとおもったのがMonicaの(特に最後の曲での)リズムのセンス。バイオリンがあんなにリズムセクションになるのって見たことがないかも。かっこよかったなー。
そしてコンサートの後は恒例飲みに。イタリアンで有名なLygon StreetのCarlton Yacht Clubのエスプレッソマティーニは美味しいです。あんまりお酒感がないというか、なによりまずコーヒー。コーヒーの美味しい街ではエスプレッソマティーニも美味しくなりますわな。
今回主に盛り上がった話は音楽家の(特にこのトリオの)ワークライフバランス。
演奏を生業とする人は生活するために本業以外に仕事をしたり、本業のための無償の仕事(何時間も練習したりとか)も多かったり、一般に知られている「演奏でやっていくのは苦しい」ということ以上に大変なことが水面下にあり。
Plexusの場合は作曲家にお金を払って曲を書いてもらったり、短期間で曲をリハーサルして演奏できるようにしたり、オケや他の本業もその間続けたり(海外に行くこともありますし)、身体的・精神的な労力と負担がかなり多く。(もちろんプライベートもまた別にあります)
だから今回一緒に聴きに行った友人(前回Medley Hallで弾いた)曰く、Plexusの活動の中枢と存在意義はここ2年でしっかり確立したし、再演にも再演のいいところと大切さがあるから新しい曲を世に出すペースをちょっと落として負担を減らしたほうがいいのではないか、と。それに加えてコンサート関連とは別に純粋に友人として一緒に時間を過ごすのも大切、と力説してて。
現実問題それも色々難しいらしいのですが、少なくとも最後の部分に関しては(その話がでる前に)私が今年も年末に近いし一通りコンサートとか終わったら音楽仲間を家に招いて日本食を振る舞いたいと話していて。
そういうことが音楽仲間の憩いというかちょっとした助けになるといいなあ。
自分はなかなかその大変な世界に足を踏み入れてけないけど、演奏・作曲の世界で頑張っている仲間の力にはなりたいと強く思っています。音楽自体も応援したいけど、携わる人も。
自分も演奏という形でも携わりたいですが、音楽愛好家として応援するのももっと力入れたい。
そう思った夜でした。
それにしても日本食ディナー楽しみです。前述通りコンサート関連とは別で遊ぶのも新鮮ですし、料理振る舞いたいモードが発動してますし、音楽仲間と一緒にいる楽しさってやっぱり特別だと今回飲んで思ったので。頑張って企画するぞ。
そして明日はリハーサル。1年ぶりのチェレスタ楽しみ。ちゃんと音出せますように。
今日の一曲は用意してなかったのでお休み。また次回。
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