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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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なんとか無事に。
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。

本日めでたく引っ越し先が決まりました。
今住んでる場所から歩いて20分くらいのとこで、今いるエリアである・ユニットである(壁続きではあるけど構造からしてピアノ置く場所もある)という優先条件は満たしてます。
あとは果たして本当に昼にピアノ練習して大丈夫か、もし不具合があってもなんとかできるか、が課題かな。
とりあえず住むところが決まっただけで一つ心が楽に年が越せそうです。

そして今日は暑さも休みで涼しく朝に仕事も入ってなかったのでいきつけのカフェでシャクシューカ食べてきました。そこのカフェはクリスマス・boxing day・元日だけ休みなのですが巷のカフェやレストランなどは年末年始(というか夏休み)長めに休むところにあるのでこの時期メルボルンに遊びにくる方は注意。
ちなみにMoroccan Soup Barは1月ほぼいっぱい休みとか、そこまでは珍しいですがそういう長さのとこもありますよ、と。

前回Secret Symphonyの事にテンション上がって書かなかったのですが土曜の夜は友人の誕生日パーティーに行って来ました。ちょうど日中最高気温が40度超えた日で、着いた8時くらいでもまだ暑さが残ってましたが夜になるにつれて涼しくなっていい感じでした。
メインは(友人のパートナーがずっと担当で作ってくれた)カクテルでしたがスナック的軽食もあり。やっぱHummusは強い。1kgタブでみんな買うのすごいなー。私も好きだけどそのサイズは無理。
あとこっちでは人が集まって食べ物を持ってくる場ではフルーツが必ず食卓に上がるのですが、こういう気候でフルーツ最高です。特にブドウ素晴らしい。やっぱ水分補給は果物ですね。

それでメインのカクテルの中でも特に人気があったのがエスプレッソ・マティーニ。
メルボルンのバーでも最近人気なカクテルですが、家でも作れるそうで。
その時に教えてもらったのはエスプレッソ:ウォッカ:カルーアを1:1:1というレシピ。美味しいです。ただエスプレッソが家で作れないと始まりませんが。
他にもオールドファッションドの作り方を教えてもらったりもしました。家では材料がなかなか揃わなくてカクテルもできないし、作ってもシェーカー使うほどでもなかったりしましたが21歳の誕生日にもらったカクテルシェーカーが役立ってよかった。家でももっと使いたい。

そして今年もクリスマスは親友の家族に混ぜてもらうことになりました。
クリスマスの日は天気が暑くてクールチェンジが来るというメルボルンの夏らしい天候。
あわただしい場になりそうですがゆっくり楽しめるといいな。

さらにそれが終わってちょっとしたら年越しで旅行ですよ。つまりあと10日もしないで出発。
なのに誰も何にも言ってない。誰か何か言わないかな(他力本願)とは思いながらちょっとは準備し始めなければ。さてどうなるか。

明日は今年最後のバレエレッスンです。なので多分次のエントリーはここ半年のバレエ振り返りエントリーになりそうです。


今日の一曲: フランツ・シューベルト ピアノソナタハ短調 D.958 第4楽章



このブログ書くとき本文のトピックとかカバーしたいこととか今日の一曲で扱いたい曲とかテキストファイルにメモってストックしておいてるんですけど(結果単純に時間が過ぎて没になるものも多いですが)、なんか今日の一曲のとこに「シューベルト」って書いてあるのですが何を思ってそうメモしたか全くわからない。アーカイブを遡ってもあんまり今日の一曲で紹介してないので(それも一つの理由とは思いますが)何の曲あたりに山を張ってたかも不明。

なのでとりあえず自分が弾きたいシューベルトを書きました。シューベルトっていざ弾いてみるとあんまり自分に合わない気もするのですが、好きな作曲家ではあります。中でもこのソナタは短調の最後の楽章はタランテラということもあって(タランテラ関係のエントリーで紹介したかな)愛着がある曲です。

クラシックを色々聞いてると(平均的な曲の長さは全般的に長いのですが)たまーに「どうも曲の内容に対して長めの曲を書くなー」と思う作曲家がいます。ベルリオーズなんかもそういう印象ですがシューベルトはよく思います。
普通に形式に沿って書いてるんだけど、なんだか長い。弦楽四重奏「死と乙女」の最初の楽章とかもそうですね。

このタランテラも蜘蛛に噛まれて踊り続けるにはちょっと持久戦になってくる不思議な曲。ロンド形式の繰り返しが多いのが主な要因かな。同じパッセージを何回か違うキーで巡る、迷路みたいな音楽になってます。
プロコフィエフとかレスピーギとか他のタランテラで勢いが結構大事になってくるのに対して全体のバランスと音楽の形・流れを考えなくちゃいけないかな。

シューベルトが得意な軽妙さと、シューベルトにはちょっと珍しいレベルの暗さ(小悪魔的?)、しっかりロンド形式ながら迷路のように迷う感じ、そして色彩を変えながら統一性があったり、さりげなく色んなコントラストが詰まってる曲です。
こんなに長い曲じゃなければアンコールに向いてるかもしれないんだけどなー(無理ですが)

ということで前回シューベルトはブレンデルが良いと書いたのでブレンデルの録音。シューベルトの最後の3つのソナタが収録されてるCDです。それより前に書かれたソナタもいい曲あるんですが貫禄でいえば最後の3つが飛び抜けてると私は思います。特に最後のが。もう。

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