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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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もう一つの家族親戚とクリスマス
本格的に年末年始です。
お出かけに旅行準備に引っ越し(自分のだけでなく妹のも)のこともそれに加わって忙しい。
ただ物理的な忙しさよりも頭の中の忙しさがすごい。昨日と今日は涼しかったのですがクリスマス周り暑かったのもあるのかな。

クリスマスはもはや恒例、親友の家族や親戚のクリスマス集まりに混ぜてもらいました。
親友の実家は家も庭も広くて、もう子供たち4人(みんな女子)が家から出てったので普段はすごく広く感じるのかもしれないですが親戚一同集まると賑やかだしせわしいです。
まだまだ一人一人の名前は覚えられてないのですが顔だったり誰が誰と繋がってるかってのはわかってきました。(お父さんの親戚がどうやら多いみたい)
こちらのことはみんな覚えてくれて迎えてくれて、それに加えて一緒に美味しいご飯や甘いものなどもいただけて大変ありがたい限りです。フルーツ入りプディングおいしかった。

クリスマスに集まってた皆さんは概ね元気なようでした。
今年93?になった親友のおばあちゃん(庭の離れに住んでる)も元気ですし、今年13くらいになった親友の犬(ミニフォックステリアとチワワのミックス)も大分おとなしくなったし歯も一本しか残ってないながらもおばあちゃんの誕生ケーキを勝手に食べるくらいの元気はあります。

親友の家族は全員かなり頭が良くてしかもアウトドアにも強いのですが、そんな家族でも手こずってるのが組み木のパズル。正しく組み立てると立方体になるはずなんだけれどこれが全くできない。
多分総合的に一番頭が良い親友の妹(双子の上の方)がこのパズルをもらってきたのですが、なんでもそれを組み立てられた職場の人は「一回組み立てたらばらばらにしても簡単にまた組み立てられる」とのことで、つまり何らかの法則がある・・・?
お父さんがチャートとか作って挑戦してダメだったって時点で私はチャレンジ辞退したのですが親友のパートナーがずっと取り組んでいる様子。結果やいかに。

25日は暑かったので夕方にちょっとだけ海に行ったり(親友のお母さん世代の人達も泳いでた)しましたが夕方の海は本当に穏やかで、気温もだんだん落ち着いていくのが感じられて気持ち良かったです。


そして26日はこれまた恒例になったのかな、再度親友の家に遊びに行ってだらだらしました。
26日というと世間はBoxing Dayのセールで忙しいのですが(妹の場合買う側じゃなくて売る側として忙しい)、家でだらだらしてる分にはとっても静か。

だらだらしながら久しぶりにMunchkin遊びました。拡張パック(Unnatural Axe)入れて遊ぶのは初めて。
新種族オークの特徴があんまりわからないままだったり、とにかく元から多い情報量がさらに増えたのですが今まで通り楽しく遊べました。
ただ未だに基本ルールの解釈や読み方が間違ってたところもあり、色々難しいゲームではありますが、それでも初めて遊ぶ人も引き込む魅力があることは確かなようで。
旅行先でまた遊ぶの楽しみです。

さて、出かけるまでに色々忙しいこともあり、過度に忙しい頭をなんとかmanageしなくちゃいけませんが今年中にもう一回更新できるかなー。


今日の一曲: オスバルド・ゴリホフ 「オケアナ」



ちょっとぶりのゴリホフ。メルボルン周りでBrighton~Hampton~Sandringhamあたりの海にはドビュッシーの「海」を思うことが多いのですが、でもこの季節だったらゴリホフの描くが一番恋しくなるのでこっちをチョイス。

ゴリホフは以前も紹介した通り現在存命&活躍中のアルゼンチンの作曲家。アルゼンチンの文化、自身が育ったユダヤ系の文化のみならず中南米の色んな方面に題材やインスピレーションを求めている人です。
「オケアナ」も歌詞になってる詩はチリの詩人パブロ・ネルーダの作品だそう。(ってことは太平洋のチリ側の海ってことか、なかなか想像が付かない海だなー)

「オケアナ」は楽器編成も独特で、ソロ歌手はブラジルジャズのスタイルを意識したパートになってたり、合唱が2つだったりギター四重奏が入ってたりフルートが多かったり。ギターは要所要所でほんとかっこいいです。あと楽器だけじゃなくて合唱も海になり波になるような迫力と書かれ方になってるのがすごい。

各楽章が海の違う表情を描く中、私が好きなのはSecond Callの拍子がころころ変わるリズム。ここがギター一番光ってるとこかなー。似たような拍子の変わり方なのにオーストラリアとアルゼンチンでリズムの印象が変わるのって面白い。どうやって違いが出るんだろう。
あとSecond WaveやAriaでソロの歌い手のパートが歌うだけじゃなくてちょっと楽器のパート寄りになる奇妙さも良い。声と楽器の境目のような歌が好きなんです。

ゴリホフの音楽全般聴きやすいですがオケアナにはちょっと特別な美しさがあると思います。
大規模編成だからこそでる迫力、魅力的なラテンのリズムと声のパート、そしてどこまでも海を感じる、海が恋しくなる音楽。夏にぴったりです(日本は季節逆ですが)。

そして今ネルーダのことをちらと調べてたら比喩のうまさとか色っぽい作品とか社会政治的な背景とか色々面白いことが書かれてたのでこれもフォローアップ。ただオケアナの歌詞もまだちゃんと見れてないのでまずはそこからですね。

さらにオケアナが収録されてるアルバムはゴリホフの他の素敵な曲も色々収録されてます。そちらも合わせておすすめ。

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