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やっっっと回れるようになってきましたよ。あ、バレエの話です。
バレエでは足の動きが大切なのですがそれと同時に腕や体幹や、あと特にセンターでは頭・首のことまで気にしなくちゃいけなくて全身が大変で。
ピルエット等回る時にはその頭・首がキーになってきます。(他の場合は表現に関連してくるんですが回る場合はそもそも根本)
体幹が安定してあと首がついてけばぐっと上達するんだけどなー。多分。
そんなバレエのレッスンを受けながらたまに気になるのが音楽のこと。
レッスンで使うCD・アルバムのストックがあるのですが、バレエに向いてる曲向いてない曲はもちろん、各ステップに向いてる曲調・テンポってのがあるんですよね。
よく分かるのがジャンプ系統で、ちょっとテンポが違うだけで体が自然に動かなくなる不思議。
社交ダンスでもそういえばダンスの種類でテンポってほとんど決まってるかも。
でも逆にバレエ音楽(というかそれに限らず音楽)を聴いてテンポとか曲調からステップ・振り付けがなんとなーく思い浮かぶってのもそういうことなんですよね。限られてくるというかなんというか。そういえば作曲家サイドってどれだけ振り付けを意識してるんだろう。
ちょっとのテンポの差が大きな影響を与えるといえばCrypt of the Necrodancerもそうですね。日本語版wikiにはないのですが英語版wikiには各ステージの曲のテンポがbpmで載ってます。
全体的な傾向としては120~160くらいの間がほとんどで、各ゾーンの中でステージ毎にちょっとずつ速くなってく仕様。他のボスよりも速いDeath Metalがとんでもなく速く感じるのはもちろんなのですが、少しテンポが変わっただけでもちょっと戸惑ったりします。この場合画面で動くモンスターたちの情報量も多くなるので余計にそう感じるのかな。
あとある意味120bpmは基準なのかなー。ゾーン1の1が115でちょっと遅めの仕様になってるのは頭と体を動かすdelayを考慮して設定したのか、とかネクロダンサーのテンポ設定メカニズムは色々気になります。
120bpmってのはクラシックで言うと行進曲(マーチ)の標準的なテンポ。つまり集団で足並み合わせて歩きやすいテンポってことになるのかな。精密にとは言わなくともマーチはほぼ120bpmと思って良いですね。
基本クラシックは同じ曲でも奏者や指揮者によってテンポがある程度違って(その程度も曲によりけり)、そのテンポのチョイスも音楽の解釈の面白さなのですが、マーチが120bpmみたいにほぼ固定な曲もあるようで。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が100bpmとか、業界の人は色々知ってるみたいです。テンポまで含めて曲のトレードマークになるってのはこれまた興味深いです。そうなる条件ってなにかあるんだろうか。
ただ大体の曲は前述の通り解釈の違いとともにテンポも変わります。今弾いてるメシアンの20のまなざしも特に長かったり遅かったりする曲はテンポの解釈範囲が広いように思われます。
メシアンはでもまなざしに限らずテンポの解釈が色々で。遅い曲を(もちろん演奏可能な範囲で)すごーく遅く弾いてもメシアン的な永遠が味わえるし、速めのテンポで弾いてもうまく流れるし、可能性はほぼ無限。
それでも自分が曲を弾くとフィットするテンポは割と早くに絞られるような気がします。2つくらい自然に合うテンポ候補が出てきてどっちが自分の考える曲調に合うか、どっちに合わせるといい感じか探ってく、みたいな作業もよくあります。テンポが定まらないとなんかもやもやするケースもあるな。ちなみにワーグナー(愛の死)今正にその状態。ただ音も全然覚えてないのでまだ気にならない。
あと曲のテンポで音楽の感じ方や生理的な反応も変わるんだろうなーとか思ったり、テンポのことだけでも果てしなく考えが広がって音楽の奥深さを改めて思い知るのでした。
そういえばそろそろWhite Nightですね。今回はそんなに遅くならない方がいいかもなのでしっかり計画していかなくちゃ。
今日の一曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「ヨブ」より「ヨブの夢」
ヴォーン=ウィリアムズは他の曲を紹介する機会が多くてヨブは紹介してなかったかも。ただ紹介してたらこの楽章だった可能性高。まあいいや。
ヴォーン=ウィリアムズってすごくイギリスな音楽を書くのでバレエなイメージはないですがこのヨブもKing Coleもちょくちょく聴いてます。バレエというよりは中世とかルネッサンスの舞踏とかから振り付けを引っ張ってきそうだけど実際どうしてるんだろう。
実際の構成楽章もワルツとかパ・ドゥ・ドゥとかじゃなくてサラバンドとかパヴァーヌとか古舞踏のスタイルが多く。となるとやっぱりそっち風味の振り付けになるのか。振り付け師さんもそこら辺ちゃんと意識しなくちゃいけないんだろうな。
ただこの「ヨブの夢」はどっちかというとバレエ(モダン風?)かな。前半の眠りの部分も後半の「四つの災い」の部分もバレエ感がある。
「四つの災い」部分かっこいいですねー。ヴォーン=ウィリアムズがこういうアグレッシブ?(そんなものでもないか)な音楽を書くイメージって少ないけど交響曲第6番とかでもダークなヴォーン=ウィリアムズが味わえます。
ちなみに四つの災い=流行病・疫病・飢饉・戦争だそう。多分「戦争」に当たると思われる部分の音楽がカッコイイ。
今ちょっと動画検索してみたらバレエとしての動画は見つからなかったです。何らかの無理があるのかなー。残念だけど今後出来たら見てみたい。古舞踏もモダンも交えた振り付けで、シンプルな感じの衣装で。なんでここまでイメージできてるんだろう。
今メル響で首席指揮者を務めてるSir Andrew Davis指揮の録音があったのでリンク。カップリングはウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」。聴いたことない曲だけど派手なウォルトンにしっとりヴォーン=ウィリアムズみたいになってるのかな。
バレエでは足の動きが大切なのですがそれと同時に腕や体幹や、あと特にセンターでは頭・首のことまで気にしなくちゃいけなくて全身が大変で。
ピルエット等回る時にはその頭・首がキーになってきます。(他の場合は表現に関連してくるんですが回る場合はそもそも根本)
体幹が安定してあと首がついてけばぐっと上達するんだけどなー。多分。
そんなバレエのレッスンを受けながらたまに気になるのが音楽のこと。
レッスンで使うCD・アルバムのストックがあるのですが、バレエに向いてる曲向いてない曲はもちろん、各ステップに向いてる曲調・テンポってのがあるんですよね。
よく分かるのがジャンプ系統で、ちょっとテンポが違うだけで体が自然に動かなくなる不思議。
社交ダンスでもそういえばダンスの種類でテンポってほとんど決まってるかも。
でも逆にバレエ音楽(というかそれに限らず音楽)を聴いてテンポとか曲調からステップ・振り付けがなんとなーく思い浮かぶってのもそういうことなんですよね。限られてくるというかなんというか。そういえば作曲家サイドってどれだけ振り付けを意識してるんだろう。
ちょっとのテンポの差が大きな影響を与えるといえばCrypt of the Necrodancerもそうですね。日本語版wikiにはないのですが英語版wikiには各ステージの曲のテンポがbpmで載ってます。
全体的な傾向としては120~160くらいの間がほとんどで、各ゾーンの中でステージ毎にちょっとずつ速くなってく仕様。他のボスよりも速いDeath Metalがとんでもなく速く感じるのはもちろんなのですが、少しテンポが変わっただけでもちょっと戸惑ったりします。この場合画面で動くモンスターたちの情報量も多くなるので余計にそう感じるのかな。
あとある意味120bpmは基準なのかなー。ゾーン1の1が115でちょっと遅めの仕様になってるのは頭と体を動かすdelayを考慮して設定したのか、とかネクロダンサーのテンポ設定メカニズムは色々気になります。
120bpmってのはクラシックで言うと行進曲(マーチ)の標準的なテンポ。つまり集団で足並み合わせて歩きやすいテンポってことになるのかな。精密にとは言わなくともマーチはほぼ120bpmと思って良いですね。
基本クラシックは同じ曲でも奏者や指揮者によってテンポがある程度違って(その程度も曲によりけり)、そのテンポのチョイスも音楽の解釈の面白さなのですが、マーチが120bpmみたいにほぼ固定な曲もあるようで。ワーグナーの「ワルキューレの騎行」が100bpmとか、業界の人は色々知ってるみたいです。テンポまで含めて曲のトレードマークになるってのはこれまた興味深いです。そうなる条件ってなにかあるんだろうか。
ただ大体の曲は前述の通り解釈の違いとともにテンポも変わります。今弾いてるメシアンの20のまなざしも特に長かったり遅かったりする曲はテンポの解釈範囲が広いように思われます。
メシアンはでもまなざしに限らずテンポの解釈が色々で。遅い曲を(もちろん演奏可能な範囲で)すごーく遅く弾いてもメシアン的な永遠が味わえるし、速めのテンポで弾いてもうまく流れるし、可能性はほぼ無限。
それでも自分が曲を弾くとフィットするテンポは割と早くに絞られるような気がします。2つくらい自然に合うテンポ候補が出てきてどっちが自分の考える曲調に合うか、どっちに合わせるといい感じか探ってく、みたいな作業もよくあります。テンポが定まらないとなんかもやもやするケースもあるな。ちなみにワーグナー(愛の死)今正にその状態。ただ音も全然覚えてないのでまだ気にならない。
あと曲のテンポで音楽の感じ方や生理的な反応も変わるんだろうなーとか思ったり、テンポのことだけでも果てしなく考えが広がって音楽の奥深さを改めて思い知るのでした。
そういえばそろそろWhite Nightですね。今回はそんなに遅くならない方がいいかもなのでしっかり計画していかなくちゃ。
今日の一曲: レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 「ヨブ」より「ヨブの夢」
ヴォーン=ウィリアムズは他の曲を紹介する機会が多くてヨブは紹介してなかったかも。ただ紹介してたらこの楽章だった可能性高。まあいいや。
ヴォーン=ウィリアムズってすごくイギリスな音楽を書くのでバレエなイメージはないですがこのヨブもKing Coleもちょくちょく聴いてます。バレエというよりは中世とかルネッサンスの舞踏とかから振り付けを引っ張ってきそうだけど実際どうしてるんだろう。
実際の構成楽章もワルツとかパ・ドゥ・ドゥとかじゃなくてサラバンドとかパヴァーヌとか古舞踏のスタイルが多く。となるとやっぱりそっち風味の振り付けになるのか。振り付け師さんもそこら辺ちゃんと意識しなくちゃいけないんだろうな。
ただこの「ヨブの夢」はどっちかというとバレエ(モダン風?)かな。前半の眠りの部分も後半の「四つの災い」の部分もバレエ感がある。
「四つの災い」部分かっこいいですねー。ヴォーン=ウィリアムズがこういうアグレッシブ?(そんなものでもないか)な音楽を書くイメージって少ないけど交響曲第6番とかでもダークなヴォーン=ウィリアムズが味わえます。
ちなみに四つの災い=流行病・疫病・飢饉・戦争だそう。多分「戦争」に当たると思われる部分の音楽がカッコイイ。
今ちょっと動画検索してみたらバレエとしての動画は見つからなかったです。何らかの無理があるのかなー。残念だけど今後出来たら見てみたい。古舞踏もモダンも交えた振り付けで、シンプルな感じの衣装で。なんでここまでイメージできてるんだろう。
今メル響で首席指揮者を務めてるSir Andrew Davis指揮の録音があったのでリンク。カップリングはウォルトンの「ベルシャザールの饗宴」。聴いたことない曲だけど派手なウォルトンにしっとりヴォーン=ウィリアムズみたいになってるのかな。
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