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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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次の週末はWhite Night!
忙しくしてる間にやってきましたこの季節!
仕事で多忙な中どうしても時間を作って出かけたいメルボルンの夏の祭典White Night Melbourne。
今年で3回目?4回目?毎回行ってます。
もちろんオールナイトではないですが。大体始まったぐらいに出かけてシティでちゃっとご飯食べて歩いて見て回って足が痛くなった頃に帰るような流れで楽しんでます。お祭りだしテンション上がってるし一年に一回だからか不思議と人混み疲れはしないような。記憶違いじゃないよな。

White Nightの夜は一晩中電車もトラムも走ってて今の家はトラムが近い恵まれた環境なのですが、引っ越ししたてでまだあんまり暗い中外を歩いてないので今回は早めに行って早めに帰ろうと画策中。(前述通りトラムの駅はかなり近いし通りも明るいのですが念のため)

さてWhite Nightのプログラムは今年も屋内で屋外で光ったり動いたり飾られてたり、見たり聴いたり踊ったり遊んだり、オーストラリア内外、先住民文化、移民文化なども交えて例年通りのカオス。
いざ実際行ってみると難しいのかもしれないですがストリートで演奏してるミュージシャンとかもちょこちょこ聴きたいなーと思ってます。(難しい理由は足のスタミナと雑音含めた音量・音相、それから人が常に動いたり通ったりしてる場所だから、だったはず・・・)

他に注目してるプログラムはRoyal Exhibition Building前でのサーカス、州立図書館内外で見る物、Swanston Streetに映される全てを飲み込む白い波、ヤラ川水面&南側の庭園の諸々、聖ポール大聖堂で数時間ごとに切り替わる音楽もの、RMITの光る大縄飛び、Birrarung Marrでのダンスや音楽、Scot's Churchの地図関連見物、Hamer Hallでのアイルランド音楽、Australian Centre of Moving Imageでのレトロアーケードゲーム企画など。

Australian Centre of Moving Imageで注目を浴びてると予想されるのが「猫動画」の展示。
広い世界と移り変わる時代の中で不変に人気がある猫動画をフィーチャーした展示だそうですがどんな風になってるのかな。

あと最初にちゃちゃっと軽く夕飯食べるのもどこにしようか決めてないんですが、それ以外にもちょっとくらい食べ飲みしたいなーと思ってます。イベントの一部になってる店もあるし、開いてる店も多いだろうし、それに屋台とかも色々出るんですよね。なかなかこういうときも場所見知り的なものが発動して、それ以前にそんなにお腹が減らなかったりして「食」を楽しむまで至らない。今年こそはなんとか。

ということで今年の土曜日に至るまでのスケジュールもまだ決まってますが良い時間に出かけて美味しい物食べてがっつり楽しんでそれなりの時間に帰ってきたいと思ってます。そして例年通りカメラもばっちり準備して写真アップしますよ~


今日の一曲: ピーター・ウォーロック 「カプリオル組曲」より「Mattachins(Sword Dance)」



ウォーロックって独学だったり造詣の深い分野が独特だったり文学作品の主人公のモデルにもなってたり、色々面白そうな作曲家なんですが実際に(イギリス文化圏で暮らしてても)彼の音楽に出会うことってそんなに無いんですよね-。作品がほとんど声楽・合唱なんだけどイギリス合唱・声楽でもなかなかマイナーな印象が。

そんなウォーロックの「カプリオル組曲」は古い舞曲のスタイルに新鮮な要素がちょこちょこ入ってる組曲。この最終楽章「Mattachins」は1分くらいの短い曲ですがその新しいエレメントが聞こえやすいかも。アクセントの位置とかちょこちょこ和音がひねってたりとか、そもそも曲のテンション自体も快活さが古風というよりモダン。ラヴェルとかストラヴィンスキーの新古典に似てるドライさ。

それでこのMattachinsは副題としてSword Danceとありますが(こないだの話の続きでもありますが)どんな踊りを想定・イメージして作曲家は書いてたんだろうな。剣の舞といえばハチャトゥリアンの「ガイーヌ」が有名であれは実際バレエですし。今調べたらScottish sword danceなる項目が英wikipeにあったのだけどそれかしらん。ちなみに剣を持つのではなくまたぐ踊り。
他にも項羽と劉邦・三国志(&三国志演義)でも剣舞の話って出てくるし、調べたら世界の色んな文化でいろんな剣舞の話が出てきて探ってみると楽しそう。
(ちなみにポケモンの攻撃力アップ技「つるぎのまい」は知った時期的に中国史スタイルを連想します)

ということで脱線する前にリンク録音を。交響曲とかが入ってるならまだしもイギリスの組曲や単品をがーっと集めて2枚組にしちゃったCD。ヴォーン=ウィリアムズ、バターワース、ウォーロック、ディーリアス、エルガーと勢揃い。そして弦楽中心になってるようです。
イギリス音楽、特に弦楽を楽しむのによさげな2枚組。

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