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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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寒くても夏祭り
行って来ましたWhite Night Melbourne 2016!
2月末とは思えない、きっと20℃を下回ってる寒さの中行って来ました。
野外コンサートに続いて革ジャンですよ。今日以降ちゃんと気温上がってますがもうちょっと早く来て欲しかった。

今回は退却時間を早めに設定してたので全体的にさくさく回りました。ただそれでも人混みなどの要素で移動に予想より時間がかかったりなんだりで、急ぎ気味&回れないところもありな感じでした。でも余力を残してというか、まだまだ見たいくらいで帰るのが賢明かな。

ということでここからは写真付きで。

最初に行ったのは州立図書館。並ぶのが分かってたので早めに行って、毎年の事ながらここで撮った写真が多かった。
人間の思考と歴史を追う映像、たまーに再上映してくれないかな-。

そういえば最近自分のkindle fireで壁紙が選べるようになったのでそれ用の写真もここでkindle fire使って撮りました。ありがたい。


細い道のライトアップ的なものはもっと見たかったな。写真一枚目はTattersalls Laneの雰囲気たっぷりのライトアップ。
2枚目はこれまた毎年お世話になってるScots' Churchでの展示。地図がテーマで、見えにくいですが5連の映像の下を通れるようになってます。
そして音楽パフォーマンスもそこここで。写真だとテレビ画面みたいにも見えますが実際に人がいます。聖ポール大聖堂でのオールナイト立ち替わり入れ替わりコンサートもちょっとだけ聴きました。もっとゆっくりできたら2回くらいちゃんと聴きにいったのですが。


Federation Squareのライティングのこの模様、面白くて好きです。州立図書館の映像でもありましたが記号的なものがとにかく好き。
2枚目はBirrarung Marrで遭遇したクラゲたち、3枚目はヤラ川の南側の庭園にあった光のドレス。色々な色に変わるのですが結局白のときが一番綺麗に見えたのがちょっと不思議。色彩なのかデザインなのか、はたまたイメージなのか。

そしてAustralian Centre of Moving Imagesでは大きいスクリーンでストリートファイター(後からどうやら最新作のStreet Fighter V)の対戦をやってたのでしばらく見ました。春麗が小さい頃から好きで、彼女が勝つところ見て自分でもびっくりするほどテンションが上がりました。見てて楽しかったでしたし遊びたくなりました。(一応Steamではウィッシュリスト入りに)
春麗もそうですがバルログとかキャミィとかも操作してみたい。

時系列がぐちゃぐちゃになってますがなったついでに。途中でBar Ampereで一人飲みに行きました。以前も書きましたがここはアブサンが有名で、でも一人飲み&これからまだ回るところがあるとなると涙をのんで諦め。代わりにFour Pillars Gin(ヤラバレーで作ってる、初めて飲む)の高いやつ(というか高いやつしかなかった)でジントニック飲んで、アイスクリームサンドイッチ食べました。塩キャラメルアイスを柔らかいアンザックビスケット(柔らかいのあったんだ)ではさんだ超お手軽でおいしいデザート。結構甘いので甘くないお酒が合います。
ランチメニューも色々あるしまた行きたいです。アブサンも飲みたい。

そんなこんなで色々歩いて回って最後に入ったのがNational Gallery of Victoria。
Andy WarholとAi Wei Weiの人気展示(その日だけじゃなく)と、あと他にもWhite Night用特別展示があったらしく中に入れないくらい混んでたので外のライトアップだけ。

これは動いてないと面白くないのですが、でもとりあえずトラムは撮ったどー。
ちょうどここの裏にトラムが来てたので家の近くまで乗って帰りました。交通の変化も引っ越しも便利になったもんです。

ということで残りの写真はdropboxに入れました。来年こそ夏な夜だといいな。


今日の一曲: オリヴィエ・メシアン 前奏曲(1964年)



今日ちょっと思い立ってさらい直してみた曲。
大体普通メシアンの「前奏曲」というと初期(1930年台)の8つの前奏曲集で、それとは全く別のちょっと知られてない&弾かれることが少ない曲。

演奏時間も3分と短いですが、自分にとっては王道メシアンのがっつり良いとこいってるというか。作曲時期は鳥のカタログに近いながらもスタイルは20のまなざしとかそっちに近い、でもその時期に特徴的なかっちりしたところがあって。うーむ説明しにくい。

自分にとっては聴いても弾いてもこの曲は「はがねタイプ」です。最初の完全五度の響きを始め音の質感や輝き方がものすごく金属で、それが妙に安心する。なんかすごく堅実なかっこよさがある響き。

もうひとつこの曲から連想するのがADOMの秘密武器「Trident of the Red Rooster」。どんなヴィジュアルの武器かは分からないのですが、でも夜明けの日光を受けて輝く神秘的な赤い矛(もちろん何らかのファンタジーな強い金属)のイメージがぴったり。ロマンです(個人的に)。

ということでいつかこの曲もレパートリーに加えて、メシアン以外の曲と組み合わせて弾いてみたいです。ちなみにメシアンの曲の中では割と簡単な曲なんじゃないかな。ちょっと耳の慣れが必要にしても比較的取っつきやすいハーモニーです。

リンクしたのは手持ちと同じ録音。ロジェ・ムラロの演奏でメシアンの小規模ピアノ曲をまとめたCDなのですが、なんとこれどうやら生演奏らしい。少なくとも練習曲は最後に拍手が入ってます。生とは思えないすごい演奏ですよ。やっぱメシアン弾きの世界は凄い人がいるんだなあ・・・

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