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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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三国志13続き@廖化・都督の悲劇
前回のエントリーに拍手ありがとうございます!

仕事でてんてこ舞いな日々です。行きたいコンサートとか友達を家に呼ぶ話とかもあるのでなんとか余裕は保っていきたいのだけれど。あと体力・精神力的な問題も。昨日一日休んで改めて思ったのですが休養大事。無理なく書き入れ時進めたいものです。

大体いつでも「とりあえずゲームは先に進む」的なモットーがあるのですが、ちょっと最近そうも行かなくなってしまった三国志13。
黄巾の乱シナリオを廖化でプレイ、劉焉軍→代替わりして劉璋軍の都督として対東側戦線を広げてきたものの外交権もないし、一部都市も動かせないし、ちょーっとずつ不便があったのですがここに来てその不便が本格的に困ったことに。

大陸のかなり多くの都市を制覇してきたからか(とはいえ残りも多いんですよ)周りの君主達が反劉璋同盟を起こして壮絶なる包囲網をかましてきたので大ピンチ。もう接してるあらゆる都市に攻撃がくる。しかもちゃんと兵力削れないとそのまま次に進軍してくる。さらに諸々の事情で「完全に前線の都市をいくつか放棄して一歩下がったところで友軍と合流する」ができない。

ここでもっといわゆる「体積に対する表面積の比」をちゃんと考えておけばよかったーとか、もしも君主だったらもっと外交活用してたのにー(順番含む)とか悔いることは色々あるんですけど、後悔先に立たず。むしろ君主プレイのときに参考にする。
ただピンチはピンチには変わりない。すごい勢いで攻めてくる事実は変えようがない。

とりあえず何回か軍を動かしてみたもののどうもうまいこといかない。第一波さえも防げない戦線があるのが大変痛い。時は206年、麾下に徐庶や馬良が来て、もうちょっと待てば荊州に諸葛亮・龐統が登場したり人材・資源的にも宛~襄陽~江陵のラインは死守したいんだけどなあ・・・

例えば反乱したらどれくらいの都市が傘下に入ってどれくらいの絆武将がついてきてくれて、もしかしたら連合軍の攻撃もやめるんじゃないか、とか頭をよぎるんですけど一回シミュレーションしてみないことには分からない。

それはまあ最終手段(?)だとしてもっとどうにかするべき所はあるはず。例えば「都市防衛」と「迎撃」を今よりうまく使い分けることでもっと効率的に戦えるんじゃないか、とか思うんですけどね。完全なる戦下手。

なんか13はこれまで私がプレイしてきた三国志シリーズよりも「シミュレーション」要素が多いような。社会の仕組みを反映してるみたいなシステムだったり、セーブ&ロードで試行錯誤する際の考え方とか(セーブ&ロードしちゃってます、はい)。

とりあえずこのピンチを乗り切ったら安泰・・・ということも全くなさそうなのですが。
でも前述の通り今後のプレイにしっかり生かせたらなあ、と思います。
今回初期で小勢力に就職したため都督というポジションについてしまったのですが全部自由に動かせる君主だったり、一人の行動に集中できる一般武将、そして都督とは違った権限の範囲の重臣、いろんな乱世の渡り方を楽しみたいです。・・・この猛攻をなんとかしたらいつか。

そしてDLC、英傑伝続きとか古代武将とかちょこちょこ追加されてますね。古代武将は他の時代に興味持つきっかけにもなったりしたり、英雄集結的なシナリオで世界観がさらにカオスになるのが好きで大いにウェルカムです。古代武将に限らず色んな人物の能力などをパラメータで見ると分かりやすいものですし。(11のwikiでもみんなの新武将コレクションが好きです)
春秋時代の武将もこないかなー&エディット用顔グラもっと増えないかなー(欲が出すぎかな、本編や仕様の調整ももちろん色々やって欲しいです)

愚痴ってないでシミュレーションあるのみ、さて柄でもないけど初反乱にたどり着くか?


今日の一曲: ジョージ・クラム 「Ancient Voices of Children」より「Ghost Dance」



そろそろ夏も終わり(ただし3月の始めは暑そう)なのでそんな季節を感じる曲を一つ。
クラムは本当に夏を感じ、夏の終わりを感じる作曲家です。夏もクラムの音楽ももっと感じたい、そう思うからこそ夏の終わりもまた切なく。ああ今年も終わっていく。

クラムの音楽を代表するような作品、Ancient Voices of Children。ロルカの詩、ソプラノとボーイソプラノの神秘的で原始的なエネルギーに溢れた歌、オーボエの不思議なメロディー、ピアノの特殊奏法など色々聴き所の多い曲ですが、今回紹介するのはそのメインの魅力がほとんど聴けない短くささやかな楽章。ただ他の楽章にはない魅力がある音楽です。

前キーワードto音楽で「空蝉」の季語とこの楽章を結びつけましたが、パーカッションの乾いた音は本当に中身が飛び立った後の虚しいセミの殻を手で潰したときのあの質感に似ていて。
夏の終わりの蝉の声の残響、鳴かない蝉の殻。ロルカも蝉についての詩を残してるし、きっとそういうイメージがどこか言葉で表せない奥底にあるんじゃないかと思うんですよね。

メロディーもなく、音量も控えめでものすごく短い、儚い曲。
夏の終わりの不思議な静けさにこの曲を聴き、寒い季節に何度も思い出したい恋しい感覚です。

でももちろん他の楽章も聴いてみて欲しいです。
クラムとロルカの融合はいくつもありますがやっぱり世界観の王道はこの曲!みたいなところもあるので。あとオーボエパートがなかなかイカしてます。クラムがオーボエ使うの珍しいけどこういうパート書くならもっと使ってほしいなあ。

そしてイチオシ録音はやっぱりこれ。最初にして絶対的なものがある録音です。なによりボーイソプラノがうまい。相当大変な録音セッションだったそうですがそれを感じない素晴らしい演奏です。

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