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前回のエントリーに拍手どうもです~
相変わらず休むのが下手な日々を過ごしていますが初挑戦料理はなんとか無事作りました。
ただ今回のエントリーはタイトルのもう半分を先に。
なんだかんだ(ネクロダンサーやTime Axis)でここんとこクラシック関連ではあんまり新しいCDとか買ってなかったのですがそろそろ耳に新鮮なものを、ということでiTunes storeのウィッシュリストから3つ選んで購入しました。
1つは数年前コンサートで聴いてからずっと入手してなかったジョン・アダムズの2台のピアノのための「Hallelujah Junction」。(それと他のアダムズのピアノ曲+バイオリンとピアノの曲も入ってます)
最近の音楽で2台ピアノってのもちょっと珍しくないかな。ちょっと長いには長いけどもっと聴かれても良い曲だと思うんですが。ただミニマルミュージックは避けられがちかなあ。結構聴きやすいし面白い曲だと思うんですが。
2枚目はこれも前弾いてから入手してなかったタンベルクのトランペット協奏曲第1番。
改めて聴いてみるとちょこちょこ尖ってるし、ショスタコ後世代のソヴィエト系な感じはあるけど独特の暗さがあって面白いし、あとなによりオケに色々なもの(というか無茶)を求めるところありますなー。他にはスウェーデンのマッティンソンによるトランペット協奏曲とペルトのトランペット+オケ作品と北欧方面揃いのCDです。なかなかマニアック。
3枚目は去年のMetropolisシリーズで気になってたペンレテツキとJonny Greenwoodの弦楽作品を収録した作品。Greenwoodはレディオヘッドのギタリストとして有名ですが(実際wikipedia日本語を見るとほぼその側面しか書いてない)映画音楽、クラシック音楽も手がけてて。ガチなやつで。特にペンデレツキとは世代を超えた交流もありこういうCDで共演してるとのこと。実際2人の作品並べても完成度とかに差はないですし、そういう影響もあって曲同士のなじみも良い。
Greenwoodの作品好きです。ペンデレツキも結構好きですが合わせることでどっちもより好きになりつつあります。
さて話は変わって料理の話。基本夕飯は和食にしてる私がかなり本格的に別の文化の料理に挑んでみました。
メインはインドカレー。北の方のクリーミーで甘め、ナッツ要素もあるChicken Kormaを作ってみました。ここのレシピなんですが、まあまあうまくできました。
下の方のコメントにココナッツクリームでクリーム代用の話が2つほど出てたのでココナッツクリームを使ってみたのですが、手違いで2回足したためすっごく甘いカレーになりました。ちょっと笑うほど甘かったです。母曰く玉ねぎも甘い要素に貢献してたかもということですが2日目には和らいでました。でも次回はkormaじゃないタイプのカレーにチャレンジしてみたいかも。もうちょっと深みのある感じの。
(あとカルダモンをT2のチャイからパクって入れたのですが食べるときに間違えて噛んでしまって味が大変なことに。どっかでよけて出さないと)
そしてもう一品はMoroccan Soup Barのレシピ本に載ってたHalloumiチーズ入りサラダ。
要するに焼いたHalloumiチーズ、トマト、紫玉ねぎ、ハーブ類をぜんぶ粗みじんにしてレモン汁やらオリーブオイルやらで和えたもの。塩分はチーズから。
Halloumiは外で食べたことがあるものの自分で使うのは初めて。買った時はこんなに硬いチーズでいいのかと思ったのですが、焼いたら硬さも味の香ばしさもいい感じで不思議。すごいおいしいサラダになりました。中東周りのサラダってみじん切り多くて実際面倒には感じましたがこんなにおいしいならまた作る。
で、作ったところで考えなくちゃいけないのが残り材料の使い道。
ココナッツクリームはココナッツゼリーを作ってみようかと考え中。飲茶で食べるココナッツゼリーって究極のミニマル建築みたいなくらいしっかり直方体なのですが手持ちを含めどのレシピでも寒天とかアガーじゃなくてゼラチンを使うよう書いてある。
ハーブやナッツ的なものの余りは一部Moroccan Soup Barの別のレシピ(カリフラワー煮込み)で使えるっぽいのでそっちにも挑戦してみようかな。
ということでこれからも和食メインで他にも色々自分で作れるようにしていくつもり。
気温が下がったら一人鍋的な料理含めてさらに探っていきたいです。
今日の一曲: ジョン・アダムズ 「ハレルヤ・ジャンクション」
さっき調べてたらこの曲は1996年作曲だそう。アダムズの作曲年表でいうとバイオリン協奏曲に近い、ちょうどアダムズがミニマルミュージックから発展していく途中の時点に相当します。
実際聴いててもそんな感じ。
「ハレルヤ・ジャンクション」というタイトルは実際の地名から取られてます(アメリカのカリフォルニア州)。アダムズが車で旅してるときにこの地名の標識をみて「まだ曲がないタイトル」みたいな印象を受けたそうで。それがインスピレーションとなってこの曲が生まれたそう。
曲はミニマルミュージックらしい繰り返しが特徴的なのですが、その繰り返されるフレーズの数々にもちょっとした仕組みが。各セクションで主体となるモチーフは「ハレルヤ」を言葉として言ったリズムをベースにしているそうです。一番分かりやすいのは一番最初と最後かな。何通りか違うパターンがあるのですが。
これもアメリカのミニマルミュージックで使われるテクニックで、スティーブ・ライヒの「Different Trains」でも録音された声の一部のリズムを楽器にとって繰り返したりとかあります。
題名が題名ですし(あと生まれた場所もカリフォルニアですし)曲はほんと明るいです。そして本文の方でも書きましたがちょっと長いながらも聴きやすい。しかもリズムが特徴的で動きがあって、旅音楽な感じもありで。素直に楽しい曲です。
前述の通りアダムズのピアノ曲(これだけ!?)とバイオリンとピアノのためのRoad Moviesが収録されてるアルバムですが、何げに旅音楽の詰め合わせでもありますね。思えばバロック時代とかと比べて19世紀後半、さらに20世紀、21世紀になって作曲家のホームグラウンド以外の場所を描いた作品のなんと多いこと。当たり前のことですが改めてこうやって音楽で聴いてみるとわくわくしますね。
相変わらず休むのが下手な日々を過ごしていますが初挑戦料理はなんとか無事作りました。
ただ今回のエントリーはタイトルのもう半分を先に。
なんだかんだ(ネクロダンサーやTime Axis)でここんとこクラシック関連ではあんまり新しいCDとか買ってなかったのですがそろそろ耳に新鮮なものを、ということでiTunes storeのウィッシュリストから3つ選んで購入しました。
1つは数年前コンサートで聴いてからずっと入手してなかったジョン・アダムズの2台のピアノのための「Hallelujah Junction」。(それと他のアダムズのピアノ曲+バイオリンとピアノの曲も入ってます)
最近の音楽で2台ピアノってのもちょっと珍しくないかな。ちょっと長いには長いけどもっと聴かれても良い曲だと思うんですが。ただミニマルミュージックは避けられがちかなあ。結構聴きやすいし面白い曲だと思うんですが。
2枚目はこれも前弾いてから入手してなかったタンベルクのトランペット協奏曲第1番。
改めて聴いてみるとちょこちょこ尖ってるし、ショスタコ後世代のソヴィエト系な感じはあるけど独特の暗さがあって面白いし、あとなによりオケに色々なもの(というか無茶)を求めるところありますなー。他にはスウェーデンのマッティンソンによるトランペット協奏曲とペルトのトランペット+オケ作品と北欧方面揃いのCDです。なかなかマニアック。
3枚目は去年のMetropolisシリーズで気になってたペンレテツキとJonny Greenwoodの弦楽作品を収録した作品。Greenwoodはレディオヘッドのギタリストとして有名ですが(実際wikipedia日本語を見るとほぼその側面しか書いてない)映画音楽、クラシック音楽も手がけてて。ガチなやつで。特にペンデレツキとは世代を超えた交流もありこういうCDで共演してるとのこと。実際2人の作品並べても完成度とかに差はないですし、そういう影響もあって曲同士のなじみも良い。
Greenwoodの作品好きです。ペンデレツキも結構好きですが合わせることでどっちもより好きになりつつあります。
さて話は変わって料理の話。基本夕飯は和食にしてる私がかなり本格的に別の文化の料理に挑んでみました。
メインはインドカレー。北の方のクリーミーで甘め、ナッツ要素もあるChicken Kormaを作ってみました。ここのレシピなんですが、まあまあうまくできました。
下の方のコメントにココナッツクリームでクリーム代用の話が2つほど出てたのでココナッツクリームを使ってみたのですが、手違いで2回足したためすっごく甘いカレーになりました。ちょっと笑うほど甘かったです。母曰く玉ねぎも甘い要素に貢献してたかもということですが2日目には和らいでました。でも次回はkormaじゃないタイプのカレーにチャレンジしてみたいかも。もうちょっと深みのある感じの。
(あとカルダモンをT2のチャイからパクって入れたのですが食べるときに間違えて噛んでしまって味が大変なことに。どっかでよけて出さないと)
そしてもう一品はMoroccan Soup Barのレシピ本に載ってたHalloumiチーズ入りサラダ。
要するに焼いたHalloumiチーズ、トマト、紫玉ねぎ、ハーブ類をぜんぶ粗みじんにしてレモン汁やらオリーブオイルやらで和えたもの。塩分はチーズから。
Halloumiは外で食べたことがあるものの自分で使うのは初めて。買った時はこんなに硬いチーズでいいのかと思ったのですが、焼いたら硬さも味の香ばしさもいい感じで不思議。すごいおいしいサラダになりました。中東周りのサラダってみじん切り多くて実際面倒には感じましたがこんなにおいしいならまた作る。
で、作ったところで考えなくちゃいけないのが残り材料の使い道。
ココナッツクリームはココナッツゼリーを作ってみようかと考え中。飲茶で食べるココナッツゼリーって究極のミニマル建築みたいなくらいしっかり直方体なのですが手持ちを含めどのレシピでも寒天とかアガーじゃなくてゼラチンを使うよう書いてある。
ハーブやナッツ的なものの余りは一部Moroccan Soup Barの別のレシピ(カリフラワー煮込み)で使えるっぽいのでそっちにも挑戦してみようかな。
ということでこれからも和食メインで他にも色々自分で作れるようにしていくつもり。
気温が下がったら一人鍋的な料理含めてさらに探っていきたいです。
今日の一曲: ジョン・アダムズ 「ハレルヤ・ジャンクション」
さっき調べてたらこの曲は1996年作曲だそう。アダムズの作曲年表でいうとバイオリン協奏曲に近い、ちょうどアダムズがミニマルミュージックから発展していく途中の時点に相当します。
実際聴いててもそんな感じ。
「ハレルヤ・ジャンクション」というタイトルは実際の地名から取られてます(アメリカのカリフォルニア州)。アダムズが車で旅してるときにこの地名の標識をみて「まだ曲がないタイトル」みたいな印象を受けたそうで。それがインスピレーションとなってこの曲が生まれたそう。
曲はミニマルミュージックらしい繰り返しが特徴的なのですが、その繰り返されるフレーズの数々にもちょっとした仕組みが。各セクションで主体となるモチーフは「ハレルヤ」を言葉として言ったリズムをベースにしているそうです。一番分かりやすいのは一番最初と最後かな。何通りか違うパターンがあるのですが。
これもアメリカのミニマルミュージックで使われるテクニックで、スティーブ・ライヒの「Different Trains」でも録音された声の一部のリズムを楽器にとって繰り返したりとかあります。
題名が題名ですし(あと生まれた場所もカリフォルニアですし)曲はほんと明るいです。そして本文の方でも書きましたがちょっと長いながらも聴きやすい。しかもリズムが特徴的で動きがあって、旅音楽な感じもありで。素直に楽しい曲です。
前述の通りアダムズのピアノ曲(これだけ!?)とバイオリンとピアノのためのRoad Moviesが収録されてるアルバムですが、何げに旅音楽の詰め合わせでもありますね。思えばバロック時代とかと比べて19世紀後半、さらに20世紀、21世紀になって作曲家のホームグラウンド以外の場所を描いた作品のなんと多いこと。当たり前のことですが改めてこうやって音楽で聴いてみるとわくわくしますね。
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