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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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突発的あたふた症候群
前回のエントリーに拍手ありがとうございます~

ここしばらく大きな仕事・急な仕事もなく休みが多い日々でした。
家にいてばっかりもあれなので今日はChadstoneまでちょっと買い物に行ったり。シティまで行かなくてもバスですぐで、ある程度歩くことにはなるし、必ずしも散財にはつながらないので(ダイソーとか除く)。
今日はとりあえずバレエ用のレッグウォーマーを購入。明日はまた暖かい(明日明後日と26℃・27℃とか大丈夫か?)ようなので出番はまだ先になりそうですがこれから普通の服も買わにゃならんしよかったよかった。あとは短い膝下をいかにこれ以上短く見えない履き方をだなあ・・・

ということでおおむねのんびりだったはずがピンポイントで2件ちょっとあたふたすることがありまして。ものすごく大事なことでもものすごく緊急なことでもないのですが妙に慌てるのどうしてだ?と自分でも不思議です。

あたふた1件目、豪ラジオABC Classic FMのカウントダウン100が今年も始まりました。
先週末のBBC Proms in Australiaで発表があったみたいで(Twitterで流れてきた)、もう今日から候補曲のノミネートを公式サイトで受け付けているようで。
今年のテーマは「Voices」。オペラでも歌曲でも声楽付き交響曲でも、中世から(もうHildegarde von Bingenがノミネートされてます)現代までなんでも来い、という感じらしいです。
ノミネートはSNSアカウントで登録して一人5曲まで、25日の終わりに締め切り。投票は5月9日から20日正午まで、放送は6月10日から13日とのこと。

声楽はバロック以前の宗教音楽、バロックからロマン派のオペラ、様々な時代の歌曲などとにかく範囲が広いですがどうしてもロマン派以前が強くなりそう。毎度のことですが個人的に20世紀21世紀をプッシュしたいところです。
もちろんラリアの音楽も気になりますが今の所クラムとゴリホフが一曲もないので(一応もうちょっと待ってはみますが)このままじゃ5曲全部この2人に消費することになりそう。それがマニアの仕事なんですが(?)どうしようどうしよう何を挙げるべきか。
とにかくノミネート&投票&放送について今年も後日また書きます~

あたふた2件目。最近久しぶりに一人旅に行こうかなーと思って色々見てはいたのですがどうもこれという行き先がなく。でも前行きそびれたDaylesfordや日本風の旅館があるHepburn Springsとかそのエリアあたりはどうかなーとぼんやり思ってたところに友達2人(1人はしばらく会ってないチェロ仲間)がDaylesfordでコンサートやるという情報が入ってきてこれは一種のお告げじゃないか、それに合わせてそっち行くべきかと急にあたふた。

ただ5月の後半となると仕事の予定も一応入ってるし郊外に行くとなると電車のダイヤとかもかなり気になるし宿泊どうするとか何して過ごすとか予定の目処がついたら弾く友人に一言かけなきゃとか、ついでにその前後こっちでMetropolisシリーズとかコンサート行ったりする予定もあるしかなり急に色んな事が頭に浮かんでただ今スタックしています。どどどうしよう。
ホント腰が重いので困ります。きっかけができたんだからここは乗ってみるべきだと思うのですが。とりあえず考えを整理するとこから。

ということでこれからちょっとずつ旅行検討してきます。あとカウントダウンはちょっと様子見。だれかあの曲とかこの曲とか追加しておいてくれー


今日の一曲: ジョニー・グリーンウッド 「Popcorn Superhet Receiver」パート2B



買ったまま紹介してなかったー。ペンデレツキもグリーンウッドも普段聴きとはちょっと違うしなかなか何回も聴いてなくて。
ただこの「Popcorn Superhet Receiver」の中のパート2Bは運転用(と称した料理用)ヘビロテプレイリストにも入れて気に入ってます。
ちなみに去年のメル響Metropolisコンサートで聴いた映画「There Will Be Blood」サントラの曲(Nonesuchで試聴もありました)と同じなのですがPopcorn~の方が先だそうです。

Jonny Greenwoodでまず面白いと思う&言及しとかなきゃいけないと思うのがWikipediaでの記述。英語版ではレディオヘッドでの活動のみならず現代音楽作曲家としての面にもかなり詳細に書いてあるのですが日本語版ではほぼ前者のみ。レディオヘッドは少ししか知らないけど今の時代この年齢(私よりは年上)でこんなしっかりした現代音楽書いてる人って一握りなんじゃないかな。クラシック畑でほんと凄い人だと思います。

ペンデレツキも現代音楽の巨匠なんですが、そんな彼に影響を濃く受けて自分のスタイルを持って、さらにそんなペンデレツキの音楽と一緒のCDに収録して一つも劣ることない音楽をかけるってほんとすごい。音楽のスタイルとして完成してて一種の成熟もあるんだけど、同時に頭の回転の速さやエネルギーに若さを感じたり。

リンクされたCDに収録されてるGreenwoodの作品はコアですがそういう凄さがみっちり詰まってます。48 Responses~よりはPopcorn~の方が聴きやすいかな。そこからペンデレツキに逆輸入ってのもいいかも。

Greenwoodの他のコンサート作品はこんな感じらしいです。映画音楽を組曲に仕立てて映画ジャンルとの架け橋になってたり、好きで所有してるというオンド・マルトノを使った作品などトリッキーそうな(でもわくわくする)作品もありますね。もちょっとフォローアップしなければ。


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