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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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引き続き動き回り
前回のエントリーで今月まだコンサート3つあると言いましたがそれ以外にも外出いろいろ。
昨日は友人を通じて知った友人(日本にも何回も行ってるらしくてそれで気が合ったです)がこれからパートナーと2人で北米(アメリカ・カナダ)に行くとの事で送別会的な飲み会に行って来ました。

場所はシティの1000£bend。以前一人でもピッツァ食べに行ったところです。ガレージな雰囲気が面白いところで、さらに壁向こうにイベントスペース、階段上にバースペースもあったり。
ちょうどその時は壁向こうのスペースで結婚式やってました。裏からもアクセスできるのかな。
で、結婚式やってたのでメインのキッチンが一般使用できず別にあるピザ用キッチン(釜)で作るピザのみ注文できました。あそこのピザはおいしいし飲みながらつまむのにもいいサイズ(長方形、ほぼ耳なし)。種類も色々あるのでオススメです。

オススメと言えばもう一つ。そこで初めて出会った人がメルボルンで帆船クルーズのボランティアをやってるそうで。こういう船だそうです。本格的でかなりかっこいい船。メルボルン周りだったり郊外だったりもっと遠くだったり、1時間から複数日間まで様々なコースでの航海をやってるそう。詳細はサイトのカレンダーに。夏時間の期間のイブニングクルーズなんか楽しそうですが今の季節だったらWilliamstownでクラフトマーケットと合わせて1時間クルーズも良さそう。さらにカレンダーを見るとPirate Weekendなる1時間クルーズがあって、こちらは仮装コンテスト(大人も子供も!)や宝探しなどもやるそうです。
そのうち船乗ってみたいです!(天気の良いときに)長い船旅も憧れますがまずは1時間から。

それにしてもどうもみんな旅に出る時期みたいでみんな北米やら欧州やら南米やら色んなところに旅立ってるようす。まあこれから雨の多くて寒い冬ですし、ここでないどこかに行くなら今が行きどきなんだろうなー。ただしスノースポーツ関連を除く。VIC州スキー場周りはもう雪が降ってるようですよ。

冬は冬で風情はあるとは思うんですけどね。雨がしとしと降ってるMt. Dandenongとか(濡れなければ&景色なくても構わなければ)いい感じですし、シティ周りでカフェの外の席でガスヒーターの熱を感じながらコーヒーとかチャイとかまたいいんですけど。
家でテレビ見たり本読んだりしながら暖かいお茶とかにもいい季節。

今度行くのは山の方だけど寒いかな。温泉といっても熱々じゃないですし、昼は外を歩き回ることも多いと思われるのでしっかり暖かい服で行かなければ。
この季節自分の住んでる周りより暖かい場所なんてまずないもんなあ・・・

ということで自宅の心地よさと外の諸々の楽しみを引き続き行き来しながら楽しみたいと思います。メルボルン内外の観光情報も引き続き徐々に蓄積していきたい。


今日の一曲: エイノ・タンベルク トランペット協奏曲第1番 第2楽章



こないだアルバムを買ったので遅ればせながら改めて。
いやあ渋い曲だこれ。こんど弾くコープランドのクラリネット協奏曲もそうですが、その特定の楽器の業界だけでしか知られてない曲って色々面白いです。色んな楽器の人と話すとほんと面白いことが聴けて、新しい曲に出会えて楽しい。難しい曲に関してはどうして難しいかを聴くのも面白い。

このタンベルクもStonnington Symphonyのコンサートがなかったら出会うことはなかったかもしれないなあ。うちの父はトランペット吹いてたけどここまでではなかったし(すごい難しい曲ですよ、オケだけでなくソリストも)。それでまた同じくトランペット奏者くらいしか知らないアルチュニアン(ただし曲調は真逆といっていい)といっしょでなかなか聴き広げるのが難しい。

でもなんかクラスの隅にいつもいる感じというか、音楽のなかで、ロシア周辺音楽の中でちょっと独特なポジションにいるような気がします、この曲。ショスタコとかと共通点はあるし、その暗さはあっちの地方に特徴的な暗さなんですが、でもそれでも性質は他の作曲家と大分違う。
だからこそいずれは録音を手元に、と思ってたわけです。

特にこの第2楽章好きです。全体的なサスペンスな感じ、不気味な暗さ、低音の活躍、そして途中からテンポがだんだん速くなる箇所とトロンボーンのカウンター。ソロトランペットがこんなに暗いトーンを披露することって珍しいんじゃないかな。
一応ポジションとしてはスローな楽章なんですが、元々のテンポもそんなに遅くないでうっし、音も多めで複雑でそんなにゆっくりには感じません。

地味ではあるし、音楽としてものすごく素晴らしいってわけではないのかもしれないですけど、それでも愛すべきユニークな音楽であり、特定のツボにぐっとくる代わりがない音楽。
カップリング曲2つもまだあんまりぴんと来てないのですが縁があればまたそのうち紹介できるといいな。

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