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引き続きばったばたです。
昨日はシティのGames laboratoryというゲームスペースで囲碁・・・のはずがそこにおいてあるボードゲームのラインアップにテンションが上がりMysteriumと言うゲームを遊びました。CluedoとDixitを合わせたような(といって誰が分かるかな)、謎解き要素もあるインスピレーションゲーム。アイディアは面白いんだけど自由さとシンプルさでDixitの方が好きかもな(カードの絵のタッチはほぼ同じなんですが)。
それで明日は久しぶりに第2の師Michael Kieran Harveyのリサイタルを聴きに行きます。全部彼作曲の作品で、ピアノだけじゃなくてキーボードも入ってくるのかな?クレイジーになりそうで楽しみ。
そしてその次の日は朝早くに起きて遠出なので今日これ書き終わったら荷造りせにゃ。荷物少なくいくぞー。
で、そんな中でもピアノも仕事もやってたり家の周りのこともあったりで頭も忙しかったのですがなんとかABC Classicの今年のカウントダウン100の投票も済ませました。
今年のテーマは「Voice」。独唱だったり合唱だったり、ピアノ伴奏だったり無伴奏だったりオケ伴奏だったり室内楽伴奏だったり、中世のHildegarde von Bingenから現在活躍してる作曲家まで多岐にわたって「人間の声」を使った音楽のレパートリーの頂点(と上位100位)を選ぶカウントダウン。
ただその多岐にわたったリストがノミネートされる経緯で自分が挙げた曲が一個も入らなかったのは大変悲しい。自分でノミネートした曲に実際投票するはずだったかって話は別ですけど。
アデスもクラムもゴリホフも一曲もないんだよー(泣)
私がノミネートした(はずの)5曲はこちら。
・ジョージ・クラム「Apparition」
・ジョージ・クラム「Ancient Voices of Children」
・オズバルド・ゴリホフ 「3つの歌曲」
・ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「Babi Yar」
・ピーター・ウォーロック 「シャクシギ」
クラムはほんと声楽で盛り上がるべき作曲家なんだけどなあ。そしてウォーロックのシャクシギもリストに載るくらいはして欲しかった。
そして実際に投票したのはこの10曲。
・ベンジャミン・ブリテン 「戦争レクイエム」
・ベンジャミン・ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ
・セルゲイ・ラフマニノフ 「鐘」
・ナイジェル・ウェストレイク&Lior 「Compassion」
・アルノルト・シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」
・ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」
・グスタフ・マーラー 交響曲第2番「復活」
・グスタフ・マーラー 「大地の歌」
・ジェラルド・フィンジ 「Let us garlands bring」
・エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ第5番
悩みましたねーかなり。自分の思い入れがある候補曲が本チャンのリストに入らなかったのでちょっと力抜けたのもあり、改めてリストを見るとオペラでも一部しか知らなかったり、作曲家で探してもイマイチ声楽では作品知らなかったり高く評価してないのもあったり。
ただブリテン2つと鐘、ドイツレクイエム辺りはかなり思いがこもった票です。そしてマーラー2番も。マーラーの交響曲で比較的思い入れは薄い・・・と思いきや実際聴いてみるとその美しさ、特にUlrichtあたりでの声楽部分のすごさにがつんとやられてしまうのでそれに敬意を。
それからモダン方面だと避けて通れないピエロ、オケとの歌曲で独特な存在感がある大地の歌、チェロ軍団に歌を合わせる面白さと聞きやすい感じの好きでブラジルのバッハ。ピアノ伴奏の歌曲集はシューベルトとか色々悩んでからのなぜかフィンジに落ち着き。いや好きな曲なんですけどね。
あとはオーストラリア枠でWestlake。今回オーストラリアの作曲家の作品が色々リストに入ってたんであとでそのリストが欲しいです。EdwardsとかStanhopeとかもっと知りたいっす。
投票期間は残り約3日だそうですが(SNSアカウントとかなんらかのログイン方法が必要らしい)、実際の放送は6月10日のオーストラリア東側時間で朝9時からだそう。ラジオ(ネット放送含む)だけでなくtwitterやfacebookなどでも実況があるそうなのでお楽しみに。
今年もあとでここで振り返りエントリーやるつもりです。
ということで次回は帰ってきてからコンサートと遠出の感想など。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」第6楽章
ドイツ・レクイエムはブラームスの作品のなかでも多分自分のなかでトップクラスに鎮座してるはずなのですがあまりにも大事な感じの曲過ぎてあんまり聴かないのとどうしても室内楽の方を語りたがっちゃうのでなかなかこっちでも紹介することを怠ってしまって。
7楽章編成でどの楽章も美しく聴き応えがあって、一つ一つの楽章でもわりとお腹いっぱいになる感じもある中、自分が一番聴くのは多分この第6楽章。重厚さもあり長めでもあるんですが、中間部の嵐のような部分が勢いがあって聴きやすいのかも。
一応バリトン歌手のソロパートもある楽章ですが、でもやっぱり合唱の力強さがメインかな。オケもかなり弾いてるんですけどあくまでもサポート役。
この合唱パートをずっと聴いてると説明するのは難しいんですがドイツ音楽の合唱音楽ってこういう感じが一番だと思うのです。
ラテン語でカトリック派のスタンダードなレクイエムとは違う、ドイツ語でドイツのためのゲルマン精神の(?)レクイエムって感じがこの楽章にぎゅっと詰まってるような気がします。ベートーヴェンの影響もバッハの影響も聞こえる。ドイツの血が濃い音楽だと思います。
さっきも書きましたがやっぱり中間部から後半ですね、パワフルなのは。特に中間部はドイツ語も割とシンプルなので録音聴きながら一緒に歌うのもすごく楽しいです。こんな曲が歌える合唱って楽しい!
リンクしたのは手持ちの録音。合唱もすごいですがソプラノソロがNZ出身のKiri Te Kanawaってのもかなり注目です。第5楽章のソロたまらない。美しい。
昨日はシティのGames laboratoryというゲームスペースで囲碁・・・のはずがそこにおいてあるボードゲームのラインアップにテンションが上がりMysteriumと言うゲームを遊びました。CluedoとDixitを合わせたような(といって誰が分かるかな)、謎解き要素もあるインスピレーションゲーム。アイディアは面白いんだけど自由さとシンプルさでDixitの方が好きかもな(カードの絵のタッチはほぼ同じなんですが)。
それで明日は久しぶりに第2の師Michael Kieran Harveyのリサイタルを聴きに行きます。全部彼作曲の作品で、ピアノだけじゃなくてキーボードも入ってくるのかな?クレイジーになりそうで楽しみ。
そしてその次の日は朝早くに起きて遠出なので今日これ書き終わったら荷造りせにゃ。荷物少なくいくぞー。
で、そんな中でもピアノも仕事もやってたり家の周りのこともあったりで頭も忙しかったのですがなんとかABC Classicの今年のカウントダウン100の投票も済ませました。
今年のテーマは「Voice」。独唱だったり合唱だったり、ピアノ伴奏だったり無伴奏だったりオケ伴奏だったり室内楽伴奏だったり、中世のHildegarde von Bingenから現在活躍してる作曲家まで多岐にわたって「人間の声」を使った音楽のレパートリーの頂点(と上位100位)を選ぶカウントダウン。
ただその多岐にわたったリストがノミネートされる経緯で自分が挙げた曲が一個も入らなかったのは大変悲しい。自分でノミネートした曲に実際投票するはずだったかって話は別ですけど。
アデスもクラムもゴリホフも一曲もないんだよー(泣)
私がノミネートした(はずの)5曲はこちら。
・ジョージ・クラム「Apparition」
・ジョージ・クラム「Ancient Voices of Children」
・オズバルド・ゴリホフ 「3つの歌曲」
・ドミトリ・ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「Babi Yar」
・ピーター・ウォーロック 「シャクシギ」
クラムはほんと声楽で盛り上がるべき作曲家なんだけどなあ。そしてウォーロックのシャクシギもリストに載るくらいはして欲しかった。
そして実際に投票したのはこの10曲。
・ベンジャミン・ブリテン 「戦争レクイエム」
・ベンジャミン・ブリテン テノール、ホルンと弦楽のためのセレナーデ
・セルゲイ・ラフマニノフ 「鐘」
・ナイジェル・ウェストレイク&Lior 「Compassion」
・アルノルト・シェーンベルク 「月に憑かれたピエロ」
・ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」
・グスタフ・マーラー 交響曲第2番「復活」
・グスタフ・マーラー 「大地の歌」
・ジェラルド・フィンジ 「Let us garlands bring」
・エイトル・ヴィラ=ロボス ブラジルのバッハ第5番
悩みましたねーかなり。自分の思い入れがある候補曲が本チャンのリストに入らなかったのでちょっと力抜けたのもあり、改めてリストを見るとオペラでも一部しか知らなかったり、作曲家で探してもイマイチ声楽では作品知らなかったり高く評価してないのもあったり。
ただブリテン2つと鐘、ドイツレクイエム辺りはかなり思いがこもった票です。そしてマーラー2番も。マーラーの交響曲で比較的思い入れは薄い・・・と思いきや実際聴いてみるとその美しさ、特にUlrichtあたりでの声楽部分のすごさにがつんとやられてしまうのでそれに敬意を。
それからモダン方面だと避けて通れないピエロ、オケとの歌曲で独特な存在感がある大地の歌、チェロ軍団に歌を合わせる面白さと聞きやすい感じの好きでブラジルのバッハ。ピアノ伴奏の歌曲集はシューベルトとか色々悩んでからのなぜかフィンジに落ち着き。いや好きな曲なんですけどね。
あとはオーストラリア枠でWestlake。今回オーストラリアの作曲家の作品が色々リストに入ってたんであとでそのリストが欲しいです。EdwardsとかStanhopeとかもっと知りたいっす。
投票期間は残り約3日だそうですが(SNSアカウントとかなんらかのログイン方法が必要らしい)、実際の放送は6月10日のオーストラリア東側時間で朝9時からだそう。ラジオ(ネット放送含む)だけでなくtwitterやfacebookなどでも実況があるそうなのでお楽しみに。
今年もあとでここで振り返りエントリーやるつもりです。
ということで次回は帰ってきてからコンサートと遠出の感想など。
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 「ドイツ・レクイエム」第6楽章
ドイツ・レクイエムはブラームスの作品のなかでも多分自分のなかでトップクラスに鎮座してるはずなのですがあまりにも大事な感じの曲過ぎてあんまり聴かないのとどうしても室内楽の方を語りたがっちゃうのでなかなかこっちでも紹介することを怠ってしまって。
7楽章編成でどの楽章も美しく聴き応えがあって、一つ一つの楽章でもわりとお腹いっぱいになる感じもある中、自分が一番聴くのは多分この第6楽章。重厚さもあり長めでもあるんですが、中間部の嵐のような部分が勢いがあって聴きやすいのかも。
一応バリトン歌手のソロパートもある楽章ですが、でもやっぱり合唱の力強さがメインかな。オケもかなり弾いてるんですけどあくまでもサポート役。
この合唱パートをずっと聴いてると説明するのは難しいんですがドイツ音楽の合唱音楽ってこういう感じが一番だと思うのです。
ラテン語でカトリック派のスタンダードなレクイエムとは違う、ドイツ語でドイツのためのゲルマン精神の(?)レクイエムって感じがこの楽章にぎゅっと詰まってるような気がします。ベートーヴェンの影響もバッハの影響も聞こえる。ドイツの血が濃い音楽だと思います。
さっきも書きましたがやっぱり中間部から後半ですね、パワフルなのは。特に中間部はドイツ語も割とシンプルなので録音聴きながら一緒に歌うのもすごく楽しいです。こんな曲が歌える合唱って楽しい!
リンクしたのは手持ちの録音。合唱もすごいですがソプラノソロがNZ出身のKiri Te Kanawaってのもかなり注目です。第5楽章のソロたまらない。美しい。
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