×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
行って来ましたDaylesford & Hepburn Springs!
・・・なのですがちょっとまだ写真も整頓してなかったり色々なので旅行自体のことは次回に。
旅行前夜と旅行の主目的の一つだったコンサートについてささっと感想。
旅行に行く前に行ったのは第2の師と仰ぐMichael Kieran HarveyのMelbourne Recital Centreでのコンサート。ピアニストでありながら作曲家でありその他諸々ひっくるめてすごい音楽家で、あと色々クレイジーな伝説があったりする偉大な変人。
普段はタスマニアにいるのでこうやって生で演奏が聴けるのは貴重。
プログラムはこうでした:
「City of Snakes」
ピアノ・シンセサイザー・作曲:Michael Kieran Harvey
ピアノソナタ第3番「Aporia」
City of Snakes
From the Walls of Dis (after Robert Smithson)
Deaths Head Mandala
N Chromium
48 Fugues for Frank (Zappa); No. 6 "G-spot tornado"
The Green Brain; No. 6 "Beetles"
Budapest Sunrise (after Saxby Pridmore)
Kazohinia (after Sandor Szathmari)
ピアノで演奏したのは最初のソナタだけであとはシンセ。その間ずっと立っての演奏です。
ちょっと見たら(なんかどっかの教祖みたいな白いローブ着てて)少しお年を召したかなと思ったのですが演奏もしゃべりも相変わらず若いままでしたね。後で挨拶したら見た目全然変わらないとか驚かれましたがあの脳と指の動きの衰えないことのほうがびっくりですよ。
ちなみにこのプログラムで唯一録音を持ってる(初演3つ含め最近の作品が多い)48 Fugues for Frankの第6楽章、手持ちはピアノ版ですが今回の演奏はシンセでした。技巧のが音楽に活きるのはピアノ版だと思いますがシンセサイザーでいろんな音色があると曲が分かりやすくなるというか、難解すぎるマイケルの頭の中がもうちょっと分かるようになる気がします。
とはいえ常に頭と心と指が直結してるような、難解でエネルギッシュでクレイジーな音楽が変わらずで良かったです。1時間のリサイタルですがもっと聞きたいような、でも情報量の多さで頭がパンクしそうになったり、それでもすごく楽しいコンサートでした。
さてDaylesfordで聴きに行ったのは友人2人のコンサート。一人はもうここでもおなじみですがもう一人はしばらく会ってない&演奏を聴いてないユースオケ時代からのチェロ友達。
詳細はこんな。
The Daylesford Sessions: Cello & Piano
チェロ:Michael Dahlenburg
ピアノ:Stefan Cassomenos
フリッツ・クライスラー 「プニャーニの様式による前奏曲」
セシル・シャミナード 「スペインのセレナード」(クライスラー編曲)
フリッツ・クライスラー 「クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ」
セルゲイ・ラフマニノフ チェロとピアノのためのソナタ
アンコール セルゲイ・ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
クライスラー周りは特に強く思うこともなかったのですが(チェロで、そしてこの2人でこういう曲聞いてもなーと思っちゃう偏屈元チェリストなんです)ラフマニノフ2曲はほんとよかった。
それにしてもラフマニノフのチェロソナタはほんとチェロソナタじゃないなー。なんかチェロのパートの上にピアノ協奏曲第2番をがーっとでっかいおたまで3すくいプラスおまけでちょっとかけたみたいな。ピアノパートの音の数と難しさは鬼畜レベル。
それでもちゃんとチェロはチェロらしい活躍してるし、曲としても聴き応えあるし、ラフマニノフだから文句なしに美しいし。
で、偏屈元チェリストでもやっぱりヴォカリーズの素晴らしい演奏には抗えないわけで。これこそ文句なしの美しさ。Daylesfordまで聴きにきてよかったです。
この2人のコンビで演奏を聴くことは大学時代は多かったのですが卒業してからはさっぱりで。また2人の弾くチェロ&ピアノ曲を聴きたいです。
ちなみにDaylesfordでのこのコンサート、小さい教会がいっぱいになるほど聴衆が来てました。さらに日曜日にはこれまた縁のあるZelman Symphony Orchestraのコンサートがあったらしいのですがちょっと街角で小耳にはさんだところによるとそっちも満員だったらしく。州内演奏旅行は私も少しながら経験があるのですが行く方は諸々大変ながら結構お客さんあつまるし盛り上がるし、良いことも色々あって好きです。また旅行がてらコンサートorコンサート聴きがてら旅行してみたい。
今日の一曲はお休み。次回旅行部分の話とともに。
・・・なのですがちょっとまだ写真も整頓してなかったり色々なので旅行自体のことは次回に。
旅行前夜と旅行の主目的の一つだったコンサートについてささっと感想。
旅行に行く前に行ったのは第2の師と仰ぐMichael Kieran HarveyのMelbourne Recital Centreでのコンサート。ピアニストでありながら作曲家でありその他諸々ひっくるめてすごい音楽家で、あと色々クレイジーな伝説があったりする偉大な変人。
普段はタスマニアにいるのでこうやって生で演奏が聴けるのは貴重。
プログラムはこうでした:
「City of Snakes」
ピアノ・シンセサイザー・作曲:Michael Kieran Harvey
ピアノソナタ第3番「Aporia」
City of Snakes
From the Walls of Dis (after Robert Smithson)
Deaths Head Mandala
N Chromium
48 Fugues for Frank (Zappa); No. 6 "G-spot tornado"
The Green Brain; No. 6 "Beetles"
Budapest Sunrise (after Saxby Pridmore)
Kazohinia (after Sandor Szathmari)
ピアノで演奏したのは最初のソナタだけであとはシンセ。その間ずっと立っての演奏です。
ちょっと見たら(なんかどっかの教祖みたいな白いローブ着てて)少しお年を召したかなと思ったのですが演奏もしゃべりも相変わらず若いままでしたね。後で挨拶したら見た目全然変わらないとか驚かれましたがあの脳と指の動きの衰えないことのほうがびっくりですよ。
ちなみにこのプログラムで唯一録音を持ってる(初演3つ含め最近の作品が多い)48 Fugues for Frankの第6楽章、手持ちはピアノ版ですが今回の演奏はシンセでした。技巧のが音楽に活きるのはピアノ版だと思いますがシンセサイザーでいろんな音色があると曲が分かりやすくなるというか、難解すぎるマイケルの頭の中がもうちょっと分かるようになる気がします。
とはいえ常に頭と心と指が直結してるような、難解でエネルギッシュでクレイジーな音楽が変わらずで良かったです。1時間のリサイタルですがもっと聞きたいような、でも情報量の多さで頭がパンクしそうになったり、それでもすごく楽しいコンサートでした。
さてDaylesfordで聴きに行ったのは友人2人のコンサート。一人はもうここでもおなじみですがもう一人はしばらく会ってない&演奏を聴いてないユースオケ時代からのチェロ友達。
詳細はこんな。
The Daylesford Sessions: Cello & Piano
チェロ:Michael Dahlenburg
ピアノ:Stefan Cassomenos
フリッツ・クライスラー 「プニャーニの様式による前奏曲」
セシル・シャミナード 「スペインのセレナード」(クライスラー編曲)
フリッツ・クライスラー 「クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ」
セルゲイ・ラフマニノフ チェロとピアノのためのソナタ
アンコール セルゲイ・ラフマニノフ 「ヴォカリーズ」
クライスラー周りは特に強く思うこともなかったのですが(チェロで、そしてこの2人でこういう曲聞いてもなーと思っちゃう偏屈元チェリストなんです)ラフマニノフ2曲はほんとよかった。
それにしてもラフマニノフのチェロソナタはほんとチェロソナタじゃないなー。なんかチェロのパートの上にピアノ協奏曲第2番をがーっとでっかいおたまで3すくいプラスおまけでちょっとかけたみたいな。ピアノパートの音の数と難しさは鬼畜レベル。
それでもちゃんとチェロはチェロらしい活躍してるし、曲としても聴き応えあるし、ラフマニノフだから文句なしに美しいし。
で、偏屈元チェリストでもやっぱりヴォカリーズの素晴らしい演奏には抗えないわけで。これこそ文句なしの美しさ。Daylesfordまで聴きにきてよかったです。
この2人のコンビで演奏を聴くことは大学時代は多かったのですが卒業してからはさっぱりで。また2人の弾くチェロ&ピアノ曲を聴きたいです。
ちなみにDaylesfordでのこのコンサート、小さい教会がいっぱいになるほど聴衆が来てました。さらに日曜日にはこれまた縁のあるZelman Symphony Orchestraのコンサートがあったらしいのですがちょっと街角で小耳にはさんだところによるとそっちも満員だったらしく。州内演奏旅行は私も少しながら経験があるのですが行く方は諸々大変ながら結構お客さんあつまるし盛り上がるし、良いことも色々あって好きです。また旅行がてらコンサートorコンサート聴きがてら旅行してみたい。
今日の一曲はお休み。次回旅行部分の話とともに。
PR