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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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ポケモン総選挙720、ゲッコウガが1位になって驚いたような驚かなかったような、どちらにしてもちょっとテンション上がりました。能力のバランスの良さ、当初(というか進化をすませたり四天王クリアあたり)での人気、アニメでの人気も合わせての総合的な人気という結果かな。
新作サン&ムーンの情報もちらほら入ってきてるし今後の諸々も楽しみです。その前にブラック・レッド攻略しますが。

ピアノでレパートリーを選ぶのもポケモンを選んで育てるのも結構似たような心理というか心持ちが絡んでくると思うんですけど曲を弾いて初めて好きになるものがあるようにポケモンも使ってみなきゃわからない魅力があることを痛感してます。前述ゲッコウガもきっとそうだし(使ってないんです)、今ブラックで使ってるダゲキやナットレイもそう。ピアノのレパートリーもポケモンのレパートリーもじわじわと増やしていきたいです。じわじわと。

さて現実世界では冬になってから雨が増えました。
とはいえメルボルン辺りは普通の感じ。郊外にどれくらい降ってるかが春夏の水の量に影響するのかな。
ただニューサウスウェールズ州とタスマニア州では洪水になるほど雨が降ったり大変なようです。(逆になぜうちの州は大丈夫なんだろう)
メルボルンとタスマニアのDevonportを結ぶフェリーが運航を見直したとかニュースで聞いたんですが「そこ!?」「そんなに!?」と驚くばかり。
タスマニアはそのうち寒くない季節に遊びに行きたいんですが夏は夏で去年山火事がひどかったらしいし今年も実は心配です。

未だに私タスマニアのMuseum of Old and New Arts(MONA)に行ってないんですよ。前回行ったときはまだなかったので。ホバートの町の港から船なので車がなくても行けるとこですし。やっぱりもうすぐ始まるDark Mofoみたいな人気イベントの時期は避けた方がいいのかな。
あと車なしで他にどこ回れるだろう。行き帰り飛行機でなく前述フェリーにも乗りたいですし。

メルボルンで見たいもの行きたいものも色々情報入ってきてます。今週末はWorld Gin Day関連のイベントがメルボルンの色んな飲食店で開催されてる様子。今はジンが流行りですからね。
メルボルンのシティだと店名のジンの名を冠するGin Palaceでイベントがあったり、郊外に行けばヒールズビルにあるジン蒸留所Four Pillarsでも週末(女王様の誕生日で連休あり)飲んだりマスタークラスだったり複数イベントがあるようで。しかもすでに売り切れ。新しい場所なのですがものすごい人気です。

そしてメルボルンでは今月(~来月初め)にAustralian Balletの白鳥の湖、そしてロミオとジュリエットの公演が。
ロミジュリは安いチケットもあったので即購入。その前に白鳥の湖なのですがこちらは諦め。ランチタイム公演として第3幕だけやるっていう公演もあったのですが仕事が来たのでさすがに行けず。でもいいですよねこういうフォーマット。結構バレエは長い作品は長いですから(ただ全てのバレエでこういう切り取り方ができるわけじゃなさそう)。
ちなみに第3幕だけだと黒鳥の踊り(32回転含む)がメインイベントで、他にも色んな国のお姫様の踊りとかも見れます。

ロミジュリと同じくらいの時期にオケ方面ではマーラーサイクルの続き、交響曲第6番。
めったに聴かない曲だけど大好きな曲、生でやるときは聞き逃したくない。そしてハンマーが降ろされるのとか目で見る見所もあるのでバルコニー席のチケットを買わないと。

ということでイベント色々、というほどではないのですが楽しみが色々ある冬です。
それに加えて暖かくしておいしいもの食べて何かと気分が低迷しがちな冬を楽しみたいです。


今日の一曲: イーゴリ・ストラヴィンスキー 交響詩「ナイチンゲールの歌」



こないだ遠出のときに購入したやつ。最初は萩尾望都の「ローマへの道」の「青い鳥(ブルーバード)」を読んで作中で踊ってたアンデルセンの童話を知って、そこから後にN響アワーでこの曲を聴いて「あの話じゃん!」と思い、ついでにチェレスタの大活躍にテンション上がり。もっと早くに録音を入手すればよかったなー。
ただ「青い鳥」に関してはアンデルセンの「夜鳴きうぐいす」の話をストーリーにしたとはあったけどストラヴィンスキーの曲を使うとは明記してなかったので実際この曲を関連付けていいかのかな。ただ「30分ほどの小品」とあるのでこの曲の長さに近いことは近いかな(20分ほど)。

この曲自体は最初オペラでその後バレエになって第2、3幕の音楽を使って交響詩にした、という経緯でいいのかな。ストラヴィンスキーのいわゆる三大バレエ(火の鳥・ペトルーシュカ・春の祭典)と同じころに書かれて同じくバレエ・リュスによって世に出てる作品です。ストラヴィンスキーらしい色彩と踊りとの相性の良さ、チェレスタパート弾きたいし踊ってみたいよなー。
ついでに漫画で見ると白黒なので実際の衣装とか舞台とかも見てみたい。でもバレエでもコンサートでもなかなかお目にかかれない作品。

音楽に関して今回語りたいのは2点。
チェレスタのソロでかい!ピアノパートもあるけど目立つのはチェレスタ。東洋的なチェレスタっていうとラヴェルのマ・メール・ロワとかありますがこっちはもっと機械的・東洋的・ガムラン的でかっこいい。元の童話では機械うぐいすはmade in Japanだそうで、なんか縁を感じずには居られない。弾きたいこのソロ。
そして特に冒頭でストラヴィンスキーもメシアンに並ぶくらい鳥の声を聴いて再現してるのが聞き取れます。頭の中でかなり分解してみるとかなり鳥やってます。嬉しい。

ということでリンクしましたブーレーズ指揮の録音。メカニカルなところがある曲だとブーレーズを選びたくなっちゃう。ついでにではないですが三大バレエのほうもブーレーズの指揮で聴いてみたくなりますね。特に春の祭典。

あ、そういえばナイチンゲール=和名で夜鳴きうぐいすと呼ばれますが鳥の種類で言えばうぐいすとは違う種類です。鳴き声の美しさからそういう和名になったそうですが、 ラリアのMagpieがカササギではないのと同じことですね。鳥でこういうこと良くあるんですが知らないだけで他の動物でも良くある話なのかな。生物方面の人にとっては当たり前なのかもですが音楽方面から分析するには要注意ですね。


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