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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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旅が近づいてくる
9月になりました。暦の上では春です・・・が案の定昨日は完全なる冬日でした。
まあメルボルンなんで多少そういうことはよくあります。来週半ばの20度超えにとりあえず期待。
色々動き回る予定もありますし寒くないのはありがたい。

そして9月になったので一時帰国まで一ヶ月を切りました。
今回は両親が一時的に日本にいたり(来年からまた海外)色々会いたい人もいたりなんだりで日本列島のかなりの長さを旅する予定になってます。
毎回恒例の買い物やライブや色々ある上に長旅もあり(長旅と買い物は混ぜられないですからね)、そこになんかちょこちょこイレギュラーなイベントが来たり。
例えばポケモンで10月に悪の組織イベントが発表されちゃったりするとそれに合わせた日に買い物に出なきゃ、みたいなことになりますし。なるんですよ。

今回はもうしばらく行けるかどうかわからないような遠い所まで行くのもあってちょっと御朱印帳なるものを購入して社寺参拝を増やそうかなと思ってます。
・・・となると特定の神社やお寺に行ってそこの御朱印帳を購入せねばとか思ってまた行動とスケジュールがそれに左右されることに。

そして以前kindle fireを購入してその目的の一つが「一時帰国の時に買って持って帰る&送る本を減らす」ことがあったのですが・・・どうも無理そうです。父が紙の本で持ってるのはそっち優先しちゃいますし、他でも紙の本欲しいものは(なるべく絞りますが)紙で買いますし、紙でしかないものもありますし。ということで努力はしますが去年と比べて身軽ってことにはならなさそうです。

ただその目的の他ではkindle fireの購入は大正解かも。一時帰国に限っても旅先で読む本とか初めて遊びにいく場所のガイドブックとかも気軽に買えますし、ネットで見つけた観光マップとかの表示もスクリーンが大きい方が見やすい。

kindle本もそうですが音楽も旅に備えて買い足しておきたいところです。ゲームは長旅にはポケモン+ノブナガの野望と相場が決まっていますし。ポケモンサイドのシステムが第5世代ベースなのに面食らう以外はまとまった時間がある機会にもってこいのゲームだったりします。シナリオによって長さも違って旅の長さに合わせたりもできますし。
一時帰国で旅先で城を見ることも増えましたし戦国時代の知識ももっとつけておいたいです。

あとは服なんですよね・・・残暑から本格的な秋くらいまではカバーしなくちゃいけない。
そもそも服を合わせる買う見立てるのが苦手なので、既に下見してはいるのですが全く目処が立たないままでいます。仕事のご挨拶用のちょっといい服はもちろんですが日本ではちゃんとせにゃいけないイメージがあるので。(メルボルンだと夏でもキャミソールなしでブラ見えてても平気だけど日本だとキャミソール必須とかそういう違いが自分の中であります・・・)

ということで忙しい中をぬっての準備がたくさんありますがストレスで軽躁方向に傾かないように気をつけながら走り回りたいと思います。
そして日本に行く前にもう一つ遠出があるのでそちらも楽しみです。


今日の一曲:  アントニン・ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番 op.98「アメリカ風」 第4楽章



旅曲ではないですが近い曲。ドヴォルザークがチェコからアメリカに渡ってしばらく住んでた時の作品です。有名な「新世界」交響曲はアメリカから祖国を思う曲ですが、こちらの「アメリカ風」弦楽四重奏曲は新天地の景色を描いたもの。
特にロマン派以降の音楽では交響曲は「公」、小編成の室内楽は「私」みたいな役割になってることが多いです(極端な例がショスタコですね)。

外国の景色を描く音楽ではその土地の音楽のスタイルを自分のスタイルに絡ませていくことがよくあります。この「アメリカ風」四重奏曲もアメリカの黒人霊歌のメロディーや音階、リズムを積極的に取り入れています。ヘ長調というシンプルな明るさやのどかさがある調で4つの弦楽器がのびのびと歌います。

もちろん音楽全般で一番注目すべきなのは主旋律で、ドヴォルザークもまあいいメロディー書くのですが、この四重奏曲、特に第4楽章では伴奏のリズムが自分にとっては最高にツボです。
第4楽章の冒頭のビオラのリズム、テンション上がる!(笑)メロディーが入る前の2小節だけで笑えます。ビオラあんまりメロディーもらえてないけどこのリズムがあるだけで曲が進んでいく。がんばれビオラ。(新世界でも似たようなパートがありますね、ビオラは)

ものすごく聴きやすい曲でメロディーもキャッチーな曲なのですが、だからこそメロディー以外のところで何が起こってるかにも耳を向けてみると面白いです。というかとにかくビオラが縁の下の力持ちなので気づいてあげてください。

リンクしたのはアルバン・ベルク四重奏団による録音で、チェコからアメリカに渡ったこの曲と、祖国チェコのスメタナの四重奏曲を組み合わせたアルバム。ドヴォルザークの弦楽四重奏はこれが第12番なのですが他がとにかく知名度が低くて私も全然知りません。なのでアルバムで探すと他の編成or他の作曲家の弦楽四重奏曲との組み合わせが多いようです。

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