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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Fidget cube & RUOK関連で
なんとか金曜日までたどり着きました。
調子はちょっと落ち着いた感じなのでこの状態を明日(コンサート本番)も維持できれば一段落といったところ。
昨日は(リハーサル前でお酒飲めないので飲まなかったけど)Bar Ampereに夕食に行って挟まってるスローサラダがおいしいバーガーとアイスクリームサンドイッチ(2回目)を頂いたのもよかったかも。美味しいご飯を食べるのは心を整えるなにかが有るようで(食欲が変わらずだからこそかな)。

最近kickstarterでクラウドファンディング企画を色々見て回ってたらちょっと面白いものがありました。Fidget cubeという手遊び用のキューブで、期限まで40日もあるにも関わらず目標額を2桁(!)超えてるという快挙。
こういうfidget toysの類いは発達障害とか不安症とか軽躁とかでじっとしてられない、そしてそれによって焦燥などの状態が起こったり悪化したりするのを和らげる助けになるものらしく。(なかなかこの分野は日本語でどう表現してるか分からないので日本語が変になってしまった)
fidget toysで探すと他にもストレスボールとか種類があるみたい。

この数週間の焦燥状態を考えるとこういうものが有ったほうがいいなーと思って出資しちゃいました。確かに(特に送料を含めると)ちょっとお高いなあという感じはあるのですが(ペンとか身の回りのものでいいやーという人も多いみたい)、携帯とか無駄に弄るよりはこういうの試したいかなー。
私はそうではないのですが髪の毛抜いたりとか体の一部に影響がある癖だったり物を壊すことにつながるような癖がある人にはいいのかも?
とりあえず既に出資済+目標額達成済みなので届くのを待つのみですね。

メンタルヘルス関連の話でも一つ、こちらでは昨日(9月8日)に「R U OK? Day」というのがありまして。
ここ数年間で新しく出来たメンタルヘルスキャンペーンで、周りの人に「Are you okay?」など声がけを通して自殺予防をするというもの。この文だとシンプル過ぎて誤解がおきそうなので自分なりに「RUOK」に思うことをこの機会に書きたいと思います。

「RUOK」の声がけってのは結構幅広くカバーしてると思います。
文面通り解釈するならメンタルヘルス関連で問題を抱えてる人に対して「大丈夫?」と聴くことで会話につなげるか適切なケアに導く、みたいなところかな。ただ色々な要素があってこういうコースに導けるケースは少ないと思ったほうがいいのかも。

実際に重要になってくるのはその周辺のもっと効果が感じにくいぼんやりしたエリアかな。例えば「大丈夫?」と聴くことでメンタルの問題を隠さなくていい、助け(もちろんその人自身でなくても)を求めてもいい環境を作ることとか。声をかけることで心配してる人がいるということを伝えて人のつながりを思い出してもらう、とか。そこまで行かなくても声をかけることで悩んでたり苦しんでたりする人の中で完結してぐるぐるしてる思考を断ち切る、とはいかなくても一瞬だけでも目を反らせる、くらいのことも含まれるんじゃないかな。さらには悩んでる人に対して自分の状態などを形にするためのきっかけとか、適切なケアのみつけかたとか。

ただアプローチの仕方とか声かけの仕方とかどこまで&どうやって干渉するかとかは完全にケースバイケースで、親しい間柄でもなかなか「R U OK?」ほどシンプルにはいかないことも多いとは思います。それを改めて目を向けて考えて、なるべく気負わない形で壁を崩すのがこのシンプルなコンセプトの目的なんじゃないのかなー・・・とは思ってるのですが。

ただ私だけじゃないと思うのですが「大丈夫?」と聞かれると自分の状態とかをまとめる&説明するのが面倒で半分反射的に「大丈夫」と言っちゃうのですが、それもまあしょうがないかなあとは思います。日常的にそこを努力してトレーニングしなきゃとは思うのですが、特に軽躁だとうまくできないとイライラがひどいので。

ということで軽躁状態が若干和らいだ&R U OKキャンペーンついでに書いてみました。
とりあえずこのまま明日まで。緊張もあるだろうからそれでも軽躁につながらないように。


今日の一曲: Graeme Koehne 「A Closed World of Fine Feelings and Grand Design」



ちょっと気分がon edgeの時どういう音楽が聴きたいか・・・ということにはなかなか答えがでませんね。そこ(分析・記憶)まで頭が回らないから当たり前っちゃあ当たり前なんですけど。
とりあえずテンポはゆっくりめ(≦呼吸の速さ)、音域+強弱の幅ひかえめ、比較的小編成、とかだいたいの傾向はありますが。

多分この曲はそういう意味でいいとこ来るんじゃないかな。元の曲はギターソロで手持ちの録音もそうなのですが他にもピアノ・合唱版もあるみたいです。多分今回の趣旨にはギター版が一番かな。アコースティックギターの指の腹で弾く音はメンタルの調子が悪くてもやさしく響きます。
あとはゆっくりなテンポとかフレーズが長い余韻で終わるのとか、そういう要素もメンタルの不調に向いてるかも。

前も書いたと思いますがオーストラリアの作曲家(Koehneはラリア人です)の音楽って平べったい大地の上に青い空が同じく平べったく、果てしなく広がってる感がものすごく好きで。他の国の音楽には(少なくともクラシックで有名なヨーロッパ辺りには)ちょっと珍しいかなーと思います。だからといってそれがラリアの音楽のセールスポイントにはなかなかしにくいか。

リンクした録音(手持ちの)はオーストラリアのギター音楽(編曲含め)を集めたCDです。
ギターの魅力のみならずオーストラリアの音楽独特の魅力もちょっと味わえるアルバム。もっと広くオーストラリアの音楽が知られるといいな。

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