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前のエントリーに拍手ありがとうございます~
メンタル的な調子は若干回復したみたいですがとにかく予定がばったばた。仕事にピアノに日本にいく準備に(お土産ショッピング含む)、金曜日にはバレエ観に行くし土日は田舎の友達の所に行ってくるし他にも色々。とりあえず一時帰国の準備はちゃんとしたいところ。
こないだのZelman Symphonyのコンサートの前にオケのメンバーにニュースレターが(メールで)来たのですがその中に今後弾きたい曲があったら提案ウェルカムですよーみたいな話があったのでちょっと何曲か私も送っておきました。もちろんチェレスタが入ってるやつ(呼んでもらえるように)。
前書いたとおり来年はHamer Hallでショスタコ13番という編成も曲も場所もでかいコンサートがあってチェレスタ・ピアノパートがあることは確定なのですがさて呼んでもらえるかな。
ちなみに提案したチェレスタ入りの曲はこんな感じ。
・レスピーギ 「鳥」
・レスピーギ 「ボッティチェッリの三枚の絵」
・ラヴェル 「マ・メール・ロワ」
・ラヴェル スペイン狂詩曲
・ヴォーン=ウィリアムズ 交響曲第8番
・ラフマニノフ 交響曲第3番
・ペルト 「Lamentate」
もちろんアマチュアオケということを考慮して、でもこれまでの難関レパートリーを乗り越えてきたことも考えて、あとはもちろんオケが弾いて楽しいと思う曲を選びました。
コンサートのプログラムを組むときは大きい曲から選ぶだろうことを想定してコンサートの前半によさそうな最初の4曲。
「鳥」は最終楽章にでっかいチェレスタのソロがあって大変おいしい曲。「ボッティチェッリ~」は木管始めかなり小編成な曲なのにハープ・チェレスタ・ピアノが揃うのが面白い。マ・メール・ロワは前弾いたことがあるけどいつでも再演ウェルカム。スペイン狂詩曲はもしかしたらアマチュアオケには難しいかもしれないけどいいチャレンジになりそうだし派手で楽しいと思い。
交響曲はマイナーかつ渋いやつを2つ。でもどっちも独特の美しさがあってチェレスタもなかなかおいしい。特にヴォーン=ウィリアムズは冒頭がかっこいい(ただチェレスタはだんだん弾かなくなる)。あと弦だけの楽章、吹奏楽だけの楽章ってのも面白いんですよね。さっきのボッティチェッリもそうですが小編成であることはこういうオケでスケジューリングの助けにはならないかしらん。
あとLamentateはピアノがほぼソロのやつ。はい調子に乗ってみました。
先ほどの諸々の要素を考慮して(弾きたいけど)提案から除外した曲はこんな感じ:
・ストラヴィンスキー 「夜鳴きうぐいすの歌」
・シュトラウス サロメ「七つのヴェールの踊り」
・プロコフィエフ 交響曲第5番
・ルトスワフスキ 管弦楽のための協奏曲
主に難しすぎる、が理由ですね。難しいだけじゃなくてそれが最終的に楽しみ・演奏で報われるかっていうバランスも微妙なレベルの難しさ。
あとはものすごくメジャーなショスタコ5番とかも私が提案するまでもないのでそういう除外もあります。
でもやっぱ弾いてみたいよなーいつかは。
ところでZelman Symphony所有のミュステル製チェレスタ、古いので音が小さいだけでなく鍵盤が提案した曲にちゃんと足りるのかもちょっと心配。こないだのウェストサイドとか除外したサロメとかだと確実に足りないんですけどレスピーギとかラヴェルとかはどうなのか。うーむ。
何はともあれとりあえず提案はしたのであとは指をクロスして来年を待つしかないです。
実はオケとは全く別で11月にソロでちょっと弾かせてもらう予定などもあるのでそっちもちゃんとしないと(考える部分は日本に行く前に)。ばたばたと。
今日の一曲: オットリーノ・レスピーギ 「ボッティチェッリの三枚の絵」より「東方博士の礼拝」
レスピーギは不思議な立ち位置の作曲家で、ローマ三部作でそこそこ有名なものの一般の人にはマニアックすぎて、でも音楽やってる人にはちょっと深さが足りない感じで人気としては今一つなところがあり。
純粋に聴いてて楽しいし、あとチェレスタ・ピアノをよく使ってくれるので私は結構愛着があります、レスピーギ。(それからどうしてもそういう微妙な立ち位置の作曲家を拾い上げたくなる傾向はあるかも)
そんなレスピーギの作品の中でもちょっと小編成のオケ曲がどうしても気になりますね。イタリアの印象主義みたいな面も新古典派としての面もささやかだけどうまく生きる気がして。
ミニチュア的な曲はやっぱ愛らしさがたまらんのですよ。
そんな小編成オケ曲のなかでも「ボッティチェッリの三枚の絵」は編成がちょっとトリッキー。
普通オケで管楽器は各楽器2本ずつ居るのが基本形なのですがこの曲ではフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペットが1人ずつ。
つまり実際に弾くときは全く違う音色の楽器同士でいかに一つになった音を出すかがキーになりそう。それぞれのメロディーが絡みあうこともあればみんなで和音を奏でることもあり。弦楽器とは格段に違う世界。
あれ、肝心の「東方博士の礼拝」の話にならなかった。これは管楽器でいうと横方向のメロディーの掛け合いや絡み合いにシンプルな美しさがあって、あと中間部でピアノ、ハープ、チェレスタが質感の違ったチームプレイを見せたりも。
レスピーギってものすごく変わったこと、斬新なことをするわけじゃないけどたまにこういうコロンブスの卵的な気づくと凝ってる技があってそういうところもすごく好きです。
リンク先の録音は「鳥」と一緒に収録のアルバム。チェレスタ大活躍です。
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メンタル的な調子は若干回復したみたいですがとにかく予定がばったばた。仕事にピアノに日本にいく準備に(お土産ショッピング含む)、金曜日にはバレエ観に行くし土日は田舎の友達の所に行ってくるし他にも色々。とりあえず一時帰国の準備はちゃんとしたいところ。
こないだのZelman Symphonyのコンサートの前にオケのメンバーにニュースレターが(メールで)来たのですがその中に今後弾きたい曲があったら提案ウェルカムですよーみたいな話があったのでちょっと何曲か私も送っておきました。もちろんチェレスタが入ってるやつ(呼んでもらえるように)。
前書いたとおり来年はHamer Hallでショスタコ13番という編成も曲も場所もでかいコンサートがあってチェレスタ・ピアノパートがあることは確定なのですがさて呼んでもらえるかな。
ちなみに提案したチェレスタ入りの曲はこんな感じ。
・レスピーギ 「鳥」
・レスピーギ 「ボッティチェッリの三枚の絵」
・ラヴェル 「マ・メール・ロワ」
・ラヴェル スペイン狂詩曲
・ヴォーン=ウィリアムズ 交響曲第8番
・ラフマニノフ 交響曲第3番
・ペルト 「Lamentate」
もちろんアマチュアオケということを考慮して、でもこれまでの難関レパートリーを乗り越えてきたことも考えて、あとはもちろんオケが弾いて楽しいと思う曲を選びました。
コンサートのプログラムを組むときは大きい曲から選ぶだろうことを想定してコンサートの前半によさそうな最初の4曲。
「鳥」は最終楽章にでっかいチェレスタのソロがあって大変おいしい曲。「ボッティチェッリ~」は木管始めかなり小編成な曲なのにハープ・チェレスタ・ピアノが揃うのが面白い。マ・メール・ロワは前弾いたことがあるけどいつでも再演ウェルカム。スペイン狂詩曲はもしかしたらアマチュアオケには難しいかもしれないけどいいチャレンジになりそうだし派手で楽しいと思い。
交響曲はマイナーかつ渋いやつを2つ。でもどっちも独特の美しさがあってチェレスタもなかなかおいしい。特にヴォーン=ウィリアムズは冒頭がかっこいい(ただチェレスタはだんだん弾かなくなる)。あと弦だけの楽章、吹奏楽だけの楽章ってのも面白いんですよね。さっきのボッティチェッリもそうですが小編成であることはこういうオケでスケジューリングの助けにはならないかしらん。
あとLamentateはピアノがほぼソロのやつ。はい調子に乗ってみました。
先ほどの諸々の要素を考慮して(弾きたいけど)提案から除外した曲はこんな感じ:
・ストラヴィンスキー 「夜鳴きうぐいすの歌」
・シュトラウス サロメ「七つのヴェールの踊り」
・プロコフィエフ 交響曲第5番
・ルトスワフスキ 管弦楽のための協奏曲
主に難しすぎる、が理由ですね。難しいだけじゃなくてそれが最終的に楽しみ・演奏で報われるかっていうバランスも微妙なレベルの難しさ。
あとはものすごくメジャーなショスタコ5番とかも私が提案するまでもないのでそういう除外もあります。
でもやっぱ弾いてみたいよなーいつかは。
ところでZelman Symphony所有のミュステル製チェレスタ、古いので音が小さいだけでなく鍵盤が提案した曲にちゃんと足りるのかもちょっと心配。こないだのウェストサイドとか除外したサロメとかだと確実に足りないんですけどレスピーギとかラヴェルとかはどうなのか。うーむ。
何はともあれとりあえず提案はしたのであとは指をクロスして来年を待つしかないです。
実はオケとは全く別で11月にソロでちょっと弾かせてもらう予定などもあるのでそっちもちゃんとしないと(考える部分は日本に行く前に)。ばたばたと。
今日の一曲: オットリーノ・レスピーギ 「ボッティチェッリの三枚の絵」より「東方博士の礼拝」
レスピーギは不思議な立ち位置の作曲家で、ローマ三部作でそこそこ有名なものの一般の人にはマニアックすぎて、でも音楽やってる人にはちょっと深さが足りない感じで人気としては今一つなところがあり。
純粋に聴いてて楽しいし、あとチェレスタ・ピアノをよく使ってくれるので私は結構愛着があります、レスピーギ。(それからどうしてもそういう微妙な立ち位置の作曲家を拾い上げたくなる傾向はあるかも)
そんなレスピーギの作品の中でもちょっと小編成のオケ曲がどうしても気になりますね。イタリアの印象主義みたいな面も新古典派としての面もささやかだけどうまく生きる気がして。
ミニチュア的な曲はやっぱ愛らしさがたまらんのですよ。
そんな小編成オケ曲のなかでも「ボッティチェッリの三枚の絵」は編成がちょっとトリッキー。
普通オケで管楽器は各楽器2本ずつ居るのが基本形なのですがこの曲ではフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペットが1人ずつ。
つまり実際に弾くときは全く違う音色の楽器同士でいかに一つになった音を出すかがキーになりそう。それぞれのメロディーが絡みあうこともあればみんなで和音を奏でることもあり。弦楽器とは格段に違う世界。
あれ、肝心の「東方博士の礼拝」の話にならなかった。これは管楽器でいうと横方向のメロディーの掛け合いや絡み合いにシンプルな美しさがあって、あと中間部でピアノ、ハープ、チェレスタが質感の違ったチームプレイを見せたりも。
レスピーギってものすごく変わったこと、斬新なことをするわけじゃないけどたまにこういうコロンブスの卵的な気づくと凝ってる技があってそういうところもすごく好きです。
リンク先の録音は「鳥」と一緒に収録のアルバム。チェレスタ大活躍です。