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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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やっぱり華やぎますね
ちょうど今日メル響のSecret SymphonyでPlexus Trioが弾いてるのに行きそびれました。
朝とか昼とかに答えばらしに気づいてれば行けたのにー。しかも今日は30℃超えが落ち着いて夜出かけるにも良い天気だったのにー。ただただ不覚としか言いようがない。

それはもうしょうがないとしてやっと夏らしい日も増えてきましたオーストラリア。
方角によってはジャカランダも咲いてたり、ただ慎重派なはずの夾竹桃はこないだの38℃の日の後(涼しくなったのに)いきなり咲き始めたり。
ということで本格的に暑くなる前に親友に手伝ってもらって庭に植物を買って植えました。

幸い近くに植物屋さん(日本語でなんていうんだろう、こっちではPlant Nurseryというんですが)があるのでトラムと歩きで買いに行きました。
軽く悩みましたが定番&タフで育てやすいローズマリーとラベンダー、それからインパチェンス(赤紫、6株セット)に冬用のジンチョウゲの苗を買ってきました。

ジンチョウゲは日本で見るような品種だと日陰の涼しいところで育てるのだそうですが今回買った品種は日差しにも強いもの(ロケーション的に)。とはいえ今日の真夏日はちょっとふにゃっとなってたようだったのでもうちょっと日陰側に動かして夕方暑さが落ち着いてきた頃に水足しました。冬になるとあのおなじみの香りのつよい小さな花の集合体が咲くはずなんですけど普通のジンチョウゲの鞠状ではなくなんかどこかパイナップルぽい花の付き方になるそうです。写真がついてたけどなんか変。でも冬に咲くのが楽しみなのでちゃんと世話せにゃ。

自宅で園芸となると一般的には食べられるものを買うことが多いみたいですね。
私はどうも和食中心であんまり使わなさそうだなーと思ってやめたんですが唐辛子とかハーブ(バジルなど)とか、トマトとか。
イチゴはすごいこと伸びるからなーと思って見てたらハンギングバスケット形状のイチゴもありました。これならある程度コントロールできる?
あと大きくなる木だったらレモンの木はものすごくポピュラーですね。(ただし引っ越し先にすでにあったケースがほとんどなのでレモンの木を買ったという話はあんまり聞かない)

他にもインドアで育てたりメルボルンの暑くて乾いた夏にぴったりな多肉植物類もいろいろありましたし、もちろんオーストラリア原産の植物も色々。ちなみに一般的な園芸植物だと強めの酸性の肥料が広く使えるそうですがラリア原産の植物はもっと弱い肥料が必要になるそう。やっぱ植物買いに行ったらお店の人とお話すべきですね。というかもっと色々聞きたかった。まだまだ初心者だしスペースも限られてるのでそこまで広く見て考える余裕はないのですが。

とにかく植えて1日でいきなりもう暑さが来たんでこれから夏を乗り切れるかまだ自信ないのですががんばって水やりしたりトリミングしたり(ラベンダーは花が終わったら、ローズマリーはどう伸びるかわからないのですが伸びるだろうし使えるので)肥料足したりしたいと思います。
庭が華やいでほんと嬉しいですし、これから庭でも過ごしたいので。やっぱりこの家は夏の家ですね。

ということで今日の一曲は植物テーマで。


今日の一曲: ジョージ・クラム 「Apparition」より「When Lilacs Last In The Dooryard Bloom'd」



こういうときにすっと出るように(創作でもすっと使えるように)私のiTunesライブラリには楽器別とか作曲家別とか国別とかのスタンダードな区分のプレイリストだけでなく特定テーマのプレイリストも作ってあります。元々は「夏の暑いときにワーグナーとか回ってきてたまるか!」みたいな動機だったような気がしますがちょこちょこ便利です。(ただここ数ヶ月で買った曲はまだ「未区分」リストに放り込んだままですが・・・・)

で、そんなリストに「鳥」はもちろん、「植物」も入ってます。ダントツで多いのは薔薇関係ですが(そもそも「夏の名残のばら」の編曲がいつのまにか複数)、そこをなんとなく避けて久しぶりのクラム。
こんな暑い夏の日の夜だったらクラムがたまらなく聞きたくなってしまう習性なので。気候自体もそうですが、クラムを欲するこの気持ちも夏が好きな理由の一つ。

Apparitionのなかでもこの楽章はちょっと地味ですが、そんな夏の夜にぴったりな透明な怪しさと妖しさが素敵(ただし元のWhitmanの詩はリンカーン追悼なので季節は春)。たまにかすかに光ながら同じところをふわふわ漂うようなピアノの伴奏に、ぎりぎり伝統的と前衛的な境目あたりにあるようなメロディーを歌う歌い手。音は多くないしむしろ「空」が多いんだけど雰囲気としては抜群。

このApparitionの各楽章のタイトルからは闇属性というか夜の雰囲気というかが濃く漂ってくる中で咲いてるライラックという絵がまたいいなあ。香りもする花らしいから暖かい夜に香るライラックの匂いというのもまた絵になる(嗅覚ですが)。

まあとにかく細かいことは置いといて夏にはクラムですよ。特に夏の夜にどこか不思議な世界に連れてってくれるクラムの曲は多いので(リンク先の録音に入ってるSongs, Drones and Refrains of Deathも含め)。改めて今シーズンも色々紹介していきたいです。

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