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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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随分偏った色とりどり
いやー昨日は暑かった!
仕事のタイミング的に外に出る都合がついてよかったです。
色々歩き回って買い物して結構体力消耗もしましたがやっぱり暑い日は外で過ごしたい。

一番大事な(?)買い物はコンバースのスニーカーでした。
前から履いてた水色のがちょっとぼろくなってたので(足の一番広い部分、つま先立ちすると折れる部分)買い換えです。


カーペットの微妙な色と見事なコントラストの紺色です。上が高い(長い?)形のを買うのは初めてです。ちょっと冒険。それにしてもいい紺色。ジーンズの紺とはまた違う色で合わせやすそう。
前持ってたやつとかこれみたいないわゆるスタンダードなコンバースとちょっと違う形のもあってちょっと安かったりするんですがやっぱりこの形が一番汎用性高そう。

あとはペン好きの友達と一緒に(仕事の昼休み)シティのペン屋さん行きました。Pen Cityというお店。小さいけれど高級品から安価なペンまで色々あります。日本のメーカーだとパイロットが(インクだと色彩雫も)置いてあったり。インク色サンプルもたくさんあるとかなんとか。

今回はノートだけ買ったのですが(Clairefontaineのノートの紙は万年筆と相性がいいと友人談)ペンもインクもやっぱり欲しくてうずうず。ただ日本製のだったら日本で買ったほうが断然安いので一時帰国のときまで待った方がいいので例えば初心者鉄板と言われて色も豊富でちょっと惹かれてるLamyあたりとかいいよなー・・・と。

ただあれやこれやとネットで見てるとペン本体もインクもどうしても青方向に大きく偏るんですよね。インクは元々青が多いんであれですが、すでにセーラーほしくず+セーラージェントル四季彩「蒼天」の組み合わせであのど真ん中な青に満足してるはずなのに。

元々青が好きで身につける色も黒と紺と灰色と青が多いですが(↑のスニーカーの件でもちょっと出てますね)最近ちょっと顕著なようにも思えます。今弾いてる鳥カタの「クロサバクヒタキ」も冒頭は『海の青の喜び』ですしね。夏が待ち遠しすぎてこうなったのかという気もしますが兎にも角にもペン/インクに限らず色の買い物するときはちょっと青から離れないと同じようなものばっかり買ってしまいそう(汗)
万年筆&インクにどんどんはまってくことはまあ逃れられないことがわかったので(笑)買うペースと買う物をなんとかコントロールせねば。

青でなければ、となると色彩環で隣の緑とか紫が次によく使うかな。ただパイロットの色彩雫で「月夜」とかいいなーとか思うとほぼ青じゃないかとか、なかなか呪縛から逃れるのは難しいようです。
(実は最近服もさっき書いたような色以外を、と主にユニクロでがんばって挑戦してるのですが、こちらもまだまだ)

そして万年筆やインクだけじゃなくちょっとしたこだわりは文房具全般に広がりつつあるようで。出費には気をつけてこだわってみたいと思います。
そこらへんに関しても多分続報をそのうち。


今日の一曲: ヨハネス・ブラームス ビオラソナタ第1番 第1楽章



万年筆といえばMelbourne Recital Centreのロビーエリアにはちいさなガラスケースがあってその中にモンブランの「ヨハネス・ブラームス特別エディション」ペンが飾ってあります。あれ、万年筆もボールペンもあるみたいけどどっちだっただろう。
こういうのってなかなか20世紀の作曲家ではないよなあ(画家はある)。メシアン万年筆に鳥カタインク(13色)とかあったら素晴らしいのに。

Recital Centreに行くのでグラスケースの隣を通ることはよくあるのですが実際のブラームスの音楽となるとちょっと最近ご無沙汰気味(コンサートでも録音も)。暑くなってきたのもあるし、今人情味の少ない音楽あたりを欲してるってのもあるけどブラームスの音楽は人肌音楽だから聞いてないってのはちょっと寂しい気もします。

ただブラームスに限らず強く感じるところのある+大好きな音楽というものはなかなか実際に耳で聞くことは少ないです。このビオラソナタ第1番の最初の楽章もそう。
特にブラームスの室内楽のintimateでシリアスな部分ってのはあんまり軽々しく接しちゃうのもなんだかなあ、と思ってしまいます。
(もちろんこれは私個人の気持ちであって、あとだいぶ前から聴き込んで知ってる曲だからというのもありますので少なくとも最初はどんどん気軽にアプローチするのがいいと思いますよ-)

ブラームスの弦楽器のソナタはどの楽器のもちょこちょこ弾いてますが、ビオラやっぱいいですよねー。元々はクラリネットのためだったとかちょっと信じられないくらいのこの溢れる渋み。実際この第1楽章に関してはクラリネットより1オクターブ下で弾くビオラの赤ワインのような渋く深い音がふさわしいんじゃないかと。

あとこの曲で音が駆け上がって盛り上がるようなところも各楽器の性質上ビオラのあの絞めつけるような弦の高音の方が感情を掻き立てるような気がするのですよ。ちょっと美しさレベルが下がって欲求不満な感じのあのビオラの音が大好きです(褒めています)。

あービオラが愛しい。そしてやっぱりブラームスの室内楽が好き。もうちょっと寂しく思うようになったらまた聞こう。この曲だけでなくもう一つのビオラソナタも、そしてバイオリンソナタ3つとチェロソナタ2つ(+バイオリンソナタ3番のチェロ編曲)も。

ちなみに渋い渋い言ってるのはリンク先の録音を主に聞いているから。せっかくビオラなんだしバイオリンっぽい音よりもこういう音の方がいいと思うのです。同じく収録されてるシューマンの「おとぎの絵本」もまた渋い音で楽しみたい曲。こちらもなかなかひねった面白さがある音楽ですよー。


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