忍者ブログ
~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

足から腕から首まで
今日は今年最後のバレエレッスンでしたー・・・といっても教室は来週木曜までやってるそうなので都合が付けば火曜の夜も行きたいと思ってますが。
すっかりバレエが好きで休むのが勿体ない、行ってない間に色々忘れるのがいやだなーと思ってしまう位です。

自分にとって今年を漢字一文字で表すなら「踊」だろうなあ、と思うくらいには踊りが日常に入ってきてます(笑)家がちょこちょこ踊れる広さでよかった。といってもちょっとしたステップだったりちょっと足を上げたりつま先立ちだったりするくらいですが。でも意識すると大分違います。

バレエを始めてこれで1年半になりますかね。だいぶ上達してきたとは思います。
全般的で基本的なバレエの動き・ふるまいは大分自然にできるようになってきたかな。あと体幹もかなり働くようになってきて(なのでピルエットも2種類とも安定して出来るようになってきました)。
ただ足と腕と首の動きがうまくつながってなくて変なところあったり、まだまだ「常に足と腕の先まで注意する」ってとこまで頭が回らないことも。

あとまだまだ右と左が分からない(笑)今のクラスだと同じ踊りを右左どっちもやるだけでなく前バージョンと後ろバージョンもやったりするので盛大にこんがらがります。でも右左・前後どっちにしても動く前に(ほぼ動きながらですが)頭のなかでもっとはっきり(かつ素早く)自分の動きのビジョンをイメージできるようになるといいんだろうな。

頭の中身を動かす、という意味では今のクラスはいいのかも。今の先生はアダージュ系統が全然ゆっくりじゃなくて(笑)音楽をめいっぱい使って止まらないように動くとある程度の遅さは確保できるのですが考えるスピードとしてはかなり速い。でも足の先・手の先まで行き届くようにするにはいい修行(?)なのかも。

来年の目標は・・・とりあえず上半身かなあ。姿勢キープだったり腕と上体の動きのなめらかさだったり足とうまく合うのとかもそうですし、首・頭の動きがまだまだなところが多くて。
ポーズや踊りを自然で美しく見せるためとか表現的なことだけでなく、体の動きをもっと全体として考えてイメージするのには首と頭の向きや動きってものすごく大切そう。

・・・とはいえレッスンが休みの数週間どうするかなあ。一応どんなことを気をつけなきゃいけないかちょっとしたノートをとり始めたのですがそれを参考にちょこちょこ練習するだけでもなあ・・・ちと心配。


今日の一曲: モーリス・ラヴェル 「ボレロ」



今日のレッスンでご自由に持ってっていいカレンダーがあったので何かと思ったらジャール・バレエ・ローザンヌのカレンダーだったのでありがたくいただいてきました。各ページ各作品素晴らしい。永久保存版です(ただし祝日が書いてないのでリビングには既に買ってあるカンディンスキーの方を飾る予定)

ベジャール振り付けで有名なのは「ボレロ」ですがそれも入ってたので今日の一曲はボレロに。
ちなみにカレンダーには最後のとこを上から撮った写真が載ってます。
バレエでもオケと同じように一人の踊りから始まってだんだん人が増えていってフォーメーションの妙を交えながらだんだん盛り上がるようになってますが、あれだけシンプルな音楽だと他にやりようってないのかもしれないなあ。音楽って不思議。

そして弾くのも踊るのもシンプルだからこそ難しいってのもこの曲に共通してるかもしれないなあ。
うちにあるNHKのスーパーバレエレッスンの録画でのベジャール振り付けの回を見ると難しいけど一つ一つの動きが明確で基本がしっかりしてないと様にならないんだろうなーと。
オケでは例えばピチカートはきちっと揃えるの(弓で弾くより)難しいしずれたらすぐ分かるとか。あとあんまり音が飛んだりとかしないシンプルなメロディーだからこそさらっと吹かなきゃいけないとか。

そもそもラヴェルの書く曲って多くの根本はそうなんですよね。シンプルだしさらっと弾かなきゃいけないけどものすごく難しいとか。今ピアノで弾いてる夜のガスパールとかみたいに見て複雑で難しいと分かっちゃうものの方が少ないんじゃないかな。
だから弾くにも踊るにも飾り無しで体一つで挑むようなところがありますね。それを奏者・踊り手に要求するラヴェルはやっぱ手強いです。

まあでもボレロも色んなところで使われていやになるほどあの繰り返されるメロディーを聴いていると思うので今回はベジャールのバレエとしてのDVDをリンク。ベジャールに限らずバレエのDVD欲しいなあ。モダンバレエあたりがいいよー。近場で売ってればいいんだけど。


拍手[0回]

PR
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Comment:
Pass:
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック