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行って来ましたユースオケのサマーキャンプ、指揮者育成。
昔はこのサマーキャンプにチェロを担いで行ったものです。今や同世代の友人も教える側で来てて本当に時が過ぎていった感がすごい。
さて、指揮者育成ではZelmanでもお世話になってる指揮者さんが先生となって10人くらいの指揮者の卵を教えるという感じのコースになってました。
生徒のバックグラウンドは色々で、なぜかクラリネットが多いながらも合唱だったりダンスだったりジャズ作曲だったりこのコースに至る道が面白い。そして目標としてもこれから指揮の道を目指したいという人もいれば指揮のスキルや指揮での表現・コミュニケーションを身につけたい&磨きたい、仕事の幅を広げたいなど色々。
今日の午前中はレパートリーの練習はなく(ほっとしました)、最初は指揮について背景を学んで、それから指揮の基礎を練習するのが中心でした。
話を聞く部分も結構長かったのですが改めて知ってみると面白いことも。ヨーロッパにおける指揮で「拍(ビート)を示す」のは杖で床を叩いてた動きから派生してる、とか(知ってる話なんですけどこれまでつなげて考えたことはなかったかも)、ソヴィエト時代には指揮も西洋世界から切り離されて独自の文化が出来たとか(バレエもロシアが特殊って話は聞いて、どっちも共通して「表現重視」なんですよね)。
何のジャンルでもそうなんですが、21世紀のオーストラリアって地理的にはジャンルの中心地と離れてるんだけど(もちろんアクセスはよくなりましたし)移民が多くて色んな文化が入って気やすく、いろんな文化のいいところを各々選んでミックスしたり比べて評価しやすいみたいなとこはあるんだろうなー。特に音楽に関しては音楽畑の人が多くソヴィエト圏から来てて、そういう人達の弟子もたくさんできて(私もその一人)、かなり影響があるんじゃないかと。中国とかユダヤ文化圏も影響ありそう。
そして指揮における基本の体勢と動きからは私も一緒に授業を受けました(笑)することがないときは全部みんなと一緒にやりました。(まあこのお仕事もお代はもらえないのでこれでちょうど良い感じに)
一応大学時代に指揮の授業もやったのですが当時健康上の問題でほとんど出席・学習できなかったのでここでフレッシュに再挑戦。今の所なんとかできるみたい(ただ私はピアノと一緒に指揮しないのでなんともいいがたい)。
もちろんピアノも弾きましたよ。スタッカートの示し方とか、スタートする前の呼吸とテンポの示し方とか。自分でいうのも何ですが指揮者のすることによく反応するピアノ弾きだと思います。先生の指揮のちょっとした違いとかなら結構音に反映できてるはず。ただ生徒の指揮の方だと自動的に自分のなかで補完・調節しちゃったりはしてるかも。
あと指揮ってとにかく緊張するので(手震えてた人も居たけどそりゃあ震えるよ)ピアノ弾きのポジションの人はなるべく怖くない人の方が良いと思います。そういう意味でもこの仕事には向いてるかも。
あとは他のアンサンブルの指導や指揮を見に行ったり。特に今回弦楽器出身の人が少ないのもあって、弦楽器特有のボウイングとか何やらを見るという時間もありました。
なんだかんだですっかり指揮者の卵と変わらなく授業を受けてノートもとったので(たまたま手元にあったノートでしたが)、明日はちゃんとメモ取れる体勢で行きたいと思います。
父も指揮やってたことがあったり、とにかく私はオケのあらゆる要素が好きなのでこうなったのも何かの縁。ネタ集めも兼ねてできるだけやりたいと思います。
指揮者の卵の中でもまだまだ孵らない段階ですがちょっとだけ覚えて帰りたい&楽しみたい。
今日は特に曲やらなかったので今日の一曲はお休みですが次回の更新ではまた今回やるはずのレパートリーから選びたいと思ってます。
昔はこのサマーキャンプにチェロを担いで行ったものです。今や同世代の友人も教える側で来てて本当に時が過ぎていった感がすごい。
さて、指揮者育成ではZelmanでもお世話になってる指揮者さんが先生となって10人くらいの指揮者の卵を教えるという感じのコースになってました。
生徒のバックグラウンドは色々で、なぜかクラリネットが多いながらも合唱だったりダンスだったりジャズ作曲だったりこのコースに至る道が面白い。そして目標としてもこれから指揮の道を目指したいという人もいれば指揮のスキルや指揮での表現・コミュニケーションを身につけたい&磨きたい、仕事の幅を広げたいなど色々。
今日の午前中はレパートリーの練習はなく(ほっとしました)、最初は指揮について背景を学んで、それから指揮の基礎を練習するのが中心でした。
話を聞く部分も結構長かったのですが改めて知ってみると面白いことも。ヨーロッパにおける指揮で「拍(ビート)を示す」のは杖で床を叩いてた動きから派生してる、とか(知ってる話なんですけどこれまでつなげて考えたことはなかったかも)、ソヴィエト時代には指揮も西洋世界から切り離されて独自の文化が出来たとか(バレエもロシアが特殊って話は聞いて、どっちも共通して「表現重視」なんですよね)。
何のジャンルでもそうなんですが、21世紀のオーストラリアって地理的にはジャンルの中心地と離れてるんだけど(もちろんアクセスはよくなりましたし)移民が多くて色んな文化が入って気やすく、いろんな文化のいいところを各々選んでミックスしたり比べて評価しやすいみたいなとこはあるんだろうなー。特に音楽に関しては音楽畑の人が多くソヴィエト圏から来てて、そういう人達の弟子もたくさんできて(私もその一人)、かなり影響があるんじゃないかと。中国とかユダヤ文化圏も影響ありそう。
そして指揮における基本の体勢と動きからは私も一緒に授業を受けました(笑)することがないときは全部みんなと一緒にやりました。(まあこのお仕事もお代はもらえないのでこれでちょうど良い感じに)
一応大学時代に指揮の授業もやったのですが当時健康上の問題でほとんど出席・学習できなかったのでここでフレッシュに再挑戦。今の所なんとかできるみたい(ただ私はピアノと一緒に指揮しないのでなんともいいがたい)。
もちろんピアノも弾きましたよ。スタッカートの示し方とか、スタートする前の呼吸とテンポの示し方とか。自分でいうのも何ですが指揮者のすることによく反応するピアノ弾きだと思います。先生の指揮のちょっとした違いとかなら結構音に反映できてるはず。ただ生徒の指揮の方だと自動的に自分のなかで補完・調節しちゃったりはしてるかも。
あと指揮ってとにかく緊張するので(手震えてた人も居たけどそりゃあ震えるよ)ピアノ弾きのポジションの人はなるべく怖くない人の方が良いと思います。そういう意味でもこの仕事には向いてるかも。
あとは他のアンサンブルの指導や指揮を見に行ったり。特に今回弦楽器出身の人が少ないのもあって、弦楽器特有のボウイングとか何やらを見るという時間もありました。
なんだかんだですっかり指揮者の卵と変わらなく授業を受けてノートもとったので(たまたま手元にあったノートでしたが)、明日はちゃんとメモ取れる体勢で行きたいと思います。
父も指揮やってたことがあったり、とにかく私はオケのあらゆる要素が好きなのでこうなったのも何かの縁。ネタ集めも兼ねてできるだけやりたいと思います。
指揮者の卵の中でもまだまだ孵らない段階ですがちょっとだけ覚えて帰りたい&楽しみたい。
今日は特に曲やらなかったので今日の一曲はお休みですが次回の更新ではまた今回やるはずのレパートリーから選びたいと思ってます。
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