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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Handwriting
明日本番!

The Classics: Symphony
2017年2月25日(土)午後7時開演
Malvern Public Gardens, Malvern
演奏:Stonnington Symphony Orchestra
指揮者:Roy Theaker
【プログラム】
リヒャルト・ワーグナー 「ワルキューレの騎行」(Heutschenruiter編曲版)
ガブリエル・フォーレ 「パヴァーヌ」
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン 「エグモント」序曲
ピョートル・チャイコフスキー 交響曲第5番より第2楽章
カミーユ・サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ (バイオリン:Lily Higson-Spence)
(休憩)
フェリックス・メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」序曲
Lior 「A Lift in the Morning Fog」(歌:Lior、Nicholas Buc編曲)
Nigel Westlake/Lior 「Compassion」より第7楽章「Avinu Malkeinu」
Lior 「This Old Love」(歌:Lior、Nicholas Buc編曲)
ヨハネス・ブラームス 「ハイドンの主題による変奏曲」よりフィナーレ
Howard Shore 「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」交響組曲
アントニン・ドヴォルザーク 交響曲第7番より第4楽章

ついでにいくつかタイポがあったのを直しておきました。Liorとの曲は概ねいい感じに仕上がってますが他はどうだろう。
天候はというと屋外コンサートにはちょっと望ましくない最高気温21℃+午前中に雨の可能性。次の日から暑くなるんだけど・・・まあいいや。
演奏服にヒートテックをプラスすることになりそうです。これを機に、ではないですがそろそろ演奏服も新調を考えなければ。

そんなわけで仕事も忙しくリハーサルもありでちょっと余裕が減ってきている今日この頃。
ゲームはちょいちょいずつくらいしか時間がないし、万年筆も毎日使いたいながらなかなか時間と精神的な余裕がなかったり。
とりあえず短いゲーム時間の片手に三国志13で追加された「威名」の漢字を万年筆で落書きしたりとかくらいですね。

万年筆の字幅は日本製の万年筆の方が細いという話を前したかわかりませんが(漢字を書くため)、こっちの万年筆ユーザーは普段使いには欧米の極細とか日本の細字とか細めの字幅を愛用する人もけっこういるようです。小さいサイズのノートや手帳に書くことも多いからかな。
その反面カリグラフィー用のニブを使ってる人も多いですね。そこんとこ極端に分かれてるというか。インクのグラデーションや艶を味わうのには太い字幅のカリグラフィーニブが良いみたいです。

英語をネイティブで書く人で昔みたいな筆記体を使う人は少ないですし、万年筆ユーザーがみんな筆記体を使うわけでもないですが、筆記体の練習をしてる人も一部いる様子。筆記体といっても色々あるみたいでまたそれは別の世界。

そして万年筆コミュを通じて最近知ったのですが筆記体は他の色んな言語にもあるそうで。
ヘブライ語の筆記体とか初めて見ました。ヘブライ語は専用の万年筆のニブとかもあるんだとか。手書きヘブライ文字なんて1回とか2回しか見たことないですが印字を見るからにカリグラフィーニブっぽい。
あとロシア語(キリル文字)の筆記体は色んな意味でお手上げ。あれはなんか読める人が凄い。

そう考えると日本語はちょっと面白い。もともと縦方向につながる文字だから横書きになって&文字の種類がころころ変わる現代の日本語はたとえばキリル文字みたいなぐるぐる・ぐにゃぐにゃの方向に崩れて進化しにくいのかも。
まだまだ日本語で書くのは拙いのですがそのうち縦書きの練習もしてみようかな。

探せば色々あるのかもしれないけどインクの色見本的な意味で画像を探してみてみると英語や日本語の他にも中国語、韓国語なんかの手書き文字も見ることが多いです。(向こうにRobert Osterのインクが渡ってるらしいのにもにやっとします)
手書きは典型的なアナログものですがデジタル時代だからこそ味わえるアナログもいろいろあるようで。

余談ですが万年筆界隈でインクやペンの画像を探そうとするとインク・ペンの名前がテキストで書いてなくて画像の中に手書きで書いてあることが多いので検索するのに一苦労、というか検索できないことも多いです。ちょっと不便。facebookだと細かい検索に元々向いてないのもあって色々あきらめることも。

さて明日が終わったら少なくともリハーサルの時間だった分は余裕ができるかな。
そして明日が終わったらしばらくまた暑い。もうちょっとだけ夏を楽しみたいです。


今日の一曲: カミーユ・サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ



名前はこんなですがメロディーを聴くときっと多くの人に聞いた覚えがあると思われる有名なバイオリンのショーピース。バイオリン弾きの友達が確かこの曲のことチャラいって言ってたはず。友人が言ってなくても私自身これはチャラい音楽の分類に入ると思いますが。

ツィゴイネルワイゼンにしてもチャルダッシュにしても有名どころのバイオリンのショーピースってバイオリンのソロは歌わせる&泣かせるメロディー+速いテンポで超絶技巧、オケは主にシンプルな伴奏、という構成なことが多いですがこの曲に関してはカラオケバージョンを聞いたらなんの曲か分からないくらいオケが伴奏に徹してます。
今回のコンサートのリハーサルで初めてちゃんと(テレビのCMとかじゃなく)この曲を聴いたのですが完全に「メロディーどこ!?」となりました。ホントにない。数小節しかない。絶滅危惧種扱い。

でもつまりはその分バイオリンのソロが弾きっぱなし&超絶技巧で大変ということでもあり。
あんなに小さい楽器だけどその器用さにはほんとびっくり。ピアノ以上に細かい動きが色々必要とされるんだろうなあ。それぞれの楽器にそれぞれの魅力、そしてそれぞれの困難があるのです。

リンクしたのはフランスのバイオリンショーピース的な曲を集めたCD。というかフランスの作曲家が書いてるけどほとんどフランス以外の国の音楽のスタイルで書いてるし!(そもそもここら辺の時代はバイオリンに限らずフランスが外国スタイルで書いた作品が多い時代だったのですが)
あーでもツィガーヌとか好きだなー。あんまりバイオリンのこういう感じのレパートリーあんまり知らないんですけど(大学でみんなと一緒に弾いたのは堅めのレパートリーばっかりだったし)たまにはこういう曲も。


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