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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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古代料理だったり現代インクだったり

ちょっとしばらく調子悪いことになってましたー。
まあこういうこともたまにはある、という範囲ではありますがやっぱり大変ですな。
とりあえず持ち直せてよかった。そして仕事がスローな時期でよかった(もう仕事もっと来ていいんだよー)。

そんな間にこんなもの頼んで届いてました。早い!

斉民要術という6世紀中国の農業とか食とか作物とかについて色々書いてある本(の食べ物関係の部分だけ抜き出して日本語訳した本)です。
表紙にあるように「現存する最古の料理書」とあり、6世紀北魏なので三国時代の食文化なんかにもかなり近いと言われているため三国志に戻ってから欲しいと思ってました。

もちろん現代の普通のレシピ本と同じようには使えないので自分が使えそうな部分を探したり単位をなんとかしたり、それからきっと2~3人用に分量を調節するのも必要か。
今日さっとみただけでも例えばナスを包丁で着ると黒ずむ(だったかな)とか種が熟してるナスはえぐみが強いとか現代では例えばステンレスの包丁で切ったり水にさらしたりとか色んな要素が違うんだなーってのが見られたり。あと肉料理は動物の内臓なんかもよく利用してたんだなーとか。まずは熟読してみたいと思います。

そして万年筆方面では前取り寄せたこんなインクのサンプルも使い始めました。

ダイアミンのShimmering(ラメ入り)インクシリーズからEnchanted Ocean。ラメ入りならそんな派手な色でない方がいいかなあ、とおもって選んだまさかのブルーブラック(笑)好きな色ですしなんというか自分ぽい。

ラメはインクの液体の中に物理的に粒子として存在してるのでボトル(またはサンプルボトル)に入ってる状態でもペンの中に入ってる状態でも重力で沈むので吸入する前、書く前に軽く瓶やペンを振ったりするとラメがちゃんと出てきます。あとラメの粒子がペンの中に詰まったりくっついたりするので注意が必要。特に字幅が細いペンだと詰まる話をよく聞くような。ペンをしっかり洗浄したり(分解できるようになってるペンはこういうとき便利なので将来的にはそういうのに入れたい)、ガラスペンなどつけペンで使うなどしたほうがいいようです。

ところでどんな業界(?)でもそうですが専門用語って難しい。
英語圏の万年筆だとインクの性質を表すのに特別な言葉を使います。
例えばShimmerというと↑で書いたようにラメの粒子できらきらするインクのことを指します。
(ダイアミンの上述シリーズやエルバンのアニバーサリーインクシリーズが主な例)

Sheenといえばまた違ってインクが(だいたいの場合元のインクの色と違う色に)輝くことを指します。例えばRobert OsterのFire and Iceで元が青緑のインクの上に赤い光がでるような。
Sheenの分かりやすい例としては前述Fire and Ice(最近の新色含めRobert Osterのインクはsheenが特徴的なのが多いです)、エルバンのEmerald of Chivor(ShimmerとSheenどちらもある)、それから日本のインクだとセーラーの奥山や蒼天など。

そしてShadingといえばインクのベースの色に濃淡のグラデーションがつくこと。色彩雫の夕焼けとかセーラーのキンモクセイみたいな黄色インクでは黄色に近い色から赤に近いオレンジまでshadingが見えることもあったり。

これをごっちゃにしちゃいけない、という話をfacebookの万年筆コミュニティの人がブログで説明してましたがほんとにそう。さきほど書いたようにShimmerがある(粒子の入った)インクを使う時には注意と特別な手入れが必要になりますし、Sheenについて話すなら特に紙のチョイスが大事になりますし。ごっちゃにすると話がややこしくなるだけでなく万年筆が詰まったりとかもするかもなんだから大変。英語のインクレビューを見るときにちょっと参考になるかな。

さて実は近いうち連休に小旅行プラン中。調子悪いのに企画側に回ってしまいましたがたまにはやっておきたい。一人ではないのでなんとかなる・・・はず。


今日の一曲: Danny Baranowsky Crypt of the Necrodancer AmplifiedよりFamilyJules7x編曲「Trial of Thunder」(原題:Six Feet Thunder)

Bandcampでのリンク

小旅行にいったらまたネクロダンサーやりたいなー。でもその前にまたちょっと練習しとかないと&Dead Ringer突破しておきたいんだけど。最近は三国志13が多いからな。

ゾーン5が追加されたAmplified版はまだearly access状態みたいなのですがサントラはリミックスも合わせて(wavになってる一部ファイル以外)かなり揃ってるのでipodでそこそこのヘビロテしています。
このゾーン5-3の曲はオリジナルを聞いてクラシック音楽的な要素、特にヴィヴァルディのバイオリン協奏曲みたいな感じがちょっと多めな印象があり、FamilyJules7xリミックスが出たら聖飢魔II時代のエース長官と葉加瀬太郎さんが共演してたクライスラー&カンパニーのヴィヴァルディ「夏」みたいになるだろうなーと思ってたのですが。思ったよりクライスラー&カンパニーでびっくりした(笑)やっぱりエレキでメタルはそうなるんだなあ。

この熱いハードロックな感じだけどそれでもなんかクリーンさというかクリアさがあるちょうどよさが好きなアレンジです。(逆にFortissimoleはちょっとうるさすぎてラップが引き立たない印象があって残念でしたが)
あとギターの超絶技巧も楽しめるし音楽自体テンションが上がるしすごく楽しい曲です。
ちなみにテンポは4-3よりはちょっと遅いくらい。ここのwikiによると4-3が160 rpmで5-3が155 rpmとか。テンポの差とか感じ方とかはネクロダンサーの音楽からもうちょっと色々考えてみたいところ。

今Bandcampでリンク先のAmplified分も含め収録されてるリミックス&リマスターアルバムを見てたのですがFamilyJules7x担当のAriaでゲームをプレイしたとき出会わないボスの分のリミックス(=ゲーム内で聞けないトラック)だったり他の知らないボーナストラック的な曲も入ってる。いいなあいいなあ。
あと曲でいえば5-3はOverClockedのリミックスも方向性が全然違う感じでまた好き。担当キャラクターはないと思われるので手動でこちらを設定して遊ぶのもオススメです。

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