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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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Plexusコンサート「Phantasms」感想など
忙しい週突入~
自分がやる諸々に友達がやる諸々にあっちらこっちら行ったり来たり。
しかもほとんどが夕方~夜のお出かけ、肌寒いを通り越して真冬の冷たさ。昼も寒いことが多くなってきたけどもう6月ですからねー。

一昨日は友人のトリオのコンサートだったのでちょっと行って来ました。忙しさと鉄不足なので無理しないように後飲みは無しでしたが。
さっそくプログラムはこんな感じでした。

Plexus「Phantasms」
Stefan Cassomenos(ピアノ)、Monica Curro(バイオリン)、Philip Arkinstall(クラリネット)
Brigid Burke「A Voice is Life」
Andrian Pertout「Voyage a la terre de l'enchantment」
Andrew Ford「Never」
(休憩)
Gernot Wolfgang「Reflections」
グスタフ・マーラー 「亡き子をしのぶ歌」(アルト:Liane Keegan、編曲:Stefan Cassomenos)

いつもの通り委託作曲の作品の初演を中心に先代ともいえるVerdehr Trioの委託作品(4曲目)、そして室内楽レパートリーとしては斬新な新しい編曲のちょっと長めのコンサート。あ、あと1曲目は映像付きでした。でも映像付いてても結構難解だった。

マーラーもこんな小編成で室内楽的な性質のコンサートで弾かれるのは珍しいですが、3曲目の「Never」も実は同作曲家のオペラ「ピーターパン」から派生してたり、一つの音楽やアイディアに色んな演奏の場ができるってのはいいですね。大編成の曲が室内楽のintimateで身近なコンサートで演奏されること、そして本来の場とは違う曲と組み合わされること。色んな変容が面白い21世紀。

そして21世紀で面白いといえば2曲目はミニマルミュージックにあるような手法が使われてたのですが曲全体ではミニマルミュージックとは違って、時代の流れというか時代を経た知識と手法の積み重ねを感じました。これもまた変容で進化。

マーラーは原曲はそこそこのサイズのオケで(マーラーですからね)歌の伴奏してるので3人だけでどう弾くの?どこを削るの?アルトの歌声を支えられるくらい音が残ってる?みたいな懸念はあったのですがなんかすごい納得の編曲でした。しっかり残ってるししっかり成り立ってるし。じっくり聞くとものすごーく削ってるというかちょうど最低限残ってるみたいな感じで。大胆なことしたなー。なんか意味もなくうらやましいです。

好きな曲は「Never」かなー。メリハリと音の響きとあとバスクラのダークな音がかっこよかった。あとファンタジーっぽいというと違うのですがちょうどどんぴしゃな感じの異世界感。オペラの方もちょっと気になるくらいには(共通点はそんなに多くないそうですが)。

そして昨日はオケのリハーサル、そして明日もリハーサル。なぜならコンサートが今週末(日曜日)だから。
そこらの諸々(お知らせ含む)は次回のエントリーで書けるといいなあ。


今日の一曲はお休み。最近休み多いですが。

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