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あ゛ー寒い!昼も寒けりゃ夜ももっと寒い!
天気が比較的良くて風とかがあんまりないのが救いですがなかなか染みいる感じです。
昨日もちょっと夕方から夜にかけて出かけてきました。
出かけた先はシティの向こう側のそこそこ遠いところにある病院。
(トラムだとちょこちょこ遅くなる区間があるのでもっと遠く感じますが)
友人がそこの精神科に入院してるのでお見舞いに行って来ました。
万年筆仲間でもある友人なので最近新しく使い始めた万年筆とかインクとか試してもらうために持ってったり。そしてあのRobert Osterさんからインク数本と万年筆のお見舞いが来たそうで。最近新色いっぱい出して忙しそうなのに凄い人だなあ。(ちなみにサンプルとして少し分けてもらうので改めて私も感謝しなきゃですね)
友人は薬を変えることになってその時の安全確認(なんか言葉が違うような)なども兼ねて入院してたのですが3週間の入院期間を終えて今週末退院するそうで。ただ退院しても外来のプログラムとかで来院する予定があったりこれからの諸々生活の運用もしっかり家族と話し合ったりしなきゃだったり大変そう。元がしっかりしてる子だしパートナーもいて両親もsupportiveなので心配の度合いは少ないですが、移行の時期も無事なんとかなって欲しいところ。
前も書いてますが私も過去に別の精神病院に入院してたので(2000年、2006年、2008年の3回)初めての場所とはいえなにか親しみがある場所でした。今回お見舞いにいったとこは複数科ある病院の中の精神科病棟だったのですが、私がいたのは精神科だけの病院でオフィスビルを作り替えたとこだったのでそっちの方が中のつくりはシンプルだった印象。ただだいたい構成要素とかシステムはどこも同じはず。あとどちらも私立の病院。
ただプログラムは病院間で差が出てくるだろうし、私が最後に入院してたのからもう来年で10年になるので当時と今でのプログラムの内容もけっこう違うんじゃないかな。(ティーン病棟にいたのは18年前ですよもう。その後も何回か訪れたことありますがかなり変わってるはず)
友人のとこはペットセラピーもあったそうで。自分が一般的に犬とか猫とかに癒やしを覚えるかというとそうでもないのでそんなにうらやましいとは思わないんですがそういうプログラムがあるってことはいいことですね。
ちなみに私が3回目の入院で特に気に入ってたのがビーズクラフトのグループ。今でも一つ作品飾ってます。あと最初の入院ではティーン病棟でまた特別色々やったのでそれは今もほぼ全部とってあります。というか今色々思い出して写真撮ってきたのでアップしちゃう。
そしてその友人が退院するにあたって緊急時の連絡先を5人書かなきゃいけないらしくて私にその一人になってくれないか、とお願いがあったので喜んでと答えました。喜んでというかほんとに嬉しいですしこんなに光栄なことはないですよほんとに。でも実際(1)仕事中とかでも割といろんな時間に電話がとれる(2)夜遅くも起きてるし受け答えできる(3)メンタルヘルス関連ちょっとは知識と経験がある、という要素から連絡先としては結構向いてる条件なのかも。
病院に行って見て回ったのもそうですしそうやって連絡先になってもらえないかと聞かれたのもそうですが自分が入院してた時から長い道を来たんだと本当に思います。さっきの絵を引っ張り出してきたときもほんとうに噛みしめました。思えば遠くにきたもんだ。今や一人暮らしですからね。最初の入院のときもそうですが3回目退院したときだって想像できてなかったかも。
センチメンタルになってるとかそういうことではないのですがもうちょっとこれ噛みしめてきます(笑)
その前にお見舞いが長旅になることが予想されていたので新しく購入した音楽を今日の一曲で。
今日の一曲: ジョージ・クラム マクロコスモス第4巻「天体の力学」第3楽章「Gamma Draconis」
クラムも時には増やさないと。でも新しく出会った曲でなくすでに別の録音が手持ちであったこの曲をチョイス。前から持ってたのは大学の図書館にあった録音でなぜか1・2楽章と3・4楽章にトラックが分かれてた点がどうも腑に落ちないCDで。でも解釈には結構愛着があったので(クラムは結構ばらつきがあってそれが良いんですけどね)特にこの第3楽章の弾き方が新しい録音もツボで本当によかった。手元にちゃんと1楽章1トラックであると妙に安心します。
この曲の話するとき毎回書いてると思うんですがこの楽章のモチーフになってるりゅう座といえば昔々は天の北極で、歳差運動でおおぐま座にその座(ダジャレじゃない)を譲ったのが恐竜が絶滅してほ乳類が台頭したのとか神話の時代が終わって竜の伝説が消えていったのとかと重なるんですよ。この曲の特殊奏法のメタリックな音が鱗っぽかったり、とぐろを巻くような音形だったり他の楽章と比べてアグレッシブな曲調もドラゴンにぴったり。神話的な世界観とそれにマッチする現代的な作曲法の奇跡のマッチング。
神話的っていいなあと思います。現代音楽の神話性については本も買って読んでたりするのですがクラムの音楽に直接触れることが少なくなってからアイディアを広げることも少なくなり。今弾いてるスクリャービンとかもそこんとこ親和性(ダジャレじゃない)高いはずだし、他にもどんどん応用していけるはずなんだけど。
竜の伝説を絶やしちゃいけないですね、本当に。
リンクしたのが今回入手した録音。はじめましてだったのがカリヨンのための「Easter Dawning」とピアノのための「Processional」。特に後者はまだ聴き込みが必要。(カリヨンの音はトラムで聴いてても聞こえるけどピアノの弱音は厳しいからなあ)
マクロコスモスシリーズだと第4巻が多分一番マイナーなんだけどもっと天体の力学に愛を!と叫びたいです。
天気が比較的良くて風とかがあんまりないのが救いですがなかなか染みいる感じです。
昨日もちょっと夕方から夜にかけて出かけてきました。
出かけた先はシティの向こう側のそこそこ遠いところにある病院。
(トラムだとちょこちょこ遅くなる区間があるのでもっと遠く感じますが)
友人がそこの精神科に入院してるのでお見舞いに行って来ました。
万年筆仲間でもある友人なので最近新しく使い始めた万年筆とかインクとか試してもらうために持ってったり。そしてあのRobert Osterさんからインク数本と万年筆のお見舞いが来たそうで。最近新色いっぱい出して忙しそうなのに凄い人だなあ。(ちなみにサンプルとして少し分けてもらうので改めて私も感謝しなきゃですね)
友人は薬を変えることになってその時の安全確認(なんか言葉が違うような)なども兼ねて入院してたのですが3週間の入院期間を終えて今週末退院するそうで。ただ退院しても外来のプログラムとかで来院する予定があったりこれからの諸々生活の運用もしっかり家族と話し合ったりしなきゃだったり大変そう。元がしっかりしてる子だしパートナーもいて両親もsupportiveなので心配の度合いは少ないですが、移行の時期も無事なんとかなって欲しいところ。
前も書いてますが私も過去に別の精神病院に入院してたので(2000年、2006年、2008年の3回)初めての場所とはいえなにか親しみがある場所でした。今回お見舞いにいったとこは複数科ある病院の中の精神科病棟だったのですが、私がいたのは精神科だけの病院でオフィスビルを作り替えたとこだったのでそっちの方が中のつくりはシンプルだった印象。ただだいたい構成要素とかシステムはどこも同じはず。あとどちらも私立の病院。
ただプログラムは病院間で差が出てくるだろうし、私が最後に入院してたのからもう来年で10年になるので当時と今でのプログラムの内容もけっこう違うんじゃないかな。(ティーン病棟にいたのは18年前ですよもう。その後も何回か訪れたことありますがかなり変わってるはず)
友人のとこはペットセラピーもあったそうで。自分が一般的に犬とか猫とかに癒やしを覚えるかというとそうでもないのでそんなにうらやましいとは思わないんですがそういうプログラムがあるってことはいいことですね。
ちなみに私が3回目の入院で特に気に入ってたのがビーズクラフトのグループ。今でも一つ作品飾ってます。あと最初の入院ではティーン病棟でまた特別色々やったのでそれは今もほぼ全部とってあります。というか今色々思い出して写真撮ってきたのでアップしちゃう。
そしてその友人が退院するにあたって緊急時の連絡先を5人書かなきゃいけないらしくて私にその一人になってくれないか、とお願いがあったので喜んでと答えました。喜んでというかほんとに嬉しいですしこんなに光栄なことはないですよほんとに。でも実際(1)仕事中とかでも割といろんな時間に電話がとれる(2)夜遅くも起きてるし受け答えできる(3)メンタルヘルス関連ちょっとは知識と経験がある、という要素から連絡先としては結構向いてる条件なのかも。
病院に行って見て回ったのもそうですしそうやって連絡先になってもらえないかと聞かれたのもそうですが自分が入院してた時から長い道を来たんだと本当に思います。さっきの絵を引っ張り出してきたときもほんとうに噛みしめました。思えば遠くにきたもんだ。今や一人暮らしですからね。最初の入院のときもそうですが3回目退院したときだって想像できてなかったかも。
センチメンタルになってるとかそういうことではないのですがもうちょっとこれ噛みしめてきます(笑)
その前にお見舞いが長旅になることが予想されていたので新しく購入した音楽を今日の一曲で。
今日の一曲: ジョージ・クラム マクロコスモス第4巻「天体の力学」第3楽章「Gamma Draconis」
クラムも時には増やさないと。でも新しく出会った曲でなくすでに別の録音が手持ちであったこの曲をチョイス。前から持ってたのは大学の図書館にあった録音でなぜか1・2楽章と3・4楽章にトラックが分かれてた点がどうも腑に落ちないCDで。でも解釈には結構愛着があったので(クラムは結構ばらつきがあってそれが良いんですけどね)特にこの第3楽章の弾き方が新しい録音もツボで本当によかった。手元にちゃんと1楽章1トラックであると妙に安心します。
この曲の話するとき毎回書いてると思うんですがこの楽章のモチーフになってるりゅう座といえば昔々は天の北極で、歳差運動でおおぐま座にその座(ダジャレじゃない)を譲ったのが恐竜が絶滅してほ乳類が台頭したのとか神話の時代が終わって竜の伝説が消えていったのとかと重なるんですよ。この曲の特殊奏法のメタリックな音が鱗っぽかったり、とぐろを巻くような音形だったり他の楽章と比べてアグレッシブな曲調もドラゴンにぴったり。神話的な世界観とそれにマッチする現代的な作曲法の奇跡のマッチング。
神話的っていいなあと思います。現代音楽の神話性については本も買って読んでたりするのですがクラムの音楽に直接触れることが少なくなってからアイディアを広げることも少なくなり。今弾いてるスクリャービンとかもそこんとこ親和性(ダジャレじゃない)高いはずだし、他にもどんどん応用していけるはずなんだけど。
竜の伝説を絶やしちゃいけないですね、本当に。
リンクしたのが今回入手した録音。はじめましてだったのがカリヨンのための「Easter Dawning」とピアノのための「Processional」。特に後者はまだ聴き込みが必要。(カリヨンの音はトラムで聴いてても聞こえるけどピアノの弱音は厳しいからなあ)
マクロコスモスシリーズだと第4巻が多分一番マイナーなんだけどもっと天体の力学に愛を!と叫びたいです。
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