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あっというまに七月も下旬。
ここ数日の不調もやっと上向きになってきて、翻訳トライアルなどもこなし、そろそろピアノも復帰したいな~とか思いながら・・・
改めて明後日のコンサートに胸をふくらませています。
明後日のコンサートは、メルボルン・タウン・ホールでのメル響(MSO)のコンサート。
曲目はブリテンの「戦争レクイエム」。私にとっていろんな意味で特別で、心から本当に素晴らしい、愛しい曲です。
指揮者はなんと日本人の尾高忠明。ソプラノはElena Zelenskaya、テノールはTimothy Robinson、バリトンはStephan Loges。
テノールがイギリス人だということは本当に嬉しいです。あのパートはどうしてもイギリス人じゃなければいけないので。
メル響は世界のレベルでいうとどうだかわかりませんが、たまにかなーりすごい演奏をやってくれます。
数年前、私が大学在学中にMark Wigglesworthの指揮で演奏されたマーラーの6番は自分がどんなコンサートで聴いた最高の演奏の一つに数えられると思います。特にあの曲の恐ろしいほどの難しさと巨大さを考えると本当にすごいことで。実力がちゃんとないとあの曲をそこまでエキサイティングにできませんからね。
メルボルン・タウン・ホールはシティにあるタウンホールで、この町の最大級の演奏場所の一つで、コンサート以外にもさまざまなイベントの会場となる素敵な場所でもあります。
なによりもここには南半球最大のパイプオルガンがあり、裏方ツアーも行われているほど。
ユースオケや大学のオケでも何度も演奏したり、マネージャーをやったり、裏も表もかなり親しみの深い場所なのですが行くのはかなり久しぶり。
「戦争レクイエム」ではオルガンは子供合唱とのタッグで演奏しますがどんな音色になるか楽しみ。
メルボルンシティの中とあって食べるところには困りませんが、なんといっても8時開演なのがちょっと悩みどころ。
コンサートって大体7時半とか8時なんですが夜ご飯の遅い日本人はちょっと・・・うーん。
結局やっぱりコンサート前に早めに乗り込んでチケット拾ってご飯がいいと思うんですが。
ちなみに演奏側の場合私はソロならコンサート前は食べたくないですが、オケの場合みんなといっしょにわらわらご飯に行くのもまた楽しみの一つ、オケ&コンサート経験の一つなので(笑)
それにコンサート後はバー・パブに直行ですからね、前に食べておいた方が選択肢も増えます(笑)
ちなみに私のオケの友達で演奏するときはお腹は空っぽで膀胱はぱんぱんが良い、という思想をもった人がいましたよ。
彼はインド出身のフルート奏者で実は医学生(小児科がやりたいって言ってました)なのですが、特に医学的・生理学的根拠があるわけではどうやらないようです。
切羽詰まったというか追い詰められた方が実力を発揮するタイプ・・・なのですかね?(それは確かに生理学的根拠がどっかにあった気が・・・?)
閑話休題。
メルボルンのシティとその周辺には数々の美味しいレストランなどがあります。
私が常に食べたいのはP.J. O'Brien'sの生&キルパトリックオイスター・・・なんですがそんな贅沢はできません。オイスターにギネスビール、そしてまたオイスターなんて夢ですねえ~。
あとオイスターはそれだけだとお腹がすくけれどメインも頼むと値段がはるし量も若干多すぎだったりで。そこもちょっぴりやっかい。
一人でそこそこのお値段で量も多すぎず(これオーストラリアでは悩みどころ。なんといっても量が多い!特に友達と食べるとちょっと手伝ってもらったり気分を変えて他の料理も一口食べれるのに・・・)、お手軽に早めに食べれるならやっぱりピッツァかしら・・・と思ったところでおいしいピッツァが食べれるところはもちろんメルボルンにはたくさん。
サウスバンクのBlue Train Cafe、あるいはFederation SquareのTimeOutかな~と思ってメニューを見ているものの、ピッツァに目移りしながらもやっぱりお酒に目が行ってしまい・・・
Blue Trainのカクテルでカイピロスカにオプションでライチを入れるなんて素敵すぎる♪
コンサート後に一人で飲みに行くのもいいですし、そうすることになんのためらいもない・・・はずなのですが、ここのところ喉の調子が悪くて仕事を休んでるのでやっぱり喉はいたわった方がいいなあ・・・という気持ちが。うう。
もちょっと気候が暖かくなる季節にとっておくのが無難でしょうか。そうしましょう。
仕事をするようになってからお金をコンサート行きに使えるようになり、同時に夜出歩いて美味しいものを食べたり飲んだり音楽を聴いたり楽しいことができるようになって本当に嬉しくて。
なのでそういった意味全部ひっくるめ明後日の夜、そして今後のコンサートイベントが楽しみで楽しみでたまりません♪
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」
オルガンが活躍する音楽つながりということでこの曲を。
日本は夏真っ盛りでブラームスの音楽は暑苦しいかもしれませんがメルボルンはいまブラームスの音楽の一番良いところが身にしみて感じられる時期まっただ中。
なにを言葉で伝えるよりもこの曲の美しさ、慎ましさ、神聖さ、暖かさは本当に聴いてみないとひとつも伝わらないと思います。
イタリア発祥のカソリック系統の宗教音楽はちょっと派手だったり華やかだったりしますが、ドイツのルター派、プロテスタントの流派の素朴さ、静かな厳かさ、どこか深い山の自然を思わせるような雰囲気が本当に好きで。
古ーい教会で、古いオルガン、ステンドグラスから入ってくる色の付いた光、そして地元の人の合唱でこの曲が聞こえてきたら宗教関係なく本当に心から慎ましく、清らかな気持ちになると思うのですよ。
歌詞もまた素晴らしく慎ましく優しくて。
ここなどで一応英語訳は見つけたのですが、日本語訳は見つからず・・・
宗教詩人、パウル・フレミングという人の詩なんですが、彼の詩はドイツ語圏でよく歌曲に使われているみたいです。
ちょっと自分なりに(2つの英訳から)訳してみました。
何事もあなたに悲しみをもたらさぬよう
穏やかであれ、主が定められたように
私の心は満足するであろう。
来る日も何を憂うことがあるのだろうか?
主は全てを見渡し、
あなたの物となるべき物をあなたに与え給う。
あなたのなす全てのことにおいて、足を地にしっかり踏ん張りなさい。
主が定めたことは全て最善であり、
最善であるべきである。アーメン。
なんだか堅くなったなー(汗)
もっと本当は優しい感じなんですよ。
音楽の全てのエレメントと歌詞と声とオルガンとの全ての優しさと清らかさに包まれて・・・
無神論者ながら本当に自分を許せしたくなる、許せる気がする音楽です。
ブラームスって子守歌を初めとする母性のある内向的で優しい曲が本当に得意なんですよね~
・・・あ、ブラームスといえばドイツ・レクイエムを全く紹介していない!
これもまた素晴らしい曲で私にとっても心に親しく近しい曲なんですけど。
冬のうちに(それでも日本はそのあとブラームスの季節になるんですが)そのうち一楽章は少なくとも紹介していきたいです!目標!
ここ数日の不調もやっと上向きになってきて、翻訳トライアルなどもこなし、そろそろピアノも復帰したいな~とか思いながら・・・
改めて明後日のコンサートに胸をふくらませています。
明後日のコンサートは、メルボルン・タウン・ホールでのメル響(MSO)のコンサート。
曲目はブリテンの「戦争レクイエム」。私にとっていろんな意味で特別で、心から本当に素晴らしい、愛しい曲です。
指揮者はなんと日本人の尾高忠明。ソプラノはElena Zelenskaya、テノールはTimothy Robinson、バリトンはStephan Loges。
テノールがイギリス人だということは本当に嬉しいです。あのパートはどうしてもイギリス人じゃなければいけないので。
メル響は世界のレベルでいうとどうだかわかりませんが、たまにかなーりすごい演奏をやってくれます。
数年前、私が大学在学中にMark Wigglesworthの指揮で演奏されたマーラーの6番は自分がどんなコンサートで聴いた最高の演奏の一つに数えられると思います。特にあの曲の恐ろしいほどの難しさと巨大さを考えると本当にすごいことで。実力がちゃんとないとあの曲をそこまでエキサイティングにできませんからね。
メルボルン・タウン・ホールはシティにあるタウンホールで、この町の最大級の演奏場所の一つで、コンサート以外にもさまざまなイベントの会場となる素敵な場所でもあります。
なによりもここには南半球最大のパイプオルガンがあり、裏方ツアーも行われているほど。
ユースオケや大学のオケでも何度も演奏したり、マネージャーをやったり、裏も表もかなり親しみの深い場所なのですが行くのはかなり久しぶり。
「戦争レクイエム」ではオルガンは子供合唱とのタッグで演奏しますがどんな音色になるか楽しみ。
メルボルンシティの中とあって食べるところには困りませんが、なんといっても8時開演なのがちょっと悩みどころ。
コンサートって大体7時半とか8時なんですが夜ご飯の遅い日本人はちょっと・・・うーん。
結局やっぱりコンサート前に早めに乗り込んでチケット拾ってご飯がいいと思うんですが。
ちなみに演奏側の場合私はソロならコンサート前は食べたくないですが、オケの場合みんなといっしょにわらわらご飯に行くのもまた楽しみの一つ、オケ&コンサート経験の一つなので(笑)
それにコンサート後はバー・パブに直行ですからね、前に食べておいた方が選択肢も増えます(笑)
ちなみに私のオケの友達で演奏するときはお腹は空っぽで膀胱はぱんぱんが良い、という思想をもった人がいましたよ。
彼はインド出身のフルート奏者で実は医学生(小児科がやりたいって言ってました)なのですが、特に医学的・生理学的根拠があるわけではどうやらないようです。
切羽詰まったというか追い詰められた方が実力を発揮するタイプ・・・なのですかね?(それは確かに生理学的根拠がどっかにあった気が・・・?)
閑話休題。
メルボルンのシティとその周辺には数々の美味しいレストランなどがあります。
私が常に食べたいのはP.J. O'Brien'sの生&キルパトリックオイスター・・・なんですがそんな贅沢はできません。オイスターにギネスビール、そしてまたオイスターなんて夢ですねえ~。
あとオイスターはそれだけだとお腹がすくけれどメインも頼むと値段がはるし量も若干多すぎだったりで。そこもちょっぴりやっかい。
一人でそこそこのお値段で量も多すぎず(これオーストラリアでは悩みどころ。なんといっても量が多い!特に友達と食べるとちょっと手伝ってもらったり気分を変えて他の料理も一口食べれるのに・・・)、お手軽に早めに食べれるならやっぱりピッツァかしら・・・と思ったところでおいしいピッツァが食べれるところはもちろんメルボルンにはたくさん。
サウスバンクのBlue Train Cafe、あるいはFederation SquareのTimeOutかな~と思ってメニューを見ているものの、ピッツァに目移りしながらもやっぱりお酒に目が行ってしまい・・・
Blue Trainのカクテルでカイピロスカにオプションでライチを入れるなんて素敵すぎる♪
コンサート後に一人で飲みに行くのもいいですし、そうすることになんのためらいもない・・・はずなのですが、ここのところ喉の調子が悪くて仕事を休んでるのでやっぱり喉はいたわった方がいいなあ・・・という気持ちが。うう。
もちょっと気候が暖かくなる季節にとっておくのが無難でしょうか。そうしましょう。
仕事をするようになってからお金をコンサート行きに使えるようになり、同時に夜出歩いて美味しいものを食べたり飲んだり音楽を聴いたり楽しいことができるようになって本当に嬉しくて。
なのでそういった意味全部ひっくるめ明後日の夜、そして今後のコンサートイベントが楽しみで楽しみでたまりません♪
今日の一曲: ヨハネス・ブラームス 宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」
オルガンが活躍する音楽つながりということでこの曲を。
日本は夏真っ盛りでブラームスの音楽は暑苦しいかもしれませんがメルボルンはいまブラームスの音楽の一番良いところが身にしみて感じられる時期まっただ中。
なにを言葉で伝えるよりもこの曲の美しさ、慎ましさ、神聖さ、暖かさは本当に聴いてみないとひとつも伝わらないと思います。
イタリア発祥のカソリック系統の宗教音楽はちょっと派手だったり華やかだったりしますが、ドイツのルター派、プロテスタントの流派の素朴さ、静かな厳かさ、どこか深い山の自然を思わせるような雰囲気が本当に好きで。
古ーい教会で、古いオルガン、ステンドグラスから入ってくる色の付いた光、そして地元の人の合唱でこの曲が聞こえてきたら宗教関係なく本当に心から慎ましく、清らかな気持ちになると思うのですよ。
歌詞もまた素晴らしく慎ましく優しくて。
ここなどで一応英語訳は見つけたのですが、日本語訳は見つからず・・・
宗教詩人、パウル・フレミングという人の詩なんですが、彼の詩はドイツ語圏でよく歌曲に使われているみたいです。
ちょっと自分なりに(2つの英訳から)訳してみました。
何事もあなたに悲しみをもたらさぬよう
穏やかであれ、主が定められたように
私の心は満足するであろう。
来る日も何を憂うことがあるのだろうか?
主は全てを見渡し、
あなたの物となるべき物をあなたに与え給う。
あなたのなす全てのことにおいて、足を地にしっかり踏ん張りなさい。
主が定めたことは全て最善であり、
最善であるべきである。アーメン。
なんだか堅くなったなー(汗)
もっと本当は優しい感じなんですよ。
音楽の全てのエレメントと歌詞と声とオルガンとの全ての優しさと清らかさに包まれて・・・
無神論者ながら本当に自分を許せしたくなる、許せる気がする音楽です。
ブラームスって子守歌を初めとする母性のある内向的で優しい曲が本当に得意なんですよね~
・・・あ、ブラームスといえばドイツ・レクイエムを全く紹介していない!
これもまた素晴らしい曲で私にとっても心に親しく近しい曲なんですけど。
冬のうちに(それでも日本はそのあとブラームスの季節になるんですが)そのうち一楽章は少なくとも紹介していきたいです!目標!
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