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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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いい加減に落ち着いてきました
前回のエントリーに拍手ありがとうございます。
タイトルではああ書きましたが今日は夕飯作るにあたってご飯を炊くのを忘れてしまいました。
(戻ってきてから初の米炊きでした)
ただ他はいたって日常通常運転です。バレエも再開しましたしちょこちょこっと外に出たり(身の回り&シティ)もしましたし。

ということでこの写真からも・・・

蒼天のボトルとカクノを頼んだ友達に渡してきました。
ついでに新しく買った&サンプルでもらったインクもちょこちょこっとおすそわけ。彼女はColor-o-Ringというカードリングで手持ちのインクの色見本を作ってるので(Swatchしてる、といいます)お裾分けだけでなく「私の手持ちもswatchお願いしますー」的な意味合いもあり。少なくとも私にとっては便利なシステム。

一日一筆が10月の上旬から途切れてるのもあってちょっと書きたい欲が溜まってきてるけど何を手書きしたいかわからないでぐるぐるしている日々。新しく買った2本もまだまだ慣らせてないのでしっかりまとまった文章を探してくるのもいいかなあ。
漢詩とかもちょっとゆっくり読んで書き写したい。


左の写真がその新入り2本です。日本橋高島屋の一部界隈で有名なセーラー担当ntさんのとこで購入。緑の方はセーラーのプロギア限定モデル、カクテルシリーズのアプレスキー。右の写真で見るとおりアブサンの色にそっくり!(アプレスキーにもペルノーが入ってます)というのとRobert Osterの桜色インクのおうちを探してたので予約のお知らせが奇跡的なタイミングで来たときはかなり念を込めて予約しました。

・・・で、こういうちょっと特殊な軸を買うとどうしてももっと汎用的なのも欲しくなってしまって。それがもう一本のプロギアスリムです。持ったときの感じとしてはスリムのほうがしっかり持ってる感が強くてベストフィットはこれかな?という気がなんとなく。これから慣らしていくのが楽しみ。
ちなみに入れてみたインクは三光堂で新しく買った鶴舞ブルー。奇しくもラリアの桜と夫婦みたいな優しくて淡い色同士。これはペアで使わなくちゃいけなくなるじゃないか。

それで蒼天も小ボトル化・相対的にコストアップになったので(手持ちのボトルはまだ残ってますが)手帳のメインのペンは今年は別にしようかと思ってるんですがほんと悩みます。難易度でいうと比較的手に入りやすい色彩雫シリーズやモンブランはちょっと高かったり、Robert Osterのはっきりした色は(特にほぼ日だと)乾きの遅さ・こすれて色移りする可能性を考えると難しい。逆にセーラーは定番も限定もこちらだと入手しにくい。うーんどうしよう。

ちなみに来月11月にはMelbourne Planner Market(12日)、そしてMelbourne Pen Show(26日)とメルボルンでは文具系イベントが集中してたり、さらには元・オンラインショップNotemakerの実店舗Miligram(オンラインの方も改名)がMelbourne Centralにできるとか、開店がいつになるかは未発表ですが色々文具的(万年筆的)にオイシイ&てんやわんやな月間になるようです。
とはいえ散財するようなお金はないので見て回る&市場調査がメインになりそう。

ただおとなしくしてはいるもののちょこっと軽躁的、というかout-of-contextでout-of-normalな落ち着きのなさを自覚することも。天気がめまぐるしく変わる春、メンタルの調子的にも浮かれすぎないようにしたいですね。


今日の一曲: エドワード・エルガー チェロ協奏曲 第1楽章



楽器を小さい頃から習ってるとだいたい中学高校時代で音楽に対する自我みたいなものが芽生えてきて、自分の楽器のレパートリーでどこあたりが「神」で短期的には何をマスターしたいか、みたいなことが見えてくる・・・と思うんですよ。
例えばチェロだとこっちのAMEBのグレードで7,8くらいになると有名どころの曲が入ってきて、AMusとかLMusでコアでガチのレパートリーまで視野に入ってくる、みたいな傾向があり。高校生的にはエルガーの協奏曲が「本格的」な感じで、誰もが目指し通る道だったような印象です。私もむかしむかしは弾きました。似たようなポジションの曲ってバイオリンだとブルッフあたりじゃないかなあ。

そういう「高校くらいの時に目指してた」レパートリーって大学に入ると一旦ちょっと侮る段階があって、そこからまた再評価するようになったり。
ただ自分にとってエルガーはきっとチェロのレパートリーのなかでもA級にはならないだろうなあ、そもそもあんまり好みの曲じゃないし、あのお涙頂戴的な曲調がJacqueline du Preの映画とかと組み合わさっていろいろセンチメンタルな人気を(主にイギリス文化圏で)得ているんだろうなー・・・と普段思うのですが。

ただ実際この第1楽章を耳で聞いてみるとやっぱすごい曲だしすっごいチェロ味だしチェロのいいとこ出してるし、なんだかんだで好きだし偉大な曲だと思うに至るわけです。
あと自分は比較的エルガーに惹かれないとか言いますがそれでもイギリス音楽にものすごいsoft spotがあります。そういう文化背景といか教育のなかで育っちゃいましたから。
かっこいいよなあエルガー。涙しながらも力強いよなああのメロディー。たまらん。

リンクした録音はdu Preでなく現代の女性チェリストのスターSol Gabetta。
今ブログに検索かけてみましたが私はまだこの人の演奏を生では聴いてないみたいです。録音も持ってない。でもラジオとかオンデマンドとかの形式では聴いているはず。
昔と比べてだいぶ多くなったものの女性チェリストってまだまだ少ないイメージ、というか男性ばかりの世界に乗り込んできた的な風に映ることが多いですね。
そういうのもあるからか女性チェリストの演奏って一層格好良さがあるような気がします。先入観のバイアスかな?それは実際に聴いて確かめてみてください。

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