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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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6曲と6匹

明らかに音楽とポケモンの話を同時にしようとしているのにカテゴリ:音楽だったのは吉か凶か。

とりあえず演奏後の新しいレパートリー弾き&ポケモン・ウルトラムーン始めました。
どちらもまあまあ順調でそれなりに悩むこともあり、何かそこには共通するようなことがあり。

まずは今夏(もう夏扱いです、四捨五入で30度な日が続いてますし)のピアノの練習レパートリーがこちら:
・シューベルト ピアノソナタハ短調 D.958(新)
・グラナドス 「ゴイェスカス」より「嘆き、またはマハと夜うぐいす」(新)(鳥)
・スクリャービン 練習曲 op.8-12(新)
・メシアン 「鳥のカタログ」より「ヨーロッパうぐいす」(新)(鳥)
・ラヴェル 「鏡」より「悲しい鳥」(鳥)
・メシアン 20のまなざしより第10番「喜びの聖霊のまなざし」

まずは6曲中3曲(50%)という鳥曲の多さに自分でもちょっとびっくりしています。2曲はまあありかなと思うのですがちょっと通常運転の域を超えているような。でもポケモンで飛行複合タイプが多くてもそんなに気にはならない(飛行+αはほんと多いですしね)のと似て鳥が多くてもその表現がそれぞれ違うし曲調・方向性も違うからそんなに気にはならない。さすがに全部鳥のプログラムやったら異様かもしれませんが。(やらないとは言っていない)

まっさらに新しいもの弾きたいなーと思ってた結果がグラナドスなんです。一応。
そこそこ聞いてすごい知ってる曲なのですが手持ちの楽譜の作曲家で唯一ちゃんと弾いてなかったので。
ほんとうに一から初めて築き上げたいレパートリーはまだ模索中です。楽譜を入手しなきゃいけないですからね。色々な作曲家の曲を色々弾いてきて今ちょうど外部に新しいリソースを探さなきゃいけない段階に来ているようで。完全なる新鮮!となると現代音楽に向きがちで、そろそろクセナキスに挑戦する時期か、それとももっと早い時代の音楽で盲点を突くべきか。吟味したいと思います。

シューベルトは多分自分には(特にソナタ全体となると)ちょっと難しいですが構成的に「大曲」に挑戦してみたいと思ってたのでまずは始めの一歩。
スクリャービンは今日の一曲で書く予定なのですがちょっと予期せぬ道草というかなんというか。
ラヴェルとメシアンは定期周回の扱いでやってます。「鏡」も構成的に大曲ですし常に自分の物にしておきたい曲なので。

シューベルトは今のところ噛んでかなりタフな感じなのですがスクリャービンだったり喜びの聖霊だったり特に結構chunkyな曲が以前より腕とか手に軽く感じるようになってきた気がします。とはいえ無理は禁物なのですがより楽に弾けるようになるのと成長を感じるのは嬉しいです。

さてピアノはだいたいこれでしばらくいけるかな(+マイナーチェンジで弾きたい曲も若干考えてある)と思うのですがむしろ頭をひねってるのはポケモンの方。
最初のモクローを除いて前世代で使ったポケモンを使わない方針で進めてただいま第2の島の大試練手前。

手持ちはフクスロー(モクローから進化)、アーボック、マーイーカ、メレシー、ユンゲラー、クチート。
一見そこそこ新鮮な面々かも?と思ったらアーボックとかマーイーカなんかは以前もパーティに入れてたのでやっぱり使い慣れた・使いやすいポケモンに頼りがちなんだよなあ。
いかく・へびにらみでデバフできるアーボックだったりデバフをバフに変える特性とか面白いマーイーカはどうしても便利なのです。

それでこの組み合わせでストーリー攻略中の今のレベルだとそんなに多くのタイプに対して抜群は取れないし弱点も若干かぶってるところがあったり、タイプ的に連携がうまくできてない感がひしひし。今の島での炎・水・草ポケモンをパーティに加えるはからいも結局活かせてないしこれからどうなるんだーという印象が強いです。
ピアノと一緒でこっちも視野を広く保って新しい風を入れたいところ。

一応進歩?としてはフェアリータイプ(メレシー、クチート)と岩タイプ(メレシー)が手持ちに入ってることかな。まだまだどっちも本領は発揮されてない感があるのでなるべく手持ちからはずさずじっくり育てたいです。メレシーは本来サポートタイプなんですけどストーリー攻略用パーティで活躍できるかな。

ストーリーは今の所前作と誤差があるなあ、くらいの感じで進んでます。この小さい差がどれくらい後に響いてくるのか、どういう展開になってるのか先が読めない感じが今は楽しいです。

まあ「手持ちが安定しない(汗)」というのも毎回行ってる気がするので今作も最終的にこの6匹でよかったーというチームに落ち着くといいなと思ってます。道のりに色々出会いがあるといいな。ゆくぞアローラ。


今日の一曲: アレクサンドル・スクリャービン 練習曲 op.8-12



誰しも若いときと年を重ねてからと性格だったり好みだったり表現方法だったり変わってきますがスクリャービンの豹変たるやいつ見ても(聞いても)信じがたいレベルです。
何回かここでも書いてますが初期はショパンによく似た繊細なロマンチシズム、そして後期はもうよくわからない悪魔的で神秘的な独特の世界。

私はそんな後期の作品でいくつか「これは自分に合う!」というのがあってそこら辺もっと広げて沼に入っていこうと日頃思っているのですがそんなトレンドに逆らって今回は初期の練習曲を弾く運びとなりました。
一番好きな(中期ですが)練習曲42-5を復習するついでにこれも弾いてみるかーと思って弾いてみたら案外イケて。これは今弾いてみろとのお告げだなととりあえず挑戦することにしました。

この曲はもともと自分では弾けない!と思ってました。この曲に出てくるオクターブ超える和音だったり、とにかく右手が全部オクターブだったり小さい手にはいろいろキツいので。そもそもスクリャービンだって手が小さいんだからこんなの弾けるわけないのに。
でも今回弾いてみたら意外とオクターブもリラックスして弾けたし10度は別にオクターブでもいいかなということになって、これはオクターブ多い曲をなるべく楽に弾く方法を模索してみようかな、という経緯で。ギブアップしても全然良いですしね。

曲調的には(作曲家の年齢関係なく)すごく若い!という音楽ですね。#6つの嬰ニ短調とかショパンの「革命」をもじったような感じとオクターブだったり盛り上がりだったりちょっと厨二的要素もあったりで。でもそれを素直にかっこいい&楽しいで弾きたい気分です、今。

燃えるように&かっこよく&勇ましく弾く演奏もいいですが私はこの曲はスクリャービンの名手ホロヴィッツのアンコールとしての演奏が好きです。op.42-5もこの曲も練習曲なのにアンコールとして弾いたときの崩しというか自由さが枠を超えたスクリャービンらしさがあって心地良い。自分もそんだけ自由に弾けたらなー

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