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仕事の合間にどったんばったん、さらには編み物本格的に再開して色んな時間に詰め込むという気をつけなきゃ無茶になるかもしれないけど楽しいんだからしょうがないみたいな生活を送っています。
編み物はまだ練習段階でいくつか練習したい要素があるのですがちょうど今「模様編みとかができるためにちゃんと目を落とさず増やさずに紙に書いてある通りに編む」練習をしています。集中力と注意力が結構続かないので一番頑張るとこかもしれません。慣れるかなあ。そこも難しいとこですね。
さて今日はメルボルン・タウンホールの無料ランチタイムオルガンコンサートに行って来ました。
無料だし1時間とはいえ最初にちょっと紹介スピーチだったり途中で曲の説明とかあったりすると1時間ではきつきつ、というか見事にタイムオーバーでした。でも下に(びっちりではないですが)用意されてた席だけでなくバルコニー席も開放で、途中でタイムアップで退席する人もそんなにいなかったり全体的にそういうとこも含めて良かったです。
オルガンリサイタルは奏者によってかなりレパートリーにバラエティがありますが今回は聴きやすいとこから原曲・編曲交えて色々なところから。
具体的にはこんなプログラムでした。
・カール・マリア・フォン・ウェーバー「オベロン序曲」
・ディートリヒ・ブクステフーデ シャコンヌ ホ長調
・ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「機会オラトリオ」より序曲
・フランツ・リスト 「巡礼の年第2年:イタリア」より「婚礼」
・ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
・パーシー・ウィットロック オルガンソナタより「スケルツェット」
・ヨハン・セバスチャン・バッハ 「われらはみな一なる神を信ず」
・ジョセフ・ボネット 「妖精たち」
・チャールズ・エドガー・フォード 「無窮動と間奏曲」
・フェリックス・メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ホ長調
・ジョン・ウィリアムズ 映画音楽「スター・ウォーズ」より
イギリスもありドイツもありスターウォーズもありのてんこ盛りでした。
この演奏と楽器の場所がオーストラリアだからというのもありますし自分が長らくオーストラリアというクラシック音楽的には英国文化の影響をかなり受けてる環境で過ごしてるのもあるんですけどヘンデル辺りの耳馴染みのナチュラルさ半端ないですね(笑)好き嫌い別にして「ものすごく聞くやつだー」ってアットホームな感じになります。やっぱりヘンデルはイギリスの作曲家。
編曲も色々あってうまくいってるやつ首をちょっとかしげるようなやつ、そして元々オルガン曲だったように聞こえるやつや別物だけどオルガンで弾くことでまた別の面白さがでてくるやつなど色々ですね。
元々オルガン曲だったように聞こえたのがメンデルスゾーン。もしかしたら元のピアノ曲として聞いたら物足りなく思えるかも(ただ曲自体がちょっと奇妙ではあります)。
そして全く新しい魅力が出てきたのがリスト。オルガンの音色の多様さだったり強弱による立体的な音の景色だったりなんだか別世界。ピアノ原曲も会わせてもっとじっくり聞きたい。
そしてメルボルン・タウンホールのパイプオルガンは南半球一の大きさなのでもちろん大きな音の広がりや圧もすごいのですが大きいからこそ表現できるみたいな繊細さもあってそこが今回好きでした。今後またこういうコンサートに行ったらそこに注目してみないと。
それにしてもやっぱりすごいですね、オルガンという楽器。色んな強弱と色んな音(ベルもドラムもある!)が出せてペダルも含めて操るところがたくさんあって、ピアノとはまた違う脳の働きが必要になりそう。またオケでもあのオルガンと一緒に弾ける時がこないかなあ。ローマの松のペダルトーンとかものすごいんだよなあ。
そしてメルボルンに来たらぜひ味わって欲しい音(というか低音はもう振動)です。タウンホールのスケジュール要チェック。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
この曲は今日オルガン版を聞く前にオケ版として知ってる曲でした。
エルガーの威風堂々みたいないわゆる「イギリスマーチ」としてイメージされる形式にのっとってる曲ですが同類の曲と比べるとかなり華やかなイメージの曲です。
というのも「宝玉と勺杖」は現イギリス女王・エリザベス2世の戴冠式のために作曲された曲。
昔から使われてる伝統的な曲を使うのもいいですがこういう機会だったら新しく曲をその時代に活躍してる作曲家に書いてもらうのもいいですよね。
そういった経緯があり作曲年は1953年、クラシック音楽ではモダン方面がかなり色んな方向に展開されてる時代ではありますがしっかり「伝統的な」クラシック音楽のスタイル。でもめでたいながらも厳かな公式行事の音楽にしてはちょこちょこはじけてたり攻めたりしてる感じがあって聞いててにやっとするところがある曲です。例えば威風堂々とかクラウン・インペリアルとかスピットファイアーとかあそこらへんイギリスのマーチをいくつか聴いてからこの曲に出会ってみるとなんとなくそこんとこわかるかもしれません。
リンクした録音はオルガン版よりさらに華やかなオケ版。しかもいわゆる「イギリス国民的クラシック音楽のベタ」的アルバムでその華やかさがより分かりやすいようにしてみました。(ただこの手の英国ベタ音楽、各録音でラインアップがちょっとずつ違ってアルバム1つじゃ全部揃わないのが悩み所。あんまりベタばっかり揃えても色々な意味で悶絶するのでなるべく1つですませたい・・・一度本文で各国の音楽のベタをやってみるか?)
編み物はまだ練習段階でいくつか練習したい要素があるのですがちょうど今「模様編みとかができるためにちゃんと目を落とさず増やさずに紙に書いてある通りに編む」練習をしています。集中力と注意力が結構続かないので一番頑張るとこかもしれません。慣れるかなあ。そこも難しいとこですね。
さて今日はメルボルン・タウンホールの無料ランチタイムオルガンコンサートに行って来ました。
無料だし1時間とはいえ最初にちょっと紹介スピーチだったり途中で曲の説明とかあったりすると1時間ではきつきつ、というか見事にタイムオーバーでした。でも下に(びっちりではないですが)用意されてた席だけでなくバルコニー席も開放で、途中でタイムアップで退席する人もそんなにいなかったり全体的にそういうとこも含めて良かったです。
オルガンリサイタルは奏者によってかなりレパートリーにバラエティがありますが今回は聴きやすいとこから原曲・編曲交えて色々なところから。
具体的にはこんなプログラムでした。
・カール・マリア・フォン・ウェーバー「オベロン序曲」
・ディートリヒ・ブクステフーデ シャコンヌ ホ長調
・ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「機会オラトリオ」より序曲
・フランツ・リスト 「巡礼の年第2年:イタリア」より「婚礼」
・ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
・パーシー・ウィットロック オルガンソナタより「スケルツェット」
・ヨハン・セバスチャン・バッハ 「われらはみな一なる神を信ず」
・ジョセフ・ボネット 「妖精たち」
・チャールズ・エドガー・フォード 「無窮動と間奏曲」
・フェリックス・メンデルスゾーン 前奏曲とフーガ ホ長調
・ジョン・ウィリアムズ 映画音楽「スター・ウォーズ」より
イギリスもありドイツもありスターウォーズもありのてんこ盛りでした。
この演奏と楽器の場所がオーストラリアだからというのもありますし自分が長らくオーストラリアというクラシック音楽的には英国文化の影響をかなり受けてる環境で過ごしてるのもあるんですけどヘンデル辺りの耳馴染みのナチュラルさ半端ないですね(笑)好き嫌い別にして「ものすごく聞くやつだー」ってアットホームな感じになります。やっぱりヘンデルはイギリスの作曲家。
編曲も色々あってうまくいってるやつ首をちょっとかしげるようなやつ、そして元々オルガン曲だったように聞こえるやつや別物だけどオルガンで弾くことでまた別の面白さがでてくるやつなど色々ですね。
元々オルガン曲だったように聞こえたのがメンデルスゾーン。もしかしたら元のピアノ曲として聞いたら物足りなく思えるかも(ただ曲自体がちょっと奇妙ではあります)。
そして全く新しい魅力が出てきたのがリスト。オルガンの音色の多様さだったり強弱による立体的な音の景色だったりなんだか別世界。ピアノ原曲も会わせてもっとじっくり聞きたい。
そしてメルボルン・タウンホールのパイプオルガンは南半球一の大きさなのでもちろん大きな音の広がりや圧もすごいのですが大きいからこそ表現できるみたいな繊細さもあってそこが今回好きでした。今後またこういうコンサートに行ったらそこに注目してみないと。
それにしてもやっぱりすごいですね、オルガンという楽器。色んな強弱と色んな音(ベルもドラムもある!)が出せてペダルも含めて操るところがたくさんあって、ピアノとはまた違う脳の働きが必要になりそう。またオケでもあのオルガンと一緒に弾ける時がこないかなあ。ローマの松のペダルトーンとかものすごいんだよなあ。
そしてメルボルンに来たらぜひ味わって欲しい音(というか低音はもう振動)です。タウンホールのスケジュール要チェック。
今日の一曲: ウィリアム・ウォルトン 「宝玉と勺杖」
この曲は今日オルガン版を聞く前にオケ版として知ってる曲でした。
エルガーの威風堂々みたいないわゆる「イギリスマーチ」としてイメージされる形式にのっとってる曲ですが同類の曲と比べるとかなり華やかなイメージの曲です。
というのも「宝玉と勺杖」は現イギリス女王・エリザベス2世の戴冠式のために作曲された曲。
昔から使われてる伝統的な曲を使うのもいいですがこういう機会だったら新しく曲をその時代に活躍してる作曲家に書いてもらうのもいいですよね。
そういった経緯があり作曲年は1953年、クラシック音楽ではモダン方面がかなり色んな方向に展開されてる時代ではありますがしっかり「伝統的な」クラシック音楽のスタイル。でもめでたいながらも厳かな公式行事の音楽にしてはちょこちょこはじけてたり攻めたりしてる感じがあって聞いててにやっとするところがある曲です。例えば威風堂々とかクラウン・インペリアルとかスピットファイアーとかあそこらへんイギリスのマーチをいくつか聴いてからこの曲に出会ってみるとなんとなくそこんとこわかるかもしれません。
リンクした録音はオルガン版よりさらに華やかなオケ版。しかもいわゆる「イギリス国民的クラシック音楽のベタ」的アルバムでその華やかさがより分かりやすいようにしてみました。(ただこの手の英国ベタ音楽、各録音でラインアップがちょっとずつ違ってアルバム1つじゃ全部揃わないのが悩み所。あんまりベタばっかり揃えても色々な意味で悶絶するのでなるべく1つですませたい・・・一度本文で各国の音楽のベタをやってみるか?)
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