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迫ってきましたのでお知らせー
Stonnington Symphony Orchestra
Sunday Series 1
Malvern Town Hall
6月3日 14:30開演
指揮者:Fabian Russell
アントニン・ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ オーボエと弦楽合奏のための協奏曲(オーボエ:Thomas Hutchinson)
セルゲイ・ラフマニノフ 交響的舞曲
そしてこちらも(ソロの方)。
FOGA (Firbank Old Grammarians' Association) Centenary Concert
Patricia Turner Centre,for Creative Arts, Firbank Grammar School
6月1日 19:30開演
私はメシアンの前奏曲第6番「苦悩の鐘と別れの涙」を弾く予定です。
昨日は友人Tristanが来週のリサイタルで弾く曲をちょいと事前に聴いて欲しいというので聴きに行って来ました。ついでといってはなんですが他のみんなが来る前に私が来週弾くのも聴いてもらいました。やっぱり人前で弾いて聴いてもらうと違いますね。あと家のピアノじゃないピアノで弾くと違います。忙しいなか大変ありがたかったです。
さてTristanが弾いたのは以下の2曲。
フランツ・リスト 「巡礼の年」第2年 イタリアより「婚礼」
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
彼は音楽で博士号をやってるので演奏や録音なんかもそのテーマに絡めることもありベートーヴェンやリストを弾く事が多いです。ただ博士号のテーマにするだけあって得意・専門分野かつ思い入れが深い分野なので毎回期待できますね。
巡礼の年はでもTristanの演奏ではまだそんなに聴いてない(婚礼はこないだオルガンのコンサートで聴きましたが)。他のもそのうち弾くのかな。
ただハンマークラヴィーアは他のベートーヴェンのソナタとは大分話が違う。スケールのでかさとか長さとか難しさとかあらゆる方面ですごい。格が、というかそもそもの存在意義が違うというか。
全てがガチなんですよあの曲は。弾く方とか聴く方とかに優しくとか聴きやすくとかはもちろん、たまに音楽として美しくというのも捨ててガチのベートーヴェンをぶつけてくると私みたいな凡人ではスコアを見てても(今回ページめくり役でした)理解が追いつかない。
特に最終楽章にそれがぎゅっと凝縮されてて集中力的にも大変そうでした。
来週はリハーサルやら本番やらもありTristanの本番に行けるか微妙なところなので聴けてよかったです。前述のとおり破格な作品なので生で聴ける機会も少ないですし。ほんとはでも本番行きたい&ページめくりしたいですが。でもそんな余裕はないかもなあ。
もちろん演奏の規模は全然違いますが私も自分の演奏に向けてもうひとがんばり(×2)しなければですね。メシアンの音楽を一人でも多く好きになってもらうために全力の演奏を届けられるよう頑張りたいと思います。
今日の一曲: フランツ・リスト 「巡礼の年」第2年 イタリアより「婚礼」
なんか今日は昼から頭が痛くてPanadolも効いてないのでハンマークラヴィーアの話はまた今度に。
リストも基本自分は弾かない作曲家なのですがアッシジの聖フランチェスコと鳥のやつを筆頭に宗教的な作品群はそのうち触れてみようかなーと思ってたり。
というのもリストも後期になってくると表現的に時代を先取りするというか色々面白いことやってたりして印象派とかにも通じるところがあったりで自分の好きなところにも近かったり相性がよかったりするはずで。自分の色彩をブレンドするみたいな弾き方も応用できたり。
この「婚礼」もちょっとフランス音楽に通じるハーモニーと色彩の美しさ、あとワーグナーの「ローエングリン」と宗教的な景色の描写が似てたりで色々と美味しい音楽です。
それでリストの情熱的なピアノ使いが味わえてるんですからなんかこう世界感がいい感じに完結してる感があります。
この曲のいろんなレイヤーを色んな音色で表現できるという意味では確かにオルガン編曲向きだと思いますがやっぱりはっきりしたエッジのあるダイナミックな広がりがあるピアノの音で聴きたいですね。オルガン的な要素のあるピアノの音、いいですね。
リンクした録音はパスカル・ロジェの。フランスっぽくなるだろうなと期待してのチョイス。
それにしても伝説とか単品とかまだ聴きこんでない&弾くことを考えてないリストの作品もたくさんあるなー。
今は弾くには自分の得意分野から時系列で前の時代、後の時代それぞれうまくカバーしてきたいのでリストはほんと真剣に聴き広げていかないとですね。
私はメシアンの前奏曲第6番「苦悩の鐘と別れの涙」を弾く予定です。
昨日は友人Tristanが来週のリサイタルで弾く曲をちょいと事前に聴いて欲しいというので聴きに行って来ました。ついでといってはなんですが他のみんなが来る前に私が来週弾くのも聴いてもらいました。やっぱり人前で弾いて聴いてもらうと違いますね。あと家のピアノじゃないピアノで弾くと違います。忙しいなか大変ありがたかったです。
さてTristanが弾いたのは以下の2曲。
フランツ・リスト 「巡礼の年」第2年 イタリアより「婚礼」
ルートヴィッヒ・ファン・ベートーヴェン ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
彼は音楽で博士号をやってるので演奏や録音なんかもそのテーマに絡めることもありベートーヴェンやリストを弾く事が多いです。ただ博士号のテーマにするだけあって得意・専門分野かつ思い入れが深い分野なので毎回期待できますね。
巡礼の年はでもTristanの演奏ではまだそんなに聴いてない(婚礼はこないだオルガンのコンサートで聴きましたが)。他のもそのうち弾くのかな。
ただハンマークラヴィーアは他のベートーヴェンのソナタとは大分話が違う。スケールのでかさとか長さとか難しさとかあらゆる方面ですごい。格が、というかそもそもの存在意義が違うというか。
全てがガチなんですよあの曲は。弾く方とか聴く方とかに優しくとか聴きやすくとかはもちろん、たまに音楽として美しくというのも捨ててガチのベートーヴェンをぶつけてくると私みたいな凡人ではスコアを見てても(今回ページめくり役でした)理解が追いつかない。
特に最終楽章にそれがぎゅっと凝縮されてて集中力的にも大変そうでした。
来週はリハーサルやら本番やらもありTristanの本番に行けるか微妙なところなので聴けてよかったです。前述のとおり破格な作品なので生で聴ける機会も少ないですし。ほんとはでも本番行きたい&ページめくりしたいですが。でもそんな余裕はないかもなあ。
もちろん演奏の規模は全然違いますが私も自分の演奏に向けてもうひとがんばり(×2)しなければですね。メシアンの音楽を一人でも多く好きになってもらうために全力の演奏を届けられるよう頑張りたいと思います。
今日の一曲: フランツ・リスト 「巡礼の年」第2年 イタリアより「婚礼」
なんか今日は昼から頭が痛くてPanadolも効いてないのでハンマークラヴィーアの話はまた今度に。
リストも基本自分は弾かない作曲家なのですがアッシジの聖フランチェスコと鳥のやつを筆頭に宗教的な作品群はそのうち触れてみようかなーと思ってたり。
というのもリストも後期になってくると表現的に時代を先取りするというか色々面白いことやってたりして印象派とかにも通じるところがあったりで自分の好きなところにも近かったり相性がよかったりするはずで。自分の色彩をブレンドするみたいな弾き方も応用できたり。
この「婚礼」もちょっとフランス音楽に通じるハーモニーと色彩の美しさ、あとワーグナーの「ローエングリン」と宗教的な景色の描写が似てたりで色々と美味しい音楽です。
それでリストの情熱的なピアノ使いが味わえてるんですからなんかこう世界感がいい感じに完結してる感があります。
この曲のいろんなレイヤーを色んな音色で表現できるという意味では確かにオルガン編曲向きだと思いますがやっぱりはっきりしたエッジのあるダイナミックな広がりがあるピアノの音で聴きたいですね。オルガン的な要素のあるピアノの音、いいですね。
リンクした録音はパスカル・ロジェの。フランスっぽくなるだろうなと期待してのチョイス。
それにしても伝説とか単品とかまだ聴きこんでない&弾くことを考えてないリストの作品もたくさんあるなー。
今は弾くには自分の得意分野から時系列で前の時代、後の時代それぞれうまくカバーしてきたいのでリストはほんと真剣に聴き広げていかないとですね。
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