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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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編んでます
一週間ぶりに更新です。
今月は仕事も忙しくそのなかでコンサートに行ったり無双遊んだり(程普さんが大変かっこいい)出かけたりその間に編み物したりしてました。いろんな隙間の時間にできる趣味として編み物はほんと優秀です。

木曜日のお出かけでは猫カフェに行ってきました。
前々からシティに猫カフェがあるとは聞いてましたが今回が初めての体験。
ちなみにそこにいる猫は全部シェルターから引き取られてきた子だそうで。色んな子がいました。
決して人間に構ってくれるわけじゃないんですけどコツをつかむと一緒に遊べたり。


例えばこんな感じ。一番左の猫は写真だとわかりにくいですがメインクーンの血が入ってて2歳で7kg超えだとか。一番右の超黒猫はこうやって座ってる形だったり飛び降りる足音だったりかなり筋肉質なことが分かる大きい猫。でかい猫やっぱり良い。

そして日曜日には毛糸屋さんMorris & Sonsのセールに行って来ました。
まだ趣味としては駆け出しで道具も母が置いてってくれたものだけだったのでこれを機にちょっと揃えてみました。

かぎ編み用の針はダイソーで大体揃うのですが棒編みの諸々はクラフト屋さんがいいですね。
中でも丸く編んだり長いものを編んだりするための輪針は太さ×長さのバリエーションが豊富な専門店が間違いない。
今回買ったのは靴下編む用(まだ練習)の2mmの輪針(針とケーブルが一体タイプ)、そして比較的広く使えそうな4mmの針と80cm・100cmのケーブルのセット。ショールとかを編むには100cmが必要だそうな。あとケーブルに同梱されてるのは針を外したあとに付けるストッパーだそうです。(これで同じ針で複数の物が編める)

この店は毛糸も色々あって目移りしまくり。今回はコットン+ヤク毛の毛糸をかぎ編みで帽子を編む用に買いましたが他にもMorris and SonブランドのEmpire、Estate、Avalonなど各種毛糸はカラーバリエーションが豊富ですし比較的お手頃にカシミアとかメリノのブレンド毛糸が手に入るものもあったり、なんといってもセールだとちょっとお高めのManos del Uruguayのシリーズが気になります。複数色(しかも同系色に限らず)に染めてある毛糸で使い方をちゃんと考えなきゃですがもっとプレーンな色の毛糸と合わせてショールにしてみたい。

そして今回編み物を再開してからRavelryというサイトにお世話になっています。
編み物関連SNSでいろんな編み方・編み図が公開(無料・有料あり)されてたり自分が作ったものか途中の進捗をアップした買った毛糸・使った分を記録したりなんだり。
毛糸のデータベースがすごくて一般に流通してる毛糸の太さ換算、長さ、お手入れ方法だけでなくその毛糸でオススメの編み図だったりその毛糸を使った作品だったりものすごく便利。
作りっぱなし、毛糸買いっぱなしがこれで回避できるかな?

来週の遠出も編み物を持ってく予定です。長い電車旅も早めに部屋に退却する夜もこれで大丈夫。もちろん旅先でもクラフト系の店を覗く予定。趣味が増えると旅での時間の過ごし方もちょこちょこ増えますね。

そんなわくわくもありますが今朝不動産屋さんからメールが入って明後日の朝に家の裏のフェンス取り替えになるとの報せが。一応藤の伸びた蔓は切ってフェンス近くの鉢は避難。その過程でジンチョウゲ(花が咲き始め)の鉢の下から出てた根っこをばりばり破ることになったのでとりあえずジンチョウゲが元気を失わないか心配です。あと朝からなんかうるさかったらどうしよう。それが無事済んだら改めてわくわくしたいです。


今日の一曲: リヒャルト・シュトラウス 「サロメ」より「7つのヴェールの踊り」



こないだのカウントダウンで投票したけど100位以内に入らなかった曲です(171位)。
100位は厳しいかなあ、とは思うのですがどうしても入れておきたい曲。弾いて楽しかった思い入れもありますが「踊り」としてもちょっと他とは違った面白さがある曲です。

この曲のことを語るにあたってどうしても「色気」に焦点を当てたくなってしまうのですが最近(この曲に限らず)シュトラウスの作品を聴いてると「シュトラウスってすっごい真面目だなー」と思うことが多いです。なんというか、音の置き方だったり楽器の使い方だったり色々説明が難しい。そしてばらの騎士とか軽めの雰囲気の曲でもそれは変わらず。
ブラームスだったりラヴェルだったりメシアンだったり真面目さを音楽に感じる作曲家は結構いますが最近はシュトラウスの真面目さが特に響く。でもあんまりピアノ作品書いてないから弾くという形で触れることはかなわない。

「7つのヴェールの踊り」もなんか計算して一歩一歩足を出してるみたいな慎重さがあるような。盛り上がるところも手放しで爆発するのではなく虎視眈々なところもあり。各楽器のソロも「あるべきところにある」みたいな印象があるような。他の楽器とかぶってるように思えるチェレスタのソロの置き方も意味がある(はず)。

そもそも「サロメ」においてのサロメの色気というものはもともとある色気だけでなくこの7つのヴェールの踊りでの渾身の最大限引き出した=作った色気だし計算とか虎視眈々とかそういうものが有るのは正解なんだろうな。天然物もあなどってはいけないけど後から作られたものも侮ってはいけない(謎方向に行ってしまいそう)。

リンクにする録音を探していたら「タックウェル」の名がちらと見えたのでこれにしよう、と詳細を見てみたらなんかシュトラウスのオケ作品全部詰めみたいな感じの録音でした。全部じゃないのかもしれませんがなかなか生で聞かない作品もかなり入ってる。私も知らない作品もいくつか。でもこれだけあればシュトラウスの真面目さみたいなのも分かりやすいかも?
(ちなみにタックウェル氏はホルン協奏曲でソリストです)

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