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さてさて旅ブログ続きです~
オーストラリアという一番小さい大陸かつ一番大きい島で都市間を旅するとなるとやはり飛行機が主流ですが一部都市間は電車もあります。
特にGreat Southern Rail管轄のThe Overland(アデレード~メルボルン)、The Ghan(アデレード~ダーウィン)、The Indian Pacific(シドニー~パース)は観光要素もある長距離列車。後者2つは数日がかり・食事や観光込みの旅だそうで。
今回の旅行では行き・帰りともにThe Overlandに乗りました。
どちら方向の旅も朝早くに出発して夕方くらいに着くスケジュール。ちなみにアデレードはメルボルンと比べて時差が30分(遅い)あります。
席はRed serviceとRed premiumの2種類。今回乗ったちょっとお高めの後者では席がちょっと広い他、自分の席でご飯が食べられるのと車内で回ってくる&食堂車での飲み物(アルコール以外)が込みなとこ。
席が通路はさんで2席・1席になってるので一人旅にも良いですし、食堂車は特にご飯時は混んだりするのでPremiumがオススメです。
景色はまあオーストラリアの田舎なのでだいたいこんな感じ。といっても町をつないでいくのでちょこちょこ面白いものもあります。特に州境あたりは小麦の産地で小麦の山や関連施設が見れたり。
ヴィクトリア州側は写真の様に平たい地形で遠ーーーくの方にGrampians辺りの山脈が見える程度ですが南オーストラリア州は特にアデレードに近づくと日当たりの良いなだらかな丘が連なってさすがはワインの産地(ワイナリーも見えます)。
ただずっと景色見てるのは大変なので本なりゲームなり何かするものを持ってった方がよいです。
ただボードゲームはちょっと向いてないかな。折りたたみテーブルがあんまり大きくないのと数時間おきに食事とかがくるので。
Premiumでの車内のご飯は朝ご飯→昼ご飯+デザート→おやつのコース。途中で暖かい飲み物も回ってきます。
ご飯はおいしかったですね。The Overlandでこれなら寝台列車の他2つのご飯どんだけのクオリティになるんだろう!?と思うくらいには。
メニューは行き帰り同じですが毎食3つくらいから選べるようになっててどれもおいしそう(さらにアレルギーなどのメニュー調整は予約時に指定できます)。
写真は昼食のムサカ。パンはSourdoughです。今回食べたなかで一番でした。
あと朝食(他はどうだっただろう)のときのホットドリンクはでっかい重いマグ(揺れるので)で出てくるのが嬉しい。
ただ電車に乗ってるととにかく体を動かさないので特にランチ→デザート→おやつの後半はちょっとお腹のキャパ的にオーバーキルな感が。おいしいんだけど。
ということで長い旅でしたし早起きも大変でしたが楽しい電車旅でした。
そして次はいつかThe Ghanの方(2泊3日コースから)に乗ってみたくなりました。あちらはシーズンによって価格が違ったり、あと今回乗ったのもそうですが早めに予約すると安くなる場合もあるのでじっくり練って行きたいです。
今日の一曲: Peter Sculthorpe 「Great Sandy Islands」より「The Sea Coast」
最近この曲集からちらほらiPodでシャッフル再生してるときに回ってきて気になってるのもあり。
そしてなにより今回の電車旅で散々見た「平たい大地オーストラリア」が目に見えるような音楽なのでチョイス。
何回も書いてると思いますが音楽が書かれた土地の地形とか気候とかってやっぱりその曲に現れることが多いです。いつも思うのですが例えばシュトラウスのアルプス交響曲みたいな曲はなかなかオーストラリアでは生まれないだろうし、あと真・三國無双8の地形を見てQigang Chenの曲に仙人の山を探したり。
特にオーストラリアの作曲家はこの地の自然にインスピレーションを得ることが多いのでその空気だったり植生だったり広がる大地と空だったりが音楽に織り込まれてそれがものすごく私は好きです。
耳が慣れたからかもしれませんがオーストラリアの音楽で使われる和音って協和音と不協和音の間みたいな響きが多い気がします。この曲の弦とかトランペットの和音なんかいい例じゃないかな。それがオーストラリアの自然独特の色彩を表しているようで。
以前どこかでRobert Osterのインクの色合いをこのSculthorpeの音楽のようだと評してた人がいましたがほんとそれも独特なパレットなんですよね。描写するのが難しい渋みのある色とか、はたまたそこ抜けて明るい色とか。
特に観光資料とかのオーストラリアの写真や映像だと後者のような色が使われることが多い分、もっともっと複雑な自然の色をRobert OsterのインクやSculthorpeの音楽と一緒に知ってもらいたいなあと時々思います。
他の楽章も合わせると自由なリズム、変わるリズム、イギリス音楽から来ているような弦の和音、など「ラリアらしさ」が色々楽しめます。もっともっと色んなオーストラリアに出会いたいし出会ってほしい。
そんな思いが通じてしまったのかリンク先の録音はSculthorpeてんこ盛りです。手持ちのCDにも収録されてるレクイエムもオススメ。
オーストラリアという一番小さい大陸かつ一番大きい島で都市間を旅するとなるとやはり飛行機が主流ですが一部都市間は電車もあります。
特にGreat Southern Rail管轄のThe Overland(アデレード~メルボルン)、The Ghan(アデレード~ダーウィン)、The Indian Pacific(シドニー~パース)は観光要素もある長距離列車。後者2つは数日がかり・食事や観光込みの旅だそうで。
今回の旅行では行き・帰りともにThe Overlandに乗りました。
どちら方向の旅も朝早くに出発して夕方くらいに着くスケジュール。ちなみにアデレードはメルボルンと比べて時差が30分(遅い)あります。
席はRed serviceとRed premiumの2種類。今回乗ったちょっとお高めの後者では席がちょっと広い他、自分の席でご飯が食べられるのと車内で回ってくる&食堂車での飲み物(アルコール以外)が込みなとこ。
席が通路はさんで2席・1席になってるので一人旅にも良いですし、食堂車は特にご飯時は混んだりするのでPremiumがオススメです。
景色はまあオーストラリアの田舎なのでだいたいこんな感じ。といっても町をつないでいくのでちょこちょこ面白いものもあります。特に州境あたりは小麦の産地で小麦の山や関連施設が見れたり。
ヴィクトリア州側は写真の様に平たい地形で遠ーーーくの方にGrampians辺りの山脈が見える程度ですが南オーストラリア州は特にアデレードに近づくと日当たりの良いなだらかな丘が連なってさすがはワインの産地(ワイナリーも見えます)。
ただずっと景色見てるのは大変なので本なりゲームなり何かするものを持ってった方がよいです。
ただボードゲームはちょっと向いてないかな。折りたたみテーブルがあんまり大きくないのと数時間おきに食事とかがくるので。
Premiumでの車内のご飯は朝ご飯→昼ご飯+デザート→おやつのコース。途中で暖かい飲み物も回ってきます。
ご飯はおいしかったですね。The Overlandでこれなら寝台列車の他2つのご飯どんだけのクオリティになるんだろう!?と思うくらいには。
メニューは行き帰り同じですが毎食3つくらいから選べるようになっててどれもおいしそう(さらにアレルギーなどのメニュー調整は予約時に指定できます)。
写真は昼食のムサカ。パンはSourdoughです。今回食べたなかで一番でした。
あと朝食(他はどうだっただろう)のときのホットドリンクはでっかい重いマグ(揺れるので)で出てくるのが嬉しい。
ただ電車に乗ってるととにかく体を動かさないので特にランチ→デザート→おやつの後半はちょっとお腹のキャパ的にオーバーキルな感が。おいしいんだけど。
ということで長い旅でしたし早起きも大変でしたが楽しい電車旅でした。
そして次はいつかThe Ghanの方(2泊3日コースから)に乗ってみたくなりました。あちらはシーズンによって価格が違ったり、あと今回乗ったのもそうですが早めに予約すると安くなる場合もあるのでじっくり練って行きたいです。
今日の一曲: Peter Sculthorpe 「Great Sandy Islands」より「The Sea Coast」
最近この曲集からちらほらiPodでシャッフル再生してるときに回ってきて気になってるのもあり。
そしてなにより今回の電車旅で散々見た「平たい大地オーストラリア」が目に見えるような音楽なのでチョイス。
何回も書いてると思いますが音楽が書かれた土地の地形とか気候とかってやっぱりその曲に現れることが多いです。いつも思うのですが例えばシュトラウスのアルプス交響曲みたいな曲はなかなかオーストラリアでは生まれないだろうし、あと真・三國無双8の地形を見てQigang Chenの曲に仙人の山を探したり。
特にオーストラリアの作曲家はこの地の自然にインスピレーションを得ることが多いのでその空気だったり植生だったり広がる大地と空だったりが音楽に織り込まれてそれがものすごく私は好きです。
耳が慣れたからかもしれませんがオーストラリアの音楽で使われる和音って協和音と不協和音の間みたいな響きが多い気がします。この曲の弦とかトランペットの和音なんかいい例じゃないかな。それがオーストラリアの自然独特の色彩を表しているようで。
以前どこかでRobert Osterのインクの色合いをこのSculthorpeの音楽のようだと評してた人がいましたがほんとそれも独特なパレットなんですよね。描写するのが難しい渋みのある色とか、はたまたそこ抜けて明るい色とか。
特に観光資料とかのオーストラリアの写真や映像だと後者のような色が使われることが多い分、もっともっと複雑な自然の色をRobert OsterのインクやSculthorpeの音楽と一緒に知ってもらいたいなあと時々思います。
他の楽章も合わせると自由なリズム、変わるリズム、イギリス音楽から来ているような弦の和音、など「ラリアらしさ」が色々楽しめます。もっともっと色んなオーストラリアに出会いたいし出会ってほしい。
そんな思いが通じてしまったのかリンク先の録音はSculthorpeてんこ盛りです。手持ちのCDにも収録されてるレクイエムもオススメ。
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