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昨日日曜日、友達と4人でモーニントン半島に遊びにいってきました。
朝親友と一緒に電車で南下、Hastingsで昨夜から向こうにいた友達カップル2人と落ち合いブランチを。
ちょっと油が強かったベーコンエッグマフィン(最近ずっと自分で作ってるからうるさくなるんですよ)と大量のお茶(ティーポットにお茶+もう一つ追加のお湯のポットが一緒に来たので)でお腹を満たした後HastingsからBitternにかけてあるマングローブのある海岸へ。
Hastingsの海岸沿いの公園から歩いたりしてここの海は何回か来たことがありますが干潮時に来たのは初めて。
ここらのマングローブはたしか最も南にあり、最も高緯度にあって。
確かに暖かいところのイメージが強いですね。
モーニントン半島がメルボルンのあるPort Phillip湾を抱く腕だとするとここは肘のあたりで、Western Port湾というフィリップ島と同じ湾に面しています。
なので海は穏やかでそんなに寒くないです。
こーんなに近くにマングローブが。力強い芽もたくさん生えています。
ここの海で穏やかで緑の海を見て、少し向こうにあるHMAS Cerberusという海軍基地の沖の大きな船(?)や向かいのSandstone Islandを眺めたりしてぼーっとするのが密かに大好きなのです。
さて、昨日はここらもかなり雨やら風やらがひどかったので足場が悪く、早々に退散。短い時間でいろんなところにいかなくちゃ、ということで・・・
最初にテイスティングしたワイナリーはDarling Park Winery。こじんまりとした感じのアットホームな場所。
テイスティングは無料で6種類。今日は6種類でしたが他にも売り切れた種類がいくつか。甘そうなやつばっかりなくなってる、と甘党の親友が嘆いてました(笑)
確かにでもスパークリングの赤なんかは面白そうでしたしロゼも興味深く・・・
あと割と新しい(15年ほど?)Viognierという品種のワイン(そしてPinot Grisとのブレンドも)を扱ってるそうですが、新しさと名前の発音の難しさで売れ行きはまだまだ、とのこと。
一通りテイスティングして分かったのは自分はシャルドネがもしかしたらそんなに得意ではないということ(汗)白ワインはフルーティーがいいはずだったんですけど、私は食べ物なしで飲むならウッディーなフレーバーのものがお気に入り。
ということで一番好きだったのは友達には不評だった2008年Pinot Gris。
落ち着いたスモーキーな感じで意外さも含めて好きだったんですが。
おつまみ無しでじっくり味わいたかったのですが、白はこないだ誕生日にもらったばっかりなので頭にメモして我慢。
代わりに買ったのがこのローズマリー&アップルジェリー。
パンに塗ったり肉(例えば豚肉)とかに添えてジャムのように使うそうですが、質感はジャムよりももっと液体に近いです。
なぜかというと果肉に含まれている以外にペクチンを加えていないからこうなるんだとか。
まだ個人的な使い道は分からないのですがきっとそのまま舐めても美味しいので(パンに塗りなさい)楽しみです♪
次のワイナリーに付いたときは雨は土砂降り。
実際天気予報で「出かけるなら土曜日に、日曜日は避けた方がいい」と言われていたそうですがなかなかの天気で(笑)
私でもその名を知ってるRed Hill Estateのワイン畑の向こうには虹が。
結構一日に何本も虹がでました。



このワイナリーではBarrell Art competitionなるものを毎年やっていて、ワイナリーの内外にはワイン樽を使ったこんな作品がいくつか。
ちなみに中にも小さなギャラリーがあって、ここら辺の海などの景色が描かれていました。


ここではリストから選んで自由な順番でテイスティングするシステムで、とりあえず赤狙いだったので私は赤とデザートワインのみにとどめておきました(笑)
2007年Shirazが思わず笑いとため息が同時にもれるくらい美味しかったので購入したのですが、デザートワインが本当に本当に素晴らしかったです!
マスカットのデザートワインの甘さは甘党の親友はもちろん私も満足しました-。
これもまた脳内にメモメモ。
ほかにもより安価で購入できるcleanskin(ノーラベル)セット、そして私が大好きなKoko Blackのチョコレートのコラボもあり。

で、これが去年のBarrell Art Competitionの優勝作品。
口から葡萄が入って、後ろの蛇口からでたワインがボトルに入れられて、コルクで蓋をされて(ハンマーで叩く方式)ワインが完成する、という機械を表してるみたいです。
優勝もものすごくうなずけるアイディア作品♪
さて、ここで一旦中断。続きは明日へ。
今日の一曲: Thomas Ades 四重奏曲「Arcadiana」より「Et...(Tango Mortale)」
タンゴといえばラテン系、というのが常識ですが今日は奇襲をかけてみます!
今年国立アカデミーでの作曲家自身の指揮による生演奏を楽しみにしているThomas Ades、そんな彼の四重奏曲Arcadianaの中の一楽章を今日は紹介します。
Adesはピアノにおいてもオケにおいても透明な音の色彩が本当に特徴的。
特にクラリネット族の楽器を上から下まで自由に操るイメージが強いのですが、そんな彼の独特なフレーバーは弦楽器の少人数アンサンブルでも光ります。
タンゴ、というとやはり特徴的なリズムがベースとなってますが、この曲はタンゴと銘打っておきながらそのリズムが本当に断片的にしか聞こえません。メロディーらしいものもまた随分と・・・ダリの絵のように崩壊してて。
でも聞く限りでは本当にタンゴ以外の何でもないです。なぜならスピリット、精神はタンゴの真髄そのもの!
Tango Mortaleの意味は死のタンゴ。
それももちろんありますがこの曲を一言で表すならタンゴのお化け、といいますか。
皮も肉も骨もどろどろに溶けてるのにその執念怨念のみで奇怪な、そして強烈な存在感を発してる状態。
イギリス音楽って本当にどろどろしたものが少ないんですがこれは確固たる例外ですね。
その並みならないパッション、暴力的なピチカート・・・全てが斬新です。
イギリス音楽としてもタンゴとしてもきわどいところにある、ぎりぎり感がだーいすき♪
危険な匂いに惹かれてこの曲にはまってもきっと損はないですよ♪
朝親友と一緒に電車で南下、Hastingsで昨夜から向こうにいた友達カップル2人と落ち合いブランチを。
ちょっと油が強かったベーコンエッグマフィン(最近ずっと自分で作ってるからうるさくなるんですよ)と大量のお茶(ティーポットにお茶+もう一つ追加のお湯のポットが一緒に来たので)でお腹を満たした後HastingsからBitternにかけてあるマングローブのある海岸へ。
ここらのマングローブはたしか最も南にあり、最も高緯度にあって。
確かに暖かいところのイメージが強いですね。
モーニントン半島がメルボルンのあるPort Phillip湾を抱く腕だとするとここは肘のあたりで、Western Port湾というフィリップ島と同じ湾に面しています。
なので海は穏やかでそんなに寒くないです。
ここの海で穏やかで緑の海を見て、少し向こうにあるHMAS Cerberusという海軍基地の沖の大きな船(?)や向かいのSandstone Islandを眺めたりしてぼーっとするのが密かに大好きなのです。
さて、昨日はここらもかなり雨やら風やらがひどかったので足場が悪く、早々に退散。短い時間でいろんなところにいかなくちゃ、ということで・・・
テイスティングは無料で6種類。今日は6種類でしたが他にも売り切れた種類がいくつか。甘そうなやつばっかりなくなってる、と甘党の親友が嘆いてました(笑)
確かにでもスパークリングの赤なんかは面白そうでしたしロゼも興味深く・・・
あと割と新しい(15年ほど?)Viognierという品種のワイン(そしてPinot Grisとのブレンドも)を扱ってるそうですが、新しさと名前の発音の難しさで売れ行きはまだまだ、とのこと。
ということで一番好きだったのは友達には不評だった2008年Pinot Gris。
落ち着いたスモーキーな感じで意外さも含めて好きだったんですが。
おつまみ無しでじっくり味わいたかったのですが、白はこないだ誕生日にもらったばっかりなので頭にメモして我慢。
パンに塗ったり肉(例えば豚肉)とかに添えてジャムのように使うそうですが、質感はジャムよりももっと液体に近いです。
なぜかというと果肉に含まれている以外にペクチンを加えていないからこうなるんだとか。
まだ個人的な使い道は分からないのですがきっとそのまま舐めても美味しいので(パンに塗りなさい)楽しみです♪
実際天気予報で「出かけるなら土曜日に、日曜日は避けた方がいい」と言われていたそうですがなかなかの天気で(笑)
私でもその名を知ってるRed Hill Estateのワイン畑の向こうには虹が。
結構一日に何本も虹がでました。
このワイナリーではBarrell Art competitionなるものを毎年やっていて、ワイナリーの内外にはワイン樽を使ったこんな作品がいくつか。
ちなみに中にも小さなギャラリーがあって、ここら辺の海などの景色が描かれていました。
ここではリストから選んで自由な順番でテイスティングするシステムで、とりあえず赤狙いだったので私は赤とデザートワインのみにとどめておきました(笑)
2007年Shirazが思わず笑いとため息が同時にもれるくらい美味しかったので購入したのですが、デザートワインが本当に本当に素晴らしかったです!
マスカットのデザートワインの甘さは甘党の親友はもちろん私も満足しました-。
これもまた脳内にメモメモ。
ほかにもより安価で購入できるcleanskin(ノーラベル)セット、そして私が大好きなKoko Blackのチョコレートのコラボもあり。
口から葡萄が入って、後ろの蛇口からでたワインがボトルに入れられて、コルクで蓋をされて(ハンマーで叩く方式)ワインが完成する、という機械を表してるみたいです。
優勝もものすごくうなずけるアイディア作品♪
さて、ここで一旦中断。続きは明日へ。
今日の一曲: Thomas Ades 四重奏曲「Arcadiana」より「Et...(Tango Mortale)」
タンゴといえばラテン系、というのが常識ですが今日は奇襲をかけてみます!
今年国立アカデミーでの作曲家自身の指揮による生演奏を楽しみにしているThomas Ades、そんな彼の四重奏曲Arcadianaの中の一楽章を今日は紹介します。
Adesはピアノにおいてもオケにおいても透明な音の色彩が本当に特徴的。
特にクラリネット族の楽器を上から下まで自由に操るイメージが強いのですが、そんな彼の独特なフレーバーは弦楽器の少人数アンサンブルでも光ります。
タンゴ、というとやはり特徴的なリズムがベースとなってますが、この曲はタンゴと銘打っておきながらそのリズムが本当に断片的にしか聞こえません。メロディーらしいものもまた随分と・・・ダリの絵のように崩壊してて。
でも聞く限りでは本当にタンゴ以外の何でもないです。なぜならスピリット、精神はタンゴの真髄そのもの!
Tango Mortaleの意味は死のタンゴ。
それももちろんありますがこの曲を一言で表すならタンゴのお化け、といいますか。
皮も肉も骨もどろどろに溶けてるのにその執念怨念のみで奇怪な、そして強烈な存在感を発してる状態。
イギリス音楽って本当にどろどろしたものが少ないんですがこれは確固たる例外ですね。
その並みならないパッション、暴力的なピチカート・・・全てが斬新です。
イギリス音楽としてもタンゴとしてもきわどいところにある、ぎりぎり感がだーいすき♪
危険な匂いに惹かれてこの曲にはまってもきっと損はないですよ♪
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