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~名もない蛾と虹の錯乱~ 内の思いと外の色彩をつらつらと。
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いろんな人がいる
いやー昨日はしんどかったー。
映像だったり音声だったりツイートだったりで見たサッカーの試合が色々残念になってかなりのショックを受けてました。
こないだある程度感情が左右されても結構平気になったかなーとか思ったのをちょっと後悔するくらいには落ち込みました。ただご心配なく、今日になって普通に一日を過ごしておいしいご飯食べたらすっかり回復。やっぱり頑丈になったかな。

昨日のこちらでの目玉はAリーグのメルボルンダービー(メルボルン・ヴィクトリー対メルボルン・シティ)での本田圭佑選手ヴィクトリーに初参戦。キャプテンでしたしゴールも決めてましたしその他でも流れを動かしていたのが見れてよかったです(試合は負けましたが)。

リーグでももちろん本田選手以外にも海外から来てプレーしてる選手が多くいるのですがこないだ見たオーストラリア代表とクウェート代表の親善試合での選手の背景の多様さもちょっと調べただけですごかった。国籍二つ以上(=代表として参加できる国数が3つの選手もいた)ある人が結構いるいる。
中でも南スーダン系でケニアから難民としてオーストラリアに来て今回代表戦に初めて出て活躍した選手もいたり。中でもアワー・メイビル選手はゴール決めたのがかなり話題に。トーマス・デン選手はメルボルン・ヴィクトリーの試合でも一部出てました。

豪代表選手で言うとクロアチアとか旧ユーゴ辺りの出身(オーストラリアで生まれた選手も多いですが)も結構いるようす。でも自分の身の回りにはそちら方面の人は全くいないのであんまりどころか全然実感がない。みんなどこにいるのかなあ。
サッカーで見る人種内訳は身の回りの人種内訳と結構違うし、たぶん身の回りの人種内訳もオーストラリア全体の人種内訳と結構違うんだろうなあとは思いますが。

たとえばサッカーではそんなにですがメルボルンはとにかく今アジア人が多い。アデレードもちょっとアジア化してますがメルボルンはかなりすごい(ホバートはそういうのほとんどない感じでしたね)。自分が住んでるエリアはコリアンタウンなのですが最近は中国人の進出も甚だしく。あと日本人も一時期と比べてだいぶ増えた。そんなわけで「物の入手」に関してはほんと楽になったもんです。

それから今日はなんかスコットランド訛りの聞き取りにくさがちょっと話題になってましたが個人の経験的にはギリシャ訛りが最強です。さらにインド訛り、きついイタリア訛りもなかなか手強い。実はスコットランド含めこれらの最強訛りは全部メルボルンで出会う可能性が高め(=移民人口多め)だったり。みんな何かしらん訛ってるけど強弱もいろいろ、日本訛りなんてわかりやすいほうさ(きっと)。
ちなみに日本から来た人をこれまでに連れてったサウスバンクのギリシャ料理屋さんではそんなちょっとわかりにくいギリシャ訛りが聴けます(たまに私も何言ってるんだかわからなくて察しスキルが上がります)。

そんなこんなで来週末もまた豪英西とサッカーにはらはらする予定が入ってます・・・がその前にバレエの発表会も迫ってます。振り付けはほぼ大丈夫、後は舞台で立ったり動き回ったりする位置・場所かなあ。一緒にレッスン受けてる70歳くらいの名物ばあちゃんがちょっとソロで踊ったりするらしいので実はかなり楽しみにしています。また終わったらそちらも感想かきまっせー。


今日の一曲: アントニオ・ヴィヴァルディ 「四季」より「冬」第1楽章



来週のバレエの発表会で「冬」のスローで短い第2楽章を踊ることになってます。デフォルトだと「四季」では「春」の第1楽章を聴くことが多いですが私はあの曲がどうしても色々嫌なので他の季節にスポットが当たるとシンプルに嬉しいです。

春の次だと日本のテレビで「夏」の最終楽章が使われることも多いですね。やっぱり「四季」だったら夏か冬がかっこよくて好き。派手目でangularなこの2曲、稲光の夏もいいですが一番のお気に入りは氷の冬です。こんな寒々しい音が出る楽器ってほんと少ないんじゃないかなあ。バイオリンは現代の作品でも冷たい音で魅せる機会が多い。

バイオリン協奏曲なんでソロのバイオリン奏者に注目しがちですがバロック時代のバイオリン協奏曲、特にヴィヴァルディのそれはオケのバイオリンのパートもかなり大きいし弾いてて楽しそう。ついでに立って演奏することも多いんですよね(自分はチェロだったんでどっちにしろ座ったままですが)。

もう星の数ほど録音が出てる「四季」ですしヴィヴァルディのその他のたくさんのバイオリン他いろんな協奏曲とのカップリングでアルバムにもなってますがちょっと目にとまったのがピアソラのバイオリン協奏曲「ブエノスアイレスの四季」と一緒に収録された録音をリンク。南半球での四季バンザイ。オーストラリアだと伝統的なクラシック音楽に近すぎてそういう作品は出にくい気がするので地球の裏側でもこういうフォーマットの作品が出るとなんだか嬉しいです。

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