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おっかしいなあ今日は28度になる予報だったのに。
まだまだ気まぐれなメルボルンの天気、それでも晴れてれば20度でも十分暖かかったので予定通り外出しました。
といっても今月は色々お買い物しすぎてシティまで行ってすることといえばポケGOでギラティナさん捕獲作戦。まだレイド期間始まったばっかりだけど伝説級で一番好きな子なのでちょっと歩き回ってレイド回りました。ゲットできてよかったよかった。
さて、こないだ高校の同窓会に行ったのですが100人未満の学年のなかで8人くらいというびっくりな出席率で。5年上下の学年の同窓会と同時に行われたのですがやっぱり目立って少なかった。まあ15年ですしね。しょうがない。
その時に一緒だった友達の一人が(同窓会以外でもたまに会ってる友達なのですが)仕事の傍ら合唱団で歌ったりその合唱団の運営を手伝ったりしてて、今度学校でOGが出られるコンサートとかある時は一緒になにかやろうかーと話してて。それも面白いかもなあと結構わくわくしています。
大学時代も友達は圧倒的に楽器の人が多くて歌の伴奏は授業でやったくらいですし色々学び直さなきゃいけないこともあるはず。
そしてそもそもレパートリーが弾いた経験だけでなく知識も全然足りない感ひしひし。
大学時代と比べてだいぶ歌曲も聴くようになって好きな曲も増えたけどどの声域に書かれてるかとか移調版はあるかとかどんな歌がどんな声域・声質に合うかとか全くわからなくて普通に楽しく聴いてるだけだったなあ。
ちなみにその友人はメゾソプラノ・アルトなのですがフォーレとかブラームスとか歌ってるよーって言ってて私としても大変嬉しいエリア(フォーレは一人ではあんまり弾く気持ちが起こらないけど歌曲とかアンサンブルならなんとかならないかな)。特にブラームスは器楽でもビオラ曲とか好きなのできっとそこら辺の声域も得意なはず。もっと聞き込まないと。
そして私からもちょっと数曲提案できないかなと思ってここ数日音楽ライブラリをあさってたのですが結構面白いものありますねー。
筆頭が危うく忘れかけてたラヴェルの「カディッシュ」。器楽版色々+去年のショスタコ13のコンサートでのCantor版もよかったけど女声歌曲版もきっと素敵なはず。とりあえず目立って難しくはなさそうだけどラヴェルだから実際どうなんだろう。
あとは普段全く縁がないのにコープランドやりたくなりますね。エミリー・ディキンソンの詩のやつ。詩の方に最近触れる機会があったから、というのも理由の一つかな。それでいうと最近シェイクスピア熱がじわじわ上がっててフィンツィの「Let us Garlands Bring」なんかもやりたいけどあれはメゾソプラノ版あるのかな。
そしてピアノ独奏作品をあんまり書いてない作曲家も気になる。英国方面特にそう。もっといえばヴォーン=ウィリアムズ。そういう作曲家の書くピアノパートって弾きにくかったらどうしよう、とは思うのですがそれ以上にイギリスの音楽がもっと弾きたいのでなんかいい曲があるといいんですがね。
ここまで話してラヴェル以来フランスものの話が出てこないのが自分らしくない気もしますがなんとなくフランス方面は難しそうなイメージがあり(汗)特にピアノのパートが難しかったらフランスは(得意でも)色々大変かなーと敬遠がち。ソロでさんざん弾いてるから必須ではないですね。友達となんかいい感じの曲が見つかったらやりますが。
さすがにシュトラウスとかマーラーとか元がオケ伴奏が多いケースはあまりにも(特に私にとって)無謀かな?マーラーもソプラノよりはメゾとかアルトが映える歌曲が多い・・・というか大地の歌はアルト最大の見せ場なんじゃないかな。弾くのはあんまり現実的じゃないけど。少なくとも初めての試みでは。
現実的じゃないついでにやっぱり私はクラムの歌曲が大好きです(言及ついでにハピバだったそうです)。そもそも歌曲というジャンルに入るきっかけだったのがクラムのいろいろの歌曲だったし思い入れの強い録音もあるもののいろんなバージョンを生で聴きたいし自分が弾ける機会があったらものすごく苦労するながらもすごく嬉しい。来るのかなあそんな日は。でもやるとしたらまず一番「伝統的」な歌曲フォーマットのApparitionがいいなあ。演奏するときはシアター的要素も出したい。
あと全然違う方面ながらバロック以前のイギリスの歌曲(パーセルとかダウランド)とか弾くのも自分にとっては無謀なのに惹かれてしまう。さすがにやめようよ。
ということでだいぶ夢な話にも飛びましたがもっと広く・深く歌曲の世界を探検しないとですね。考えるだけで楽しいです。好きな作曲家語りが主になりましたが考えつきもしない作曲家の考えつきもしない作品に出会えるのも楽しみです。ほんと沼の入り口はどこにあるかわからないですからねー(汗)
今日の一曲: ジェラルド・フィンツィ 「Let Us Garlands Bring」より「Come away, death」
最近シェイクスピア熱が、と書きましたが前回紹介したEmilie Autumnの別の曲「Opheliac」でハムレットの「Doubt thou the stars are fire」で始まる一節が使われてるのを聴いてて中国古典にしても英語の古典にしてもすっとこういう引用がスマートに出てくるのは素晴らしいよなあ、と思っていたのですがよくよく考えたら中学高校の授業以来新しくシェイクスピアをちゃんと読んでないことに思い至り。またシェイクスピアの言葉の魔法に出会いたい!ということで今年が終わるまでに一つ作品を読む予定でいます。
やっぱり学校でやるには悲劇がわかりやすいのかロミジュリ、マクベス、オセローと悲劇ばっかり読んでたのですが12年生の映画「恋に落ちたシェイクスピア」の授業の際に言及があった「十二夜」はちょっと親しみがあり。この「Come away, death」もその「十二夜」を歌詞とした歌曲です。別楽章の「Fear No More the Heat o' the Sun」もそうですが喜劇が題材なのにしんみりとした場面選んだなあ。雰囲気的にイギリスらしくはあるかな。
「Come away, death」は歩くようなテンポなのにフレーズによって変拍子になる予測不能要素がちょっと面白いです。限りなくモノローグな雰囲気に音楽は淡々としている風で、その上に「sad cypress」とか「black coffin」とか(なんかダウランドの歌曲とかでも出てきそうなイギリスっぽい)暗いモチーフの言葉が乗っかるのにちょっとにやりとしたり。シェイクスピアの言葉のうまさを活かせる音楽いいですね。
ピアノの伴奏もシンプルっちゃあシンプルなんですが繊細なハーモニーなしではこの歌曲の雰囲気って出ないですしそういうおいしさも弾くのに大歓迎です。歌う方弾く方どっちにもじわじわと楽しい曲を選びたい。
リンク先の録音、男性歌手のしか見つからなかったので手持ちのと同じ録音を。イギリス歌曲色々入ってます(ブリテンが入ってませんがあそこら辺はまた別ジャンルかも)。ヴォーン=ウィリアムズも面白い曲がちょこちょこ入ってるのでまた自分も聴こう。
ちなみに今年読むシェイクスピア候補は「十二夜」の他だとアデスが歌劇書いてる「テンペスト」、そして悲劇からだと「リチャード三世」をとりあえず無料DLしてあります。音楽関連で沼の入り口も色々ありますが音楽経由で文学に落ちることもありそうで楽しみだったりひやひやしたり。何を読むことになるかなー。
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まだまだ気まぐれなメルボルンの天気、それでも晴れてれば20度でも十分暖かかったので予定通り外出しました。
といっても今月は色々お買い物しすぎてシティまで行ってすることといえばポケGOでギラティナさん捕獲作戦。まだレイド期間始まったばっかりだけど伝説級で一番好きな子なのでちょっと歩き回ってレイド回りました。ゲットできてよかったよかった。
さて、こないだ高校の同窓会に行ったのですが100人未満の学年のなかで8人くらいというびっくりな出席率で。5年上下の学年の同窓会と同時に行われたのですがやっぱり目立って少なかった。まあ15年ですしね。しょうがない。
その時に一緒だった友達の一人が(同窓会以外でもたまに会ってる友達なのですが)仕事の傍ら合唱団で歌ったりその合唱団の運営を手伝ったりしてて、今度学校でOGが出られるコンサートとかある時は一緒になにかやろうかーと話してて。それも面白いかもなあと結構わくわくしています。
大学時代も友達は圧倒的に楽器の人が多くて歌の伴奏は授業でやったくらいですし色々学び直さなきゃいけないこともあるはず。
そしてそもそもレパートリーが弾いた経験だけでなく知識も全然足りない感ひしひし。
大学時代と比べてだいぶ歌曲も聴くようになって好きな曲も増えたけどどの声域に書かれてるかとか移調版はあるかとかどんな歌がどんな声域・声質に合うかとか全くわからなくて普通に楽しく聴いてるだけだったなあ。
ちなみにその友人はメゾソプラノ・アルトなのですがフォーレとかブラームスとか歌ってるよーって言ってて私としても大変嬉しいエリア(フォーレは一人ではあんまり弾く気持ちが起こらないけど歌曲とかアンサンブルならなんとかならないかな)。特にブラームスは器楽でもビオラ曲とか好きなのできっとそこら辺の声域も得意なはず。もっと聞き込まないと。
そして私からもちょっと数曲提案できないかなと思ってここ数日音楽ライブラリをあさってたのですが結構面白いものありますねー。
筆頭が危うく忘れかけてたラヴェルの「カディッシュ」。器楽版色々+去年のショスタコ13のコンサートでのCantor版もよかったけど女声歌曲版もきっと素敵なはず。とりあえず目立って難しくはなさそうだけどラヴェルだから実際どうなんだろう。
あとは普段全く縁がないのにコープランドやりたくなりますね。エミリー・ディキンソンの詩のやつ。詩の方に最近触れる機会があったから、というのも理由の一つかな。それでいうと最近シェイクスピア熱がじわじわ上がっててフィンツィの「Let us Garlands Bring」なんかもやりたいけどあれはメゾソプラノ版あるのかな。
そしてピアノ独奏作品をあんまり書いてない作曲家も気になる。英国方面特にそう。もっといえばヴォーン=ウィリアムズ。そういう作曲家の書くピアノパートって弾きにくかったらどうしよう、とは思うのですがそれ以上にイギリスの音楽がもっと弾きたいのでなんかいい曲があるといいんですがね。
ここまで話してラヴェル以来フランスものの話が出てこないのが自分らしくない気もしますがなんとなくフランス方面は難しそうなイメージがあり(汗)特にピアノのパートが難しかったらフランスは(得意でも)色々大変かなーと敬遠がち。ソロでさんざん弾いてるから必須ではないですね。友達となんかいい感じの曲が見つかったらやりますが。
さすがにシュトラウスとかマーラーとか元がオケ伴奏が多いケースはあまりにも(特に私にとって)無謀かな?マーラーもソプラノよりはメゾとかアルトが映える歌曲が多い・・・というか大地の歌はアルト最大の見せ場なんじゃないかな。弾くのはあんまり現実的じゃないけど。少なくとも初めての試みでは。
現実的じゃないついでにやっぱり私はクラムの歌曲が大好きです(言及ついでにハピバだったそうです)。そもそも歌曲というジャンルに入るきっかけだったのがクラムのいろいろの歌曲だったし思い入れの強い録音もあるもののいろんなバージョンを生で聴きたいし自分が弾ける機会があったらものすごく苦労するながらもすごく嬉しい。来るのかなあそんな日は。でもやるとしたらまず一番「伝統的」な歌曲フォーマットのApparitionがいいなあ。演奏するときはシアター的要素も出したい。
あと全然違う方面ながらバロック以前のイギリスの歌曲(パーセルとかダウランド)とか弾くのも自分にとっては無謀なのに惹かれてしまう。さすがにやめようよ。
ということでだいぶ夢な話にも飛びましたがもっと広く・深く歌曲の世界を探検しないとですね。考えるだけで楽しいです。好きな作曲家語りが主になりましたが考えつきもしない作曲家の考えつきもしない作品に出会えるのも楽しみです。ほんと沼の入り口はどこにあるかわからないですからねー(汗)
今日の一曲: ジェラルド・フィンツィ 「Let Us Garlands Bring」より「Come away, death」
最近シェイクスピア熱が、と書きましたが前回紹介したEmilie Autumnの別の曲「Opheliac」でハムレットの「Doubt thou the stars are fire」で始まる一節が使われてるのを聴いてて中国古典にしても英語の古典にしてもすっとこういう引用がスマートに出てくるのは素晴らしいよなあ、と思っていたのですがよくよく考えたら中学高校の授業以来新しくシェイクスピアをちゃんと読んでないことに思い至り。またシェイクスピアの言葉の魔法に出会いたい!ということで今年が終わるまでに一つ作品を読む予定でいます。
やっぱり学校でやるには悲劇がわかりやすいのかロミジュリ、マクベス、オセローと悲劇ばっかり読んでたのですが12年生の映画「恋に落ちたシェイクスピア」の授業の際に言及があった「十二夜」はちょっと親しみがあり。この「Come away, death」もその「十二夜」を歌詞とした歌曲です。別楽章の「Fear No More the Heat o' the Sun」もそうですが喜劇が題材なのにしんみりとした場面選んだなあ。雰囲気的にイギリスらしくはあるかな。
「Come away, death」は歩くようなテンポなのにフレーズによって変拍子になる予測不能要素がちょっと面白いです。限りなくモノローグな雰囲気に音楽は淡々としている風で、その上に「sad cypress」とか「black coffin」とか(なんかダウランドの歌曲とかでも出てきそうなイギリスっぽい)暗いモチーフの言葉が乗っかるのにちょっとにやりとしたり。シェイクスピアの言葉のうまさを活かせる音楽いいですね。
ピアノの伴奏もシンプルっちゃあシンプルなんですが繊細なハーモニーなしではこの歌曲の雰囲気って出ないですしそういうおいしさも弾くのに大歓迎です。歌う方弾く方どっちにもじわじわと楽しい曲を選びたい。
リンク先の録音、男性歌手のしか見つからなかったので手持ちのと同じ録音を。イギリス歌曲色々入ってます(ブリテンが入ってませんがあそこら辺はまた別ジャンルかも)。ヴォーン=ウィリアムズも面白い曲がちょこちょこ入ってるのでまた自分も聴こう。
ちなみに今年読むシェイクスピア候補は「十二夜」の他だとアデスが歌劇書いてる「テンペスト」、そして悲劇からだと「リチャード三世」をとりあえず無料DLしてあります。音楽関連で沼の入り口も色々ありますが音楽経由で文学に落ちることもありそうで楽しみだったりひやひやしたり。何を読むことになるかなー。